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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ。左右問・スガからガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

吉田はOKも,佐藤は国葬にできなかったわけ。安倍も要件を満たさず&情けない案内状+全米OP


 コロナV拡大で生活や仕事でストレスが貯まっている人が多いと思いますが。感染に気をつけて、前向きな気持ちで、めげずに頑張って行きましょう! o(^-^)o  
 東日本大震災の被災地、熊本、北海道など全国の震災、豪雨災害の被災地の方々も、一歩一歩着実に復興実現&新たな生活構築を目指してガンバです!o(^-^)o

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  

【テニスの全米OP・・・、男子シングルスの決勝では、世界4位・19歳アルカラス(西)と世界7位・23歳のルード(ノルウェー)と若手同士の対戦に。アルカラスが3-1で破り、GS初優勝。史上最年少でランキング1位になる。(*^^)v祝<これまでの最年少はヒューイット(豪)の20年8か月。>
 少し前に、まだ18歳だったアルカラスのことを、近い将来、トップクラスになるかも、みたいなことを書いたのだが。近い将来でなく、すぐ近くだった。^^;<だって1年前の9月は50位だったんだから。それから、ずっと右肩上がりで来て、5月にはTOP10入りしてたのね。^^;>身長も185cmぐらいだし。めっちゃパワフルというわけでもないんだし。何がスゴイってわけではないんだけど、身体能力が高くて、総合的にスゴイのだ。<準々決勝はシナーと5時間超、準決勝はティアフォーと4時間超のフルセットを戦い、勝利。体力やメンタルも強い。(@@)>
 今大会、ナダルは残念ながら準々決勝で敗れたのだけど、スペインに頼もしい後輩が誕生して、チョット安心してるかも。<ハードコートでも強いし。(・・)>
 
 日本男子と言えば、西岡良仁が50位台に復活したものの、肝心の錦織圭はなかなか復帰しないこともあって、ついには700位台に転落。どうやればTOP10に戻れるのな~。<TOP50でも大変そう。WCがいつもとれるとは限らないし。予選から出るのかな。^^;>1日も早い試合復帰を願っている。楽天OPには来て欲しいな~。o(^-^)o】
 
* * * * *

 さて、今回の安倍晋三元首相の国葬の話を・・・。
 
 安倍元首相の国葬を行なうことに疑問や批判の声が多い最大の理由は、「税金で国葬を法的根拠がない」ということだろう。(・・)
 
 そもそも、何で吉田茂元首相は国葬(1967)だったのに、佐藤栄作元首相は国葬ではなく自民・内閣合同葬(1975)だったのかも、よくわからない。^^;
 
 吉田元首相(麻生祖父)は、確かに戦後の社会の立て直し、日本の独立(サンフランシスコ条約)など大きな功績があったかも知れないけど。佐藤元首相は7年8ヶ月と長期にわたり在任していた上、沖縄返還を実現、非核三原則の提唱などを行なったことからノーベル平和賞まで受賞していて大きな功績ある人なのだ。(-"-)
 
  立民党の泉代表も閉会中審査で、こんな質問していたけど。
 
『「泉代表は、1967年の吉田茂元首相の国葬の際にも、野党に事前に説明があった点、1975年の佐藤栄作元首相は、当時、戦後最長の在任期間であり、ノーベル平和賞も受賞していながら『内閣・自民党合同葬』になった点などを挙げながら問いただしました。

 それに対し岸田首相は『その都度、政府が総合的に判断し、どういった形式をとるかを判断する。これがあるべき姿だと政府としては考えている』と主張し、今回、閣議決定だけで国葬開催を決めたことの正当性を繰り返すだけ。なんとも議論がかみ合いませんでした」(政治部記者)(FLASH22年9月8日)』 
 
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 国葬に関する法律は、戦後まもなく廃止された。それゆえ、実は1967年10月に吉田茂元首相(麻生祖父)が亡くなった時には、国会でも法律なくして国葬ができるのかという疑問が出た。
 
 しかし、この時は当時の佐藤栄作首相が、野党と交渉して承諾を得た上で、閣議決定のみで国葬にすることを決定。他界した日の11日後には、国葬を執り行なったという。
 
『「故吉田茂国葬儀記録」には開催までの議論の様子も記されていて、国葬の法的根拠については「法律的にも制度上にも国葬についての規定がないので、国葬儀に踏み切るまでには、あらゆる角度からその是非が検討」されたと記されています。

 そして、1951年に行われた大正天皇の后、貞明皇后の「大喪儀」が「閣議了解により執行」されたことから、「これらを決定のよりどころとして、閣議決定することによって事実上の国葬を行えるものと結論した」としています。(NHK22年9月7日)』
 
 もう、ここが間違えだよね。貞明皇后の「大喪儀」は皇室マターだから閣議決定でもいいけど。総理大臣の葬儀に関して、この決定をよりどころにしてはダメでしょ!(**)

* * * * *
  
 ただ、この吉田元首相の国葬に対しても反対意見は少なからずあったとのこと。翌年以降も国葬に関する法律や基準を作るべきだという議論が何回か行われていたという。
<今にしてみれば、この時に法律や基準を作っておいてくれればよかったのにね。(・・)>

『国葬のよくとしの1968年、衆議院決算委員会で野党議員が「国葬を政府が思いつきですることは承服できず、基準が必要だ」と述べました。

 当時の大蔵大臣は「国葬儀についてはご承知のように法令の根拠はない。私はやはり何らかの基準というものを作っておく必要があると考えている。そうすれば、予備費の支出も問題がなくなる」と答弁し、基準の必要性について言及しました。

 また、そのよくとしの1969年の参議院内閣委員会で「国葬の基準を国会で決める必要があるのではないか」という質問に対し、当時の総理府総務長官は「いずれは検討されなければならない」と答弁しています。

 しかし8年後の1977年、当時の総務長官は「吉田総理が亡くなった時には内閣の決定で行っているので、法律というよりも閣議の決定によって国葬は今後行われてしかるべきものだという考え方を持っている」と答弁し、閣議決定で問題ないという見解を示しています。(NHK22年9月7日)』
 
* * * * *

 でも、佐藤栄作氏が亡くなった時には、内閣法制局長官は、もっと厳格な解釈をとっていたのである。(**)
 
『国葬は「三権の了承必要」、過去に内閣法制局長官が見解 関係者証言

 1975年に佐藤栄作元首相が死去した際、当時の吉国一郎内閣法制局長官(故人)が国葬について「法制度がない」「三権の了承が必要」との見解を三木武夫首相に示していたことが分かった。自民党の実力者だった前尾繁三郎衆院議長の秘書を務めていた平野貞夫元参院議員が朝日新聞に証言した。こうした指摘を受けて三木政権は国葬を見送り、国民葬とした。(朝日新聞22年9月7日)』
 
<三権の長の了承があれば、法律や国会での了承はなく、たとえ閣議決定だけでも、少しはバランスがとれる&正当づけられるような感じがあるかも。> 
 
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『当時の報道によると、佐藤氏が死去した75年6月3日、政府や自民党は約1時間半にわたる協議で政府、自民党、国民有志が主催する国民葬の実施を決定。平野氏によると、その結果を伝えるため三木首相が衆院議長室を訪れた。

 前尾氏は不在だった。三木首相は、前尾氏の信頼が厚かった平野氏に「国葬はやるつもりはない」と伝言を求めたという。佐藤氏は当時、連続在職日数が7年8カ月で現憲法下最長。ノーベル平和賞を受賞し、党内からは国葬にすべきだとの意見も出ていたが、吉国長官が「法制度がないので、国葬とするには立法、行政、司法の三権の了承が必要」と語ったと伝えた。これが国葬見送りの理由になったとも語った。野党は国葬に反対していた。

 佐藤元首相の国葬見送りをめぐって当時の朝日新聞は「決め手となったのは『法的根拠が明確でない』との内閣法制局見解だったといわれる」と記している。今回の証言で、佐藤氏の国葬を見送った三木内閣の意思決定過程の一端がより明らかになった形だ。(同上)』
 
* * *

 一方、岸田首相は『内閣府設置法と閣議決定を根拠に決定した。(決定は)行政権に属すると認識している」と説明。内閣法制局も認めたという。
 
 岸田首相は、野党を説得するでもなく、三権の長に了承を得ることもせず。麻生副総裁など内閣・党幹部の間だけで相談しただけで、一方的に閣議決定で決めてしまったのである。(-"-) 
 
 しかも、岸田首相は閉会中審査で、『国民に義務を課すとか行為を強要するのでない限り、法律は必要ないとの学説に基づき考えている。その時々の内閣がその都度、どの形式を取るかを判断するのが、あるべき姿だ』と答弁していた。<こういう時は、みんな、自分に都合のいい学説を持ち出すのよね~。^^;>
 
 ということは、今後も、誰が過去の首相が亡くなった際には、その時々の内閣が国葬にするかどうか、何の基準にも基づかず、主観的に決めることになるわけで。曖昧な状況が続くことになる。(-"-)
 
 岸田内閣ができるかどうかはわからないけど。政権与党たる自民党は、せめての罪滅ぼしとして、今後のために、国葬に関する法律、基準づくりに取り組むべきではないかと思う。(・・)
 
* * *

 最後に・・・先週末ぐらいから、国会議員などのもとに、安倍国葬の案内状が「速達」(+260円)で、次々と届いているとのこと。返答期日の項目の九月「八日(木)」の文字の上にシールが貼られていて、何と手書きで「十三日(火)」に修正されていたという。(・o・)

岸田首相が、国会の場で国民に向けて、自ら説明することにこだわっていたそうで。おそらく8日の閉会中審査が終わってから、期日を手書きで修正した上で、速達で送ることになったのではないかと察するが・・・。
 こういうところ1つとっても、ひとりの国民として、何だか情けなく思ってしまうmewなのだった。_(。。)_
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by mew-run7 | 2022-09-13 03:12 | 菅政権について

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