安倍元首相の国葬・・・。岸田内閣は「国民の弔意は強制しない」と言っていたのだけど。<8日の閉会中審査では、スポーツやコンサートも中止しなくていいと言ってた。(・・)>
でも、ここに来て、政治家や識者などの中に「国民は弔意をあらわすべきだ」とか言い出す人が出て来ているし。何か自衛隊を1000人以上出して、国葬の会場までずら~っと並べて立たせたり、19発の弔砲を打つとか発表しているし。
下手すると、思った以上に、ものものしい国葬儀になって、一般国民にも、弔意を強く要請(=半強制)するものになるかも知れず。mewの警戒心が増している。(@@)
mew的には、最大のメルクマール(指標、判断基準みたいなもの)は、葬儀会場以外の場で、一般国民に1分間の黙とうを要請するかどうかだ。(**)
<多数の人がいる中で、黙とうを要請されたら&周りの人がやってたら、自分もやらざるを得ない状況になるので、これはもう「陽性」ではなく「半ば強制」しているに等しいと思うんだよね。(・・)>
思えば、安倍晋三氏が亡くなった7月8日、プロ野球の巨人戦の会場では、試合開始前に、選手だけでなく、観客にまで黙とうを要請してた(させてた)し。10日の大相撲初日の会場でも、力士や観客に黙とうさせていたしね。(`´)
何か葬儀開始時の午後2時になったら、あくまでも「自主的に~」の体で、アチコチで一般国民に「1分間、黙とうを」と要請しそうな気がして、コワイな~。(-"-)
それこそ、もし学校とかで、子どもに黙とうをさせることがあったら、かなり問題だと思う!(**)
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ちなみに1985年に行なわれた吉田茂元首相(=麻生祖父(の国葬は、かなり重々しく催行され、国民に弔意を強制するような感じだったという。
午後2時の遺体到着時に19発の弔砲。各地でサイレンが鳴り、国民にも1分間の黙とうを要請。
官公庁は午後から早退。国立の小中高大は、午後からお休み(民間もこれに習う)。競馬等の公営ギャンブルは開催中止。TV番組は、厳かなものに差し替え・・・などなどが、行われたという。(~_~;)
国葬の準備に携わっている政治家や役人は、今頃、安倍氏の国葬の時には、何をどこまで要請しようか、悩んでいるのではないかと察する。
また、一番アブナイのは、ウラでこそっと要請したり、目に見えない圧力によって忖度させたりして、黙とうや弔旗などを半ば強制することだ。(ーー)
吉田茂氏の国葬の時の状況をあらわした記事があった。
『この日の朝日新聞によると、天皇、皇后両陛下のお使いや皇太子ご夫妻ら皇族方、73カ国の外国特使など約6500人が参列。吉田氏の遺骨が午後2時に到着し、防衛庁(当時)の儀仗隊が19発の弔砲を発射したという。』
『開会の辞の後、1分間の黙祷が行われ、全国各地でサイレンが鳴らされたという。
佐藤栄作首相(当時)らによる追悼の辞の後、皇族方による供花、遺族や外国特使、招待参列者の献花があり、一般参列者の献花に。儀仗隊による弔銃斉射の中、吉田氏の遺骨は午後5時すぎに式場を出たという。』
『1967年10月25日付の朝日新聞朝刊(東京本社版)によると、政府は当時、国葬当日の午後について、官公庁は業務に差し障りのない程度に職員を早退させ、国公立の小、中、高校、大学も午後は休校としたという。民間の学校や企業もこれにならうよう要請し、一般家庭にも当日弔旗を掲げ、午後2時前後に1分間の黙祷をするよう要請したという。
また、「競馬や競輪、オートレース、競艇などの公営ギャンブルは当日は開かないと決めた」といい、「NHKと民放連でも当日、ラジオ、テレビの番組を一部変更」し、「葬儀の前後、国葬にふさわしくないと思われるドラマ、歌謡ショー、CMなどはやめる」と報じている。
これに対し、1967年10月26日朝刊(東京本社版)によると、「民間会社や団体は大半が通常通り業務を続け、官公庁のように『午後から業務に差し障りのない程度に早退させる』ことはほとんど考えていない」と報じ、政府が学校の午後の授業を取りやめる方針を決めたことについて、全国の教員や学校職員による労働組合の連合体「日本教職員組合(日教組)」が抗議声明を出したと報じている。
産経新聞によると、今回の安倍元首相の「国葬」にあたっては、生活に影響を及ぼす国民の服喪は求めず、学校や官公庁などは休みにしない方針だという。(ハフポスト日本版編集部22年7月22日)』
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安倍元首相の国葬では、何と自衛隊が千人以上も出動して、アレコレの儀式を行なうらしい。<こんなことで、防衛がお留守になっていいのかな~?^^;>
『安倍氏国葬に弔砲19発、自衛隊員千数百人動員
浜田靖一防衛相は13日の記者会見で、27日に行われる安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)で自衛隊が弔意を示す儀仗(ぎじょう)や弔砲などを行うことが閣議了解されたと明らかにした。弔砲は19発、参加する自衛隊員は千数百人とする方向で検討している。
防衛省は過去に日本武道館で行われた元首相の内閣・自民党合同葬を踏まえ、弔意を表すため、儀仗隊が儀仗を行うほか、安倍氏の遺骨が会場に到着した際に105ミリ榴(りゅう)弾砲を使って空砲を撃つ「弔砲」も栄誉礼などの実施要項に準じて19発発射する方向。会場付近の沿道に自衛隊員が等間隔に並ぶ「と列」や音楽隊の演奏も行い、参加する自衛隊員は計千数百人となる見通しという。
浜田氏は記者会見で「関係省庁と連携しながら国葬儀が滞りなく厳粛に執り行われるよう準備している」と述べた。(産経新聞22年9月13日)』
都道府県の知事や市町村長の多くが、国葬に出席する意向を示している。^^;
千葉県の熊谷知事は、国葬出席の意向を表明すると共に、政府が国民に弔意を要請しないのは疑問だと言い出した。<県議会が開かれる予定だったんだけど。議会辞退をもお休みにするんだって。(>_<)>
<しかも、教育委員会が「県立学校等に弔意表明を求める予定はない」と言いながら、「表明するなとも言わない」って。こういう言葉が、忖度を生むんだよね。(-"-)>
『弔意表明求めない政府に「疑問」 千葉の熊谷知事、国葬出席意向
千葉県の熊谷俊人知事は8日の定例記者会見で、27日に予定されている安倍晋三元首相の国葬に出席する意向を明らかにした。「国から招待があれば粛々と出席したい。(千葉)市長時代に国との連携の中でやり取りしていたので、しっかりとお悔やみの気持ちを伝えたい」と述べた。県庁では当日、半旗を掲揚して弔意を示す。職員の黙とうは実施しない。
熊谷知事は、国葬の賛否で世論が二分している現状について「健全な民主主義の表れだ」と受け止めを語った。一方、現時点で政府が地方自治体などに弔意表明を求めていないことに対し「外国から首脳クラスが来る中、国内で弔意を表明しない状況は少し疑問だ。国葬と決めたのであれば、国民にしっかり説明し、国葬にふさわしい対応を取るべきではないか」と指摘した。
県教育委員会の冨塚昌子教育長は8日、報道陣の取材に「県立学校等に弔意表明を求める予定はないし、表明するなとも言わない」と述べた。
県議会議会運営委員会は8日、9月定例会の日程を協議し、国葬当日の27日を休会とすることを決めた。当初は一般質問を予定していたが、佐野彰議長と熊谷知事が国葬に出席する意向のため、議事運営は困難と判断した。定例会は15日から10月14日まで。9月22日と26日に代表質問、26日と28~30日、10月3、4日に一般質問がある。【石川勝義、山本佳孝】(毎日新聞22年9月8日)』
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教育委員会の場合、学校に「弔意を強制しない」と言い切っているところもあるのだが。「検討中」として、他の自治体の様子を見ている(or政府からのウラ指示待ち?)のところがかなり多い。(-_-;)
宮城県仙台市は、7月に安倍氏が亡くなった時には、学校にも弔旗を掲げることを要請したのだが。今回は、学校には要請しないとのこと。
しかし、「日々国旗を掲げている市の施設で半旗を掲揚し、市として弔意を示したい」として、市長などはもちろん、教育関係の施設(普段から国旗を掲げるのは市科学館、市天文台など)では、半旗を掲げる予定だという。(-_-)
全国各地では、今でも「国葬反対」の運動が続いているし。また、各地の教育委員会に「学校のこどもたちには、黙とうの要請などの弔意を強制するな」と求める活動も行われているのであるが。
これについては、国民はもちろん、国会や地方議会の野党、メディアなどが、ややナーバス過ぎだ、大げさだと思われるぐらい強く声を挙げて行く必要があるのではないかと思うmewなのである。(@_@。
p.s. どうか全国の公営競技も、自主的な開催休止、時間変更、選手や入場者への黙とうの半強制などは行わないようにと、強く強く願っている。(**)