【7日の北京冬季パラ・・・ノルディックスキー距離の男子20キロクラシカル立位で、21歳で旗手に抜擢された川除大輝(かわよけ・たいき)が初の金メダルを獲得した。(*^^)v祝
川除は手足の指が欠損しているため、全くストックを持たず、両腕を振って走るのだが。<斜面を含め雪上をストックなしに走ったり、滑ったりするのは至難の業。)高校卒業後、名門の日大スキー部に初のパラ選手として入部。寮生活を送りながら健常者の選手とともに練習を重ねて来たという。これからもガンバ。o(^-^)o
そして、連日、金メダルを獲得しているアルペンスキー女子座位の村岡桃佳はスーパー複合に出場。この種目は惜しくも銀だった。(・・)】
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先週、2月27日のフジTV系「日曜報道 THE PRIME」プライム」で、安倍元首相が「核共有」ぼ議論をすべきだと提言&維新の会元会長の橋下徹氏がそれに同調。
ちなみに、今週6日のフジTV系「日曜報道 THE PRIME」プライム」は、安倍っ娘の高市早苗氏(自民・政調会長)が登場。案の上、ロシアのウクライナ侵攻に絡めて、日本の防衛強化の必要性、核議論の必要性などを主張。
最後に「日本の力で日本を守れる体制をつくる」「よその国を完全に当てにしていては、国民の命は守れない」と強調した。(-_-;)
<え?よその国をアテにせず、自力で守るってことは・・・もしかして、空母とかミサイルとかトンデモ軍備強化して、ついには核保有も目指すってことですか?^^;>
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幸い、岸田首相は「政府は『非核三原則』にもとづき、核共有の議論はしない」と繰り返し否定しているのだが。維新の会が3日に、政府に「核共有の議論」を行なうように提言書を出すなど、、自民党や維新の会の保守系議はどんどんエスカレートしているような感じがある。(~_~;)
6日の日曜日、NHKではウクライナ問題に関して各党で議論していたのだが。その中でも、自民党と維新は「核共有」「核三原則の見直し」の議論をすべきだと主張していたようだ。(~_~;)
もちろん立民党や共産党、れいわなどの野党は反対。そして公明党も否定的だったのだけど。
あ、そう言えば、ゆよ党の国民党さんはどうするのかしらって思ったら、「現実的でない」と逃げていた。<9条改憲はOKなのに?^_^;>
高市氏が6日の「THE PRIME」内で行なった発言の一部。
『高市氏は「『持ち込ませず』については将来の政権を縛ってはいけない」と自身の考えを示した。「非核三原則を守るのか、国民の命を守るのかという厳しい状況になった時、判断を時の政権がして、議論を縛っちゃいけない」と安倍氏と同じ方向性を示した。
一方で、「極端な意見」として「有事であっても核兵器を搭載した米国の艦船などが、日本の領海を通過することも許さない」という考えがあることも提示。この場合は「核抑止力がまったく機能しない」とした。
ここで、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏は「平時から日本の国内に核兵器が『あるかも分からないよ』っていうことを示すことは重要」とさらに踏み込んだ発言。「議論はぜひしていただきたい」と要望した。
高市氏は最も近いロシアの軍事基地は「国後、択捉にありますよね。遠いところの話じゃない」と説明。「安全保障戦略を議論する時にタブーがあっちゃいけない。日本が日本の力で日本を守れる、こういう体制を作っておかなければ、よその国を完全に当てにしていては、国民の命は守れません」と議論の必要性は一切否定しなかった。(FNN22年3月6日)』
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橋下氏が「ロシアの最高指揮官だったら戦闘員に対してどこをゴールにして戦わせますか」と質問すると・・
『これに高市氏は「私は戦闘員に対しては、これはもう国土、領土、領海、領空、そして国民を守り抜く。これは国家の主権も失われてしまうわけですから、それをしなければ。これは申し訳ないですけど最後まで戦っていただくことになると思います」と述べた。
この発言に橋下氏は「それはロシアを倒すまで。状況を見ても最後の最後まで全員に戦わせる?」と尋ねた。これに高市氏は「あらゆる交渉をしますよ。そして国際社会の協力も…日本が本気にならないと、まず国際社会の協力は得られません、今回のように。NATO以外の国からも(ウクライナへ)武器供与がくる事態は招くことはできませんので。まず日本が、自分の国を自分で守り抜く本気度を見せるしかないんです」と述べた。(スポーツ報知22年3月6日)』
う~ん。まさに戦前志向の超保守タカ派。玉砕してでも、最後の最後まで兵士を戦わせるのですね。_(。。)_
この高市氏の発言には、さすがの橋下氏も「アブナさ」を感じたようで、ツイッターでこのようなコメントをしていたという。
『「戦況によっては戦闘員が戦うほど非戦闘員の被害が拡大する。太平洋戦争の犠牲者の9割は戦争末期においてだ」とつづると、「戦う一択の高市さんは国家指導者として危険だ」と続けていた。(スポーツ報知22年3月6日)』
久々に気が合ったね~。高市氏を絶対に首相にしてはいけない!・・・と改めて思ったmewなのである。(**)
NHKの討論会の記事も少し・・・
『与野党の参院幹部らは6日のNHK番組で、米国の核兵器を受け入れ国が共同運用する「ニュークリア・シェアリング(核兵器の共有)」をめぐり議論した。
自民党や日本維新の会が議論の必要性を訴えたのに対し、立憲民主、共産両党などは反対した。
自民党の世耕弘成参院幹事長は「政府がやらなくても、自民党を含めていろんな場面で議論する必要がある」と指摘。その上で、「核共有をやれと言っているわけではない。しないのであれば、他にどんな手段で厳しい周辺状況に対応していくかを議論すべきだ」と述べた。維新も同調した。
これに対し、立民の森裕子参院幹事長は「核をこれ以上拡散させない。この議論を立て直すべきだ」と反論。共産、れいわ新選組も反対した。
公明党の西田実仁参院会長は、「非核三原則は堅持すべきだ。核のない世界を目指すのは日本の変わらぬ立場であり続けるべきだ」と述べ、否定的な考えを示した。国民民主党の川合孝典参院国対委員長は「核共有は現実的ではない」と指摘した。(時事通信22年3月6日)』
<産経1日は「立共は否定、維国は前向き」というタイトルで、『国民民主の玉木雄一郎代表は1日の記者会見で、核共有について「抑止力として効果を発揮するのか慎重な検討が必要だ」とした一方で、非核三原則の「持ち込ませず」に関し「何を意味し、どこまで型通り順守するのか。安全保障環境の変化の中で一度議論すべきだ」と述べた。』という記事を載せていた。>
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安倍元首相や高市氏らの自民党幹部は、「議論をタブー視してはいけない」「政府としては議論しないが、党として議論する」は言うのだが。私はそれは詭弁だと思う!
と思ったら、最近、やる気になってる立民党の泉代表も、同じようなことを考えていた。
『立憲民主党の泉健太代表は4日午前の会見で、自国防衛のため、領土内に米国の核兵器を配備し、共同運用する核共有政策について「とんでもない話。核は威嚇に使うことも、実際に使用されることも許されない兵器。共有してどうするんですか。議論だけは、いいなんていうのは詭弁(きべん)。そういう話をするのであれば大量殺りく兵器、生物兵器や化学兵器まで議論はいい、というのか」などと議論自体を否定し、非核三原則の堅持を訴えた。その上で「大変、残念ですが(日本)維新の会や国民民主党まで非核三原則を揺るがす姿勢になって来ている」と、核共有政策の議論に前向きな党を批判した。(日刊スポーツ22年3月4日)』
参院選では、是非、「核共有の議論」の必要性や可否を議論して欲しいものだ。(・・)
ここで、立民党と維新の考えが完全に異なるのは、国民にとっていい選択基準になる。
で、問題の自民党は、幹部によって考え方が違うのだが。党としては、どのような公約を作るのか見ものだ。どうか曖昧な表現にだまされないように、国民にはしっかりとチェックして欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
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