【久々に競馬の話を・・・。21日、マイルCが行なわれ、これがラストランとなるグランアレグリア(牝5)withルメールが2連覇を果たした。(*^^)v祝 GアレグリアはGI6勝。桜花賞、安田記念などを制しており、まさにマイルの女王だった。来年、定年を迎える名伯楽の藤沢師も満足していた様子。尚、ルメールはJRA1500勝を達成した。(*^^)v祝
2着にはいったシュネルマイスター(牡3)は、これから強くなりそうな感じ。とりあえず、このレースも取ったけど。東京メイン霜月Sで、狙ってた15番人気のMワイルドが3着に来て、ニコちゃんのmewだった。(^^)
また先週18日には、名古屋の宮下瞳(44)が2Rで勝利して、国内の女性騎手としては中央・地方を含めて初めて通算1000勝を達成した。(*^^)v祝
宮下は95年にデビューし、11年に一度引退。同じ地方競馬の騎手と結婚して、息子2人の出産をした後、「やっぱり馬が好きだし。結婚、出産した女性も騎手を続けられることを見せたい」と16年に復帰して、昨年は男子騎手でも大変な年間100勝を実現。深夜1時から調教に乗って、帰宅後に朝食の準備。午前10時過ぎからレースと大変なスケジュールをこなしながら、ここまで身体を維持して来たのはお見事。しかも、「息子が最近(馬に)乗りたいと言ってくれたので、一緒にレースで乗れたら」とのことで、あと10年ぐらいは騎乗を続ける気持ちでいるようだ。頼もしい限り!(^^)
競馬界は、危険な仕事だということもあって、長い間、男女の差別、区別が激しかったこともあり、女性の騎手や調教師が増えず。(JRAはまだ女性調教師が誕生していない。)このブログでも何回か女性騎手が増えないことについて、グジグジと書いて来たのだが。もう令和&ジェンダー平等の時代なのだから、ここからどんどん女性騎手、調教師が増えて、活躍して欲しいと願っている。(++)】
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自民党が、憲法改正への動きを早めようとしている。(@@)
自民党は、「憲法改正推進本部」の名称を「憲法改正実現本部」に改め、本部長に古屋・元国家公安委員長を充てることに決定。
衆院選で、改憲に協力的な日本維新の会や国民民主党の議席が増えたことから、国会での憲法論議を活発化させたいようだ。(ーー)
もちろん党内で、改憲への動きをプッシュしているのは、安倍晋三氏、高市早苗氏らの超改憲派だ。
特に安倍元首相は、「岸信介が首相を辞めてから憲法改正で頑張ったのと二重写しに見える」とまで言われている。^^;
『東大の御厨貴名誉教授と一橋大の中北浩爾教授が17日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、自民党最大派閥の安倍派について議論した。
御厨氏は、安倍元首相が派閥の会長に就いたことについて「安倍氏は自らのイデオロギーとこれまでやれなかったことをやろうという形になっている。普通は元老になるが、すごい権力欲だ」と述べた。「岸信介が首相を辞めてから憲法改正で頑張ったのと二重写しに見える」とも指摘した。中北氏は「岸田首相の動きを見ると、安倍氏の影響力の減退が見られる。それに対する焦りもあるのではないか」との見方を示した。(読売新聞21年11且18日)』
岸元首相は、憲法改正への意欲が強かったものの、安保改正を強行したことで退任に追い込まれることに。
その後も改憲実現のためにアレコレ動いていたものの、当時の世の中も、自民党も平和志向&戦後の経済復興を重視する人が多かったため、結局、大きな動きを起こせないまま終わってしまった。<中曽根元首相もしかり。>
ただ、中北氏の言葉にもあるように、「岸田首相の動きを見ると、安倍氏の影響力の減退が見られる」感じもしている。(・・)
岸田首相は、安倍盟友の甘利明幹事長が、衆院選の責任をとりたいと言ったのを引き止めず、安倍派とは少し距離のある旧竹下派の茂木敏充氏を新幹事長に起用。重要な外務大臣も、自派閥で安倍氏と山口の選挙区を争う可能性がある林芳正氏を選任し、安倍派の力を弱めている。
また昔から、現安倍派(清和会)は岸田ー安倍父と関わりの深い超保守タカ派的な議員と、福田赳夫・康夫氏と関わりの深い穏健な保守でややハト派の議員がうまく馴染まず、分かれているところがあったのだが。
岸田首相は、何とまだ衆院3期で閣僚経験もない福田達夫氏を党の政策や法案を最終的に議論、決定する総務会の会長に抜擢。その周辺を安倍氏と遠い人たち&安倍にハシゴを外された菅陣営などで固めた。(・o・)
安倍氏は、この岸田首相の人事に不満げだったという。
『自民「最高決定機関」に菅政権幹部ら 小泉氏や森山氏
自民党は16日、総務会の人事を決定し、菅前政権を支えた議員を中枢に据える布陣を敷いた。森山裕前国会対策委員長を会長代行に、小泉進次郎前環境相を会長代理にそれぞれ充てる。党の最高決定機関である総務会で党内の「結束」をアピールし、党改革を進める狙いもありそうだ。
岸田文雄首相は中堅・若手登用の象徴として、当時当選3回で閣僚経験のない福田達夫氏を総務会長に抜擢(ばってき)した。党内の一部からは「ベテランが多い総務会をまとめられるのか」(閣僚経験者)などと不安視する声が上がっていた。
福田氏は16日の記者会見で森山氏の起用について「(私は)政治的に軽輩な総務会長なので、総務会の重みをつけていただきたいということでお願いした」と説明。また、小泉氏については「当たり前のことを当たり前として言う視点を総務会に入れていきたい」と語った。
森山氏と小泉氏は菅義偉前首相と近く、菅政権を中枢で支えた。9月の総裁選でも首相に敗れた河野太郎広報本部長の支持に回り、岸田政権では枢要ポストに就いていなかった。今回、2人はいずれも党則で定められた「総裁の指名」枠で総務に選任された。また菅氏側近の坂井学前官房副長官も総務会メンバーに入った。(岡村夏樹)(朝日新聞21年11月16日)』
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『自民党担当のテレビ記者が解説する。
「安倍氏ら細田派には党役員・閣僚人事や衆院選の公認調整などで『岸田―甘利体制』に不満がありました。その甘利氏が事実上失脚したので、同派の萩生田光一経済産業相の幹事長起用か、安倍氏に近い高市早苗政調会長の横滑り人事を期待していたわけですが、それも岸田氏に無視されてしまい……。お前はもう死んでいる、とばかりに2度までもコケにされて安倍氏の面子は丸つぶれですよ」(略)
さらに安倍氏の機嫌を損ねたのは、当選3回の福田氏が党3役の総務会長に任命されたことだ。小泉純一郎首相時代の2003年、官房副長官から当選3回で幹事長に抜擢された安倍氏としては、若手からの大胆な抜擢は驚くことではない。福田氏が細田派に所属していることも歓迎すべきことである。だが、福田氏の父は安倍氏と犬猿の仲である福田康夫元首相。小泉政権で上司だった康夫氏とは北朝鮮による日本人拉致問題への対応などをめぐり確執が生まれ、陰に陽に批判をし合ってきた関係にある。
両者の関係を知る閣僚経験者が語る。
「岸田氏から『福田総務会長』プランを聞かされた安倍氏はおもむろに不機嫌になり、再考するよう求めたそうです。岸田氏とのパイプ役は萩生田氏に任せ、首相経験者としての矜持から露骨にアレコレ言うことは控えていた安倍氏ですが、さすがに『嫌がらせをされているようだ』と怒るのも無理はありませんよ」(デイリー新潮21年11月8日)』
それでも、安倍氏は党内最大派閥、95人の議員を擁する派閥の会長に就任し、何とか党内での勢力を保つと共に、憲法改正にまい進しようとしていたのであるが。
18日に行なわれた初の安倍派の総会を、連絡なしでスッポかしたという。(・o・)
『安倍元首相に何が…派閥会長就任後、初の総会にいきなり“無断欠席"で周囲大困惑
自民党の最大派閥「清和政策研究会」の会長に就任したばかりの安倍元首相が、また不可解な行動をして周囲を呆れさせている。
細田派から「安倍派」に衣替えして最初の派閥総会が18日行われたが、なんと会長の安倍氏が姿を見せなかったというのだ。事務総長の西村前コロナ担当相にも連絡せず、いわば“無断欠席”。会長が連絡もなく来ないなんて、清和会の歴史でも前代未聞だという。
「会長になって初めての派閥総会なのに、いきなり来ないなんてワケが分からない。みんな困惑していました。最近ゲッソリ痩せたように見えるし、安倍派スタートの大事な総会にも出られないほど体調が悪いのかと心配する声も上がりましたが、どうやら会長就任が思ったほど歓迎されなかったことにブンむくれて、ヘソを曲げてしまったようなのです。総会は党本部内で開かれましたが、職員も『あんなに会長になりたそうだったのに、なんで来ないの?』と不思議がっていました」(安倍派関係者)
前週(11日)の総会で安倍は9年ぶりに派閥に復帰、会長に就任した。西村事務総長が安倍氏の会長就任を諮り、満場の拍手で承認されたと報道されているが、実態は冷ややかな空気が流れていたという。
■歓迎されずブン投げ?
「会長就任は『派閥の総意、全会一致』が安倍先生の条件だったので、西村事務総長がそう演出するために奔走していましたが、派閥内の反発はかなり強い。もともと派閥内には安倍系と福田系の2つの系譜があり、福田系は安倍先生の傍若無人を苦々しく見ていた。今回の会長就任には、安倍先生に近いはずの議員からも『総理をあんなに長くやったのに、今さら派閥会長とはすごい権力欲』という声が上がっている。名実ともに安倍会長が受け入れられるには、まだ時間がかかりそうです」(安倍派の議員秘書)
そういう派閥内の微妙なムードを感じ取り、安倍氏は総会を欠席したのか。しかも、来週も欠席する可能性があるという。
「17日に会談した岸田総理から、来月上旬にマレーシア特使として派遣したいと要請され、快諾した安倍先生ですが、来週後半にマレーシアに行きたいと急に言い出しているようなのです。外遊を理由にして、来週木曜日の派閥総会を欠席したいのかもしれません。そんな子供じみたことで派閥会長が務まるのでしょうか」(自民党関係者)
最大派閥を掌握し、キングメーカーとして君臨するはずが思うようにいかず、スネて会長の職務もブン投げではどうしようもない。腰巾着の西村氏が安倍氏の機嫌を取る姿が目に浮かぶようだ。(日刊ゲンダイ21年11且21日)』
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一部には、安倍氏が新たな超保守マドンナとしてヒイキにしている高市早苗氏(無派閥)を、安倍派に入れて、次の総裁候補として育てようと考えていたところ、派閥内に反対する声が強かったため、ひねてしまっという話も出ているとか。<高市氏が清和会を一度離脱していること、清和会には下村、萩生田、西村氏など総裁を狙っている安倍側近が何人もいるし。>
また、安倍氏が最近、急激に痩せていることから、体調が悪化したのではないかと懸念する記事も目にした。(・・)
いずれにせよ、安倍晋三氏や改憲派の思うように、簡単に改憲を実現はさせないぞと。安倍氏には改憲実現できなかった祖父の岸元首相の二の舞をしていただこうと改めて強く思ったmewなのだった。(@_@。
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