【超大型の台風1号・・・本州までは達しなかったものの、小笠原諸島を直撃。父島は、最大45mの強風が吹き、全戸停電になったという。
ここ何年か、離島系のBS番組やyou tubeを見まくっているmewとしては、心配で心配で。<もう停電は直ったか。道路に木が倒れてないか。母島は大丈夫だったかなとか。>どうか早く被害が復旧するように願っている。(・・)】
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ところで、昨日の朝、れいわの山本太郎代表が衆院議員を辞職するというニュースが。
「え、何かあったのかな~?」「まさか衆院議員辞めて、参院選に出て票集めに力を尽くすって言うんじゃないでしょうね~」などと話してたら、その「まさか」だったので、「あら~」という感じになった。(@@)
『れいわ・山本太郎氏 衆院議員辞職し、参院選出馬を表明「政治の暴走止めるため」
衆院議員でれいわ新選組の山本太郎代表(47)が15日、衆院に議員辞職届けを提出し、6月22日公示が有力視される参院選挙に出馬することを発表した。都内の衆院議員会館で会見し「今年の参院選挙が終わった後、3年間の政治的な空白期間ができます。権力を持った者たちにとっては黄金の期間。その間に行われるであろう政治の暴走を止めなければいけない」と意図を説明した。
グレーのスーツにピンクのネクタイを合わせた山本氏は、今夏の参院選では自民党が大きく議席を減らすことにはならないだろうと分析。参院選後に3年間、選挙が行われない可能性があるため「3年間は危険なものになると思います。最悪の事態としては戦争の当事国になることもありえるかもしれない。空気を読まない私たちが議席を増やし、声を大きくしていく必要があると思います」と訴えた。
山本氏は昨年9月の衆院選で比例代表東京ブロックから出馬し、当選。山本氏の辞職後は、れいわの次点候補だった櫛渕万里氏(54)が繰り上がる。
れいわの現時点での参院議席数は2。比例ではなく選挙区で立候補するとした山本氏は落選のリスクにも触れ「勝てる保証なんかない。でも、危機感なさすぎないかってことなんですよ。公文書が改ざんされる国ってありますか?もう壊れているんだよってことなんです。波静かな国会で選挙を迎えて、その後に地獄がくるならやるしかない。選挙区で議席をもぎ取りに行く」と声を強めた。(デイリースポーツ22年4月15日)』
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また、山本代表は、こんなことも言っていたという。
『自民党公明党の多数党、そして与党側の顔をかぶった維新のような政党が伸びていく。そういう状況になったら、3年間の空白期間は非常に危険なものになり得る。野党側も、国会全体も変質していく。与党側にすり寄る行為、最悪の場合には大政翼賛状態になる可能性もある」とし、消費税の増税や憲法の改悪、好戦的な外交が行われると警鐘を鳴らした。(よろず~22年4月15日)』
山本氏の思い、危機感は、すご~くよくわかる。(・・)
参院選で、自民党公明党の多数党、そして与党側の顔をかぶった維新(+国民党?)のような政党の議席が伸びて、野党がどんどん少数派になって行ったら、日本はとんでもアブナイ国になるおそれがある。(-_-;)
だから、まっとうな野党の議席を、一つでも多く増やしたい。そのためには、たとえ政界で「掟破りだ」「KYだ」と言われようと、山本氏が衆院議員を辞めて、参院選に出るという荒業を使う道を選んだのだろう。^^;
『れいわの現時点での参院議席数は2。比例ではなく選挙区で立候補するとした山本氏は落選のリスクにも触れ「勝てる保証なんかない。でも、危機感なさすぎないかってことなんですよ。公文書が改ざんされる国ってありますか?もう壊れているんだよってことなんです。波静かな国会で選挙を迎えて、その後に地獄がくるならやるしかない。選挙区で議席をもぎ取りに行く」と声を強めた。(デイリースポーツ22年4月15日)』
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ただ、果たして、このような方法をとるのが妥当なのか。正直なところ、mewは、望ましくないと思う。
山本氏のの行為は、公選法には違反しないけれど。あえて言うなら、法の趣旨にそむく法の悪用である。(-"-)<山本氏がレギュラーだったミナミの帝王でも法の抜け穴みたいなのが、時々使われていたような気がする。^^;>
もしまた来年にも衆院選が行われるとした場合、山本氏が参院議員を辞任して衆院選に出れば、また参院比例で他の議員を繰り上がらせて1議席稼ぐことができる上、山本氏も衆院の議席を取り戻せるかも知れず。極端に言えば、山本氏1人への期待で集めた票で、何議席もとることになるわけで。これが民意の反映の好ましい形だとは思わないし。このやり方に違和感を覚えて、れいわへの投票をためらう人が出るのを懸念する。(~_~;)
<れいわ支持者の中には、山本氏への期待で、政党の議席が増えればOKと考える人もいるかも知れないけど。
てか、時々書いているけど、そもそも日本の比例選のシステムがおかしいんだよね。早くなくしてしまうか、もっときっちりしたルールつくりをしないといけないと思う。(・・)>
『山本代表が当選からわずか半年足らずで議員辞職することについて、与野党双方から厳しい声が相次いでいます。
自民党議員が「茶番に付き合う必要はない。注目されなくなったから辞職しただけだ」と指摘しているほか、野党議員も「衆議院の軽視であり、党勢拡大のための党利党略だ」などと批判しました。(NNN22年4月15日)』
どうせ出るなら全国比例区で。しかも、今度は19年の参院選のように奇をてらわず、思いっきり正面から政党への票数を集めて欲しいものだ。(**)
<19年参院選では、あえて知名度のない障碍者を特例枠の1,2位の置いて、山本氏自身は実質3位に回って、多数の票を集めようとしたのだが。個人で99万票集めたものの、全体票数が少し足りず。山本氏は落選となったので。^^;>
山本氏も危惧していたように、実際、日本は今、本当にアブナイ方向に暴走しようとしているのだ。(-"-)
自民党は、ウクライナ侵攻を利用して、日本の平和法制をぶち壊し、軍事力を(攻撃力も)急激に増強しようとしている。_(。。)_
『防衛3文書の年内改定に向け自民提言原案 「敵基地攻撃能力」を改称し保有へ
「国家安全保障戦略」などいわゆる「防衛3文書」の改定に向けた、自民党の提言の原案が判明しました。「敵基地攻撃能力」は名称を変えたうえでの保有を求めています。
関係者によりますと、自民党の安全保障調査会による政府への提言の原案では、▼いわゆる「敵基地攻撃能力」について名称を変えたうえで保有することや、攻撃の対象に相手国の指揮統制機能を含めることが記されています。また、▼防衛費は、GDP比2%以上を念頭に5年をめどに増額を目指すことや、▼安全保障上、中国を「脅威」、ロシアを「脅威」または「非常に強い懸念」に見直すことが盛り込まれています。
「核共有」などについて、さらなる議論を行い原案を修正した上で、早ければ来週にも政府に提出するということです。(TBS22年4月16日)』
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「敵基地攻撃能力」は名称を変えたうえで保有って。何かやり方がせこいと思いません?^^;
ちなみに、『自民党の安全保障調査会は11日、敵のミサイル発射拠点を直接たたく「敵基地攻撃能力」について議論し、参加者から名称を「自衛反撃能力」などに変更する案などが出された』とのこと。^^;
一応、「専守防衛」を意識して、「攻撃」という言葉を使うのはマズイ、国民に抵抗感を与えやすいと。
安倍元首相辺りは、昨年から「打撃力」という言葉を多用するようになっているのだが。「反撃」も「打撃」も、「攻撃」することに変わりはないでしょ~。(@@)
彼らは、ともかく「今なら国民も反対しないかも」「うまく騙せるかも」と考えて、アレコレ動いているのだが。
ウクライナのような戦禍、凄惨な状況や犠牲を再び繰り返すことがないように。国民は、どうすればいいのか、しっかり考えて欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
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