昨日、七夕の日の夜、今回の参院選についてもお願いしてみた。(・・)
一番の願いは、自公維国の改憲勢力が議席を増やして、改憲発議に必要な、参院の2/3の議席を占めないことなのだけど。
個人的には、次の3つを願っている。
1・比例の議席数で「立民党>維新」になること。
2・京都選挙区で、福山の哲ちゃん(福山哲郎・立民党前幹事長)が当選すること。
3・社民党が比例で2%の票数(約120万票)を得て、政党として存続すること。
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1・維新について
維新の会は、TVなどのCMでは、大阪市長の松井一郎氏(維新・共同代表が単独で出演している。
<本当は、国政選挙においては、国会議員団の馬場共同代表がメインで語るべきだと思うんだけどな~。(・・)>
で、mew&周辺では、「あれ、吉村は党のCMでは出さないの?」「衆院選みたいに、吉村を利用し過ぎとか、勝ったのは吉村効果と言われるのはイヤなのかな」とか話をしていたのだけど。
何か今週、気付いたことに、ネットのCMで大阪府知事の吉村副代表がド~ンと登場。
「吉村という男」とか何パターンかあるのだけど。ひとりで政治について語っている動画が、あちこちで見られるようになった。(>_<)
<デイリー新潮によれば、追っかけガールまでいるとか。「吉村府知事、“追っかけガール”が各地に出没 演説の最前列で「見えたらピースして」>
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d02ded21794d126e7f952b471844b28679b581
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また、先週、書いたように、吉村府知事と松井市長は、行政の首長の仕事はそっちのけで、今、毎日のように選挙活動で全国を駆け回っている。(~_~;)
特に立民党と接戦となっている京都では、松井氏か吉村氏が頻繁に、維新候補の支援に回った国民党の前原誠司氏と共に選挙応援をしているらしい。>
『維新・吉村氏 「自民が本気で怖いのは維新。ガチンコでぶつかる党」
日本維新の会・吉村洋文副代表(発言録)いま京都の自民党も、維新がなんか「脅威だ」みたいなことを言っているんだけど。いや、今まで(脅威は)立憲じゃなかったの?
だから自民党が本気で怖いのは維新の会なんです。自民党が本気で怖いのは、ガチンコでぶつかってくる政党。茶番劇で、何でも批判とか反対ばっかりする政党の方が相手は楽なんです。(京都市の街頭演説で)(朝日新聞22年7月3日)』
<いや、維新は既にメディアでも「ゆ党」「よ党」と呼ばれているように、自民党にとって「脅威」ではなく、むしろ頼りになる「協力者」「お友達政党」だから。
維新が「野党第一党になりたい」とアピールすることの方が「茶番劇」だよ!(**)>
ちなみに、維新の会は、何か「自民党をピリッとさせるために、維新を野党第一党にして欲しい」とアピールしているのだが。<詐欺的表現で国民の期待を煽っているのよね。>
維新が、この参院選で突然、野党第一党になることはあり得ないのだ!(++)
<衆院は、立民党が96議席、維新が41議席なので、まだまだ差があるし。参院だけで考えても、非改選議席が立民党は22あるが、維新は9しかないので。>
ただ、維新は、比例の得票数&議席数)で、立民党を上回って、野党の1位になりたいと訴えている。そして、もしかしたら、それを「野党第一党」と表現しているのかも知れない。(~_~;)
というわけで、維新が今回の参院選で野党第一党になることはあり得ないのだが。
でも、下手に比例の議席数が自公を除いた非与党で1位になったりしたら、自分たちは立民党より国民の支持を得たとドヤ顔をして、いばりまくる可能性がある。
それを見るのは、ムカつくので、何とか比例で立民>維新にしたいのである。(**)
<ちなみに各社の予想を見ると、立民も維新も6~9議席をとりそうな感じ。あとはその日の投票の流れで変わって来るのだが。A社は立民8、維新7と、B社は立民7、維新が9と予想していた。^^;>
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そして、今、選挙区で立民党と維新の会が一番激しく競っているのが、京都選挙区(定数2)だと言われている。(@@)
ここは立民党の福山哲郎氏(60)が、98年から連続4回当選している選挙区。04年からの3回は、自民党の二之湯智氏が共に当選していた。
今回の選挙では、自民党は引退した二之湯氏に代わり、吉井章氏(55)が出馬するのだが、ある程度の票数を固めている様子。そして、これまでなら、もうひとりは福山哲郎氏でほぼ決まりのはずだった。
しかし、ここに維新の会の楠井祐子氏が加わることに。しかも、福山氏と民主党京都府連の仲間としてで一緒にやって来た国民党の前原誠司氏が、維新の応援に回ったため、福山氏がピンチに陥っているのである。(-_-;)
実は維新は、大阪府を中心に近畿圏で国会&地方議員、首長を増やしているのだが。京都では、選挙実績が芳しくない。
そこで、今回は何とか立民党の福山氏に勝って、維新勢力の足場を作ろうと、選挙公示前から松井代表、吉村副代表が頻繁に京都にはいり、前原氏と共に楠井候補の応援に力を入れている。^^;
『松井代表は下京区の四条河原町での演説で、岸田政権の支持率が高止まりする状況について「ぬるま湯の自民党をぴりっとさせなければならない。その役割を担う野党として我々に力を貸してほしい」と呼びかけた。
京都市の財政難にも触れ、維新が大阪で取り組んできた行財政改革を強調。「大変な京都でも、政治家が本気になれば改革できる」と訴え、実行力をアピールした。
前原氏は「自民にあぐらをかかせるわけにはいかない。昔の民主党とだけ仲良くしても、日本の課題は解決しない」と述べ、自民に対抗しうる新たな勢力結集を目指す必要性を訴えた。(京都新聞22年6月5日)』
松井氏や吉村氏が、大阪での公務を放って来ている上、あまりにも大阪での実績をアピールした上で「京都で改革を」と訴えるので、福山陣営も新たな戦略を考えた様子。
『5選を目指す福山氏は、これまでにない厳しい選挙戦を強いられている。1日、京都・木津川市内で福山氏は、物価高対策などを訴え「国会で仕事ができなくなるの本当に嫌なんです。どうか、助けていただけませんか」と懇願するように訴えた。(スポーツ報知22年7月6日)』
『演説で『吉村知事、勤務時間中でしょう! 仕事しないでいいんですか』とがなり立てていました」(地元記者)(デイリー新潮22年7月7日)』
さらに、立民党は、ただ「京都のことは京都で決める」と記したポスターを作成。<要は大阪が本拠地に維新に左右されるなってことね。(・・)>
このポスターが、京都プライドが強いと言われている京都府民の心をくすぐりつつあるという。
『〈 まっとうな政治 京都のことは京都で決めよう。立憲民主党〉
青一色のポスターに白地でこのフレーズだけ。これを数千枚、京都中の街角に貼り付けたのである。福山氏はこのポスターで何を訴えたかったのか――。
「これは京都人にしか響かないフレーズだと思います」こう語るのは、ある京都の政界関係者だ。
「これまで維新が京都に入ってこられなかったのも、維新が“大阪の政党”だったからです。経済では明らかに大阪のほうが栄えていますが、実は京都人はプライドが高く、心の底では大阪を見下しているところがあるのです」(同・関係者)
東京に対してでさえ、剥き出しの対抗心を見せる京都人は多いという。(略)いわんや大阪をや、という気構えだというのだ。「大阪で決めたことを京都に持ってくるなんてもってのほか」。福山氏は京都人のプライドを揺さぶる作戦に出たのである。
このワンフレーズが効いたのか、終盤戦で福山氏は盛り返し、維新を引き離し始めた。(同上)』
福山氏は民主党時代からお馴染みの議員だし。枝野幸男氏が17年に立憲民主党を立ち上げた時、参院議員として真っ先に協力を名乗り出て、幹事長を務めてくれたし。mew的には、何が何でも、維新候補に勝って当選を決めて欲しいと強く願っている。(++)
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最後に、先日も書いたが、社民党は社会党時代から、自民党と対峙して日本の野党&民主政を支えて来てくれた存在だし。
今、自公維国が憲法改悪や軍事強化、自維が新自由主義に走ろうとしている中、それを何とか食い止めるには、「がんこに平和!くらしが一番」をスローガンにしている確かな野党の社民党はとても大切な存在だと思うのだ。(++)
福島瑞穂党首は、ラジオ番組で「社民党は崖っぷちです。比例で120万票取れないと政党要件を失う可能性もある。今こういう時代だから生活が大変、あるいは憲法どうする、といった話の中で、社民党の存在意義は益々、強くなっている。国会の中で社民党のような政党がなくなるとバランスが悪くなる」と語っていたのだが。mewも本当にそう思う。(・・)
・・・というわけで、「比例は社民に」という選択肢も考えて欲しいと。そして、社民党には何とか存続して欲しいと心から願っているmewなのである。(@_@。
THANKS