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プーチンの演説に安堵も、見通し困難。欧米中印参加の停戦協議を望む+日本の軍事強化を危惧


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 昨日9日、ロシアのモスクワでは第二次世界大戦の戦勝記念日の式典が行われた。(・・)

 第二次世界大戦では、ナチス・ドイツが周辺国だけでなく、仏、英、ロなどの大国にも侵攻。ロシアでは戦死者数が、世界最多の1450万人におよび、国民の10人に1人が戦死したと言われている。<戦死者の数はドイツは285万人、日本は230万人だったので、ロシアはかなり多い。>
 それゆえ、ナチス・ドイツに抵抗し、英米連合軍と共にドイツを降伏に追いやった1945年5月9日は、ロシアにとって特別に大きな意味がある。

 この日は午後に、第2次世界大戦の戦没者らを悼む市民の行進が行われ、プーチン大統領はもドイツ戦で負傷した父親の遺影を抱いて、更新に参加していた。また、式典にはモスクワ市民だけでなく各地から100万人の国民が集まったという。

 この式典の演説で、果たしてプーチン大統領が何を語るのか、世界から注目が集まっていた。(**)
<日本でもNHKや民放TVの午後4時からのニュースで、一斉にプーチンの演説を生中継をしていた。>

「プーチンが宣戦布告をして、本格的な戦争に突入するのではないか」「国家総動員令を発令するのではないか」「ウクライナの一部の併合を、一方的に宣言するのではないか」・・・。
 また、「核攻撃の際に大統領が使用する空中指揮機を軍事パレードの頭上に飛ばし、核兵器使用を示唆するのではないか」など、望ましくない推測もアレコレ出ていた。(-_-;)

 しかし、結果的には、プーチン大統領は、世界を震撼させるような言動はしなかった。(++)

『ロシアは常に、世界にとって必要な、平等で不可分な安全保障システムの創設を提唱してきた。昨年12月、ロシアは「安全の保証」に関する条約の締結を提案し、合理的で妥協による解決策を模索するため誠実な対話を求めたが、全て無駄になった。北大西洋条約機構(NATO)諸国は我々に耳を傾けようとしなかった。彼らには全く異なる計画があった。ドンバス、クリミアを含む我々の歴史的な土地への侵攻に向けた作戦が準備されていた。』

『ウクライナの政権は、核兵器取得の可能性を発表し、NATOは、ロシアに隣接する領土で積極的に軍事的な開発を始めた。ネオナチらとの衝突は避けられないものとなった。(ウクライナに)NATO諸国から最新兵器が定期的に供与され、危険は日々拡大した。ロシアがその侵略に先制的な反撃を与えたのは、やむを得ず、タイムリーで唯一の正しい決定だった。』

『大祖国戦争でナチズムを粉砕した人々は、英雄の例を示した。我々は、彼ら勝利者の世代を見習っていく。私たちの勇敢な軍隊に栄光を! ロシアのために! 勝利のために! 万歳!』(以上、読売新聞22年5月9日より引用。)

<途中で、『我々は、米国人、英国人、フランス人、レジスタンスの参加者、中国の勇敢な兵士など(第2次大戦の)連合軍の全兵士、ナチズムと軍国主義を打倒した全兵士をたたえる。』とも発言。ナチスとの戦いという視点から、今、敵対している欧米諸国の兵士もたたえると語ったのは興味深かった。(欧米諸国が加盟するNATOとの協議も考えて、彼らに何らかの配慮を示したのか。ナチスへの戦いを正当化するためか。or自分の度量の大きさを示そうとしたのかな。(~_~;)>

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 結局、プーチン大統領は宣戦布告もせず、国家総動員令を発令せず。ドンパスやクリミア地方などを「我々の歴史的な土地」と呼んだものの、とりあえず「ロシアに併合する」とは言わず。
 また、天候不良を理由に、核攻撃の際に大統領が使用する空中指揮機(“終末の日の飛行機”と呼ばれる「イリューシン80」)も飛行させず。<リハーサルでは飛ばしていた。>

 世界では、おそらく多くの人々(政府・軍隊関係者も一般人も)、ちょっと「ほっ」と安堵したのではないかと察する。(・・)mew,too.

* * * * *

 とはいえ、世界各国からは、批判が続出していたようだ。

『米報道官「プーチン大統領は歴史を曲解」 各国から批判の声

 ロシアのプーチン大統領は9日、第二次世界大戦の戦勝記念日の演説で、ウクライナへの軍事侵攻について改めて正当性を主張する一方、具体的な戦果などには言及しませんでした。欧米各国からは「歴史を曲解している」などと批判の声が上がっています。

 プーチン大統領「NATOは、ロシアに隣接する土地に積極的に軍を配備し始めた。日々、危険度が増していった。ロシアは敵対行為に対して先手を打ったのだ。やむを得ず、今やらなければならない唯一の正しい決定だった」

 プーチン大統領はこのように述べ、軍事侵攻の正当性を改めて主張した一方、具体的な戦果や「戦争宣言」などについては言及しませんでした。

     ◇

この発言に対して、欧米各国からは批判の声が上がっています。

米国・サキ大統領報道官「プーチン大統領は歴史を曲解し、歴史を変えようとしている。不当な戦争を正当化するためだと言わざるを得ない」

米国防総省・カービー報道官「プーチン氏は演説で軍事作戦を正当化した。しかしそれは間違っている。彼には(侵攻した)2月24日に、まだ外交の選択肢があったのに無視した」

また、フランスのマクロン大統領はパレードについて、「力の誇示、威嚇のためのもので、好戦的な姿勢を示していた」と述べたほか、イギリスのウォレス国防相は「プーチン大統領らにとって、ウクライナでの戦勝記念日はやってこない。あるのは敗北と不名誉だけだ」と批判しました。

一方、ポーランドでは、第二次世界大戦終結77周年の式典に出席したロシアの大使が、デモ隊から赤いペンキをかけられるひと幕がありました。

ロシア外務省はポーランドに対し、適切な措置をとるよう強く抗議したということです。(NNN22年5月9日)』

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 今回の演説から、プーチン大統領が何を目的に、どのような状態をゴール(or勝利)だと考えて侵攻を行なっているのか把握することは難しい。^^;

 侵攻が始まった当初は、プーチン大統領はウクライナのNATO加盟を阻止することを第一の目的にしているのではないかと。
 また、ウクライナがNATOor欧米諸国と連携して軍事力を強化することを警戒し、ロシアと国境を接する親ロシア派の多い地域に侵攻し、ロシアの支配下に置くことで、防衛のための緩衝地帯を設けようとしているのではないかと見られていた。

 また、ウクライナが、NATO加盟を否定し、親ロ派への地域への支配を認めれば、ロシアの侵攻は早く終わるのではないかという予測も出ていたのだが。<だから最初は、欧米も様子見していて、本格的な武器供与などは控えていた。>
 しかし、おそらくロシアが大した力はないと評価しいたゼレンスキー大統領が、思ったよりもリーダーシップを発揮し、ウクライナ国民を先導&激励。親ロシア地域でのウクライナ軍の抵抗も大きかったため、ロシアはなかなか実効支配するに至らず。停戦合意もまとまらず。戦闘の範囲も広がったり、長期化したりすることになってしまった。(-"-)

 mew的には、ともかくこれ以上、犠牲者を増やさないために、まずは停戦合意をして欲しいのだが。そのためには、ウクライナのバックについた欧米だけでなく、ロシアにやや協力的な&世界経済にも影響力がある中国やインドも加わって、いい形で協議を行う必要があるのではないかと考えている。(++)

* * * * *

 また、この件は近いうちに改めて書きたいのだが。mewは、プーチン大統領の演説内容を見ていて、ついつい日本の安保軍事の行方を懸念してしまった。(-_-;) 

 プーチン大統領は、自分たちの歴史的な土地や自国を危険から守るために、先制的な反撃を与えたのは、やむを得なかったと言っていたのだが。
 これは、まさに、今、自民党などの保守タカ派が提唱している「敵基地攻撃or反撃能力の保有」「専守防衛の見直し」論に通じるものがあるからだ。<`ヘ´>

 以前から書いているように、何らかの口実、大義名分を作り、国を守るためにやむを得なかったとして、他国を攻撃する例は、これまでにも多々ある。(-"-)

 それこそ、日本が満州を起点に中国を攻撃し始めた時も、(偽装工作を行なった上で?)「相手の攻撃があった。危険がある」という大義名分によるものだったし・・・。
 21世紀になってからも、米国がイラクを攻撃したのは、「大量破壊兵器を集めて米国等を攻撃しようとしているとの確実な情報がある」という理由によるものだった。<結局、大量破壊兵器は見つからなかったのだけど。(-_-;)>

 日本は、過去の反省も踏まえて、憲法9条から「専守防衛」の理念を導き、これまでずっと、それを守って来た。<以前から、安倍元首相の(超)保守タカ派の仲間からは「座して死を待たず」とか言って、専守防衛の見直しを求めていたが、国会&国民世論が許さなかった。(・・)>

 ところが、このウクライナ侵攻を利用して、自民党を中心とした保守タカ派が改めて「敵基地攻撃(反撃)能力の保有」「専守防衛の見直し」を強く主張することに。
 しかも、政府がそれに応じる可能性が高まって来たこと、さらには国民の心が揺らいで来ているのを感じて、ガチで「日本がアブナイ!」と叫びたくなっているmewなのである。(・o・)

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by mew-run7 | 2022-05-10 07:44 | 平和、戦争、自衛隊

「平和で平穏で楽しい生活が一番!」アンチ超保守&安倍・菅・維新の立場から、左右ではなく、mew基準の視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書く。写真は溺愛馬トロットスター


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