寒波、豪雪が襲来している地域の方々には、引き続き、運転、歩行、雪かき、雪おろしその他の行動にくれぐれもお気をつけ下さい。早くひどい天候がおさまりますように。(-人-)
27日は東京都心も、最低気温は氷点下2.2℃を観測。12月に最低気温が氷点下2℃台となるのは何と45年ぶりだとか。(・o・)mew.sisと「そう言えば小さい時は、冬は土の上を歩くと霜がジャリジャリ言ったり、公園の小さな池が凍ったりしているのが、当たり前の光景だったよなね~」と。やっぱ、温暖化の影響なんでしょ~ね。(^_^;)>
《フィギュア代表のつづき・・【四大陸選手権】男子 三浦佳生(目黒日大高)友野一希(セントラルスポーツ)三宅星南(関大)▽女子 三原舞依(シスメックス)宮原知子(木下グループ)松生理乃(中京大中京高)▽アイスダンス 村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)
【世界ジュニア】男子 三浦佳生(東京・目黒日大高)佐藤駿(フジ・コーポレーション)壺井達也(神戸大)▽女子 渡辺倫果(法大)住吉りをん(東京・駒場学園高)▽アイスダンス 来田奈央、森田真沙也組(木下アカデミー)
何回も病気を乗り越えて、ここまで頑張って来た三原舞依ちゃんは個人的に応援していたので、是非、五輪に出してあげたかったけど。惜しくも4位で四大陸の方に。でも、サットン(宮原)と共に、表現力豊かな演技を見せて欲しい。三浦たちも優勝の可能性大なので、ガンバ。
村元・高橋組は、高橋がもう35歳なので「次の五輪を目指すかはわからない」と言ってたけど。「まだよくなって来る」と向上心に燃えて、「四大陸優勝、世界でベスト10の2枠どりを目標にすると言っていて、たのもしい限り。(^^) 「高橋大輔さんがやっているのを見て、カッコイイと思った」とジュニアからアイスダンスに取り組む子も増えて来たようで、競技普及のためにも頑張って欲しい。(・・)》
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さて、連日、扱っている「オミクロン濃厚接触者の大学受験の可否」の話だが・・・。
岸田首相が方針の見直しを指示。それを受けて、昨日、文科大臣が「別室での受験なら可能」との方針変更を発表した。(++)
ただ、先日の「入国者の航空機予約禁止」の方針もそうだったのだが。方針変更の理由に関して、今回も「岸田首相はきいていなかった」「事前調整ができていなかった」という説明が。^^;
また、個人的には「公共交通機関を使わない」という条件に大きな疑問を覚えた。(@@)
<電車、バスなどの利用は禁止。厳密に言えば、自家用車などしかダメになる。タクシーはOKだとしても、家から試験会場まで片道・何万円もかかる人も少なくないと思うし。そもそもどうやって、何の交通機関を利用したか確かめるの?・・・形式的に条件をつけてみただけってこと?(~_~;)>
『末松文部科学相は27日の記者会見で、大学入試を巡り、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の濃厚接触者となった受験生について、無症状や検査結果が陰性などの条件を満たせば、別室での受験を認める方針を明らかにした。同株の濃厚接触者は無症状でも受験を認めないとした指針を撤回した。
末松氏は、〈1〉PCR検査で陰性〈2〉試験当日に無症状である〈3〉公共交通機関を利用しないで試験会場まで行く――の条件を満たせば、別室での受験を認めるとした。中学や高校の入試でもこの方針が適用される見通しだ。
政府は同株の濃厚接触者に対し、宿泊施設での14日間待機を徹底するよう要請している。これを踏まえ、文科省は24日に公表した指針で、同株の濃厚接触者は無症状であっても受験は認めないとし、追試験などで対応するよう大学などに求めていた。
末松氏は、厚生労働省などとは事前に協議していたものの、首相官邸には相談していなかったことを明らかにし、「事前調整しておくべきだった。反省しなければならない」と述べた。
これに先立ち、松野官房長官は27日の記者会見で「受験生の間で不安が広がっていることを重く受け止め、総理から可能な限り受験機会を確保することについて指示があった」と説明した。首相は同日、東京都内で記者団に「受験生の皆さんの不安を解消すべく努力していきたい」と語った。(読売新聞21年12月27日)』
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11月29日、政府は、オミクロン株に感染した入国者がいたのを受けて、日本着の国際線の新規予約をいったん停止するよう航空会社に指示を行なった。
しかし、それでは日本人の帰国者も入国する手段を失うため、日本人も排除するのかと与野党内&国民などから批判が続出。
岸田首相は12月2日の朝になって、「混乱を招いてしまった。国交省に邦人の帰国需要にもっと配慮するよう指示した」と発言。国交省が同日、新規予約停止の撤回を決めた。
この時も、松野官房長官は、「国交省が新規予約停止の要請をしていたことは1日夕方の会議で初めて知らされた」と。岸田首相は「きいてなかった」と説明したのだ。^^;
まあ、各省庁が行なった指示などに関して、すべてを首相が報告されることはあり得ず。手前で、各省庁の大臣やら内閣スタッフやらが報告を受けて、重要だと判断したものは、首相の耳に入れて考えをきく、というのが通例だと思うのだが。
どうも岸田内閣は、まだその体系がうまく機能していないようだ。(-"-)
ちなみに、この新規予約停止の件では、公明党の斉藤鉄男国交大臣まで「きいていなかった」と釈明したことに呆れてしまったのであるが。
今回、末松文科大臣は、この方針を把握しながら、何の疑問も抱かず、濃厚接触者は受験不可してもいいと思ったのだろうか。(**)
もうひとつ、これは悪くない方針変更だと思うが。<科学的or統計的な根拠があるようだしね。>
厚生労働省は27日、渡航歴があるオミクロン株感染者の濃厚接触者の基準を「航空機の同乗者全員」とする現行基準を28日から改め、従来の「前後2列を含めた計5列の乗客」に戻すと発表した。(・・)
『後藤厚生労働大臣は27日、新型コロナのオミクロン株の水際対策について、濃厚接触者の定義をあすから見直すことを明らかにした。
「これまで海外からの入国者について、オミクロン株への感染が確認された場合には、その航空機の同乗者全員を濃厚接触者として厳格な管理と検査を実施してきた。その中で、オミクロン株であっても、機内の同乗者が陽性となる割合は極めて低い。そして、通常の空港検疫後にオミクロン株の感染が判明する割合とほぼ同水準であるとの知見がこれまでの例で得られている。そのため、航空機の同乗者全員を濃厚接触者とする緊急的な取り扱いは本日で終了し、28日以降は従来の株と同様に、患者の前後2列の乗客と家族・同行者を航空機内の濃厚接触者の範囲とすることとする」(後藤大臣)
また、空港到着時の検査におけるコロナ陽性者の約8割がオミクロン株になっているとし、陽性が確認された人はオミクロン株の陽性者とみなして、濃厚接触者の特定をスピードアップして行っていくとした。(ANN21年12月27日)』
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海外での報告を見ても、オミクロン株の感染力が強いというのは確実だと思われるのだが。一時、同じ部屋にいるだけで感染したとか、廊下でつながっている他の部屋にいても感染した事例があるとして、空気感染をする力が強いのではないかと見られていた。(-_-)
政府が、当初、オミクロン株への感染が確認された人がいた場合、その航空機の同乗者全員を濃厚接触者として厳格に管理すると決めたこと自体、決して間違っていたとは思わないのだが。
ただ、それだと宿泊施設で管理すべき濃厚接触者が、何十人、百何十人単位で増えてしまい既に収容人数の限界を超えた自治体が続出している様子。
また、たまたま同じ航空機に乗り合わせた人の中に、オミクロン感染者がいたというだけで、本人はコロナ陰性でも2週間も身体を拘束され、入国や帰国の目的が果たせないこと、自治体によって待遇がよくないことなどに、かなりの不満の声が出ていたという。^^;
それゆえ、早く濃厚接触者の範囲が縮小されるといいな~と思っていたのだが。「オミクロン株であっても、機内の同乗者が陽性となる割合は極めて低く、通常の空港検疫後にオミクロン株の感染が判明する割合とほぼ同水準である」との知見が得られたとのこと。
そうであれば、少しでも早く、範囲を縮小すべきだろう。(・・)
ただ、岸田官邸は、航空機の新規予約停止について、本当は知っていた説もあるようだし。<機会があれば、後日に。>
また与党内からも、岸田官邸が行政府全体や省庁の官僚をコントロールできていないのではないか、有能なスタッフが乏しいのではないかとの声も出ているようだ。^^;
また、いずれにせよ、あまりにもコロコロと対策が変わると、国民生活や関連機関への影響も大きいし、信用も失いかねないわけで。チョットいかがなものかな~と思っているmewなのだった。(@_@)
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