う~。何か朝から「だるオモ」だ。熱は36度台だけど、ふだんよりちょっと高め。
いつもなら「今日は体調がイマイチだな」って、ビタミン剤とか栄養ドリンクとか飲んで、ふつ~に過ごすとこなんだけど。今は、ついつい「もしや」と心配になってしまったりして。
仕事場にキープしてある抗原検査キットを使うか。(2500円ぐらいしたんだよな~。)
でも、キットで陰性だからって、安心できないらしいし。もし、もう感染してたら、下手に人と会って、うつしちゃうとマズイし。マジ、困りますね~。_(。。)_
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新型コロナウィルス・・・26日、全国で新たに7万1633人のと過去最多の新規感染者が確認された。7万人超えは初めて。
東京1万4086人、大阪9813人、愛知4633人、北海道も2091人など33の都道府県で過去最多を更新しているという。
34人の死亡が発表された。重症者の数も、前日から26人増えて470人。ちなみに、東京の重症者は、東京基準だと18人だけど。国基準だと492人(重症病床使用率33.5%)だという。^^;
沖縄はピークは過ぎたものの、26日も新規感染者が1256人と、まだ高止まりの状態。
病状が悪化するのは、感染がわかってから何日か立ってなので、入院患者は増加中で。25日は前日より16人増えて416人。病床使用率も64.7%と高まっている。
重症は6人だが。中等症が264人に。中等症の内訳は、息切れや肺炎の所見がある中等症1が148人、より症状が重く酸素投与が必要な中等症2が116人いるという。(数字は沖縄タイムス1.26より)
オミクロン株でも、少し悪化すると、呼吸困難や肺炎になるということを覚えておこう!(**)
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冒頭で抗原検査キットの話を書いたのだが。一般人は、もう店頭などで、医療用のキットを入手するのは難しくなっている。<精度がイマイチと言われる研究用は、1000円ぐらいから売っているようだが。ちょっと信用度が高いらしいキットは、もう2~3千円に上がってる。^^;。>
医療機関でさえ、PCR検査や抗原検査のキットが不足しているとのこと。
昨日、日本医師会の中川会長が会見で「一部の医療機関ではないところで、買い占め起きているのではないかと伝えられています。まずは医療機関に優先的に供給して下さい」と訴えていた。(~_~;)
政府は、およそ460万回の在庫があるようなのだが。それでも、行政機関や医療機関に十分に分配するのは難しい様子。
政府は、あわてて医療機器メーカーに、1日50万回分の供給量を80万回分まで増やすよう要請したそうなのだが。要請すれば、すぐ増やせるというものではないので、一番キットが必要とされる2月初め~中旬のと予想されるピーク時に間に合うかどうかビミョ~なところ。
しかも、あわてて増産して、大量の在庫を抱えたアベノマスク同様、増産し過ぎた場合、余ってしまうリスクもあるが、国が買い取りを保証するとのこと。(・・)
ただ、山際経産大臣は、「ウイルスを相手にしていて必要な規模の予測は難しい」「たとえ徒労に終わったとしても国民に結果を示し、おしかりを受ける覚悟だ。必要不可欠な品は多めに準備を進めていく」とか。(-_-)
後半に書くように、3回めのワクチン接種も2.1%とOECD(38ヶ国)の最下位で。ピークまでに間に合いそうにないし。岸田内閣も、安倍ー菅内閣と変わらず、やっぱり後手後手。計画性に乏しく、問題があったら、その場をしのぐためにあわてて動くという感じだ。(ーー)
ちょっと長いけど、現状がわかりやすいので、抗原検査キットの不足に関する記事を。
『抗原検査キットの不足深刻化 需要急増、政府は増産要請
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染急拡大に伴い、感染の確認に使われる検査キットの不足が深刻化している。特に抗原検査は、実際の検査数の何百倍もの発注がメーカーに届いているとみられ、メーカーも在庫が払底しないよう出荷調整している。政府も1日80万回分まで増産するようメーカーに要請するなど、キット不足解消に注力している。
新型コロナの感染の有無を確認するPCR検査には、主に「行政検査」と「自費検査」がある。行政検査は発熱やせきなどの症状がある人や濃厚接触者が対象で、医師や保健所が必要と判断した人に国が検査費用を負担して実施する。
自費検査は、症状がなく、濃厚接触者でもない人が、自分で費用を負担してクリニックや民間の検査機関で受けるものだ。海外出張やイベントに参加する際の陰性証明などとして活用されている。陽性と判定された場合、クリニックや、検査機関と提携している医師が新型コロナと診断すれば、医師が保健所に届け出る。検査後に結果が知らされるだけの場合は、検査を受けた人が自ら医療機関を探して受診するか、自治体の相談窓口に連絡する。最近の感染拡大を受け、自費検査を無料で受けられるようにする自治体が増えている。
ただ、最近では検査を希望する人が急増し、自費検査の予約が取りづらくなっている。PCR検査は23日時点で1日当たり約38万6000件できるが、そのうち自費検査に回せるのは約10万件だ。感染症に詳しい国際医療福祉大の松本哲哉教授は「新規感染者数だけで6万人を超えており、現状では検査能力がまったく足りていない。感染状況が落ち着いていた昨秋のうちに、検査能力の向上を図っておくべきだった」と指摘する。
昨年9月からは、自費検査の一つとして、個人が薬局で抗原検査キットを購入できるようになった。精度はPCR検査より劣るが、自分で鼻の粘液を綿棒で拭い取って検査でき、15~30分で結果が出る簡便さが利点だ。しかし、感染の急拡大に伴って抗原検査キットの需要も急増し、品薄になっているという。
厚生労働省によると、キットを販売する16社に対し、医療機関や薬局からの発注は週に多くても30万回分で済んでいた。だが、24日までの約1週間で需要が急増し、実際に行われている検査よりも何百倍もの発注がきており、メーカーは同日時点で約460万回分ある在庫を取り崩して対応している。医薬品卸関係者によると、メーカーは在庫が払底しないように出荷量を絞っているという。こうした事態を受けて岸田文雄首相は24日、1日に80万回分まで増産するようメーカー各社に要請し、国が買い取りを保証することを明らかにした。
ただ、企業もすぐに増産体制に移行できるわけではない。国内最大手で1日13万回分の生産能力のあるデンカは、2月上旬から休日や時間外にも工場を稼働させて増産する。同社は「今もできる限り稼働させているが、人繰りや資材調達を考えると、1日や2日で増産に移すことは難しい」と話す。
需要が急増する抗原検査だが、正しく理解して使わないとかえって危険だ。松本教授は「例えば、前日に一緒に食事をした感染者からウイルスをうつされた人が、その翌日に抗原検査をしてもまだ『陽性』と判定されない。むしろ陰性だと自己判断して、かえってウイルスを周囲に広めてしまう恐れもある」と注意を促している。【小川祐希、神足俊輔】(毎日新聞22年1月26日)』
3回めのワクチン接種も、進んでいない。(・o・)
岸田首相は、昨年12月から、やたらに「前倒し」「前倒し」と、3回めのワクチン接種の計画促進をアピールしているのだが。実際には、現時点で、3回めの接種は想定の16%にとどまっているとのこと。
何とワクチンの対象なる国民の2.1%しか終わっておらず。OECD加盟国(38ヶ国で最下位になっているという。^^;
『新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、政府が1月末までの接種を想定している約1470万人のうち、実際の接種者は23日時点で16%の約236万人にとどまることが、厚生労働省の集計で分かった。対象者の多くは医療従事者や施設入所の高齢者らだが、意思確認作業が追いつかないなどの事情により、接種の前倒しが難航しているとみられる。
3回目接種は昨年12月に始まった。政府は、感染力の強い変異株「オミクロン株」の広がりを受け、当初は「原則8か月以上」としていた2回目接種との間隔を1~2か月前倒しするよう自治体に求めている。前倒しは、医療従事者と施設入所の高齢者らから優先的に進められている。(読売新聞22年1月26日)』
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『岸田総理は衆議院予算委員会で、新型コロナの3回目のワクチンの接種率が2%台と低迷していることについて、「しっかりと現実を受け止めて接種を進める」と釈明しました。
立憲民主党 江田憲司衆議院議員 「ワクチン3回目の接種ね。きのう時点でたった2.1%。OECD最下位の接種率ですよ。もうオミクロンのピークは来週、再来週来るんですよ。2.1%ですよ。しゃかりきに打っても間に合わないですよ」
岸田文雄 首相 「今年の1月、2月が(オミクロン株の感染の)ピークを迎える、ワクチン接種が本格化する、こういったタイミングになってしまった。しっかりと現実を受けとめて、ワクチン接種しっかりと進めていかなければならないと考えています」
3回目のワクチン接種率がきょうの段階で2.3%と低迷していることについて、岸田総理は“1回目、2回目の接種のタイミングが各国と比べ遅れてしまった。間隔を空けて行わなければならないため、3回目接種がオミクロン株の感染のピークと重なってしまった”などと釈明しました。
野党側が「接種間隔を8か月にこだわったため遅れたのではないか」と質したのに対し、後藤厚労大臣は「当初8か月の議論をしていたときにはオミクロン株の流行は進んでいなかった」と強調しました。(TBS22年1月26日)』
後藤大臣は「イギリスも8ヶ月間隔を基準にしていた」と反論していたのだけど。イギリスは、2回接種では3~4ヶ月で抗体が減るので感染防止ができないと気づいてから、すぐに予定を変更。
もう国民の50%以上が、3回めのワクチンを終えている。(**)
しかも、早くも新たなオミクロンの変異株(ステルス・オミクロン)が、日本でも見つかっているとのこと。<デンマークでは60%以上が置き換わっている。オミクロンより感染力が強いとの情報も。>
野党もメディアも国民も、もっと岸田内閣をウォッチして、批判すべきは批判し、圧をかけて行かないと、第6波が長引いてしまうかも知れないと危惧しているmewである。(@_@。
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