【男子フィギュアで、個人的に嬉しいニュースが。(^^)
ジュニア時代から応援している山本草太(22)が、げんさんサマーカップで、昨季、世界戦で活躍した友野、三浦を抑えて優勝をした。(*^^)v祝
山本は、このコーナーでもよく書いているのだが。足首の骨折などから復活したものの、4回転ジャンプがなかなか決まらずorSPとフリーがそろわず、残念な大会が多かったのだけど。今回はSPで4-3T、4S、3Aと全て着氷し95.15点で首位に。<95は世界レベル。>フリーでは3回転ジャンプにミスが出たものの、4回転は3回とも決めて168・69点を獲得し、合計263・84点で優勝した。<たぶん、全て自己ベスト。>もともとスケーティングには定評があるし。もしSPで100点、フリーもミスを減らして180-200点とれれば、世界上位にも行ける。今季は是非、期待したい。o(^-^)o】
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河野太郎氏は、今回の内閣改造でデジタル大臣として入閣。早速、官邸の指示を無視して入閣当日の就任会見をパスして、物議をかもしたのだが。<正直、態度もやや横柄だし。かなりの新自由主義者ゆえ、政治家としては好みではない。^^;>
ただ、この人は他の閣僚に比べて、よくも悪くも発信力、実行力があるので、そこは少し魅力でもある。^^;
その河野氏は、12日になって、ようやく就任会見を行なったのだが。実は、河野太郎氏は、内閣特命大臣として、消費者および食品安全も担当するとのこと。
そして、消費者担当大臣として、就任会見画期的な提案を行なった。
旧統一教会でも問題になっている「霊感商法」に対応できるように、消費者庁に検討会を設置するというのである。(**)
『河野太郎消費者担当相は12日、閣議後の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る霊感商法への対応について「消費者庁の中で検討会を速やかに立ち上げたい」との考えを示した。デジタル相も兼務する河野氏が就任後に会見をするのは初めて。消費者庁で霊感商法に関する検討会をお盆休み明け以降、早期に立ち上げる方針を明らかにした。
河野氏は同日午前、消費者庁へ検討会設置を指示した。「(消費者庁が所管する)消費者契約法では霊感商法はデート商法などと(消費者保護の仕組みが)横並びになっている」と指摘。消費者庁に「相談が最初に来ると思う」としたうえで、「霊感商法についてきっちり対応できるような検討会を立ち上げたい」と述べた。
これまでの被害相談に対する消費者庁の対応ぶりについても検討課題となるとの見方も示した。(略)
また、就任した10日に会見を行わなった理由について問われ、「遅い時間(の会見)になるのは分かっていたので、12日に(会見を)やることで官邸から了承を得た」と説明した。(産経新聞22年8月12日)』
消費者担当相として、消費者庁で霊感商法に取り組めないかとすぐに発想し、発言しちゃうのも、河野氏ならではのことかも。
色々と難しいことかも知れないのだが。どうか口先だけで終わらず、しっかり実行に移してくれるように期待している。(++)
霊感商法と言えば・・・。
先週10日に、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の田中富広会長はが、日本外国特派員協会で記者会見を行なった。<特派員協会の方から招いたようだ。>
田中会長はかなり一方的に、メディアが偏った報道をしており、信者が嫌がらせを受けて生活に支障を来していることなどと訴えていたのだが。<もちろん、信者個人への嫌がらせや子供へのいじめなどはやめるべきだと思うけど。>
何か田中会長自身、信者向けにメッセージを送るために、原稿を読まされている感じもした。<どうも田中氏の上に韓国人の総会長がいて、彼に支配権があるらしい。>
会見の中で、田中会長は、『社会問題化した高額献金や物品販売については、09年に信徒が刑事事件で検挙されて以降、改善指導を徹底したとし「霊感商法なるものを過去も現在も行ったことはない」と主張』していたのだが。
しかし、近時まで教会の信者だった人たちや被害相談を受けた弁護士が、その主張を強く否定している。(ーー)
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むしろ注目すべきは、田中会長が旧統一教会と政治との関わりについて話した部分だろう。(++)
田中会長は、教団の友好団体が政治と関わっていること、思想の合う自民党を主に選挙で支援していることなどについて、淡々と語っていた。
『政治に友好団体が強く関わってきたことは事実だ。政治工作のために関わったとか、脱税や霊感商法の批判から逃れるために関わってきたことではない。私たちの法人、多くの友好団体は創設以来、共産主義に対峙(たいじ)してきた。民主主義を守ろうとする同志、友好団体とともに日本のあるべき姿に向かって今日まで歩んできた。共産主義に対して明確に姿勢を持っている皆さんとは共に国づくりに手を合わせてきた。』
『信徒たちは宗教団体に所属しているが、国民の一員として国政のあり方に積極的に関わり、選挙にも積極的に行くように指導している。ただ、私たちの法人が特定の党と関係を持つ、特定の党のみ応援するという態度は取っていない。選挙に関しては友好団体の「世界平和連合」のほうがむしろ国政と関わる度合いが大きいので、そこで願われる内容に、信徒も応えていると思う。』
『ただ、基本姿勢は共産主義と対峙して進めている。その視点からいうと、自民党議員の方々がより多くの接点を持つと思う。よりよき国づくりに向かっての交わりだ。これからも、私たちも友好団体も、この視点は一致していくことになるかと思う。』(以上、毎日新聞22年8月10日)』
この最後の発言を見る限り、たぶん、旧統一教会&関連団体は、政治との関わり、自民党の支援を自分たちの方からやめる気はないようだ。(-_-)
岸田首相&自民党総裁は10日の会見で、「党所属国会議員に対し、当該団体との関係をそれぞれ点検し、その結果も踏まえて適正に見直すよう指示した」と語っていたのだが。
「自民党と統一教会には組織的な関係はないとの認識を従来、示している」と強調。他党のように、党として所属議員と旧統一教会の関係を調査することは否定し、基本的に議員自身の調査に委ねる考えを示したという。
ただ、党の議員のうち、外部に発覚しているだけでも100人近くが旧統一教会or関連団体と関係があるとのこと。<下手すると、1.5~2倍はいるかも?>
党が強い姿勢をとらない限り、すべての議員が旧統一教会と関係を断つことができるのか疑問だ。
12日の『教団系と「縁が切れない」と地方市議・・・』という記事にも書いたように、来春の地方統一選を控えて、地方の首長や議員が、教団との関係を断ち、選挙支援なども断れるのか、大きな疑念を抱いてしまう。(ーー)
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今回の参院選で、ある意味では最も強いインパクトを与えた&今後、脅威になりそうなのが、新たな超保守政党の「参政党」なのだが。
その参政党から比例TOPで初当選を果たした神谷宗幣氏(党副代表)も、市議から自民党の参院選の候補者(落選)になった頃に、旧統一教会と関与していたことを認めた。
『参政党の神谷宗幣参院議員(加賀市在住)が、自民党大阪第13区支部長だった2013年に同党の地方議員の紹介で世界平和統一家庭連合の会合に出席していたと回答した。講演を行ったり、メッセージを寄せたりしたことはなく、選挙支援や政治献金は受けていないとした。(北国新聞22年8月14日)』
『今月行われた参院選の比例代表で初当選した参政党副代表兼事務局長の神谷宗幣氏(44)=加賀市在住=は19日、同党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について「教会と組んで何かをやったり、お金をもらっている事実はない」と述べた。都内で行ったNHK党の立花孝志党首との公開対談で答えた。
立花氏から党員の中に旧統一教会の信者がいるかと問われた神谷氏は「確認していない」とした。その上で「(大阪府)吹田市議時代に応援してくれた人の中に何人かいた」と語った。(同上)』
<wikipediaによれば『アドバイザーの小名木善行と副代表の神谷宗幣が統一教会系メディアの『世界日報』で記事を執筆していたほか、結成メンバーの1人である渡瀬裕哉は教団系の『ワシントン・タイムズ』で翻訳担当のエグゼクティブ・ディレクターを担当していた。なお、世界日報における神谷の記事は、現在は削除されている』という。>
参政党は、youtubeなどネットで支持者を増やし、7月の参院選比例で176万票を獲得し、神谷氏が初当選。政党要件の票数も満たし、ネット・ポピュリズムに乗った第2の維新になるのではと注目されている。
来春の地方統一選では、全国の選挙区に500人の候補者擁立を目指すとのこと。同党もかなりの超保守&改憲派ゆえ、また旧統一教会の関連団体から支援の申し出が来るかも知れず・・・。
メディアや野党、各選挙区の住民には、こちらもしっかりとチェックして欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS