【19日の北京冬季五輪・・・mewが大好きなフィギュアもついに最終競技のペアに。このコーナーでもめちゃ推ししていた三浦璃来(20)・木原龍一(29)組が、SPで70.85点で8位にはいり、上位16組が出場できるフリー演技への進出を決めた。この種目でのフリー進出は、24年ぶりの快挙だ。(^^♪<ちなみに、これまでのペア最高順位は92年アルベール五輪、井上怜奈・小山朋昭組の14位。>
3Tのジャンプのところで、三浦が2回転になってしまうなど、ちょこっとミスが出て、団体の時に出した自己ベスト74・45点に及ばず。三浦が泣きそうな顔になっていたのだが。2人が言っていたように、フリーは楽しく笑顔で滑って、納得行く演技を見せて欲しい。ガンバ!o(^-^)o<ペア中継のゲストに木原とソチ五輪でペアを組んでいた高橋成美がやっているのが面白い。まだ木原がペアに転向したばかりの頃なのだが。(昔は気が強かった)高橋が先日、自分は三浦のように木原のいいところを引き出せなかったと悔いていたというのをきいて、高橋もオトナになったな~と感じたりして。(~_~;)>
そして、まさかの準決勝進出が決まったカーリング女子は、予選をトップで通過した&予選は5-8で負けていたスイスと大接戦を演じて、8-6で勝利。まさかの決勝進出を決めた。「当たって砕けろ、自分たちらしく楽しもう」としていたのが、よかったのかも。英国との決勝もガンバ!o(^-^)o】
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先月、公明党が「敵基地攻撃能力」という呼び方はきこえが悪いので、名称の変更を要望してるというニュースを見て、知人と「じゃあ、何て呼べばいいんだ?」「味方防衛能力か」「自国正当防衛攻撃能力とか?」と茶化していたのだが・・・。
そもそも「敵基地攻撃」は憲法9条違反の「先制攻撃」に当たる行為であるだけに、名前をを変えれば、国民の反発や抵抗が減るのではと考えること自体、「あまりにも、国民をナメて、バカにしているのではないだろうか。(`´)
しかし、昨日18日の衆院予算委員会で、岸田首相が「敵基地攻撃能力」の名称変更を示唆したという。政府も自公は(国維も?)、完全に国民をバカにしているのだ。(-"-)
敵基地攻撃能力とは、「敵国の基地を攻撃し、破壊する能力。爆撃機や巡航ミサイルを使って、敵国内にあるミサイル発射施設などを破壊する」ことだ。(大辞泉より)
政府&自民党は、年内にも「敵基地攻撃能力の保有」を正式に認める防衛計画を立てることを考えているのだが。公明党や自民党の一部が難色を示している。(・・)
敵基地攻撃は、自国を守るためとはいえ、敵の攻撃を受ける前に敵国のミサイル基地などを攻撃する行為である。そのため、国の憲法9条の専守防衛の趣旨に反する「先制攻撃」に当たるのではないかという見方が強いからだ。(**)<それゆえ、安倍政権でさえ、正式に戦略に加えることができなかったのよね。^^;>
公明党の山口代表は、敵基地攻撃能力には慎重な姿勢を示しており、「非常に古い捉え方だ」「日本を取り巻く安全保障環境を十分に認識した上で、議論を深めていくことが大切だ」とけん制しているのだが。
ただ、連立維持を重視する現実派のの北側副代表などは、敵基地攻撃を認めることを前提に国民の(&公明党支持者の)反発を買わないために、名称を変更すべきだと提言しており、自民党の中にも、これに同調する声が出ている。(-"-)
もともと敵基地攻撃に反対だった公明党には是非、政府が敵基地攻撃能力の保有を認めないように頑張って欲しいのだが。<もし公明党が、集団的自衛権に続いて、敵基地攻撃まで認めたら、もう「平和の党」を名乗る資格もないだろう。(-_-;)
同時に、国民が姑息な名称変更という手段によって政府に騙されないように、政府にバカにされないように、野党やメディアがしっかりとこの問題を国民に伝えて欲しい。(**)
<「姑息」はもともと「しばらくの間」から転じて、「その場逃れ」という意味。近時は「卑怯」の意味が優勢。政府&自公はWの意味で「姑息」!(-"-)>
実は、今年1月の産経・FNNの世論調査の結果を見ると、国民の間でも敵基地攻撃能力の保有には反対する声が多い。
『弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮を念頭に、首相は「敵基地攻撃能力」の保有の検討を訴えるが、世論調査では「持つべきでない」(50・6%)が「持つべきだ」(43・5%)を上回った。自民党を支える保守層が求める防衛政策の一つだが、首相はその必要性を国民に伝え切れておらず、北朝鮮に危機感を強める保守層の離反を招きかねない。(産経新聞22年1月24日)』
また、公明党の山口代表は昨年10月、NHKの番組でこんな発言をしている。
『公明党の山口那津男代表は19日のNHK番組で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け敵基地攻撃能力の保有検討に言及した岸田文雄首相を牽制(けんせい)した。「敵基地攻撃能力というのは昭和31年に提起された古めかしい議論の立て方だ」と述べた。
公明は敵基地攻撃能力に一貫して否定的な立場を取っている。山口氏は「国民の命と財産を守り、地域の安定を確保するためにどのような防衛力や抑止力がふさわしいか、これからの議論の中で合意を作り出していきたい」と述べた。(産経新聞21年10月19日)』
今年1月の会見でも、慎重な姿勢を示していた。
『公明党 山口那津男 代表 「何度も何度も同じ事ばかり聞かれるので、いささか辟易しておりますけども、この70年前に示された、いわゆる政府の言っている敵基地攻撃能力というのは、非常に古い捉え方のように思います。その後、実際に理論的な可能性を示しつつも、能力として実装して来なかったわけであります」
公明党の山口代表は今年初めての定例会見で、「敵基地攻撃能力」の保有について、このように述べ、改めて能力の保有について慎重な姿勢を示しました。(TBS22年1月11日)』
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一方、北側副代表は、名称の変更を提言している。
『公明党の北側一雄副代表は27日の記者会見で、弾道ミサイルなどを相手国領域内で阻止する「敵基地攻撃能力」について、「言葉自体、ふさわしいとは思っていない。もっと違った表現にしてほしい」と述べ、政府に別の表現を使うよう求めた。
「敵基地」という言葉については「移動式(発射台)もあれば潜水艦(からの発射)もある。またミサイル攻撃だけが脅威ではない時代になっている」と指摘した。
「攻撃」についても「『先制攻撃』と誤解される可能性がある」と注文を付けた。岸田文雄首相が26日の衆院予算委員会で「憲法や国際法上、日米の基本的な役割分担を守るという範囲内で議論する」と答弁したことを挙げて、「(首相も)憲法9条下で我が国の安全保障をどう考えるかということだから、当然『先制攻撃』なんてあり得ない」と述べた。【木下訓明】(毎日新聞22年1月27日)』
ちなみに(もはや野党でなく、ゆ・よ党になっている)国民党や維新の会は敵基地攻撃能力保有に賛同している。<立民、共産は反対の立場。>
『日本維新の会の馬場伸幸共同代表は9日のNHK番組で、政府が検討する敵基地攻撃能力の保有に関し、「抑止力として反撃する能力を持っていることは絶対に必要だ」と述べ、前向きな姿勢を示した。国民民主党の玉木雄一郎代表も「相手領域内での迎撃、抑止能力は必要だ」と同調した。
これに対し、立憲民主党の泉健太代表は「敵基地攻撃能力とは何か、それで何が防げるのか、政権は説明していないので、了承できない」と強調。共産党の志位和夫委員長は「日本に戦火を呼び込むことになり、断固反対だ」と明言した。(時事通信22年1月9日)』
昨日の予算委員会で、安倍元首相の実弟である岸防衛大臣は、やる気満々だった様子。
北側副代表は「先制攻撃はあり得ない」と言っていたが、どう見ても、これは先制攻撃だろう。(~_~;)
『岸防衛大臣は、政府が検討を進めている「敵基地攻撃能力」について、攻撃基地に対する相手領空内からの爆撃を選択肢として「排除しない」との見解を示しました。
岸信夫防衛相「例えば誘導弾等による攻撃を防御するのに、他に手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくことは、法律的に自衛の範囲内に含まれる。可能であると解してきているところでございます」
立憲民主党 長妻昭衆院議員「排除しないってこと」
岸信夫防衛相「排除をしないと考えております」
敵基地攻撃能力の一つとして自衛隊機が相手領空内で爆撃することについて、岸防衛大臣は16日、自衛のために他の適当な手段がなく、必要最小限度の実力行使にとどまるといった自衛権発動の要件を満たすことを前提に、“自衛手段として排除されない”との見解を示しました。
岸防衛大臣のこの答弁について、松野官房長官は「憲法、国際法の範囲内で、日米の基本的な役割分担を維持しつつ行うとの前提」とした上で、あらゆる選択肢を排除せずに政府が検討を進めるとの趣旨だとしています。(TBS22年2月18日)』
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ただ、自民党内からも、国民の理解を得るため(国民を騙すため?)名称変更をした方がいいという意見が出るようになっていることから、岸田首相も名称変更を示唆したのではないかと察する。(-_-;)
『岸田文雄首相は18日の衆院予算委員会で、「敵基地攻撃能力」との名称について、変更も含めて検討する考えを示した。「一般に広く用いられている用語を現時点では使用しているが、今後、名称も含めて検討していくことは考えていかなければならない」と述べた。自民党の岩屋毅氏への答弁。
岩屋氏は「首相が再三にわたって『敵基地攻撃を排除せず議論する』という言い方に終始しているので、あたかも敵の基地を攻撃するのか、しないのかに焦点が当たってしまっている」と指摘。「今時、敵基地というのは一体何を指すのか。リアリティーをなくしてきている」と述べ、別の用語を使って議論すべきだと訴えた。
これに対し、首相は「名称も大事だが、重要なことはミサイル技術が急速なスピードで変化する現状において、国民の命や暮らしを守るために何が求められているかだ。あらゆる選択肢を排除せず現実的に検討する」と述べた。(産経新聞22年2月18日)』
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公明党の中には、国維が自民党に接近をしており、一部の保守勢力が「自民は公明を切って、国維と連立を組むべき」と言い出していることにナーバスになって、何とか連立政権を維持しようと、本来の党や支持団体の方針に背く政策を受け入れようとする議員がいるのだが。
このままだとズルズル憲法9条改正にまで賛同させられることになりかねないし。そろそろ、連立解消も念頭において、自分たちの主張を通して行くべきだと思う。
何より国民が、政府にナメられて、安易に騙されないように、心あるメディアや野党に頑張って欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。
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