【5日の北京冬季パラ・・・アルペンスキー滑降の女子座位で日本選手団主将の村岡桃佳が早速、金メダルをゲット。(*^^)v祝<今回も前大会同様、5種目でメダル獲得を狙っているという。>
男子座位では森井大輝が銅メダルをとった。森井は何と06年のトリノ大会から5大会連続でメダル獲得となった。(・・)】
卓球は、早くも24年パリ五輪代表選考の対象となる大会「ライオンカップ」がスタート。この大会はTOP32が集結。9月の世界選手権団体戦の代表選考も兼ねて行われたのだが。女子は早田ひな、長崎美柚、木原美悠、佐藤瞳がベスト4入り。既に内定していた伊藤美誠と5人が世界選手権の代表に決まった。<五輪代表だった石川佳純は早田、平野美宇は木原に敗北。実は伊藤も準々決勝で長崎に負けており、内定選手でなければ代表が危なかった。調整も難しかったと思うけど。女子は若い世代がどんどん台頭して、レベルアップしているかも。>】
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今日は、先週、気になったニュースをいくつか。
先月20日の記事『靖国参拝宣言の高市は首相にできない&親ロ外交を深めたのは安倍+立民は自民接近の連合を頼るな』で、安倍元首相がプーチン大統領との親交を深めたくて、経済協力などを行なって来たことを書いたのだが・・・。
先週の参院予算委員会で、その安倍元首相の負の遺産が問題になった。(・・)
それは安倍首相(当時)が2016年、ロシアとの経済協力を深めるために新設した「ロシア経済分野協力担当大臣」なる役職だ。(~_~;)<あ~、そう言えば、安倍っちがそんなもんを作ってたわね~って感じ。^^;>
2014年、ロシアはクリミア併合の暴挙を行なったため、欧米から経済制裁を受け、経済的に困っていたのだが。北方領土返還の交渉を進めたかった安倍氏は、まんまとプーチン大統領に利用され、エネルギー開発など8項目の経済協力プランで合意。わざわざ「ロシア経済分野協力担当大臣」を設けたのである。
今は、とりあえず萩生田公一氏がその大臣に就任しているという。(~_~;)
25日の参院予算委員会で、野党議員がポスト廃止を提案したが、岸田首相は消極的な姿勢を示したとのこと。^^;
しかし、与党内からも、「ロシア経済分野協力担当相」廃止すべきとの声が出始めているようだ。
『ロシアによるウクライナ侵攻を受け「ロシア経済分野協力担当相」を存続する日本政府の判断を疑問視する声が、与野党から上がっている。ロシアの孤立化を目的とした対露制裁で主要7カ国(G7)などが足並みをそろえるなか、「協力」ポストの維持は国際社会に誤ったメッセージを与える懸念があるためだ。
同ポストは2016年に当時の安倍晋三政権が設置し、現在は萩生田光一経済産業相が兼務する。日露間の経済協力を北方領土問題を含む平和条約交渉の進展につなげる狙いがあった。だが、今回の侵攻で日露協力や北方領土交渉の停滞は必至の情勢だ。
自民党内では衛藤征士郎外交調査会長が2月25日の党会合で「ロシアの名を冠した担当相がいるのはいかがなものか」と苦言。野党からは「同じ人物(萩生田氏)が対露制裁と協力をともに担当していることは国際的に見ても矛盾している」(立憲民主党の杉尾秀哉参院議員)などの指摘が相次いでいる。
それに対して岸田文雄首相は3月2日の参院予算委員会で「萩生田氏には引き続き職責を果たしていただきたい」と述べ、ポスト廃止に慎重な姿勢を示した。萩生田氏は衆院経産委で「ロシアとの経済分野協力は当面見合わせることを基本に、制裁などに専念する」と強調したが、与野党の廃止論はさらに強まる可能性がある。【高本耕太】(毎日新聞22年3月2日)』
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ちなみに、今月2日、衆院の経済産業委員会で、萩生田大臣が所信表明を行なったのだが。
『萩生田光一経済産業相は2日、ウクライナ情勢を踏まえ「ロシアとの経済分野の協力に関する政府事業については当面見合わせることを基本にする」と述べた。(略)当面は「ロシア向けの輸出に関する制裁等、今回の事態の対処に専念する」と話した』とのこと。(日本経済新聞22年3月2日)』
経済制裁が主な仕事になっている「ロシア経済分野協力担当大臣」って・・・。(ーー゛)
先週、ロシア・ウクライナ関連で、妙なニュースが出ていた。(@@)
在日のウクライナ大使が、外務省に大臣との面会を要望していたのに、この大事な時期に1ヶ月ほど連絡もなく、大臣に会えずにいたとのこと。^^;
その大使が、ツイッターに「(自分と会いたくなかったのは副大臣の鈴木さんです」と記したことから、これを問題視する声が出た。
『ウクライナのコルスンスキー駐日大使は3日、自身のツイッターで、林芳正外相に対する面会要請が約1カ月放置されたとの指摘について「いいえ、林さんの反応はとても速かったです」と投稿した。一方で「(コルスンスキー氏と)会いたくなかったのは副大臣の鈴木さんです」とした。鈴木貴子外務副大臣を指しているとみられる。
コルスンスキー氏と林氏との面会をめぐっては、国民民主党の川合孝典氏が2日の参院予算委員会で、コルスンスキー氏が面会要請して以降、約1カ月間実現しなかったと指摘。林氏は「私自身は大使からの面会要望は承知していなかった」と答弁していた。
林氏は2日、コルスンスキー氏と面会し、「国家の主権と独立のために奮闘されているウクライナ国民に心からの敬意を表する」と表明。ロシアの侵略による犠牲者に弔意を伝えたほか、1億ドルの緊急人道支援などについて説明した。これに対し、コルスンスキー氏は深い感謝の意とさらなる協力への期待を表明した。(産経新聞22年3月2日)』
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実は鈴木貴子氏も、安倍元首相の(負の?)置き土産だ。(-_-)
プーチン大統領との関係を深めたかった安倍氏は、首相時代、ロシア情勢に詳しくプーチン氏周辺とパイプがある(とされる)元自民党の鈴木宗男氏を時々、官邸に招いて、情報を得たり、意見交換したりしていた。(・・)
鈴木宗男氏は、安倍氏に協力する見返りとして、自分と娘の貴子氏を自民党から出馬させることを要望。さすがに自民党を除名された鈴木宗男氏を自民党から出馬させるのは断ったようだが。<結局、宗男氏は(安倍氏の仲介があったのか?)、維新の会から出馬して当選。>
鈴木貴子氏の自民党入りは認めたのだ。^^;
鈴木貴子氏は12年に新党大地から衆院選に出馬して落選するも、翌年、繰上げ当選。144年には、民主党から出馬して比例当選したのだが、16年に共産党との選挙協力に反発して、離党。<議員辞職を求められるも、無所属で居座る。>
そして、17年の解散直前にちゃっかりと自民党に入党し、衆院選では重複比例当選。21年は比例単独当選した。
<安倍政権時代は、防衛大臣政務官、副幹事長に。岸田内閣では外務副大臣に起用されるなど、人事でも恵まれている感じがある。>
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話を戻すと・・・。この3日のウクライナ大使のツイートには、「鈴木貴子氏は親ロシア派の宗男氏の娘なので、ウクライナ大使を冷遇したのではないか」というような憶測、批判が飛び交った。(・o・)
実際、『鈴木宗男氏は、ロシアのウクライナ侵攻について、自身のブログの中で「ゼレンスキーが大統領になってからミンスク合意、停戦合意を履行しなかったことが今日の事態を招いている。3年前から誠意を持って話し合いをすればロシアが動くことはなかった。いわんや10月23日、自爆ドローンを飛ばしたことが緊張関係を増大させた」「一方的にロシアを批判する前に、民主主義、自由主義は約束を守るが基本である。その約束を守らなかったのはどの国で、誰かを何故メディアは報じないのか」などと持論を展開』していて、ロシアを擁護していると見られていたのである。(FNN22年3月2日)』
『立憲民主党の泉健太代表は4日の記者会見で、ウクライナのコルスンスキー駐日大使の面会要請を日本政府が約1カ月放置していたとされる問題に関し「困難に直面する国の全権大使を放置するというのは、わが国にとってはあり得ない、信頼にもとる行為だ」と批判した。
(略)泉氏は「鈴木氏はロシアとの関係がこれまでもさまざまあるのだろうと承知しているが、この状況で外務省内でどのように情報が伝達されていたのかというのは、非常に大きな問題だ。しっかり究明していきたい」と強調した。(産経新聞22年3月4日)』
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鈴木貴子氏と外務省は、ウクライナ大使館から電話で口頭の面会の要請があったものの、正式に書面での要請がなく、鈴木副大臣は何もきいてなかったと説明した。
『鈴木貴子外務副大臣「少なくとも口頭での(面会)要請は あったものの、通常発出されている書面での(面会)要請が届いていなかった。また、副大臣室には、その要請として伝わっていなかった。私が大臣の面会要請を止めていた、ということはもちろんありません」(NNN22年3月4日)』
おそらく、この後、日本政府から何かのおわび(&お願い&お土産?)があったのだろう。
ウクライナのコルスンスキー駐日大使は、3日のツイートを削除。「結局のところ、私たちの大使館と外務省の間には技術レベルでの誤解がありました」と説明し、4日にとある式典で鈴木副大臣と笑顔で面会をしたという。(~_~;)
う~ん。何だかね~。何かミョ~というか、謎っぽい感じがあって、腑に落ちないままのmewなのだった。_(。。)_
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