またまた維新の会の話になってしまうのだが・・・。(^^ゞ<明日は別のテーマにする予定。>
日本維新の会の衆院議員・岬麻紀氏(53)に経歴詐称疑惑が問題なっている。(@@)
岬氏は、19年に減税日本と維新の会の推薦で参院選(愛知選挙区)に出馬して落選したのであるが。その時の選挙公報ノプロフィール欄に経歴として、「亜細亜大学 非常勤講師」「杏林大学 非常勤講師」「名古屋大学医学部附属病院 秘書職」と記していた。
<選挙広報の写真https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2022050500029_2&image=2>
その後、22年に維新の会から出馬して東海比例で復活当選したのだが。過去の広報で経歴に虚偽があると指摘された(&検察に告発された)ため、維新は本人に調査、説明するように指示。
何と『同代表で大阪市の松井一郎市長は、経歴詐称ではないという証拠がなかったり、ごまかしたりした場合は、擁護はしません。(議員を)辞めてもらう」などと記者団に語った』という。(**)
他方、減税日本の河村代表やメディアなどもこの件を調査。その結果、2つの大学から、岬氏に講師を委嘱したことはないとの回答を得たとのこと。さらに名古屋大学医学部附属病院も勤務実態がないと回答して来たという。(゚Д゚)
どうやら、岬氏は大学が行なった「ビジネス・マナー講座」などの講師として招かれたことがあったようなのだが。そもそも一時的に契約してこのような講座で教えていた講師は、たとえ非常勤であれ「大学の講師」とは呼ばない。(-"-)
<ホリエモンが、「俺なんか普通に1日講師やったから堂々と東京大学非常勤講師だな笑」とツイッターで突っ込んでいたりして。あとネットを見ていてウケたのが、「非常識講師だな」というツッコミ。(・・)>
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しかし、岬氏は「常勤ではないので、非非常勤と書いた。そもそも非常勤講師の定義がない」「大学に委嘱されて講師を務めたのは事実」だなどと言い、決して虚偽であることを認めようとせず。^^;
おまけに、松井代表まで逆ギレ気味に「講師として、報酬を払っていただいてた講師でしょ。それは常勤ではないのはたしかなんでね。非常勤の講師だという風にとらえてますけど」と釈明を行い、岬氏を擁護。維新は厳重注意を行なったものの、現段階では、辞職させる気はないという。(~_~;)
『国民国民民主党の玉木雄一郎代表は「1回、2回数時間講演して非常勤講師と呼べない。維新さんらしくないと思う。当然(議員を)辞めるべきだと思っていました。法律に抵触する可能性もあると思う」などと対応を厳しく批判した。
立憲民主党の西村智奈美幹事長も「意図があって詐称ということと、意図がなくて詐称ということとあまり違わない。ご自身の進退はご自身で判断をされるべき。辞職をするというのが適当ではないか」と勧告した。(日刊スポーツ22年5月17日)』
しかも、mewの知る限り、TV等のメディアは、この件をほとんど取り上げていないようで。このまま放置して、問題をウヤムヤで済ませてしまうのか。大きな疑問を覚えているmewなのである。(`´)<何か維新のごまかし方が、何かだんだん「安倍ー菅官邸のやりクチ~(ホテイソン風)」に似て来たかも。^^;>
『名古屋市の河村たかし市長は16日、市役所で定例記者会見に臨んだ。経歴詐称疑惑が報じられている岬麻紀衆院議員について、「政治は(有権者の)皆さんとの信頼関係。これを失ったら、辞めなあかんですよ」と述べ、議員辞職に相当するとの見解を示した。(略)
岬議員は2019年の参院選で河村市長が率いる地域政党「減税日本」と日本維新の会の共同公認候補として立候補し、落選。昨年の衆院選は維新の所属議員として比例代表東海ブロックで復活当選した。
3年前に減税日本を通して作成した選挙公報に「亜細亜大学非常勤講師」「杏林大学非常勤講師」との経歴を記載したが、虚偽ではないかとの疑惑が浮上。減税日本が弁護士会を通して各大学に照会したところ、いずれも非常勤講師として委嘱した記録はないとの回答があったという。
河村市長は「杏林大学ではビジネスマナーの外部講師を2回ほどやったらしいが、それは非常勤講師の委嘱ではないとはっきり否定された。社会的常識として(外部講師と非常勤講師が同じものと)誤解してましたで通じますかね」と指摘。
来月にも公示される見込みの参院選への影響については「よろしくないですよ」とした上で、「参院選が終わるまでほっかむりしておく手もなくはなかったが、それはいかんと。正しいところははっきり国民の皆さん、市民の皆さんに知らせようと手続きを取った」と述べた。(THE PAGE22年5月16日)』
『河村氏は、岬氏の公式ウェブサイトに掲載されている「名古屋大学付属病院副医院長秘書」との経歴についても「在職した記録はないと病院側から回答があった」と説明した。(共同5.16)
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『日本維新の会代表の松井一郎大阪市長は9日、2019年参院選の選挙公報の経歴に虚偽の疑いがあるとして刑事告発された党所属の岬麻紀衆院議員について、経歴証明の資料が11日までに提出されなければ議員辞職させる考えを示した。経歴詐称があれば「一切擁護することはないので辞めてもらう」と市役所で記者団に語った。(日本経済新聞22年5月9日)』
『「講師として、報酬を払っていただいてた講師でしょ。それは常勤ではないのはたしかなんでね。非常勤の講師だという風にとらえてますけど」
5月11日、日本維新の会の松井一郎代表は、大阪市役所での囲み取材でこう答えた。
2019年参院選の選挙公報の経歴に虚偽の疑いがあるとして、刑事告発された党所属の岬麻紀衆院議員について、記者から「たとえば頻度が1回とか2回とか、そういう頻度であったら講師として認められるのか、それとも、臨時的に報酬をいただいて講演しにいった(ことになる)のか」と聞かれての回答だ。(FLASH22年5月11日)』
え?9日の言葉は、何だったの?(・o・)
当の岬氏は、これまでもチョコチョコと妙な詭弁的な(屁理屈とも言うべき)説明を行なっていたのだが。16日に開いた説明の会見では、かなり開き直って、詭弁を重ねていたところがあった。
『日本維新の会所属の岬麻紀衆議院議員が16日、衆議院内で記者会見し、選挙公報に記載した大学の「非常勤講師」などの肩書きが詐称ではないかとの疑惑について釈明した。
岬議員は、大学が個別に定義している非常勤講師には当てはまらなかったと認め「認識と確認の甘さがあった」などと謝罪した。一方、非常勤講師についての法的な規定はなく、「経歴を詐称しようという気持ちは毛頭なかった」として議員辞職などは否定した。同席した同党の藤田文武幹事長は「用語のあいまいさもあり、国民に疑念を持たれた」として、口頭での厳重注意の処分を発表。岬議員は反省として議員報酬1カ月分を寄付するとした。
岬議員側の調査では、杏林大学では複数の講師が担当し、学生の単位取得の対象となる科目について講師職を委嘱されていたという。
2019年7月の参院選期間中にも講義を行う日があり、「単に講師職と記載してしまうと大学の先生のような印象を与えてしまう」ため、常勤の講師ではないという意味で「非常勤」と記載したという。
一方、亜細亜大学では大学内でのキャリアセンターやプログラムの講師を委嘱されていた。今回の調査で両大学とも「雇用契約を結んだ非常勤講師ではない」との回答があった。ただし、非常勤講師の定義は大学によってまちまちで、文科省による法的な規定はないと確認したという。
他方、選挙公報以外のプロフィールで公表していた「名古屋大学附属病院秘書職」などの肩書きについては1989年、夜間大学に通う一方で昼間は当時の名古屋大学附属病院分院の役員の秘書業務をしていたと説明した。(THE PAGE22年5月16日)』
『「常勤の講師ではないという意味で常勤の対義語から非常勤と記載した。経歴を詐称しようという気持ちは毛頭ございません」などと釈明した。また文科省から「法律的に非常勤講師の明確な定義はない」と回答を得たとした。(日刊スポーツ22年5月16日)』
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『この件について日本維新の会は「勤務実績を裏付ける一定の証拠が出揃った」として、「経歴詐称には当たらない」と結論付けました。
岬議員は2019年の参院選で日本維新の会と地域政党「減税日本」との共同公認候補になっていました。減税日本代表の名古屋市の河村たかし市長は「日本の行く末を議論するメンバーとしてどうなのか」とコメントし、減税日本としては岬議員の刑事告発も検討していると話しています。(CBC22年5月16日)』
何故、ニュース・ワイド・ショーが、この岬氏の経歴詐称疑惑の問題を取り上げないのか、マジで疑問だし。<ワイド・ショーはこういう事実関係を調べるの、得意でしょ?^^;>
松井代表をはじめ維新の会が党として、何の責任も示さないのも問題だと思われ・・・。自民党の茂木幹事長に、「やっぱり維新は身を切らない、身内に甘い政党だ」と改めて批判して欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS