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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

竹中が「貧しさを楽しめ」「生活保護がある」と。本人は新自由主義、弱者切り捨てでないと主張。


 コロナV拡大で生活も仕事も大変になっている&ストレスが貯まっている人が多いと思いますが。感染に気をつけて、前向きな気持ちで、めげずに頑張って行きましょうね! o(^-^)o 
 また、コロナVと戦う医療関係者やリスク大の中で働く福祉関係者に感謝の拍手を!( ^^)//

頑張ろう、東北&関東!そして、熊本、北海道の震災被害、全国各地で豪雨被害を受けた方々も。
     ・・・過去を嘆くより新生活の幸福を見つけて。一歩一歩、復興実現を!o(^-^)o

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  

 このブログでは、小泉政権時代から、新自由主義に基づいた経済、社会政策を是正すべきだと主張して来た。(**)

 米国や経済界をバックにつけて、郵政民営化を実現したい小泉首相(当時)と結びついて政府にはいり込み、新自由主義政策を推進して来た竹中平蔵氏の存在をず~っと問題視していた。(`´)

 新自由主義とは、市場競争原理を重視し、人件費その他のコストをできるだけカットして利益を増やすこと第一に考えるような考え方をいう。
 これによって、日本では人件費削減のため、リストラやそれに近い早期退社策が横行。また簡単にクビが切れる非正規社員や派遣社員が増えることに。大企業の工場は中国や東南アジアに作られ、職を失う者も増えた。
 多くの国民の賃料は上がらず、生活が困窮。投資などで莫大な利益を得たごく一部の国民が富裕層となり、経済格差が拡大・。それが、生活、教育、医療などの格差にもつながり、かつての一億総中流時代のように、多くの国民が安定した生活を送ることが困難になった。(-"-)

<国や自治体が利益を大きくするためにも、コスト削減を優先。民営化できるものは民営化し、教育や医療でも(仮に国民にとって重要なものでも)採算がとれないものは、できるだけカットするという方針をとる。
 小泉首相は米国も求めていた郵政民営化を最大の目標にしていたことから、竹中平蔵氏を内閣府匿名大臣(経済財政政策、k金融担当)に起用していた。>

 09~12年の民主党政権は、新自由主義的政策を是正しようとしたのだが。市場競争を重視する経済界の支援を得られず。<菅直人首相が、福島原発の事故を受けて、脱原発を提唱するようになってから尚更。>

 ちなみに竹中氏は、この頃、人材派遣業のパソナ&親会社であるパソナグループの特別顧問を経て取締役会長に就任。大阪維新とも関係を持ち、その後、同党の顧問になる。

 そして、12年末に安倍自民党が政権を奪還してから、日本経済再生本部の「産業競争力会議」メンバー、国家戦略特区の特区諮問会議メンバーなど日本政府に様々な形で関与。菅首相も竹中氏を信奉して重用していたし。安倍ー菅政権の間、パソナが政府の施策にアレコレ関与して、大きな利益を得ていたのを知っている人も多いだろう。(-"-)

* * * * *

 当の竹中氏は、最近になって「自分は新自由主義者じゃない」「弱者切り捨て論者ではない」と言い始めているのだが・・・。

 なかなか正規雇用につけず、賃料も上がらず、働いても貧しい生活をせざるを得ない、いわゆるワーキング・プアが増えている中、竹中氏はこういうのだ。

 『派遣がいいから働いているという人も多い』『みなさんには貧しくなる自由がある』『何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな』などと言い、能力や行動力のないものは貧しくても仕方ない、上のもの(上級国民)を邪魔せず、底辺で楽しんでおけとでも言いたげの様子。

 で、誰かさんも含め、上に立つ者は、弱者を非正規で安く雇い、派遣業者は中間搾取をし、いらなくなったら簡単に首を切って、利益を増やすことを考えているわけで。
 その発言内容をきいていると、明らかに上から目線で、国民をバカにした&弱肉強食そのもの獣的な発想をしている人なのである。(ーー)

『竹中平蔵“弱者切り捨て論者"を否定も「弱者搾取」「食い物にしてる」と異論爆発(
2021/12/03 女性自身)

「(非正規雇用に関連して、「弱者切り捨て論者」と見られがちです)それは単なる誤解ですよ。働き方、雇い方は本来自由でないといけない」

「派遣で働いている人にアンケートを取ると、派遣がいいからこれで働いていると答える人も多い。これは多様な働き方・多様な雇い方を可能にしている」

こう語ったのは、人材派遣会社を傘下に持つ『パソナグループ』の会長を務める竹中平蔵氏(70)だ。竹中氏は12月2日、『東洋経済オンライン』にアップされた記事で冒頭のように語ったのだ。

「弱者切り捨て論者ではない」という竹中氏。しかし竹中氏は政府の中枢で、非正規雇用を積極的に推進してきた人物だ。

「非正規雇用が増えた主な要因の一つとして、’05年に小泉純一郎政権の打ち出した『集中改革プラン』で派遣業の規制緩和が行われたためといわれています。そして、同プランを推進していた総務省で大臣を務めていたのが竹中氏です。

’12年、第二次安倍政権下で派遣業は再び規制緩和されることに。そこでも竹中氏は旗振り役を務めました。いまや公務員ですら非正規雇用が増えていると聞きます」(全国紙記者)

非正規雇用と正規雇用の間では、給与の面を中心に待遇の違いが生まれる。そのため非正規雇用はしばしば“社会的弱者”となりうる。

「竹中氏は’07年2月に『株式会社パソナ』の特別顧問となり、’09年8月から『パソナグループ』の取締役会長という立場です。そのため、竹中氏には『自社の利益のために、不安定な雇用や弱者を日本中に増やした』との非難がいまでも後を絶ちません」(前出・全国紙記者)

* * * * *

■「貧しくなっても、楽しめばいい」

そんな竹中氏は、昨年10月の『朝まで生テレビ』(テレビ朝日)で格差問題に関連して「正規雇用と言われるものはほとんど首を切れない。それで非正規雇用をだんだん増やさざるを得なかった」「首を切れない社員なんて雇えないですよ」と発言。また’12年11月、『東洋経済オンライン』でこうも話している。

「私が、若い人に1つだけ言いたいのは、『みなさんには貧しくなる自由がある』ということだ。『何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな』と」

非正規雇用は社会の動きに強く影響を受ける。そして、好きで貧しくなりたい人ばかりではないはずーー。

「『貧しさをエンジョイせよ』と話したとき、竹中氏はすでに『パソナグループ』の取締役会長でした。さらに’12年当時、ワーキングプア率がピークを迎えていました。竹中氏のメッセージは立場を踏まえると、改めて無責任な発言に聞こえます」(前出・全国紙記者)

そのため、ネットでは竹中氏の「弱者切り捨て論者ではない」という発言に非難轟々。さらに、こんな異論が噴出している。

《竹中平蔵は弱者切り捨て論者なんかじゃないよ、弱者に捨てるところなしとばかりに搾取する弱者搾取論者だよ》

《弱者切り捨て論者じゃなくて弱者製造して弱者からさらに搾取しようとする側の人。切り捨てたらパソナビジネスが成り立たないのでなので切り捨ててない》

《彼は弱者を切り捨てず悪い意味で利用する、切り捨てなんてもったいない事はしない》

《確かに切り捨てて無いよな 弱者を食い物にしてるんだし》』

* * * * *

 さらに竹中氏はこんなことも言っている。

『竹中平蔵氏「私は新自由主義者でない」 岸田政権の政策巡り持論「日本はたくさん規制残している」
12/17(金) J-CASTニュース

 経済学者の竹中平蔵慶應義塾大学名誉教授は2021年12月17日朝のラジオ番組「三宅民夫のマイあさ!」(NHKラジオ第1)に電話出演し、岸田文雄政権が掲げる「新しい資本主義」について見解を示した。

 「新しい資本主義」では「成長と分配の好循環」を目指している。竹中氏は、政府が分配政策を打ち出したのは初めてだとの指摘に「日本の場合は生活保護という究極のセーフティネットがある」と述べた上で、分配政策のさらなる強化が必要だとした。

■「私は別に新自由主義者でもありませんし...」

 岸田政権は「新しい資本主義」を掲げ、市場の自由競争を重視する「新自由主義」からの転換を目指している。岸田政権の「デジタル田園都市国家構想実現会議」のメンバーを務める竹中氏は、田中孝宜キャスターから「新しい資本主義」について見解を問われた。

 「新しい資本主義」では、日本経済の成長と、成長で得られた富を国民に分配することを目指している。田中キャスターが、「分配」はこれまでの政権で打ち出されていなかったとして見解を問うと、竹中氏は「日本の場合は生活保護という究極のセーフティネットがあります。税制が世界に類を見ないような累進税制になっています」と返した。

 竹中氏は、国が分配政策を掲げてきたわけではないものの、こうした制度の結果を受け「世界の中で見ると日本の所得格差は、先進国の中でそれほど大きくない」と説明した。その上で「コロナ禍で色々な問題が起きた」と、分配強化の必要性を主張。ただ、具体的な強化策の中身については「議論が難しい」と話した。議論されている賃上げについては「無理にやると企業が人を雇わなくなり、失業が増えるという弊害もありますので、もっともっと詰めなければいけない点がたくさんあると思います」と見解を示した。

 竹中氏は規制緩和を推し進めた小泉純一郎政権で、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣などを歴任した。田中キャスターが「竹中氏は一般的に新自由主義を推進してきた側とみられていると思う。新しい資本主義で何を一番変えるべきか」と問うと、竹中氏は「私は別に新自由主義者でもありませんし、日本は新自由主義の国では全くないわけですね。むしろ、たくさんの規制を残しています」と主張。新しい資本主義では、成長力の強化と抜本的な分配政策が必要だと訴えた。』

 ききました~。今、日本は経済格差、生活格差が大きな問題になっていて。だからこそ、岸田首相や立民党が、中間層を厚くする経済、社会政策を提唱しているのに・・・。

 竹下氏は、「日本は所得格差はそれほど大きくない」「日本の場合は生活保護という究極のセーフティネットがある」と経済格差に問題があることを認めず。「賃上げについては「無理にやると企業が人を雇わなくなり、失業が増える」と発言<内部留保や投資に回してるくせに。(-"-)>
 さらなる規制緩和などの新自由主義改革を推し進めようとしているのである。(@@)

 しかも、何と竹中氏は、新自由主義からの決別を主張していた岸田政権の「デジタル田園都市国家構想実現会議」のメンバーにはいり込んでいたのだ。(゚Д゚)

    つづく


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by mew-run7 | 2021-12-22 01:22 | 新自由主義&小さな政府

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