人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

敵基地攻撃能力に要警戒~岸田、年内の保有を目指す+公明、立民は慎重も、国民、維新が賛同


 コロナV拡大で生活も仕事も大変になっている&ストレスが貯まっている人が多いと思いますが。感染に気をつけて、前向きな気持ちで、めげずに頑張って行きましょうね! o(^-^)o 
 また、コロナVと戦う医療関係者やリスク大の中で働く福祉関係者に感謝の拍手を!( ^^)//

頑張ろう、東北&関東!そして、熊本、北海道の震災被害、全国各地で豪雨被害を受けた方々も。
     ・・・過去を嘆くより新生活の幸福を見つけて。一歩一歩、復興実現を!o(^-^)o

よろしければ、1日1回、2つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m


にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  


【将棋の王将戦・・・七番勝負の第1局が9,10日に行われ、挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が、渡辺明王将(名人、棋王、37)に139手で勝利、最年少五冠に向けて白星スタートを切った。(・・)
 今回は無料のネット中継がなかったので、たまに棋譜なしでどちらが優勢かを示すネット中継を覗いていたのだが。1日めはほとんど進まず、優劣もつかず。2日めも夕方までは、長考も多く、五分五分の情勢が続いている感じ。夜になって両者の持ち時間がなくなり、1分将棋になってから、藤井竜王が急に攻め込み始め、渡辺王将を追い詰めたという。
 将棋の8大タイトルのうち、昨季は藤井が4冠、渡辺が3冠をとったのだが。果たして今金季、2人のタイトル数&パワーバランスはどうなるのか。第2局が楽しみだ。(~~)】

* * * * *

 ところで、安保軍事面で、今年、最も警戒しなければならないのだが、敵基地攻撃能力の保有だ。(**)

 敵基地攻撃能力とは、弾道ミサイルの発射基地など、敵の基地を直接破壊出来る能力のこと。これまでは、敵基地攻撃は、憲法9条の戦争の放棄、専守防衛の原則に反するという考え方が強かった。
 しかし、政府は近時、他に手段がない場合のやむをえない必要最小限度の措置として、「法理的には自衛の範囲に含まれ可能」だと主張。日米の防衛協力のもと、敵基地攻撃はアメリカが担うことになっていて、政府は「日米の役割分担を変更することは考えていない」と、敵基地攻撃能力の保有を否定していたのだが。岸田首相は、年内にも保有を検討する意向を示している。(-"-)

 先週7日に行われた日米の外務・防衛閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)でも、日本が保有を検討する「敵基地攻撃能力」を念頭に、日米同盟の役割や任務を進化させる方針を確認したとのこと。

 岸田内閣&自民党は、最近、国民が安保軍事への関心や警戒感が低いことや、中国、北朝鮮などの対外的な問題行動が大義名分として使えそうなことから、敵基地攻撃能力の保有に向けての議論をさっさと進めようとしている。(-_-;)

* * * * *

 敵基地攻撃に関しては、もともと公明党がかなり慎重な立場で、連立与党としてスムーズに話がまとまらず。野党側でも、立民党は慎重な姿勢を示して来たし、社民党や共産党が大反対だったため、尚更に話が進めにくくなっていたのであるが・・・。

 ここに来て、「ゆ党orよ党」の国民党や維新が、敵基地攻撃能力の保有に理解を示していることから、岸田自民党も心強くなっているようだ。(`´)

<改憲議論もそうだけど、自民は野党の政党も賛同していると言って、国民の理解を求めようとしているのよね。・・・もし国民&維新が野党の中心勢力になったら、日本の国会は、与党も保守タカ派、野党も保守タカ派のアブナイ保守二大政党制になってしまうわけで。何としても、国民&維新の勢力拡大を阻止しなければ、と思う。(++)>

☆ * * ☆ * * ☆

『日米同盟の抑止力強化、「敵基地攻撃能力」念頭に確認…2プラス2

 日米両政府は7日、外務・防衛閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)をテレビ会議方式で開き、日本が保有を検討する「敵基地攻撃能力」を念頭に、日米同盟の役割や任務を進化させる方針を確認した。協議後に発表した共同文書では、中露や北朝鮮が開発を進める「極超音速技術」に対抗するため、共同分析を行うことも表明した。

 日米2プラス2は昨年3月に東京で開催して以来で、岸田内閣では初めて。日本側は林外相と岸防衛相、米側はブリンケン国務長官とオースティン国防長官、近く赴任するラーム・エマニュエル駐日大使が出席し、約1時間30分行われた。

 自衛目的でミサイル発射基地などを破壊する「敵基地攻撃能力」を念頭に、共同文書は「国家の防衛に必要なあらゆる選択肢を検討する」と明記した。日本側は会合で、安全保障政策の基本指針「国家安全保障戦略」などを見直す方針を説明。米側は日本の決意を歓迎し、「インド太平洋での態勢や能力を最適化させていく」と応じた。日米同盟の抑止力、対処力の抜本的な強化に向け、今後は具体的な議論を進める。

 共同文書は、東・南シナ海で海洋進出を強める中国に「政治的、経済的、軍事的な課題を提起する」として懸念を表明。林氏は終了後の記者会見で「日米が地域の安定を損なう行動を抑止し、対処する」と強調した。(後略)(読売新聞22年1月7日)』

* * * * *

『「敵基地攻撃」検討本格化へ ミサイル防衛、重層化図る 政府

 政府は2022年末までに国家安全保障戦略を改定するのに合わせ、「敵基地攻撃能力」の保有に関する検討を本格化させる。

 迎撃困難なミサイルの開発を進める中国や北朝鮮への抑止力・対処力を強化するのが狙いだ。自民党は既に提言作成に着手。他国領土に届く長射程ミサイルを含む装備を保有するかが焦点だ。

 「いわゆる敵基地攻撃能力も含めあらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討し、スピード感を持って防衛力を抜本的に強化していきたい」。岸田文雄首相は12月23日に東京都内で行われた講演で、こう強調した。

 背景には、中国や北朝鮮によるミサイル発射技術の高度化がある。政府は、イージス艦と迎撃ミサイル「PAC3」が担っている弾道ミサイル迎撃能力について、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備による重層化を図ったが、計画を断念。当時の安倍晋三首相は、別の手段で抑止力を強化する必要があると考え、敵基地攻撃能力の保有を検討するよう指示した。

 近年、ミサイル技術はさらに高度化している。中国や北朝鮮はマッハ5を超える「極超音速」や、変則軌道で飛ぶミサイルの開発を進めていて、既存のミサイル防衛システムでは迎撃が難しい。防衛省幹部は「反撃能力を持つしかない」と強調する。

 敵基地攻撃は中国や北朝鮮に届く長射程ミサイルだけでは不十分だ。目標の位置を把握する人工衛星や、敵のミサイル迎撃網を妨害する電子戦能力なども必要とされる。

 安倍首相(当時)は19年5月の衆院本会議で、「いわゆる敵基地攻撃を目的とした装備体系を整備することは考えていない」と述べた。岸田首相は、この答弁を修正し一連の装備保有にかじを切るか慎重に判断する。

 かねて敵基地攻撃能力の保有を求めている自民党は、安保調査会と国防部会が論点整理に着手し、5月にも政府に提言する予定。一方、公明党の腰は重く、安全保障上の大きな政策決定には欠かせない与党協議の行方は見通せない。(時事通信22年1月1日)』

☆ * * ☆ * * ☆

 公明党や立民党などは、敵基地攻撃能力の保有には消極的な立場だ。<半分ぐらいの議員は、大反対かも。>

『公明党の山口那津男代表は9日のNHK番組で、岸田文雄首相が検討課題に掲げる敵基地攻撃能力の保有について、「敵基地攻撃能力が国会で議論されたのはもう70年も前のことで、いささか古い議論の立て方だ。その間、この能力を政策判断として実装することはしないできた」と述べ、改めて慎重姿勢を示した。

 一方で、「周辺の安全保障環境は大きく変わり、技術的な進歩もあるので、現実にどういう防衛が必要なのか。この議論を深めた上で戦略や防衛大綱、中期防(中期防衛力整備計画)と(検討を)進めていくべきだ」とも語った。(産経新聞22年1月9日)』

『山口那津男代表は最近の会見で、敵基地攻撃について参院選で争点化すべきか問われ、22年度予算案を審議する通常国会や今夏に政府が策定する経済財政運営の基本指針「骨太の方針」を挙げ、「そうした取り組みが先行するのではないか」と述べ、議論の先送りを暗に要求。こうした発言を受け、官邸幹部は「参院選まで打ち出しは難しい」と話している。(時事通信22年1月1日)』

『立民の泉健太代表は「今の時代は発射台付き車両(TEL)からミサイルを射出するわけで、動かない基地を攻撃したところで抑止できるのか」と問題提起した。その上で「敵基地攻撃で何が防げるかを政権与党は説明しておらず、そういったものは当然、了承できない」と否定的な見解を示した。

 昨年の衆院選で立民と共闘した共産の志位和夫委員長は「日本に戦禍を呼び込むことになる」として「断固反対」を表明した。(産経新聞22年1月9日)』

* * * * *

 しかし、もはや自民党の補完勢力となりつつある「ゆ党orよ党」の国民党や維新は、公の場でも支持する姿勢を示しているのである。(-"-)

『維新の馬場伸幸共同代表は「わが党は敵基地攻撃能力とはいわず、領域内阻止能力と呼んでいる。抑止力として一定の反撃能力を持つことは絶対に必要で、領域内阻止能力は予算をつけて高めていくべきだ」と強調した。

 国民民主の玉木雄一郎代表も「敵基地攻撃能力という言葉はどうかと思うが、相手領域内で抑止する力は必要だ」と主張した。(同上)』

<『【日本維新の会の松井一郎代表の発言】「敵基地攻撃能力を日本はもう持っています。政府は国会で何度も、敵基地攻撃能力を日本国として所有していると答弁しているんですよ」(2021年9月24日、記者団の取材に)』・・・政府はそんな答弁はしたことないんだけどね。ましてや「所有」とか言わないしね。(-"-)>

 改憲の話もそうだが。岸田内閣は当面の間は、コロナ対策と予算審議で忙しいし。参院選の前は、公明党の立場も配慮して、アブナイ話は控えるように努めるだろうけど。参院選で自民党や国民、維新がそれなりに勝てば、「国民から支持を得た」として、まずは年内に新中期防で、敵基地攻撃能力の保有を認めてしまう可能性が大きいわけで。心ある野党やメディアは、是非、多くの国民にこの問題を伝えて、警戒するように呼びかけて欲しいと思うmewなのだった。(**)

  THANKS
 

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  


【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】

↓このクリックが、mewの大きな励みに。(・・)


にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ


↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"


by mew-run7 | 2022-01-11 02:05 | 平和、戦争、自衛隊

by mew-run7
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31