GWの連休も(飛び石の人も含めて)最後の2日になっちゃいましたね~。(ノ_・、)
・・・というわけで、ってことでもないのだが。維新と自民改憲本部のアブナイ漫画の話を。
昨日の午後、何とな~くNHKをニュースを見ていたら、いきなり『維新 党の重点政策をマンガで紹介』という感じのタイトルが。・・・え?(・o・)
そうしたらアナウンサーが淡々と、維新の政策アピールに関する原稿を読み出した。
しかも、NHKのニュースページにあるが。わざわざ漫画の画像や政策内容をうつしての報道だ。
<https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220506/k10013613381000.html>
『維新 夏の参院選に向け 党の重点政策をマンガで紹介
夏の参議院選挙に向けて日本維新の会は、党の重点政策をマンガで紹介する冊子を作成しました。冊子は30ページ余りで、社会保障や税制などの重点政策「日本大改革プラン」を紹介しています。
戦隊ヒーローに見立てた主人公「改革戦隊 維新ジャイ」が、将来の年金制度に対する「不安」などを表す怪人を、党が掲げる政策を使って次々と倒すストーリーになっています。
社会保障制度改革では、すべての国民に無条件で一定額を支給する「ベーシックインカム」の導入が必要だとして、その仕組みなども解説しています。
そして「維新ジャイ」は「不安や不公平、古い政治を倒していく」と党の姿勢をアピールしています。
日本維新の会は、この冊子を街頭で配ったりホームページで公開したりすることにしています。(NHK22年5月6日)』
何か「こういう漫画冊子を出したけど、ここの表現に問題があった」とかいうなら、その部分の画像を出して、中身を見せてもいいと思うけど。
何もなしに、ただ政策漫画の冊子を紹介して、「日本大改革グレートプラン」なる表紙から始まり、「年金制度の不安や不公平、古い政治を倒していく」「ベーシックインカムの導入のが仕組みを解説」など中身を紹介するなんて、もう宣伝以外の何ものでもないよね。<`ヘ´>
たぶんmewがアンチ維新でなくとも、これは「維新びいき」「不公平」だと考えるんじゃないかと思うけど・・・。<NHKに何か意図があったとしか思えん!(-"-)>
あと、mewも漫画は嫌いじゃないし。わかりやすく何かを伝えるのに役立つかも知れないとは思うけど。<ふと思い出したことに、自民党も憲法改正に関する漫画冊子を出していたな~。(後述)>
こんな子供じみた「改革戦隊・維新ジャイ」なんて、おちゃらけ漫画を見て、「維新はいい」と思って投票しちゃうのかな~。(-_-;)

*
と思いつつ、維新のHPを見たら、何とあの「島耕作」でおなじみの弘兼憲史が監修するマンガ『ふたりの維新志士』なる漫画が載っていたのを見つけて、さらに「はあ?」という感じにんってしまった。(゚Д゚)
【弘兼憲史先生監修 マンガ『ふたりの維新志士』
「島 耕作」シリーズでおなじみの弘兼憲史先生率いる「ヒロカネプロダクション」と、日本維新の会がコラボレーション。日本維新の会が目指す地方行政や日本の在り方についてマンガで楽しく解説。】
この漫画では、吉村副代表が、若き島耕作のイメージを重ねたようなイケメン(?)主役に。https://nlp.o-ishin.jp/manga.html
「前編」のタイトルは「リョウマとの出会い」
「吉村副代表が久しぶりの休息で街を歩いていると、怪しげな人物と出会う。男は自分をサカモトリョウマだと名乗るが・・・」
いかにものパターンだが。吉村知事が、令和の時代にタイムスリップして来た坂本竜馬に会って、「維新の会」は「維新志士の日本に対する思いも引き継ぐ」「身を切る改革をやっている」として、いきなり具体的な政策や実績を説明するのだ。
「後編」のタイトルは、「リョウマとの約束」
「吉村副代表がリョウマと話しているとそこに意外な人物が現れる。意気投合した3 人は国と地方について語り合うが・・・」
大阪の街を歩いていると、「奇遇だな~」「珍しいな、吉村」とか言いつつ、松井一郎代表が登場。途中で「かめへん、かめへん」とか、いかにも庶民的な大阪弁を折り混ぜつつ、今度は「地方分権」の説明を始めるのだ。<まだ構想段階やけどと、先ほどの「日本大改革プラン」もアピール。>
ここら辺の説明は、つまらない&わかりにくいので、飛ばし読みされちゃいそうなのだけど。何か維新をはじめとする地方分権派に都合のいことばかり書いている感じがするけど・・・。
最後は松井氏が「ほな、わしは家で猫が待ってるから帰る」と。<あと吉村氏が「松井さん、人見知りですから」とか言って、ここで強面(こわもて)イメージ解消のためちらっと人柄もアピールか?^^;>
坂本竜馬も、高杉さんからもらったという記念品を吉村氏に渡して、元の世界にGO BACK。で、吉村氏が、自分が手にしているのが拳銃だと気づき、「ひぃいい、まずい!銃刀法違反になりますよ、これは」と驚くのが最後の落ち。(・o・)
<え?こんな落ちじゃ、関西の人にはもちろん、誰にもウケない気が。(~_~;)>
尚、維新の共同代表の松井氏も馬場氏も、日本会議系の超保守派。彼らは、天皇中心の政治を取り戻し、富国強兵を進めた「明治維新」を評価して、そのような政治を目指しているので、今回も坂本竜馬&明治維新の話を持ち出して来たと思われる。^^;
<竜馬のタイムスリップは、ドラマ「仁」の逆設定(ちょいパクリ)っぽいかも、大好きなドラマなのに~。(ノ_-。)>
こんなアピール方法でも、維新はさらに支持率が上がって、参院選でも議席を増やすのだろうか?(ーー)
政党HPの漫画で思い出した・・・。たぶん、昔、ブログで紹介したこともあるのだけど。自民党の憲法改正実現本部が作ったもの。
https://constitution.jimin.jp/document/pamphlet/
タイトルは「ほのぼの一家の『憲法改正ってなあに?』」
もうほのぼのっぽい絵柄の「ほのぼの一家」(親子4代)を持ち出しちゃうのが、ちょっとあざとい感じ。<でも、男性優位?登場人物5人中、ひ孫~曽祖父は4人は男性。ひ孫の母の女性>
「その1・なぜ、憲法を改正するの?」、「その2・憲法改正でどうなるの?」、「その3・国民投票ってどうなるの?」、「その4・みんなで考えよう」の構成で、60ページ以上ある長いものなのだ。
mewが、マジでアブナイな~と思うのは、全体を通して、安倍晋三氏らが信奉する戦前志向の「超保守思想」に基づく、かなり偏った歴史認識、憲法解釈に基づく漫画だということだ。
この漫画を読んで、これらが「本当のor一般的な歴史の事実、憲法の意味なんだ」と誤った認識を与えることは、本当に危険だと思う。<少なくとも、一般的ではない!(・・)>
その1では、平和でほのぼの暮らす家族が、憲法改正にか関して、とりあえず「環境権は必要」とか言っているのだけど。
そこに、90代のひいおじいちゃんが登場して、「憲法の基を作ったのはアメリカ人だ」と強調して、彼らの考えに沿った憲法作成の過程を再現。<連合軍幹部が「われわれの目的は、日本無力化だ」と語ったりとかね。>パパはが「敗戦国の日本のままなのか~」なのかと言い出すことに。ここでは、「米国に強引に押し付けられた憲法だ」ということを印象づける狙いがあるようだ。^^;
その2になると、家族は自衛隊の航空ショーに。そこで、ひいおじいちゃんが、今度は偏った人権論を語り出す。「公共の福祉は、公益のこと」(通説は全く違う)だとか、さらに展開して、「個人の人権(ワガママ?)を重視すると国の安全が守れない」なんて話まで出て来る。
そして地震などの時に、「緊急事態条項」を設けないと、いかに大変かという話に。
さらに、9条の戦争放棄を評価するママにひいおじいさんは「戦争を放棄すれば、戦争はないと思っているのか」と脅しをかけるのである。<まさに、今の改憲派の言葉~。TH風>
その3では、夏の旅行に行った家族に、ひいおじいさんが「国民投票」について説明。「日本で一度も国民投票が行われていない」「外国は何度も憲法改正しているが、日本がいかに改憲しにくい国か」などについて語る。
で、その4では、パパが「翔太(2歳)の世代まで、戦後を引っ張ることはできない」と、「戦後レジームからの脱却」論を唱え、日本の未来のために、しっかり向き合って考えようってことで終わるのだけど・・・。<自民党、2015年製作>
もし憲法改正の前の国民投票の前に、こういう偏った歴史認識や見解の冊子が大量に作られて、国民に配られたら&もし国民が「与党自民党が言っているのだから、正しい内容なのだ」と誤解してしまったら・・・。う~ん。
<それこそ、有名漫画家の人気キャラを使ったらとか、TV番組が取り上げて、実質的に宣伝しちゃったらとか。政治家には品性も自制心もないので、心配するとキリがなくなる。(-_-;)>
で、そういうことを考え出すと、めっちゃユーウツになってしまうmewなのだった。_(。。)_