今日で2021年も終わりなんですね~。(@@)
2021年は「何だかな~」とぼやいているうちに過ぎてしまった1年だったかも。_(。。)_
まずは、昨年3月から始まったコロナ禍がいまだに続いていること、下手すると、ここからまた新たなオミクロンの大波を迎えようとしていることを、本当に残念に思う。(ノ_-。)
コロナのせいで、仕事を失った人、お店や会社が潰れた人、または大きく減収した人など、想定外に生活が狂ってしまった人が山ほどいるだろうし。小中高生はもちろん、大学、専門学校生なども多大な影響を受けているし。病院や医療関係者も大変な状況が続いているし・・・。
まさか自分が生きている間に、このような事態が起きるとは思いもしなかった。(-"-)
mew自身、持病があることから、昨年3月来、一度も公共交通機関(タクシーを除く)を利用せず。<仕事場へは歩く!>特定の安全そうなスーパー以外には買い物も行かず。<ひたすら通販?>外食も1度もしていないし。競馬場を含め遊興施設にも行ってないし。仕事も減らしたし。もう2年近く、かなりつまんにゃい閉鎖的な生活を送っている。(ーー)
<「ネットでほとんどのものが通販で買えるようになっていて、よかった~」「ネットで競馬が買える&ネットやCSで地方競馬が見られるようになっていて、よかった~<それは売り上げも上がるよね>」と心から思ったりして。(^^ゞ仕事も含め、やっぱ、適正なデジタル化の推進は大事だと思う。(**)>
そして、mewとしては、このようなコロナ禍の中、多くの人たちに、もっと政治が生活に影響する身近なものだということを実感して欲しかった&政治のあり方を考えて欲しいと思ったりもしていたのだけど・・・。
残念ながら、「何だかな~」という状況に陥っている。(ーー)
* * * * *
政治的な話をするなら・・・9月初旬に菅義偉氏が首相を辞任を決意し、総裁選で岸田文雄氏が当選。ついに2012年末から約9年も続いた安倍ー菅政権が終焉を迎えることになったのは、実に喜ばしいことだった。(*^^)v
総裁選で岸田氏が、安倍氏が支持する超保守の高市早苗氏、菅氏が支持する新自由主義っ子の河野太郎氏にしっかり勝ってくれたのもよかった。"^_^"
新首相の岸田氏は基本的に、安倍、菅氏よりはハト派リベラル寄りの思想、政治理念を持っている人なので、安倍、麻生、茂木など党内の大御所の力に押され過ぎなければ、安倍ー菅政権に比べて、かなりマシな国政運営をしてくれることだろう。(・・)
<以前も書いたが、岸田氏が総裁選の公約で語っていたことの7割がたは、立憲民主党の政策と重なっており、立民党の代表にスカウトしたいような気持ちにさえなったものだ。(~_~;)>
まあ、岸田首相の対応に不満がないわけではないが。それでも、安倍ー菅政権の時よりは何十倍も心穏やかに日々を過ごすことができている。(・・)
ただ、mewが政治的に(今風に言うと?)「メンタルをやられる」ようなことも起きてしまった。^^;
今年秋の衆院選で、岸田自民党が安定多数を確保。逆に立憲民主党がわずか十いくつであるが議席を減らし、枝野幸男氏が代表辞任に追い込まれたのである。(ノ_-。)
17年に結党した立民党は、強健的な独裁支配を続ける安倍ー菅政権と対峙する姿勢を示すことで、支持や議席を伸ばして来た政党だ。<mewはこの政党の政治理念に共感した。初めて全面的に支持したいと思う政党が出現したのよね。>
ここ1~2年、コロナ対策の稚拙さもあって、安倍ー菅政権への支持は続かず。21年夏までは、衆院選では安倍ー菅政権への反発に加え、野党共闘も機能して、数十の議席が増えるのではないかと予測されていたし。実際、前哨戦となる8月の横浜市長選でも、立民党系の候補が自民党候補(現職だった議員)に勝利していた。(++)
ただ、さすがは百戦錬磨の自民党だ。自民党はそのような状況に大きな危機感を覚え、菅おろしを決行し、総裁選イベントで自民党の存在をアピール。さらには、立民党とあまり首長が変わらない、中庸な印象を与える岸田氏をアタマにして選挙を戦う道を選んだのだ。^^;
<岸田氏は、立民党と同じようにアベノミクスを批判。「新しい資本主義」による経済困窮者の救済、賃上げによる中間層の増加、消費促進などなどを訴えていたわけで。これでは、立民党の政策は、国民には響かないのである。コロナ対策もしかり。^^;>
また、自民党議員だけでなく他の野党議員まで、「立民党は批判ばかり」「立憲共産党を勝たせるのは危険だ」とディスりアピールを展開。ネットを含むメディア戦略も展開し、徹底的に立民党のイメージダウンを導いた。<これはまた書くけど、連合の芳野会長が選挙前から共産党との共闘に反対していたのも、足を引っ張ったと思う。>
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代わりに、議席を伸ばしたのが、維新の会だった。(-"-)
確かに11から41と、大きく議席数を伸ばしたのだが。まるで野党第一党になったかのように、突然、強い発言を行なうようになっているのだが。公示前が少なかったので、4倍増とか、騒いでいるだけであって。国政政党としては、計66名(衆院41、参院15)しかいない小政党に過ぎないのである。(~_~;)<立民党は、計141人(衆院96、参院45)だからね~。>
岸田自民党との戦いで、立民党の存在感がやや薄れてしまった中、維新は大阪府知事として知名度や人気が上がった吉村洋文氏を前面に出し、下手すると自民党よりも立民党を批判。やや扇動的なアピールを行なって、いわゆるポピュリズム選挙を行い、見事に成功を収めたのである。(-_-)<大阪に関しては、地方議員の地道な選挙活動も大きかったとは思う。けどね。>
ただ、多くの国民は、実のところ、維新の政策をよく知らない。「改革」がキャッチフレーズになっていることは知っていても、何を改革するのか知らない。
そう。まさに小泉マジックと同じで、「改革」という何かよさげな言葉につられて、また自らの身を切るような新自由主義の道を支持してしまった人もいるようだ。
維新には、戦前志向の超保守思想の持ち主、憲法改正に熱心な人たちがかなりいることを知らないまま投票した人も少なくないだろう。(-_-;)
立民党や維新の会をはじめ、政府や与野党については、また来年、色々と書いて行きたいと思うのだが。
mewが、最も危惧しているのは、ここから一気に保守二大政党制への流れができてしまうことだ。(**)
この20~30年、自民党を含め、保守系の勢力が目指して来たのは、いわゆる中道左派勢力を潰し(縮減し?)、日本に自民党と対峙し得るもう一つの保守政党を作ることなのである。
そして、憲法改正を実現して軍事面を強化。自民党ではなく他の政党が政権をとっても、日米同盟を堅持する形で、保守的な国政を行なえるような体制を作ることが、彼らの大きな目標になっている。(-"-)
<この辺りは、今回はカットするが。09年に民主党に政権交代し、とりわけ中道左派系の菅直人首相が政権を握ってがら(+脱原発を主張してたし)尚更に、そのエネルギーが強まった。>
安倍自民党が政権を奪回してから、12年末以降、前原誠司氏ら民進党の一部が、維新の会、みんなの党と合流して保守政党を作る計画を立てたのだが、うまく行かず。17年には、当時、民進党代表だった前原氏が、小池新党「希望の党」への合流をはかったのだが。衆院選で敗退して、うまく行かず。
結局、希望の党から排除された旧民主党の枝野幸男氏らが結党した立憲民主党が、野党第一党に躍進することになったのだが。この党が社民党、共産党など左派勢力と連携しようとする動きを見せたことから、アチコチからそれを潰そうという力がかかることに・・・。
そして今度は、維新の会、国民党を中心にした、第二保守政党作りが始まろうとしているわけで。mew的には、何としても、その動きを阻止できなものかと考えてるのだ。(++)
* * * * *
最後に、今年は東京五輪、パラリンピックが開催されたのだが・・・。
mewは、選手や関係者のの立場、スポーツ・ファンの立場から、無観客でも開催して欲しいと思っていたし。<特にパラリンピックはね。パラ選手や関係者、諸団体の期待が大きかったし。今後、日本で健常者と障害者が共生して行ける社会を作るためにも、重要だったと思ったので。>
実際、五輪もパラリンピックも開催されて、よかったと思っている。"^_^"
<IOCや組織委の言動、当時の菅首相の曖昧な判断には、大きな問題を感じているけど。>
率直なところ、このコロナ禍では、それこそスポーツの観戦、応援することぐらいしか大きな楽しみもなかったしね~。(・・)
では、今年も1年、お世話になりました。m(__)m
来年にはどうかコロナ禍が収束しますように。そして、皆さまにとって、よい1年になりますように、心から願っているmewなのだった。(@_@
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