【世界フィギュア男子・・・SP1位の宇野昌磨がフリーも自己ベストの202.85点を出し、世界歴代3位の合計312.48点で初優勝を果たした。日本男子の優勝は、高橋大輔、羽生に続いて3人目だ。世界選手権や五輪で銀、銅メダルが続いていた宇野だが。やっと金メダルを手にすることができた。(*^^)v祝
ラベルの「ボレロ」はもともと大好きな曲なのだが。1984年サラエボ五輪でアイスダンスのトービル・ディーン組が演技した「ボレロ」が圧巻過ぎで。<審査員が全員、芸術点で満点をつけたほど。よろしかったら、https://www.youtube.com/watch?v=gd4XOCBJOIw>それ以来、他の選手が滑っても「何だかな~」という感じだったのだが。<高橋大輔のボレロが見たいと思ってた。>今回の宇野の「ボレロ」(編曲版)は、きっと彼の代表作になるに違いない。(^^♪
宇野は今回、振り付け&コーチ担当のランビエルが満足してくれる演技をすることを第一に考えたとのこと。ジャンプで少しミスは出たものの、4回転4種5回をしっかり飛んだし。スピンもステップは完璧。まだ採点表を見ていないんだけど、かなり高い評価を得たのではないかと察する。<ランビエルは早くも来季のいい構想があると話していた。"^_^">
SP2位だった鍵山優真は、ジャンプの着氷などでややミスが出て、フリー191.91点、合計297.60点で総合も2年連続の2位に。ジャンプが決まった時は、軸、回転、高さ、距離がほぼ完璧なので、GOEで4点台をとれるのは大きな強みだと思う。まだ18歳なので、ここから宇野や友野、三浦と切磋琢磨して、上を目指して欲しい。(山本もこの争いにはいれるように、頑張れ!)
SP3位だった友野一希は、フリーでジャンプの転倒などがあって168.25点しかとれず、計269.37で6位に後退。でも、羽生→三浦の代打の代打で、先週も別の大会に出ていたのに、よく頑張ったと思う。<『自分に「よくここまで来たな」「今後見返してやろうぜ」という言葉をかけたい』と言っていた。<前も書いた気がするけど。今季の友野のSPもフリーも好き。フリーの「ニュー・シネマ・パラダイス」(特に最後のステップ)は友野のよさがめっちゃ出ているいい振り付け&演技だと思う。>
ここからアイスショーの出演で忙しい人もいるけど。みんな心身を少し休めて、来季もガンバ!o(^-^)o】
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気になったニュースをいくつか・・・。
まず、岸田首相が3月19日から21日のインド・カンボジア訪問に続き、24日から何と0泊3日の強行日程で渡欧。ロシアのウクライナ侵攻について協議するため、ベルギーで開かれたG7首脳会合に出席した。(・・)
岸田首相は、安倍内閣で4年半に渡って外務大臣を務めており、英語もそこそこ堪能で、外交が売り物だったのだが。コロナ禍もあって、なかなかその手腕が発揮できず。
今回は、欧米中心にロシア対策が進んでいる中、海外に日本の存在を示すためにも、国内向けには外交実績を示すためにも、強行日程での外遊を行なったのではないかと察する。
さらに、帰国した26日には広島に行き、エマニュエル駐日米国大使を迎えた。平和祈念公園、原爆資料館を訪れ、ロシアの侵攻も念頭に「核兵器の威嚇・使用は絶対にあってはならない。核兵器の惨禍も二度と繰り返してはならない」と訴えた。
この平和をアピールすべき時期に、「核共有を考えるべき」などという元首相の提言をスル~し、「核兵器の使用反対」をしっかり訴えてくれる首相でよかった。"^_^"
これは先々週の出来事なのだが。アップするタイミングを逸していた。
その岸田首相のお膝元の広島で、自民党の議員だった河井克行、案里氏が、19年の参院選で支持を得るため、地元の議員や首長らに現金を配って、公職選挙法違反の罪に問われたのだが。
現金を受領した地方議員ら100人は、検察の捜査で全員、不起訴になったものの、検察審査会の審査で35人が「起訴相当」の議決を受けることに。これを受けて、広島地検は34人を起訴したという。(@@)
『2019年の参院選をめぐる大型買収事件で、広島地検などは14日、河井克行元法相(59)=公選法違反罪で懲役3年の実刑確定=らから現金を受領したとして、広島県議ら34人を同法違反(被買収)罪で起訴した。いずれも同法違反容疑で告発されて不起訴となり、東京第6検察審査会が「起訴相当」と議決していた。
34人中、9人は在宅起訴。25人は罰金刑を求める略式起訴とした。事件当時の肩書は、首長1人、広島県議11人、県内市町議17人、元国会議員秘書1人、選挙スタッフ4人。議決を受け再捜査した東京地検特捜部が3日付で広島地検に事件移送していた。
起訴状によると、34人は19年3~8月、河井元法相と妻の案里元参院議員(48)=有罪確定=から、案里氏への投票や票の取りまとめなどの趣旨で、総額約2010万円を受領したとされる。(時事通信22年3月14日)』
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この河井夫妻の買収事件捜査では、100人の議員らが現金の受け取りを認めたものの、ひとりも起訴されなかったことが不思議でならなかった。<100人の内訳は、参院選当時に首長や地方議員だった政治家が40人を占め、残る60人は後援会員や陣営スタッフら。>
検察側は「無理やり渡された人もいた」などと説明していたのだが。世間では、安倍政権を忖度したor自民党県連や地方議会を混乱させないため&いわゆる司法取引が行なわれたのではないかという憶測が出ていた。>
しかし、21年7月、これを不服に思った広島市内の市民団体「河井疑惑をただす会」のメンバーたち268人が東京の検察審査会(検審)に、不起訴になった議員らの審査を申し立てを行なった。
そして、東京弟検察審査会は、今年1月、このうち35人を「起訴相当」とする議決を出したことを発表した。(・o・)
『議決は昨年12月23日付。ほか46人は「不起訴不当」、残る19人は「不起訴相当」とした。
議決は、当時公職に就き、10万円以上を受領したが返還せず、辞職しなかった者について「責任の重さや悪質性に鑑み起訴するのが相当」と指摘。これらの条件に該当しない場合でも、高額な現金を受領した者については起訴相当とし、一律不起訴とした検察の処分は「金員受領が重大な違法行為であることを見失わせる恐れがある」とした。
起訴相当とされた35人は、300万~10万円を受領。当時の肩書は、同県議が11人、広島市議13人、県内の首長、市議、町議計6人で、うち26人は現職。他の5人は、亀井静香元衆院議員の男性秘書や、選挙事務所スタッフだった。(時事通信22年1月28日)』
検察は、審査会で「起訴相当」とされた人に関して、再捜査を行なって、改めて起訴するか否かを決めなければならない。
そして、mewの知る限り、政治関連の事案で、検察審査会の1回めの「起訴相当」の議決を受けて、検察が素直に起訴るケースは、かなり珍しいのではないかと思う。<岸田政権に代わったからかしら?^^;>
<尚、再度、不起訴にしても、2回めの審査で「起訴相当」の議決があった場合は「強制起訴」されることになるのだが。その例も少ない。民主党時代、小沢一郎氏が検察も協力したかも知れない審査で、強制起訴されたけど。訴訟で無罪が確定した。(・・)>
もしお金を受け取って、返済さえしていない議員や首長らが、起訴もされず、責任をとって自認もせず、の~の~としていたら、検察が「選挙支援のために、お金を受け取って、買収に応じても、罪に問われませんよ」と世間にアピールしているようなもので。検察の使命である
「社会正義の実現」から遠のくことになってしまう。(~_~;)
今回、東京地検特捜部が「起訴」という英断を下したことは評価したい。(**)
ただ、mewは、河井夫妻の裁判で、買収資金の原資について指摘や追及がなされなかったことに、納得が行っていない。
河井克行氏は、選挙の前に安倍官邸を何度も訪問。そのたびに自民党から河井夫妻の事務所に千万円単位の額が振り込まれ、合計1億5千万円にも達していたのだが。その説明もきちんとなされていない。
今、他の選挙区でも、選挙資金(買収に近い現金供与)の問題がいくつも出ているのだが。是非、今後、安易な現金授受行為が行なわれなように、検察も自民党もメディアも、しっかりと対応して欲しいと思う!(**)
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おまけというわけではないが・・・先週は、維新の会の前川清成衆院議員も公職選挙法違反で起訴された。(~_~;)
『2021年10月の衆院選で、公示前に自身への投票を呼びかける文書を有権者に送ったとして、奈良地検は22日、日本維新の会の前川清成衆院議員(59)=比例近畿=を公職選挙法違反(法定外文書頒布、事前運動)の罪で在宅起訴した。
前川議員は22年1月に書類送検された際、違法性を否定していた。罰金以上の刑が確定すれば失職し、原則5年間、公民権停止となる。
起訴内容は衆院選公示前の21年10月14日、自らが当選する目的で「選挙区は『前川きよしげ』、比例区は『維新』とお書きください」と記したはがきなど35通を有権者に発送したとしている。(毎日新聞22年3月22日)』
また近いうちに取り上げたいが。維新は「改革」を売り物にしているが、クリ-ンどうかは
???」だし。行政に使うお金に関しても決してきっちりsているわけでもない。
メディアはもっと、自民党や維新の選挙法違反や金銭的な問題を取り上げて、国民に伝えて欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
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