【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
まずは、19日の『安倍国葬で、半旗、黙とうの要請を政府が検討中って&公営競技も中止かも。これはアブナイ!』の続報を・・・。
政府は、安倍元首相の国葬を9月27日に行なうとして、その準備を進めている。(-"-)
国葬の費用に関しては、中曽根元首相の自民党・政府合同葬などを参考に、2億円程度の支出を目安にしているようなのだが。<でも、お花代だけで、2千万円だって。^^;>
しかし、国葬に決めて海外に通知したことで、世界から100カ国以上の要人が参列すると見込まれており、その警備代が30億円以上かかる可能性があるという。(゚Д゚)
『(前略)国民の半数が反対している国葬に、私たちの血税はいくらつぎ込まれるのか。
「20年10月に行われた中曽根康弘元首相の葬儀は、国と自民党が費用を折半する“内閣・自民党合同葬”。この予算は総額約1億9200万円で、そのうち会場代が約5500万円、会場内の音響、映像、設営費用が約1億3600万円といわれています」(全国紙記者)
厚生労働省の行政事業レビューによると、2021年の全国戦没者追悼式で武道館の会場・付帯設備使用料は1200万円だった。会場費用は中曽根元首相の時よりも抑えられそうだ。
しかし、それ以外の費用はかさみそうだ。中曽根元首相の合同葬はコロナ禍のため、小規模なものとなり参列者も1400人と限られていた。’00年の小渕恵三元首相の合同葬には6000人が参列している。
「一方で、日本武道館で実施される安倍元首相の国葬は、6000人を軸に参列者を調整する見通しであると、6日に産経新聞が報道しました。中曽根元首相の時よりも、会場設営費もかさむことになるのではないでしょうか」(前出・全国紙記者)
吉田元首相の国葬では、遺影の額縁と祭壇に菊の花5万本が飾られた。また、献花に訪れた一般会葬者は3万5000人といわれている。現在の白菊の価格について、都内の生花店に聞いてみると……。
「献花用でも飾りつけ用でも菊の花の時価は1本200円。4万〜5万本を用意するとなると1週間前から仕入れなければ間に合いません。それだけの“買い占め”による相場の急騰が起こるでしょうね」
仮に現在の価格で、献花用の白菊を3万5千本用意するだけで700万円に。祭壇用5万本も加えると、驚くなかれ、菊の花だけで2千万円に届きそうだ。
■弔問に訪れる要人の滞在費はだれが負担する?
「80カ国・地域を訪問し、各国首脳と親交を結んだ安倍元首相。今回の国葬には、各国の要人が多数参列する見通しです。’00年に行われた小渕元首相の内閣・自民党合同葬には、当時のクリントン米大統領など153カ国以上の国・地域から要人377人が参列しました。海外からの参列者は、今回も同規模かそれ以上が見込まれます」(前出・全国紙記者)
(下につづく)
気がかりなのは、弔問に訪れる要人の旅費や滞在費だが……。
「小渕元首相の内閣・自民党合同葬に際し、外国から参列する関係者の旅費および滞在費の日本側による負担はなく、安倍元総理の国葬儀についても、同様とする予定です」(外務省大臣官房報道課)
実は、このような弔問の際には、訪れる側が旅費や宿泊費を負担するのが慣習だという。とはいえ、警備態勢は強固なものになることが予想される。
元警視庁公安部の所属で、現在はセキュリティコンサルタントの勝丸円覚氏がこう語る。
「1万人以上の警察官を動員した小渕元首相の葬儀以上の規模になることは間違いありません。150カ国以上の海外要人のエスコートや宿泊ホテルの警備など、24億円かかった昭和天皇の『大喪の礼』に近い態勢になるのでは。
安倍元首相は銃撃されて亡くなったこともあり、日本は各国から警備の強化や改善を求められるでしょう。世論の反対も強いため、通常よりも人員を増やさねばならず、警備費用は35億円ほどに増えてもおかしくありません」
昭和天皇の大喪の礼では警察官3万2千人が動員され、当時の警備費用は24億円だった。また、今上天皇の即位礼正殿の儀では警察官約2万6千人が導入され、警備関係費用としては28億5000万円がかかっている。
会場の飾りつけや設営に1億3600万円、武道館の会場費として1200万円、献花に700万円、警備に35億円となると、少なく見積もっても国葬にかかる費用は総額36億5500万円ということになるのだ。(後略)(女性自身22年8月8日)』
<何か最近、大喪の礼という文字を見ると、三浦ルリちゃんの「たいも」と読んだというは暗視を思い出してしまうmew。(~_~;)>
8月下旬には、国葬に関する閉会中審査が行われる予定なのだが。岸田内閣は、国民の税金を使って国葬を行なう以上、きちんと国民が納得行くような説明すべきだし。野党も厳しく追及して欲しいと思う。(**)
* * * * *
そして、18日の『国葬反対デモ&アベノマスクの再資源化って?+PCR検査も医療も受けられないなんて(怒)』のつづきで、新型コロナウィルスの話を・・・。
先週、新型コロナウィルスの新規感染者数が、東京など一部の地域で減っていたため、全国の感染者数も少し低くなっていたのだが。<これでピークアウトかとか言ってたコメンテーターもいたけど。なわけないでしょ。>
新規感染者の数字が減ったのは、お盆休みをとっていた医療機関がかなりあって、検査したくてもできない人が多かった&具合が悪くても検査しない人、自宅で陽性だとわかっても連絡しない人が多かったからであって。
今週、お盆休みが明けたら、案の定、全国の感染者数が増大し、18~20日と3日連続、25万人を超えている。<19日に26万1029人と過去最多を更新。20ほどの自治体で過去最多を記録している。>
一部の専門家は、BA.5型のウィルスは、感染力は高いが、重症化率、死亡率は少ないので「行動制限は必要ない」「経済政策を優先すべき」などと発言。
早く経済を回したいと考えていた政府や各自治体も、それに乗ってしまったところがあるのだけど・・・。
いくら重症化率や死亡率が低くとも、感染者が増えれば、その数は増えるし。<しかも、BA.5の場合、コロナウィルスが基礎疾患を悪化させて、重症化or死亡するケースが増えている。>
全国の医療体制、救急搬送の逼迫、崩壊につながるわけで。前回も書いたように、もっと早い段階で第7波に備えてPCRなどの検査体制、医療体制の対策を講じなかった政府の責任は大きい。(-"-)
しかも、一部の専門家やコメンテーターは、医療機関の負担を減らすため、全数把握を見直すべきだと主張。何かメディアも、それに乗っている感じがあるのだが。
仮に全数把握を見直したとしても、感染拡大を防ぐことにはならないわけで。何だか「問題のすり替え」をしているようにも思えてしまう。^^;
* * *
TV等で、様々なコロナ対策を提言している「インターパーク倉持呼吸器内科」倉持医師も、このようにツイートしていたのだが。まさに、そう思う。(++)
『倉持医師は「全数把握問題の本質 そもそも感染者が増えすぎていている 受診不能多杉 不確定な抗原検査を広めた で、きちんとしたデータ取れてないのに現場負担が爆増事実」(原文まま)と述べて、現場の問題を吐露。続けて、「定点観測と全数把握は同時に行い整合性評価の必要有 そもそも集めたデータ活用できていない事にあります」と問題点を挙げた。
さらに倉持医師は、「全数把握やめれば感染者数は勿、致死率、ワクチン薬効果もわからなくなる」と指摘。「一方現場で深刻なのはハーシス問題でなく、感染者が増えすぎてる事。全数把握をやめても感染数そのものが下がらなければ逼迫は変わりません。ですので、今更次郎感は否めませんが、問題の本質を解決願います!と申しました」と訴えた。(スポニチ22年8月20日)』
全数把握は確かに医療機関や保健所に負担をかけているのだが。色々とメリットもあるわけで。その見直しは慎重に判断すべきだろうし。また、今後のためにも、もっと簡単にデータ収集する方法を考えておくべきだろう。(・・)
<あと、mew&周辺では、医師の負担を減らすためにルール変更をして、医師以外の人(たとえば、秘密保持できて専門知識のある看護師、保健師などの資格が持っていて、データ入力の仕事が可能な人とか)が、医師のチェックを受けた後、データ打ち込みをするというような形に変えたらどうかという案が出ているのだけど。ダメなのかな。(・・)>
いずれにせよ、政府には、もっと真剣にコロナの感染拡大対策、検査&医療体制の補強をして欲しいと、大きな声で訴えたいmewなのである。(**)
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