福島で甲状腺がんの子供は増えている＋小泉･菅らの書簡叩きに必死の岸田自民に騙されるな

　コロナＶ拡大で生活も仕事も大変になっている＆ストレスが貯まっている人が多いと思いますが。感染に気をつけて、前向きな気持ちで、めげずに頑張って行きましょうね！ o(^-^)o　

　また、コロナＶと戦う医療関係者やリスク大の中で働く福祉関係者に感謝の拍手を！( ^^)//

頑張ろう、東北＆関東！そして、熊本、北海道の震災被害、全国各地で豪雨被害を受けた方々も。

　　　　　・・・過去を嘆くより新生活の幸福を見つけて。一歩一歩、復興実現を！o(^-^)o

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【＊１、＊２などの関連記事は、記事の最後にあるＭｏｒｅの部分にあります。】　　

【１１日の北京冬季五輪・・・昨日は夜まで仕事して、食事した後、すぐ寝ちゃって（豚になった）ので、五輪、ほとんど見られなかった。見たのは小林の２本めだけ。(ﾉ_-｡)

　スキージャンプ男子ラージヒルでは小林陵侑が、１回めは１位だったものの、２回めに逆転され惜しくも銀メダル。だった。"^_^"日本選手は４人とも決勝に残り、安定したジャンプを見せているので、団体が楽しみ。

　スピードスケート男子500メートルは、まだ大学生の森重航が34.49秒で銅メダル。"^_^"本命視されていた新浜立也（Ｗ杯８勝）が、スタート直後に躓いて、思うような滑りができなかったのは残念。

　前夜、最後の１投で逆転勝利したカーリング女子、１１日夜はＲＯＣと対戦。私が見た時は、１－５で負けてて、また逆転できないかな～と言ってたのだけど（で、寝てしまったのだけど^^;）。未明に起きたら、後半に怒涛の追い込みをして、１０－５と逆転勝利してました～。(^^♪

　そして、フィギュアスケートはアイスダンスＲＤには、小松原美里・尊組が出場したのだが。

65.41で２２位に。上位２０組が進出するフリーに進めなかった。本当に残念。＜２０位まで、あと0.12点。団体の時の66.54点を出せれば、大丈夫だったのだけど。ただＴＯＰは90.83点、１０位で76.45点だからね～。世界選手権でＴＯＰ１０を目指している村元・高橋組はかなり難度を上げないとですね。o(^-^)o】

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　昨日、『維新、菅直人に抗議で、マイナスの影響がか？＋菅は「闘うリベラル」宣言＋維新新人、辻元を揶揄』とも関連するのだが・・・。

　立民党の菅直人元首相が、「橋下ヒトラー発言」に続いて、「ＥＵ原発書簡」を問題視されて、「暴走老人」扱いされている。(~_~;)

　いや、これは菅氏個人の行為でもないし。また、もしかしたら。批判している方が誤っているかも知れない事案なのだ。(･･)

　今年１月１日、ＥＵの欧州委員会が、脱炭素化への過程で原発を「グリーンエネルギー」に認定し活用する方針を発表。これにはｍｅｗも驚いたのだが。(ﾟДﾟ)

＜原発推進国フランスが主導した様子。メルケル首相が辞任した脱源発派のドイツは、弱くなってる感じ。^^;＞

　これにはわが日本で脱原発を唱える元首相らが強く反発する姿勢を示した。（＊＊）

　小泉純一郎氏と菅直人氏が、日本外国特派員協会で会見。

『小泉純一郎元首相と菅直人元首相が27日、日本外国特派員協会（東京）で記者会見し、欧州連合（EU）欧州委員会が原発を地球温暖化対策に資する「グリーンな投資先」と認定する方針を示していることを批判した。（毎日新聞２２年１月２７日）』

　そして、同日付けで、細川護熙氏、鳩山由紀夫氏、村山富市氏の元首相を加えた５人の連名で、原発推進は未来を脅かす「亡国の政策」だと批判し、ＥＵ欧州委員会に方針撤回を求める書簡を送ったのである。（＋＋）

　で、最初にこの書簡を問題視したのは自民党入りしたばかりの細野豪志氏だった。(･o･)

　細野氏は、実のところ、菅直人氏を叩くために、この書簡に「福島のこどもの甲状腺がん」について書かれていることを取り上げて、ツイッターで批判を行なったのだ。(-_-;)

＜細野氏は旧民主党時代、菅直人内閣で首相補佐官と原発事故担当相を務めていた。長島昭久氏も元･菅Ｇで防衛副大臣に起用されてたし。２人とも、結構、お世話になっていたのに、自民党に移った途端、自民党内で評価されたいのか、菅叩きに走っちゃうのね。人間として、アウト！(>_<)＞

　　

『自民党の細野豪志衆院議員は３０日、自身のツイッターで、欧州連合（ＥＵ）欧州委員会の原発をめぐる方針の撤回を求める書簡を他の首相経験者４人と連名で送った立憲民主党最高顧問の菅直人元首相を批判した。

　細野氏は書簡について「最大の問題は『多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみ』との記述があることだ。科学的事実に反するだけでなく、福島の若者に不安をもたらすことを強く危惧する」と２９日にツイッターに投稿した。

　続く３０日には「福島県の県民健康調査検討委員会もＵＮＳＣＥＡＲ（国連放射線影響科学委員会）も原発事故の放射線影響で子供が甲状腺がんになったとは考えられないとしている」と指摘。その上で「菅直人元総理は避難範囲の決定をした責任者だ。原発事故により甲状腺がんが増えたと主張するなら自らの政治責任をどう取るのか。反原発を言うのとは次元が違う重たい問題だ」として、菅氏を批判した。（産経新聞２２年１月３０日）』

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　この細野氏の批判ツイッターを受けて、原発容認派の福島県知事や関係者、さらには岸田首相、自民党＋αの議員が次々と、この書簡は不適切だと批判。自民党に至っては非難決議まで提唱しているという。

『岸田文雄首相は7日午前の衆院予算委員会で、立憲民主党の菅直人元首相や小泉純一郎氏ら5人の首相経験者が東京電力福島第1原発事故で「多くの子供たちが甲状腺がんに苦しんでいる」と欧州連合（EU）欧州委員会に書簡を送ったことについて反論した。（日刊スポーツ２２年２月７日）』

『自民党は８日の政調審議会で、東京電力福島第一原発事故を巡って科学的知見に基づかない誤った情報を流布したとして、小泉純一郎氏ら５人の元首相への非難を盛り込んだ決議を了承した。近く岸田首相に申し入れる予定だ。（略）

　決議は、小泉氏に加えて、菅直人、細川護煕、鳩山由紀夫、村山富市の計５氏が、事故で「多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみ」と記載した書簡を欧州連合（ＥＵ）側に送ったことを批判し、いわれのない差別や偏見を助長すると非難した。日本政府には、風評が生じないよう情報発信の強化などを求めている。

　福島県の専門家部会や国連科学委員会は、事故当時１８歳以下だった住民の甲状腺がんの診断について「放射線の影響とは考えられない」としている。（読売新聞２２年２月８日）』

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　でも、正直言って、この福島県の専門家部会や国連科学委員会の判断には、懐疑的な人も少なくないのだ。＜ｍｅｗもそのひとり。＞

　ロシアのチェルノブイリの源発の火災事故の時、近隣の地域の子供たちに甲状腺がんが急増したことが知られているのだが。福島でも、同様の傾向が見られるという。

『「原自連」の幹事長を務める河合弘之弁護士は、環境相の抗議に対し、次のように反論する。

　「小児甲状腺がんは100万人に1、2人しか発症しないような病気だが、福島原発事故後（当時18歳以下の）38万人の中で266人の発病があった。これを多数と言わないで何と言うのか。その子どもたちは手術後に再発したり、他の部位にがんが転移したり、過酷な放射線治療を受けたりしている。これを苦しんでいないと言えるのか。もし因果関係がないと言うなら、なぜ政府は甲状腺がんの原因を究明しないのか。因果関係を認めると、原発をやめなければならなくなるのが怖いのではないか」（時事通信２２年２月１２日）』

　　

　ちなみに、１月２７日には福島の１７～２７歳の男女６人が、原発事故の影響で甲状腺がんを患ったとして、東電を相手取って訴訟を起こしている。裁判で因果関係を明らかにすることが、最大の目的だ。(･･)

＜２人が甲状腺の半分を切除し、４人は全摘を余儀なくされた。肺などに転移し放射線治療を受けた人もいる。＞

『東京電力福島第１原発事故による放射線被曝（ひばく）の影響で甲状腺がんを発症する健康被害を受けたとして、１７～２７歳の男女６人が２７日、東電を相手取り計６億１６００万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。提訴後に会見した原告側は「事故と病気の因果関係を明らかにしてほしい」と訴えた。

　提訴した６人は事故当時６～１６歳で、福島県に住んでいた。県が１８歳以下の約３８万人を対象に実施した健康調査などで甲状腺がんが発覚。２人が甲状腺の半分を切除し、４人は全摘を余儀なくされた。肺などに転移し放射線治療を受けた人もいるが、国と県はこれまでに、原発事故による被曝とがん発症の因果関係を否定している。

　提訴後、原告側は東京都内で会見。首都圏に住む原告の２０代女性は「がんと診断された後は体調がすぐれず、やりたかった仕事を辞めて今は定時で帰れる仕事をしている」と明かし「差別を恐れ、がんについて誰にも言えずに過ごしてきた。声を上げることで状況を変えたい」と語った。（産経新聞２２年１月２７日）』

　弁護団は、むしろ岸田首相らの発言が、患者などの口を封じ、差別や偏見を助長すると主張している。

『原発事故後、甲状腺がんと診断され、東電を提訴している患者の弁護団が抗議声明を公表しました。声明では２００人あまりの子どもが、手術を受けていることについて触れ「多くの子どもたちが苦しんでいることは紛れもない事実」だと訴えています。

　また、岸田首相らの発言により「患者や家族がいままで以上に気持ちや疑問を口にできなくなる」とした上で「彼らの発言こそが差別や偏見を助長する」と非難しています。

　子どもの甲状腺がんは、一般的に１００万人に２人程度とされていますが、福島県が原発事故後に行った調査では、これまでに２６６人に、がんやその疑いが見つかり、２２２人が手術しています。（テレビユー福島２２年２月４日）』

＊　＊　＊　＊　＊

　しかも、国やＵＮＳＣＥＡＲの言い分には、マジで呆れてしまう。_(。。)_

『原発事故時に放出する放射性ヨウ素はのどの甲状腺に沈着しやすく、がんを発症する恐れがある。ただ、環境省によれば、甲状腺がんには生涯にわたって健康に影響しない潜在がんも多いという。

　福島県が今年１月までに公表した資料では、福島原発事故以降、子供を対象にした甲状腺検査の結果、計２６６人に甲状腺がんか、その疑いと診断された。ただ、甲状腺がんの増加についてＵＮＳＣＥＡＲの報告は県が高感度の超音波検査を採用したため、生涯発症しないがんをみつけた可能性を指摘した。（産経新聞２２年１月３１日）』

　何、何？　高感度の超音波検査をしたから、ふつ～なら見つからないがんが見つかっちゃったんだって？

　でも、それが潜在がんだとしても、甲状腺がんの子供は増えているんだよね！(･･)

　それは福島原発の事故が原因になっているかも知れないんだよね。（＋＋）

　ということは、５人の元首相の書簡を「不適切だ」と断定することの方が、問題なのではないだろうか。(＊＊)

　どうか、原発推進派の政府や自民党＋α、自治体関係者、一部メディアの言うことを、鵜呑みにせず、事実を見て欲しいと思うｍｅｗなのだった。(@_@。　

　　

　ＴＨＡＮＫＳ

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