【将棋・・・28,29日に岡山で名人戦七番勝負の第5局が行なわれ、渡辺明名人(38)が挑戦者の斎藤慎太郎八段(29)を下し、4勝1敗でタイトルを防衛。名人戦3連覇を果たした。(*^^)v祝
今、8つのタイトルのうち、渡辺は名人と棋王の2冠。藤井聡太(19)が5冠(竜王、王位、叡王、王将、棋聖)、永瀬拓也(29)が王座3連覇を果たしている。
さらに、昨季まで竜王、叡王だった(名人他も獲得したことがある)豊島将之(32)もいるし。20年にA級昇格後、2期連続TOPとなり名人戦の挑戦権を得たの斎藤もいるし。<あ、羽生、近藤も。>大混戦模様(but楽しみ)なのだ。(@@)
おそらく、どの棋士も「今年は藤井一強にはさせないぞ」と研究に余念がない様子。もうすぐ40歳になろうとしている競馬ファンの渡辺は、ダービーに最年長で優勝した武豊騎手(53)に触発されたtのこと。昨年、若い勢力に負けないように、将棋研究用に新たにPCを購入し、まずは藤井5冠から王将を奪取すべく、4期ぶりに参戦する王将リーグに備える予定だという。(渡辺は競馬好きなので、昔から馴染みがあるのよね。)子供の将棋人口を増やすためにも、みんな、ガンバ!o(^-^)o】
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昨日、立民党の蓮舫氏が、参院予算委員会で、驚くような指摘をしていた。(゚Д゚)
政府が20年度からコロナ対策として地方に交付していた「地方創生臨時交付金」が、花火大会や公用車の購入、頭皮環境改善スパ代、トイレの改修などなどに当てられていたというのだ。<詳しくは後述。
しかも、この交付金に関して、何と事務局・村上敬亮審議官が、交付時にこんな説明をしていたことがわかった。^^;
『内閣府地方創生推進事務局・村上敬亮審議官(当時):「実は、使い道は自由。ぶっちゃけ誰が何して、おおざっぱな積算はどうで、いくらかとわかる程度の(事業計画なら)僕らもこれに対して、これ以上、細かく審査するつもり全くございませんので。この程度で数千万とか1億とか使っちゃうかもしれないのは、本当にいいのかよという議論もあるかもしれないが」
(ANN5.30)』
それは、ぶっちゃけ、使い道は自由だと。細かく審査されることなく、数千万とか1億とか使っちゃってもいいと審議官(官僚幹部)に言われれば、好き勝手に使っちゃいますよね~。(`´)<本当は、地方の首長や議会にも、もう少しモラルが欲しいところだけどね。(-_-)>
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ちなみに、『臨時交付金は、コロナの感染拡大で影響を受けた地域を支えるため2020年度に創設された。自治体が「コロナ対策」とすれば原則使い道は自由とし、約15兆円計上してきた』とのこと。そして、今回の『22年度補正予算案で穴埋めする予備費1兆5000億円のうち、8000億円が交付金の拡充に使われる見通しだ。』(東京5.30)
で、今日31日には、ろくに中身の議論も報道もなされないまま、参院本会議で2兆7千億円もの補正予算が成立してしまうのである。(~_~;)
『予算案は一般会計の歳出総額が2兆7009億円。政府が4月に決定した6・2兆円の緊急経済対策のうち、原油価格の高騰対策に1兆1739億円を充て、先行して支出した予備費を 補填ほてん するために1兆5200億円を積んだ。財源は全額、国の借金となる赤字国債の新規発行で賄う。(読売5.27)』
何か金額も用途も中途半端で、本当に一般国民の利益になるのか「???」だし。政府が好き勝手に使える予備費が1兆5千億円も積み増しされるし。もう財政再建などどこへやらで、赤字国債がまた増えちゃうし・・・。
<安倍元首相は、さすがに「日銀は政府の子会社」とは言わなくなったが。それでも、また週末に「生活や経済を支えるために財政を出していく余裕は十分にある」「2021年度末の国の長期債務残高は1000兆円超に上っている。安倍氏は、「半分の500兆円(の国債)は日本銀行が買っている。必要以上に心配することはない」とか言ってるし。(-_-)>
本当なら野党はもちろん、国民もメディアも、もっと予算の中身に関心をもって、政府与党のお金の使い方を監視して行かなければならないのに。
野党のはずだった国民党は、補正予算に賛成。維新も防衛費増額を煽るような始末で。本当の野党(?)の議員数が減っている分、ほとんどチェック機能がきかないのが現状だ。(~_~;)
昨日も、立民党の蓮舫氏が、参院予算委員会で、一般国民も「え?」と思うような予算の無駄遣いに関する指摘を行なったのだが。少し前なら、ニュース&ワイド・ショーが、現地なども取材して、もう少し深く掘り下げて、国民にわかりやすく問題点伝えてくれたように思うのだけど。
最近は、政治関連の問題は(とりわけ自公、国維に関わる問題は?)ほぼスル~されており、「日本は、どんどんダメになりつつあるな~」と思う。(-_-;)
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蓮舫氏の質問は、このようなものだった。
『補正予算をめぐる審議は、30日から参議院に舞台が移りました。
立憲民主党の蓮舫議員は、コロナ対応として国が配った“地方創生臨時交付金”の使い道について追及しました。
立憲民主党・蓮舫議員:「ハッピーマリッジ応援事業、入籍するカップルに5万円の商品やサービスをプレゼント。シャンパンタワー、二次会の経費、頭皮環境改善スパ代とか、さらには10組を花火大会に招待。ここに1.8億円、国から交付している。これはどんなコロナ対応なのか」
内閣府地方創生推進室・黒田昌義次長:「結婚の機運醸成がはかられて、ブライダル関連事業者、非常に結婚の数が少なくなったことで、苦しい状況だったが、支援の効果がはかられたと」
蓮舫議員によりますと、ほかにも、幹部用の公用車を買った自治体や、トイレの改修費約19億円を申請した自治体などがあるといいます。鈴木財務大臣は「趣旨から離れた使われ方は好ましくない」と発言しました。(下につづく)
なぜ、国は、こうした使い方を認めたのでしょうか。この政策が始まった当時の官僚の発言が国会で問題になりました。
内閣府地方創生推進事務局・村上敬亮審議官(当時):「実は、使い道は自由。ぶっちゃけ誰が何して、おおざっぱな積算はどうで、いくらかとわかる程度の(事業計画なら)僕らもこれに対して、これ以上、細かく審査するつもり全くございませんので。この程度で数千万とか1億とか使っちゃうかもしれないのは、本当にいいのかよという議論もあるかもしれないが」
立憲民主党の蓮舫議員がこの発言について追及しました。
立憲民主党・蓮舫議員:「誰のお金でどれぐらい使って、どうやって厳しく見ていけばいいんだという感覚が明らかにまひしてるとしか思えない。制度設計を見直しませんか」
岸田総理:「地方の説明責任と合わせて、国としてもしっかり検証をし、国民の皆さんにしっかり説明する努力はしなければならない」(ANN22年5月30日)』
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東京新聞によれば、福井県では県内で結婚する人にギフトカタログを送り、9千万円使ったとのこと。他にも、額が大きいところでは石川県能登町に巨大イカ・モニュメント作成(3千万円)、公用車購入(広島県・三次市が1724万円、長崎県川棚町は375万円)などで、「???」の支出がなされていた。
<東京都港区の「区内観光施設ポイント還元」はコロナ対策の一環に思えるけど。6億円という額にはビツクリ。^^;沖縄宜野座湾は、コロナ収束祈願の花火打ち上げ(334万円)はこじつけっぽいし。^^;>
『福井県では対象期間中に婚姻した夫婦を対象に5万円分のカタログギフト贈呈を行い、結婚式費用やシャンパンタワーに使えるようにしていた。本紙の取材に、県の担当者は「ブライダル業界が苦境で、業界支援と人口減対策のため」と答えた。
公用車購入も相次いでいた。長崎県川棚町では幹部出張用として385万円で、21年4月にトヨタ自動車「アルファード」を買っていた。同町の担当者は「感染リスクを下げるため」として、使い道に問題はないとの見解を示した。(東京新聞22年5月30日)』
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コロナ対策だけでなく、五輪関連の予算なども曖昧になっているし。強い政府自民党勢力や、防衛、原発強化などを支持する大企業のスポンサーに忖度してか、TV局はどんどん大人しくなっているし・・・。(x_x;)
ここから、本格的に防衛費増額や軍事強化、さらには9条改正の議論も始まるのだけど。
もし国民がほとんど関心を持たなければ、また参院選で自公与党+国維が大勝すれば、野党が指摘する問題はほとんどオモテにも出ず、一方的な議論&採決になるのが目に見えているだけに、日本がますますアブナくなってしまうな~、とぼやいているmewなのだった。_(。。)_ <う~ん、何とか粘れないかな~。(~_~;)>
THANKS