【プロ野球・・・ロッテの佐々木朗希投手(20)は、前2試合で、連続17イニング無安打、無四球のパーフェクトな投球を続けていたのだが。27日のオリックス戦で、最初の打者が最初の投球(一球め)を打ってヒットになり、そこで記録は途切れた。また、5回に1点を失い、3日の西武戦から続けてきた連続イニング無失点も22で途切れた。両方ともスゴイ記録だと思うが、周囲が騒ぎ過ぎて、本人も記録にとらわれ過ぎると、精神的にも投球面でもタフで崩れてしまうのもよくないので、かえってよかったのではないかと思う。(・・)
この日は前2戦と異なり、アウェイの京セラ・ドームで試合だったのだが。佐々木は、マウンドが合わず、前2試合より投球のコントロールがきかなかったため、ややイライラしていた様子。そんな中、2回二死一塁の場面。2ストライクから外角へ投じた直球がボール判定され、、やや不満そうにマウンド前方へ歩いた佐々木に対して、白井球審が詰め寄り、一触即発の場面があった。<正面からの映像は見られなかったのだけど。横からの映像だと、佐々木が外角を指差して「あれは、はいってるだろう」とグチってた感じ?>球審が怒るほど抗議をしたり、悪態をついたわけではないので、威嚇するようにマウンドに向かって行った白井球審もやや大人気ないかなと思ったのだが・・・。
2人の対立よりも、この時、ルーキー18歳の松川虎生捕手が、ずっとミットを球審の前に出して、佐々木を守りながら、球審と共にマウンドに行き、両者が衝突しないように何か言っていた姿が、めっちゃ印象に残ったりして。我が家や職場では、松川のリードやキャッチングに加えて、球審への対応ぶりを見て、改めて「松川は5歳か10歳、サバ読んでいるに違いない」と話題になっていたです。(@@)<<佐々木は、疲れもあるということで、とりあえず、この日、いったん選手登録を抹消したとのこと。心身を立て直して、また頑張って欲しい。o(^-^)o>】
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昨日、フランスで大統領選の決選投票が行なわれ、現職のマクロン大統領が極右政党のお性党首ルペン氏(正確にはル・ペン氏)を得票率59%対41%で破り、再選を果たした。
この2人は、17年の大統領選でも戦い、その時はマクロン氏が66%の投票率で圧勝したのだが。その後、経済政策などが批判されていた上、今回はウクライナ侵攻を引き合いに出して、勇ましく愛国主義を掲げるルペン氏の支持率がかなり上がっていると言われていので、mew的にもほっとした感じ。(・・)<クチを開けば、「国家がどうの、伝統がどうのって、高市早苗氏みたいなんだもの。(~_~;)>
マクロン氏は当選後、「自分への投票の多くが、私の考えを支持するためでなく、ただひたすら極右に対するバリケードを築くためのものだったと承知している」と言っていたが。まさに、その通りだと思うし。日本もそうあって欲しい(=安倍仲間や維新の超保守勢力を封じて欲しい)と思う。(**)
<それにしても、NHKも含めて、ルペン氏の前にわざわざ「極右政党の」とつけるのは、ちょっと不思議に思ったりもして。知人の「どうせなら日本も「極右の元首相のA氏」とか、「極右の与党幹部のT市氏」とか紹介してくれればいいのに」との言葉に笑ったのだけど。
実は、mew周辺には、いまだに安倍氏や高市氏や維新の議員の多くが、ウヨの超保守タカ派勢力だと気づいていない人もいるので、そこら辺はきちんと国民がわかるように伝えて欲しい。(+)>
何もなくても、日本はいまだに世界では帝国主義の国だったという印象が強いのだ。(-"-)
24日、ウクライナ政府の公式ツイッターで、日本の昭和天皇の写真をドイツのヒトラーや、イタリアのムッソリーニと並べて、3人がファシストだと批判する動画を掲載していたとのこと。日本政府が、ウクライナ大使館に抗議を行なったところ、まもなく動画が削除され、ウクライナ大使から謝罪の言葉があったという。
<写真はhttps://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20220425-00293052に。>
mew的にも、日本がこのような形で扱われるのは残念なのだが。<昭和天皇は戦争の最終的な責任者ではあるけど。他の2人ほどには直接的に戦争の計画や指導をしていたわけではないので、3人で並べられるのにはチョット抵抗が。(-_-)>
ただ、思えば、3月にウクライナのゼレンスキー大統領が米国議会でリモート演説を行なった時も、日本の真珠湾攻撃をロシアのウクライナ侵攻になぞらえる形で批判的に取り上げていたわけで。ウクライナ政府のスタッフには、日本はナチス・ドイツや今のプーチン・ロシアと変わらない「帝国主義」「国家主義」の国だったのだという印象がかなり強く残っているのかも知れない。(~_~;)
<プーチン氏は「ロシアの同胞民族を守るためにやむなく戦っている」と言っているけど。それは日本が「アジアの同胞民族を列強諸国の白人から守るべく大東亜帝国を築くために戦う必要がある」と主張していたのと、変わらなく見える人も多いのでは?>
しかも、その戦前の国家主義、富国強兵の精神を信奉し、今の日本にも反映させようとしている安倍元首相や超保守仲間が、憲法9条改憲や軍事力の強化を行いたいこともあって、ロシアのウクライナ侵攻を声高に批判しているのを見ると、何だかな~と思ってしまう。(-"-)
『ウクライナ政府の公式とされるツイッターに、昭和天皇とナチス・ドイツの指導者だったヒトラーらの顔写真を並べた動画が投稿され、その後、批判が相次いで写真が削除されていたことがわかりました。
SNS上で批判相次ぐ 写真は削除
動画は、ロシアの全体主義や言論の自由の制限などを批判するもので、今月1日、ウクライナ政府の公式とされるツイッターに投稿されました。
この動画の後半に「ファシズムとナチズムは1945年に敗北した」と指摘する場面があり、昭和天皇の顔写真とともにヒトラーやイタリアの指導者だったムッソリーニの顔写真が並べられていました。これについてSNS上で批判が相次ぎ、写真は削除されました。
動画が投稿されたツイッターでは「友好的な日本の人たちの気分を害するつもりはなかった。間違いをしてしまい、心からおわび申し上げる」と謝罪しています。
また、日本にあるウクライナ大使館はツイッターで「現在、投稿があったアカウントはウクライナ政府と関係がありません」としたうえで「制作者の歴史認識不足と思われます。ご不快に思われた日本の皆さまに深くおわび申し上げます」などと投稿しています。(NHK22年4月24日)』
実際のところ、政府&自民党のタカ派勢力は、将来の9条改憲や軍事拡大を目指すだけでなく、今回のウクライナ侵攻を活用して、何とか今の日本の安保軍事政策を拡張したいと必死になっている。(-_-;)
安倍政権は、日本の武器輸出三原則をろくに議論もしないまま、「防衛装備移転三原則」に変えてしまったのだが。それでも、戦闘に使うものは他国に提供しない(=戦闘に関与しない)というルールがあったのだ。
しかし、日本政府は既に、防寒服などのほか、戦闘に使用できる防弾チョッキやヘルメット、をウクライナに提供。
安倍実弟の岸防衛大臣は、まさに戦闘に使用するための防護マスクやドローン(監視用)を提供すると言い出している。(・o・)
『岸信夫防衛相は19日の記者会見で、ロシアによる侵攻を受けているウクライナを支援するため、同国に対し防衛省が保有する民生用ドローンを提供すると発表した。ウクライナ側からの要請を踏まえた措置で、有毒物質から身を守るための防護衣、防護マスクも提供する。岸氏はドローンがどのような用途で使われるかとの質問に「いろいろな用途があると思う」と述べるにとどめた。
ドローンは防衛省が研究用として購入した市販品のため、武器や関連技術の輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」は適用されないと説明している。ウクライナは民生用のドローンをロシア軍の位置の把握などに、軍用のドローンを戦車への攻撃などに活用しており、日本が提供するドローンも偵察などに用いられる可能性がある。
提供する物資・装備品は民間の航空機で周辺国に運んでからウクライナに移送する方針で、岸氏は「準備が整い次第、輸送する」と述べた。政府は3月にも、防弾チョッキやヘルメットなど殺傷能力のない物資・装備品をウクライナに供与している。【川口峻】(毎日新聞22年4月19日)』
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上の装備品は急ぐためか、民間機で運ぶことにしたのだが。防衛省は、本当はここで自衛隊の輸送機を出したくてたまらないのである。^^;
そこで、ガスマスクは民間機で運ぶくせに、避難民用の毛布などの支援物資は自衛隊機で運ぶことを計画。でも、自衛隊の輸送機は途中で給油が必要なので、インドに給油させて欲しいと頼んだところ断られることに。結局、自衛隊機の派遣は見送ることになった。(~_~;)
<インドはロシアと親交があるので、自衛隊機はだめだけど、民間機ならOKって言ってたのだけど。政府は、どうしても自衛隊の輸送機を使いたかったらしい。(-"-)>
『日本政府がウクライナへの支援策として、国連の物資をウクライナ周辺国に自衛隊機で輸送するとしていた計画について、物資の備蓄倉庫があるインドが拒否したことが21日明らかになった。複数の政府関係者によると、インド政府が自衛隊機の使用を認めなかったという。
日本政府は民間機の利用も含めて計画の修正を余儀なくされた。日本は来月、「日米豪印(クアッド)」首脳会合を東京で開く予定だが、インドとの温度差が露呈した形だ。(朝日新聞22年4月19日)』
『インド政府は自衛隊機による輸送を拒否したものの民間機の着陸は認めたが、チャーター機などによる輸送も見送る。UNHCRがアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに備蓄する物資は自衛隊機で輸送する。
政府はインド政府の自衛隊機受け入れ拒否を受け、インドのムンバイとドバイ以外からの輸送も検討した。しかし、UNHCRが支援物資を備蓄する拠点がある中国やパキスタン、ウズベキスタンは、いずれもウクライナに侵攻を続けるロシアとは一定の関係を保っている。このため自衛隊機の派遣は難しいと判断した。(産経新聞22年4月25日〕』
何か野党やメディアは、このような問題を追求すると「ウクライナ支援する気がないのか」と批判されると思ってか、あまり大きく取り上げていないように思うのだけど。
これは、保守タカ派が「ウクライナ侵攻を利用して、安保軍事政策を拡張しようとしている悪しき例」なので、しっかりと国民に伝えて、議論の材料にして欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS