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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

自民内で派閥の勢力争いが激化。4人が麻生派脱会、菅派に合流か。片山は安倍の誘いで二階派脱退


 コロナV拡大で生活も仕事も大変になっている&ストレスが貯まっている人が多いと思いますが。感染に気をつけて、前向きな気持ちで、めげずに頑張って行きましょうね! o(^-^)o 
 また、コロナVと戦う医療関係者やリスク大の中で働く福祉関係者に感謝の拍手を!( ^^)//

頑張ろう、東北&関東!そして、熊本、北海道の震災被害、全国各地で豪雨被害を受けた方々も。
     ・・・過去を嘆くより新生活の幸福を見つけて。一歩一歩、復興実現を!o(^-^)o

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  


海外では、ロシアがウクライナ侵攻し、日本をはじめ各国が対応に追われることに。国内では、新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、ガソリンや食料品などの値上げも止まらず、今こそ政府与党が頑張らなくてはならない時だというのに・・・。

 自民党では、岸田・麻生チームv.s.安倍・菅チームの戦いが勃発。ここ1~2週間は、誰がどの派閥をやめるとか、誰が新たな派閥を作るらしいとか、キナ臭い勢力争いの記事が毎日のように伝えられていて、何だかな~という感じに。_(。。)_

 彼らにとっては、世界の平和や国民の生命、生活より、自分たちの権力争いの方が大事な問題なのだ。(-_-;)
 でも、それも致し方あるまい。自民党は衆院選で多数の議席を確保した上、政党支持率も断トツでTOPを維持しているのだから。それじゃあ、国民の生活を多少軽視しても、大丈夫だと勘違いしてしまうことだろう。(ーー)

* * * * *

 とりあえず、先に今の自民党の各派閥の人数を書いておこう。(2.24現在、1~2の誤差があるかも)
 1・安倍派(旧細田派)95人、2・麻生派53人、茂木派(旧竹下派)53人、4・岸田派45人、5・二階派43人、6・森山派(旧石原派)7人。

<この他に、谷垣グループが21人+α、菅氏が関わっているグループ3つで35人ぐらい。ただし、グループの議員の中には、他の派閥に所属している人がいる。>

 9年にわたった安倍・菅政権が安泰だったのは、自民党の最大派閥の細田派(現安倍派)、第2、4派閥のの麻生派、二階派によって、がっちり支えられていたからだ。(・・)

 しかし、昨年、岸田文雄氏が首相になってから、自民党の勢力図は大きく変わった。党のTOP3は、岸田総裁、麻生副総裁、茂木幹事長ゆえ、今、党内で力を持っているのは、第2、4派閥の麻生、岸田派と茂木派なのである。(++)
 
 安倍派(旧細田派)は、半分は総裁選で岸田氏を支持したものの、現会長の安倍氏&超保守仲間は高市早苗氏を支援したことから、岸田陣営から信用されていない。
 しかも、当ブログでも何回か扱ったが、岸田・麻生氏と安倍氏は、国家観や経済理念がかなり違うため、近時、政策面で対立する機会が増えている。(~_~;)

 二階派は会長が幹事長を辞めたことから、森山派は石原前会長が落選したことから、かなり力を失っている。菅Gもしかりだ。^^;

 しかも、麻生副総裁は、麻生派と岸田派(+谷垣G)を合流させて、以前から何度か提言していた大宏池会構想を何とか実現しようと動いていることから、他派閥が警戒感を強めている。もしこの構想が実現したら、党内の第1派閥になる可能性もあるからだ。(・o・)

<麻生祖父の吉田茂氏の直系の弟子である池田勇人氏が、57年に宏池会を結成。吉田茂が率いた自由党の流れをくみ、現在の平成研究会(茂木派)と共に保守本流とされる。宏池会は今は岸田派、麻生派、谷垣Gに分かれていて、岸田派が会の名を継いでいるのだが。麻生氏は、以前から、その3つを統合して、大宏池会を作りたいと考えている。>

 これからキングメーカーとして、政府&自民党を支配しようと考えている安倍氏にしてみれば、長い間、党内最大派閥だった清和会をナンバー2に落とすことはできない。
 そこで、最近、長年コンビを組んで来た菅義偉氏に自分の派閥(菅派)を作って、党内で一定の力を持つことを提案。さらに、今、あまり重用されていない二階派、森山派などにも声をかけ、岸田・麻生陣営に対抗し得る勢力を結集しようとしているのだ。(@@)

 昨日、佐藤勉氏ら4名が麻生派を退会。また片山さつき氏が二階派に退会届を出したのも、この流れの中での動きだと見ていいだろう。(・・)

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 昨日25日、佐藤勉氏ら4名が麻生派を大会した。これで麻生派は49名となり、第2派閥から第3派閥に落ちた。^^;

 佐藤勉氏は、菅義偉氏と同期当選で懇意の仲。菅氏が総裁になった時には、党三役の総務会長を任されていた。
 しかし、昨年、菅氏が首相を辞任することに。そこで菅氏が支援する河野太郎氏を支持したのだが。麻生会長は、自派閥の河野氏ではなく、岸田氏を支持することを派閥の方針にしたことに大きな不満を覚えていたという。

 また、昨年、麻生氏の側近の松本純氏が、緊急事態宣言中、銀座のクラブで遊んでいたことが発覚し、自民党を離党。麻生氏の熱い応援演説にもかかわらず、衆院選で落選したのであるが。何と麻生氏は、副総裁の力を用いて、落選している松本氏を自民党&麻生派に復帰させた上、2月には党の副総裁特別補佐に任命したのであった。
 松本氏の復党には、自民党内(神奈川県連内)でも批判的な声が少なからず出ていたのだが。佐藤勉氏らも、麻生氏のこの行為に大きな反発を覚えたようで、これが退会決意の引き金になったと見られている。(-"-)

 佐藤氏ら4名は、当面、無派閥で活動すると言っているのだが。以前から菅氏に退会の相談をしており、もし菅氏が派閥を作った場合、そこに合流する可能性が大きい。^^;

<この件は、またいずれ書きたいが。もし年内にも岸田おろし&総裁選が行なわれ、麻生氏が河野太郎氏を支援しない場合には、河野氏も麻生派を大会して、菅派と連携するのではないかという見方も出ている。>

* * * * *

『自民党の佐藤勉前総務会長ら4人が25日、麻生派を退会した。

 佐藤氏のほかは阿部俊子、丹羽秀樹、御法川信英各衆院議員。これに伴い、同派は49人となり、党内第3派閥に転落した。佐藤氏は菅義偉前首相に近く、今後は菅氏を中心とした新グループ結成の機会をうかがうとみられる。

 佐藤氏が同日、丹羽、御法川両氏と共に衆院議員会館の事務所に同派会長の麻生太郎副総裁を訪ね、4人分の退会届を提出した。麻生氏は「いろいろお世話になった」と応じ、慰留しなかった。阿部氏は国会出席のため欠席した。

 会談後、佐藤氏は記者団に、4人の退会理由について「一身上の都合」と説明。佐藤氏は同派の会長代理を務めていたが、麻生氏が最側近の松本純・元国家公安委員長を派閥に復帰させたことなど、派閥運営に不満を募らせていた。

 佐藤氏らは当面無派閥で活動する見通し。同氏は記者団に、菅氏に対し事前に退会を伝えていたことを明らかにした。菅氏との連携に関しては「菅氏に言われたからこの判断があったということではない。全く白紙の状態だ」と強調した。(時事通信22年2月25日)』

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 片山さつき氏の二階派退会については、何だか泥仕合のようになっていたのだが。片山氏が、昨日25日に正式に大会届を出して受理され、決着がついたようだ。^^;

 片山氏は、大蔵省の優秀な官僚だったのだが。例の郵政総選挙の時に、当時の小泉首相に刺客としてスカウトされて衆院議員に。当初は注目度も高く、初の女性首相候補とまで言われていたのだが。衆院は1回で落選。その後、参院比例区に回って2回連続で当選しているのだが、安倍政権で1年、地方創生担当大臣を務めた以外は、さしたる役職についていない。^^;
 しかも、二階派は、二階氏が幹事長を辞めて力を失ったことから、このままこの派閥にいても未来は明るくない。^^;

 そんな中、昨年の総裁選で、安倍晋三氏が「高市氏を支援してくれたら、清和会に入れてあげてもいいよ」とスカウトしたとのこと。
<高市氏は党内の女性議員にあまり好かれていないので、少しでも女性の支持者を集めたかったのかも。mewは、昨年、何で片山氏が高市氏の推薦人になって、エールの声がけとかしているのか、チョット不思議に思ったのだけど。下の記事を読んで納得。>

 もし安倍派に移れれば、引退する同派所属議員の変わりに、参院選で東京選挙区から出馬できる可能性もあるという。(・・)<逆に二階派は「そんな好き勝手においしい思いをさせてたまるか」と思って、今回、あえて片山氏のイメージダウンを狙って、同氏を批判し、除名処分にしたのかも。^^;>

『「言った」「言わない」の泥仕合となっている自民党・片山さつき元地方創生担当相の二階派“離脱”騒動。二階派が21日、片山氏に対し、派閥会合の連続欠席などを理由に、事実上の除名である「退会勧告」を突き付けると、片山氏は翌22日、記者会見を開いて反論。「昨年12月に二階会長に退会の意向を伝えた」とブチ切れた。これに対し、二階派は同日、幹部4人の連名で「事実無根だ」と否定コメント。二階派幹部が「(片山氏は)政治行動が自分勝手すぎる」と批判すれば、片山氏は「人権侵害の嫌がらせ」と言い放つなど、異例の事態となった。

 激しいバトル以上に気になるのは、片山氏が会見で、来月13日の自民党大会で他派閥への所属など今後の対応を明らかにする考えを示したこと。自民党内では「清和会(安倍派)へ行くんだろう」と囁かれている。

「片山氏は今夏の参院選で改選。比例で公認となっているものの、二階派では引退した河村建夫元官房長官の長男も比例で出馬するため、『二階派では自分を全力で支援してもらえない』と不満を抱えていた。ちょうど参院東京選挙区で安倍派所属の中川雅治元環境相が引退するので、その後継になるため安倍派に移りたいようだ」(自民党関係者)

 ところが、である。猪突猛進の片山氏のこと、安倍派に“押し掛け入会”を画策しているのかと思いきや、「安倍元首相の方から『うちに来たら』と誘った」と、安倍派関係者が言うから仰天だ。

「派閥所属議員が安倍氏に尋ねたところ、『自分が片山氏に派閥入りを約束した』と白状したそうです。昨秋の自民党総裁選時、安倍氏が片山氏に『高市氏を支援してくれたら、清和会に入れてあげてもいいよ』と伝え、片山氏はその通りに動いた。つまり、清和会入りは総裁選とのバーター条件だった。安倍氏は片山氏を党大会までに入会させるつもりのようです。下手すれば、懸案の高市政調会長も抱き合わせで入会させようとするのではないか、という観測まで出ています」

 二階派「除名」でケチがついたが、安倍派はスンナリ片山氏を受け入れるのだろうか。(日刊ゲンダイ22年2月25日)』

 片山氏が無事に安倍派にはいれるのか、また東京選挙区から出馬できるかは「???」だが。 安倍氏としては、岸田・麻生陣営と戦うためにも、1人でも安倍派の議員を増やした方が得策だし。実は安倍派の中に、安倍派vs.福田派の争いがあるので、自分の味方を増やしておきたいという気持ちもあるかも知れない。

 いすれにせよ、今、自民党内は派閥間、派閥内の勢力争いが大変な状況に陥っていて、国内外の政治よりそちらにエネルギーが傾けられている感じがあるのだが。それも国民の高い支持の上にあぐらをかいているからこそなわけで。
 国民やメディアが「この国内外が大変な時に、何をやってるんだ!」ともっと叱咤すべきではないかと思うmewなのだった。(ーー゛)

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by mew-run7 | 2022-02-26 03:41 | 自民党について

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