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麻生「国葬は理屈じゃねえ」と岸田を説得&安倍派もアツ+首脳参列ナシ。安倍外交実らず

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 今日8日、国会で安倍元首相の国葬に関する閉会中審査が行われる。岸田首相が出席し、1時間半(首相の説明や与党の質疑に30分、野党の質疑に1時間)の審議が行われる予定だ。(・・)
 
 岸田内閣は、7月10日の参院選に大勝したものの、その後、どんどん支持率が低下(&不支持率が異常に上昇)。5日に発表されたJNNの世論調査では、不支持率が48.3%(+9.8)が支持率48.1%を上回っており、大ピンチに陥っている。(゚Д゚)  
 
 その大きな原因の一つが、安倍元首相の国葬だ。ほぼ全ての世論調査で、国葬反対が賛成の率を上回っているのである。(@@)
 
 そこで、岸田首相は、国会の場で国葬を決めた理由について国民に説明して、少しでも理解を得たいと考えているようなのだけど。いかにも正当っぽい理由を用いて説明しても、国民の多くはおそらく表面的なものだとしか思わないだろう。

 何故って、麻生太郎氏いわく、国葬を行なうこと決めたのは「理屈じゃねえ」からだ。(゚Д゚)

* * *
 
 岸田首相は、安倍氏が7月8日に他界して、1週間も立たないうちに、突然、安倍氏の葬儀を国葬として行なうと発表した。(~_~;)

 もちろん岸田氏自身、安倍氏と同期当選し、若いころから付き合いが長かったこともあるが。こんなに急に話を決めた理由には、1・党内最大派閥の安倍派や保守勢力の意向を尊重した、2・麻生副総裁の要求が強かったことがあると考えられている。^^;
 
<あと安倍氏の銃撃事件後、TVが、民放も含めほぼ全ての局で長時間の特別番組を流したり、通夜や葬儀の現場も中継したりしていたこと、事故現場や他の場に献花する人の列ができたことから、政府与党の幹部は、大多数の国民が安倍氏の死を悼んでいると思い、国葬を行なうにふさわしいと勘違いしてしまった可能性がある。(-_-)>

 安倍氏の他界後、10日に参院選投開票、11日に安倍自宅通夜、12日に増上寺で家族葬が行われたのだが。おそらく岸田首相本人は、すぐに安倍氏の葬儀をどうするか考える余裕はなかっただろう。

 しかし、安倍派の幹部は、早い段階で岸田陣営に、葬儀は国葬にすべきだと要望をしていたとのこと。<そもそも松野官房長官が安倍派だしね。>さらに、麻生副総裁も、国葬を求めて3回も電話をしたという。
 
 岸田首相は、果たして内閣で一方的に国葬催行を決めていいのか疑問に思い、スタッフに依頼して過去の事例の調査や内閣法制局などへの確認をしていたのであるが。今にしてみれば、もう少し時間をとって検討すればよかったと思っていることだろう。
 しかし、国葬に前のめりになっていた安倍派や麻生氏らからのアツは大きかったようで、13日に麻生、茂木、松野氏と会談を行ない決定。14日には、国会に諮ることなく「閣議決定によって国葬を行なう」と発表せざるを得なくなったようだ。(~_~;)
 
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 麻生氏が岸田首相に国葬決断を迫った話が、週刊誌の記事に載っていた。
 
『岸田首相「国葬なんて誰が言いだしたんだ」だけじゃない! 繰り返されてきた “手のひら返し” の数々

 今月末におこなわれる予定の、安倍元首相の国葬。だが、高まる批判の声に対し、肝心の岸田文雄首相は「国葬なんて誰が言いだしたんだ」と嘆く“手のひら返し” 状態だという。

 無派閥の自民党議員が本誌に明かしたところによると、安倍元首相が亡くなった当初は自民党合同葬で話が進んでいたという。だが、「それを巻き戻したのが麻生太郎副総裁で、“保守派が騒ぎだすから” と、岸田さんに3回も電話をしたそうです。最後は『これは理屈じゃねんだよ』と、強い口調だったといいます。国葬実施の方針が決まったのは、7月14日の会見の1時間前でした」という。

「岸田さんは、最初から盟友だった安倍さんを丁重に見送りたいという気持ちだった」(同)というが、成り行きで決まった国葬だけに、ほころびは広がるばかり。旧統一教会と自民党の関係が報じられるたび、国葬に対する批判の声も大きくなっていった。<後略>(FLASH22年9月6日)』

* * *

 安倍派の国葬に関する発言の記事はないのだが。同派の重鎮・下村博文氏は7月12日に、TVで、こんな話をしている。
 
『来月以降に岸田政権が行う内閣改造・党役員人事に関して、下村氏は「安倍氏や安倍派は、自民党のコアな保守の人たちをつかんでいた。それを疎んじるようなことになったら、保守の人たちが自民党から逃げるかもしれない」と指摘しました。

下村氏はまた、「必ずしも安倍さんが亡くなったことが岸田さんに都合がいいかは、『逆になることもある』と考えて、人事を配慮してもらう必要がある」とけん制しました。(NNN22年7月12日)』

 これは人事についての話なのだが、要は「全てにおいて、安倍氏や安倍派を尊重しろ」と。「疎んじると自民党の保守系議員や保守層の支持者の反感を買うぞ」と忠告して(脅して?)いるのである。^^; 
 
* * * 
 
 もし党内最大派閥の安倍派が要望する国葬の催行を拒んだら、同派を中心に「岸田おろし」の動きが強まるのは目に見えている。(~_~;)

 もともと安倍晋三氏と、いざとなったら手を組もうと話をしていた菅義偉氏&そのグループ、二階派、森山派(旧石原派)もそちらにつく可能性が大きい。要望を聞き入れてもらえなかった麻生氏も、もう味方にはついてくれないかも知れない。^^;
 
 別に岸田元首相を擁護する気はさらさらないのだが。 岸田氏が、国葬を言い出した&強く臨んだわけではないだけに、本人としても、かなりストレスが溜まっていることだろう。(~_~;)
 
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『岸田首相は国葬を決めた理由のひとつとして「安倍元首相に対する諸外国の弔意と敬意」を挙げている。31日の会見でも「諸外国から多数の参列希望が寄せられている。国として礼節をもって応える必要がある」と言っていた。(日刊ゲンダイ22年9月5日)』

『ある自民党議員は『国葬を求める保守層との対立は避け、取り込みを図った方が今後の政策を進めやすいと考えたのだろう』と話すほか、『国葬に合わせて来日する海外の首脳と会談し、岸田首相が真の後継者と印象づけるメリットもある』と指摘する声もあります。』(NNN22年7月21日)』
 
 これは、かなり当たっていると思う。(保守層の取り込みに関しては既に書いた通りり。)

 安倍氏は首相時代、「地球儀を俯瞰する外交」をスローガンに掲げ、80カ国(のべ176国)を訪問。G7諸国、G20諸国の首脳との関係を深め、強い信頼も得ていたという。
 それゆえ、もし安倍氏の国葬に多くの国々の首脳が出席してくれれば、とりあえず、安倍氏が外交面で活躍していたことを示すことができる。<功績があったかは、「???」だけど。一番、仲良かったのがロシアのプーチン大統領と米国のトランプ前大統領だからな~。^^;>
 
 他方、岸田首相も、外務大臣経験があるし(英語も堪能だし)、外交をウリにしたいのだけど。昨秋に首相に就任して以来、コロナ感染拡大や衆参院選挙などで、なかなか海外に行って、首脳外交を行なうことができず。この安倍氏の国葬に参列する首脳と会うことが、外交面でプラスになると考えたとしても不思議はない。(・・)
 
* * * * * 
 
 ところが、いざフタを開けてみると、7月に190カ国以上に案内を通知したにもかかわらず、8月中旬の締め切りを大幅に過ぎて9月になっても多くの国から返事がなくて、ヤキモキすることに。(゚Д゚)
  
『松野博一官房長官は6日午前の記者会見で、27日に実施される安倍晋三元首相の国葬について、海外から190以上の代表団が参列し、そのうち首脳級の代表団が50程度と見込まれると明らかにした。(毎日新聞22年9月6日)』 
 
 アメリカのバイデン大統領やフランスのマクロン大統領など主要国の元首は出席せず。懇意だったロシアのプーチン大統領は、ウクライナ問題もあって、早々と不参加を表明。G7で最も付き合いが長く、信頼関係が深いはずだったドイツのメルケル前首相も来ないよいう。<安倍側近は、メルケル氏は安倍氏を頼りにすることが多いとか威張っていたのに。^^;>
 
『「G7で一番長く一緒だったメルケル前首相まで来ないのには驚きました。諸外国首脳は、弔意は示しても、国葬にわざわざ行く価値はないと判断したのでしょう。海外の対応はシビアで、安倍元首相が日本の地位を高めたと言うけれど、残念ながら、これが国際社会における実力ということです」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)(ゲンダイ9.5)』   

 他の国葬の要件「首相として最長の8年8か月の在位」「国内外での功績」「惨劇による他界」は、とても多くの国民が納得できるものではないし。
 しかも、岸田首相の期待した弔問外交もできないとしたら、本人も何のために、こんなに国民に批判を浴びてまで、国葬を強行するのか、ますますわからなくなるのではないかと思うmewなのだった。(@@) <まあ、理屈じゃないからね~。(>_<)>
 
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by mew-run7 | 2022-09-08 03:33 | 岸田政権について

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