この記事は2パートで。ちょっと短め
《コロナ感染が気になる人は、注意して下さいね。(・・)もう選挙中の政治家もメディアも、コロナ感染はケアする気がないようなので。(-"-)
26日、東京都の新規感染者は2004人。前週の同じ曜日から382人増え、9日連続で1週間前を上回った。直近1週間の平均新規感染者は2018人で、前週から26%増えた。
国内の新型コロナウイルスの新規感染者は26日、全都道府県と空港検疫で1万4238人確認された。死者は12人だった。全国の重症者は前日より4人増えて40人。6月21日以降は感染者の減少傾向を受けて30人台で推移していたが、20日以来、6日ぶりに40人以上となった。(読売6.26)》
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ところで、先週、日曜日に維新の松井代表、吉村副代表がそろって、関東に遠征し、参院選の応援演説をやっているニュースが出ていた。
それを見て、各々平日には大阪市長、大阪府知事の公務があることを前提に、知人が「土日を使って全国に遠征して、選挙活動をやっているのかな~。大変ね^~」って言っていたのだけど。<「別に東京や関東に来なくてもいいのに」とも言ってたんだけどね。(^^ゞ>
そうじゃなかった。(>_<)
大阪市の松井市長も、大阪府の吉村知事も、先週は公務はほとんど行なわず、選挙活動に力を傾けているのだという。(・o・)
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『「仕事もせんと、何しとんねん」って感じだ。日本維新の会のそれぞれ代表と副代表を務める大阪の松井市長と吉村府知事が選挙戦にシャカリキだ。24日は2人とも維新候補が立つ奈良・京都入り。昼過ぎから夕方にかけて、個別に複数カ所で応援演説をこなした。
「参院選が公示された22日には、松井市長が地元・大阪で午前10時から午後4時過ぎまで、維新候補の隣に立ちっぱなし。当日、吉村知事は京都に入り、国民民主の前原選対委員長の支援を受け、立憲の福山前幹事長と激しく争う楠井祐子氏を応援。午前10時から午後6時過ぎまで、8時間以上も大阪を離れていました」(政界関係者)
これだけ選挙にフル回転していると、本来の首長としての仕事が気になる。
大阪府・市のHPが公開する2人の公務日程を確認すると、今週は申し合わせたように23日の木曜以外は「公務日程なし」。とどのつまり、松井・吉村コンビは本業そっちのけで選挙に熱を上げているのだ。
「そんなに仕事がないのか、ですか? 今も知事は公務優先。勤務時間の定めのない『特別職』の公務員という立場なので、登庁しなくても給与は保証されています」(府政策企画部秘書課)
「市民から『公務そっちのけで、選挙にかまけている場合か』などの声はいただいております。市長が大阪を離れている間に突発的な事故や災害が起きても、すぐに対応できるよう連絡体制は整えています。地震などで交通機関がマヒしたら、どうするのかですか? 今は遠隔地でもリモートでつながりますし……」(市政策企画室秘書課)
昨年10月の衆院選でも12日間の選挙戦中、2人はそろって9日間も「公務日程なし」。選挙のたびに府民置き去りで、維新候補の応援を最優先だ。街頭で散々「身を切る改革」を訴えるなら、せめて自身の公務時間に応じた報酬の「日当制」導入を提起したらどうか。
公務ほったらかしでも給与は満額の現状は、「わが身には甘い改革」と言うほかない。(日刊ゲンダイ22年6月25日)』
そうか~。大阪での知事や市長の仕事は放って選挙活動をやっているのか~。(@@)
それでも、大阪の府民は怒らずに、維新を支援するのだろうか?
全国の国民も・・・しちゃうのかな。(>_<)
話は参院選の東京選挙区(定数6)は、何と立候補者が34人もいるとのこと。<確かに選挙公報のボードが大きい。でも、ポスターを貼っている人は半分もいないかも。>いて。当選を目指す上位候補の争いも大混戦の様子。^^;
現時点では、現職の自民党・朝日健太郎氏、立民党の蓮舫氏、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏は、ほぼ当確だと見られている。
残る2議席の争いで、有力視されているのは自民党の生稲晃子氏。そこにれいわ新選組の山本太郎代表、日本維新の会の海老沢由紀氏、ファーストの会の荒木千陽代表が続き、ダークホースの乙武洋匡氏が控えている。<立民の2人めは厳しそう。^^;>
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元おにゃんこクラブのアイドルだった生稲晃子氏は、選挙前にマスコミにかなり注目されていたので、朝日氏より上に行くのかと思いきや、朝日氏の方が磐石な基盤を有していて、上位当選が確実のこと。
生稲氏はもともと、安倍元首相&昭恵夫人と親しかったこともあって、19年1月に政府(安倍内閣)の有識者会議のメンバーに選ばれていたのだが。その延長で、今度は参院選の出馬を要請されたのだという。
それゆえ、生稲氏の選挙活動には、安倍元首相はもちろん、安倍側近で東京都連の下村博文氏や萩生田光一氏なども力を入れて、バックアップしているのだが。まだ思うように支持率が上がって来ていないようで。早くも26日、自民党の選挙戦の武器である元SPEEDの今井絵里子氏が登場した。(・・)
2人は浅草で凱旋活動を行なったのだが。『おニャン子クラブ、SPEED元メンバーのアイドル共闘に約2000人が殺到。雷門前はパニック状態になった。』
『雷門前で生稲氏、今井氏とファンを交えた即席の〝3ショット撮影会〟が行われると、またたく間に観光客がワーッと2人を取り囲んだ。』
『生稲氏は「SPEEDよりもだいぶ前です!おニャン子クラブで活動してました。36年間芸能界で活動してきました。一緒になって頑張ります」と共闘をアピール。今井氏も「芸能界の先輩と、こうやって選挙のステージに立てることが誇りに思うし、うれしい。国会でタッグを組んで、女性視線の政治を2人の手でブラッシュアップしていきたい」と、国政での再共演を期した。』(以上、よろず~22年6月26日)
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私は元アイドルや芸能人が、国会議員になってはいけないとは思っていないのだ。<蓮舫氏も元モデル&タレントながら、ニュース番組を担当して政治に目覚め、活躍しているし。それこそ西川きよし師匠は、高齢者などの福祉について真剣に考えていて、すごく熱心に活動をしていたと思うし。(++)>
生稲晃子氏も、自ら乳がんを経験して、治療と仕事、生活の両立に関して悩みが多かったので、それをサポートする仕事がしたいとのこと。それ自体は評価したいと思う。(・・)
ただ、自民党は昭和の時代から、選挙の人寄せや党のパーティーの司会などのために(料亭政治の時は、お酌のために呼ばれたりもしたとか)女性の議員候補を擁立することが少なからずあるし。<でも、女性候補の比率は他の政党に比べて少ない。(-_-;)>
今回は維新まで、比例票を集めることを目的にして、歌手・俳優の中条きよし氏、元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太氏、元マラソン選手で熊本県議だった松野明美氏を擁立していたりして。<松野氏は政治活動をしているから、まだわかるのだけど。立民党から出る予定が、維新に奪われちゃったし。^^;>何だかな~という感じが。
生稲氏の場合も、真摯に政治活動への思いを訴えるのであればいいのだが。<それもやっているのかも知れないけど。)
選挙活動でSPEEDやおニャン子の名を出して、ファンと撮影会をしたり、「36年間芸能界で活動して来た」「芸能界の先輩と選挙のステージに立てることが誇り」とか言っているのを見ると、「おいおいっ」と。(ーー)
知人と「そのうち、元モー娘、AKB系、坂系とかが選挙に出て来そう」「国会議員だけで、コンサートができたりして」・・・「もう日本も終わりだね~」と深く憂慮していたmewなのである。_(。。)_
THANKS