【サッカー日本代表は、キリンカップに参戦中。この大会の活躍度で、最終的にW杯の日本代表メンバーが決まるので、特にギリギリの候補選手はハラハラドキドキではないかと思うのだが・・・。
おそらく、今月21歳になったばかりの久保建英もその一人。わずか10歳で、その天才ぶりを認められ、バルセロナの下部組織のテストに合格。その後、アレコレあったものの、海外でも日本でも今彼の技術やセンスを否定するものはほとんどいまい。ただ、試合本番でなかなか目に見える結果(ゴールやアシスト)が出せず。18歳でA代表に選ばれたものの、代表の出場機会も少なくなっている。
その久保が、先週10日の対ガーナ戦、A代表デビューから3年、17試合めにして、ついに初のゴールを記録した。(^^♪本人も「「いやぁ、長かったですね…。もう、このまま一生入らないんじゃないかと思う時もあった」と言っていたが。サッカーファンも、ようやく初ゴールが出て「ほっ」とした感じ。"^_^"
これで、少し肩の力が抜けると思うし。しかも、早速、原口や南野に通算ゴール数を聞きだして「ここから追いつけ、追い越せだ」と、最終的にゴール数で上回る意欲を示していたとか。競技を問わず、世界レベルの選手は、世界レベルの負けず嫌いさ&前向きさを持っているのよね。(・・)
あと前田大然が初ゴールを決めたのも嬉しかった。野人・岡野のようなスーパーサブとして必要な存在になると思うんだけどな~。もし今日も出たら、2人ともガンバ!o(^-^)o】
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ここ何ヶ月か、岸田内閣の支持率がジワイワと上がっていて。メディアでもよく書かれていないのだが、「何もしない岸田」の支持率が上がるのは何故なのか、不思議な感じがしていたのだけど・・・。
政府が何もしないため、円安がどんどん進み、燃料や光熱費、物価などがどんどん上がり・・・。さすがに国民も、「このままじゃ、マズイんじゃないの?」と気付いた様子。
『共同通信社が11~13日実施した全国電話世論調査によると、物価高への岸田文雄首相の対応について「評価しない」が64.1%、「評価する」が28.1%だった。黒田東彦日銀総裁による「家計の値上げ許容度も高まってきている」との発言に関し「適切だとは思わない」が77.3%に上った。岸田内閣の支持率は56.9%で、5月の前回調査に比べ4.6ポイント下落。不支持率は5.1ポイント増の26.9%となった。
食料品や日用品などの値上げが生活に与える影響に関し「非常に」「ある程度」を合わせ「打撃」との回答が計77.3%だった。(共同通信22年6月13日)』
<昨日の記事に「立民党の内閣不信任案に批判が多かった」という話を書いたのだけど。
この世論調査の数字を見ると、立民党の不信任案は、民意に沿ったものだと言えるじゃない?(・・)>
しかも、昨日の衆院決算委員会で、『岸田首相「現在の物価上昇は、国民生活に大きな影響を与えている。物価上昇が、さまざまな生活や、事業の将来に不安をもたらすというのは現実であると思っている」
岸田首相は、このように述べる一方、4月の食品価格が前年に比べ4.4%の上昇だとして、「新興国を含む、G20(20カ国・地域)の半数以上が6%を上回っており、わが国は相対的に低い水準」と述べた』とのこと。(~_~;) (FNN22年6月13日より)
政府がこんな姿勢では、この物価高はなかなか止まらないだろう。(-_-)
円安については、先週も書いたので、あまり触れないが・・・。
鈴木財務大臣は120円台のときから「悪い円安」だと警戒していたのに、安倍圧力に押されてか、岸田首相は何も言わず。黒田日銀総裁が「円安は日本にとってメリットが大きい」とか、円安の許容度を示しちゃったものだから。13日は、ついに1ドル135円台前半と、24年ぶりの円安水準まで落ちたとか。
さすがに、昨日の衆院決算委員会でも、円安に関する話が行なわれたようだ。
『急速に進む円安については、鈴木財務相が「今は賃金上昇の力が弱い。ややマイナス面が出ている」と述べ、(同上)』
『日銀の黒田東彦総裁は13日の参院決算委員会で、外国為替市場で円安が急速に進んでいることについて「先行きの不確実性を高め、企業による事業計画の策定を困難にするなど経済にマイナスであり、望ましくない」と述べた。政府と連携し、市場動向を注視する考えを示した。立憲民主党の杉尾秀哉氏への答弁。(共同通信22年6月13日)』
で、政府や日銀は、少しは対策を講じてくれるのだろうか?(**)
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コロナ禍に加え、ウクライナ侵攻、過度の円安もあって、中小企業の経営や国民生活が困窮しているというのに・・・。
超保守タカ派の政治家は、このウクライナ侵攻のチャンスに国防費を倍増して、日本の軍事強化のことでアタマがいっぱいになっている様子。
<いつも書くように、安倍氏らの超保守派は「日本が富国強兵を進めて、経済的にも軍事的にも中国等に勝って、西欧諸国と共に世界のリーダーになる」のが目標だから。だからNATOと同様2%にとか言ってるんだよね。>
昨日の朝も、自民党の安倍っ娘・高市政調会長が、防衛費を10兆円に増額すべきだとアピールしていた。
『自民党の高市早苗政調会長は12日のフジテレビ番組で、防衛費について「必要なものを積み上げていけば10兆円規模になる」との認識を示した。「これから宇宙、電磁波、サイバーといった分野で相当な研究開発を行わなければいけない。この部分が絶対的に足りていない」との認識を示した。
同時に高市氏は防衛費増額の財源について「短期的には国債の発行になる」との見方を示しつつ、「何かを削って防衛費を増やすよりは、日本の経済を拡大していくことで国防費を確保できる形を作っていくような積極的な経済政策が必要だ」と語った。
防衛費をめぐっては、岸田文雄首相が5月の日米首脳会談で、防衛力の抜本的強化のために「防衛費の相当な増額を確保する決意」を表明した。令和4年度の防衛費はGDP(国内総生産)比1%程度の約5兆4000億円。
16日に正式発表する参院選に向けた自民党の公約にも、「NATO(北大西洋条約機構)諸国の国防予算の対GDP比目標(2%以上)も念頭に真に必要な防衛関係費を積み上げ、来年度から5年以内に防衛力の抜本的強化に必要な予算水準の達成を目指す」と盛り込む。(産経新聞22年6月12日)』
また、自民党の超保守派は、昔からサヨク政党を弱体化、なくすことを目標にしているのだが。いまや、そのターゲットは立民党と共産党に。
で、昨日の記事に書いたように、本当は野党のはずの(ニセ野党)維新と国民も、一緒に立民党を潰しに加わっており(改憲にも賛成で)、もはや自民党の仲間扱いになっている。
それを裏付けるような発言を安倍元首相が行なっていたらしい。
『安倍晋三元首相が熱弁「憲法を変えていくのは自民党」“維新批判”は封印
安倍晋三元首相(67)が12日、大阪市で行われた参院選大阪選挙区(改選数4)で自民党から出馬予定の候補者の「憲法改正セミナー&決起大会」に出席した。
大阪は日本維新の会の本拠地。維新代表の松井一郎代表(大阪市長)は安倍・菅政権時代は強固なパイプで蜜月関係を築いた。安倍氏は憲法改正などで松井氏の考え方に近いとされる。
「憲法改正セミナー」の講師として登壇した安倍氏は「自衛隊の違憲論争に終止符を打つのは、私たち政治家の責任だ」と熱弁を振るった。
憲法改正の機運が高まってきたとし、「憲法を変えていくのは自民党。立憲民主党と共産党と戦っていくのは自民党なんですよ。維新ではなく自民党」と力を込めた。決起大会が終了後、自民党員の60代の男性は“維新批判”の封印に「維新との決別をはっきりと、言ってほしかった」と話した。(日刊スポーツ22年6月13日)』
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野党と言えば・・・。社民党の状況を心配している。(**)
社民党は現在、党首で参院議員の福島みずほ氏と衆院議員の新垣クニオ氏の2名しかいない。
『公選法の政党要件は、「所属の国会議員5人以上」もしくは「直近の衆院選か参院選で有効投票総数の2%以上の得票」を満たす必要がある。今回の参院選で4人の当選は難しく、焦点は「2%」のほうになる。社民党は3年前の参院選の得票率は2.09%だったが、昨年の衆院選は1.77%と2%を下回った。このため、今回の参院選(比例区)は「得票率2%以上」が"至上命令"となる。120万票以上が必要だ。
政党要件を失うと、次期衆院選で小選挙区と比例代表の重複立候補ができず、選挙区候補が政見放送を流せないなど、活動が大きく制限される。(yahooニュース22年6月13日)』
私は先日も書いたように、基本的に共産主義・社会主義思想に馴染めないので社民党を全面的には支持していないのだが。(&何故、共産党と社民党が協力できないのかよく理解できないのだが。^^;)
ただ、社民党は、戦後の日本国民の生活や平和主義を支えて来た大事な政党だと思うし。社民党や共産党のような「確かな野党」は絶対に必要な存在であることは間違いないので、この参院選で、何とか頑張って欲しいと思うmewなのだった。(@_@。<比例で投票するかな。>
THANKS