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テッシーが教団広告塔で再登場?&金平の追及+教団信者、選挙支援を否定る下村のウソを暴く


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】 

 22日、旧統一教会の幹部(?)が記者会見を行なったのだが。何とあのテッシーこと勅使河原秀行氏(58)が教団の改革推進本部長として登場したことに、驚いた(&呆れた?)人が多いだろう。(・・)mew,too.
 
 五輪出場経験もある有名スポーツ選手が、1992年、勅使河原氏と合同結婚式に参加。2人で結婚の発表をする会見を開くなどして、大注目を浴びた人物だからだ。
 
 そのスポーツ選手は、結局、勅使河原氏と入籍をしないまま、旧統一教会も脱会したのであるが。勅使河原氏が京大卒の大手証券マンのエリートくんだったこともあり、当時は合同結婚式で結婚した元アイドルの桜田淳子氏夫妻と共に、2人はいわば教団の広告塔になっていた。(~_~;)

* * *

 勅使河原氏は、新たに設けられた教会の改革推進本部の部長になったと説明。冒頭で、「安倍元首相の銃撃事件以降、様々な報道を通じて世間を大変お騒がせした」「国会議員がメディアから1人1人詰問されるような事態になって」「日本国政府、国会議員の皆様に大変なご迷惑をおかけしたことを心からお詫び致します」と謝罪を行なった。<よく見ると、報道批判なんだよね。(**)>
  
 しかし、その後の説明では、教団は全て組織も変わり、霊感商法は行なっていないと強調。<安倍元首相を銃撃した犯人の母親が多額の献金を行なっていたのも90年代の話だと。>
 そして、教団の被害者の相談に乗っている紀藤弁護士らのことを念頭においてか、「霊感商法が今でも行われているかのような報道、それを主導していると思える左翼弁護士の方々の影響が日本国民をミスリードしている」などと主張して、不満を示した。(>_<)
 
<紀藤弁護士は「私は右翼でも左翼でもない“人権派”です」と。隣にいた教団の弁護士も「サヨク」という言葉を使っていた気がするのだが。公の場でももうこういう言い方をするところから、ウヨ保守教団なんだな~と思ってしまった。^^;>

 この会見にはTBS系「報道特集」の金平茂紀キャスターも参加し、質問を行なった。<批判的な質問が多かったので、途中で教団弁護士が質問を打ち切ってと言い出したほど。>
 
『金平氏は元信者らに取材した内容と、勅使河原氏が発言した「改革」の内容に「あまりにも落差がありすぎて、頭がクラクラする思いですよ。一体何を考えてるんだと思いますね」とバッサリ。勅使河原氏が会見の冒頭で謝罪したことについても「過去の教団の加害行為によってですね、ひどい目に遭った人に対する謝罪はなかったじゃないですか」と指摘した。(略)
「「取材をして届いている声は悲惨ですよ」と教団側の認識と、現場で取材した状況がかけ離れているとした。(デイリー22年9月22日)』 
 
 今回、教団が会見を行なったのは、信者向けに「教団は変わっている。あなたたちを守る」と。また世間にも「以前の教団とは異なる。問題はない」ことをアピールし、「宗教法人の解散命令を出すべき」というムードが広まらないようにするためではなかったかと察するのだが。
 
 世間においては、却って印象が悪くなったのではないかと思う。(ーー)
   
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 教団はこの会見で、政府や国会議員に謝罪をしたのだが。先述した通り、それは「様々な報道を通じて世間を大変お騒がせした」「国会議員がメディアから1人1人詰問されるような事態になった」からに過ぎず。本当の意味で、政府や国会議員に悪いことをしたとは思っていないだろう。
 
 ただ、ここはとりあえず謝罪をしておいて、今後、もう少しうまい形で、政府や国会議員との付き合いを続けて行こうとは考えているかも知れない。(-"-)
 
 また、先日も少し書いたのだが。教団との関与を無理に隠そうとしている議員に関して、現信者、元信者から次々とタレ込み情報が出ている感じがある。

 mew周辺では、元信者と称する人の中には現信者もいるのではないかと邪推しているのだが・・・。
 
 いずれにせよ、「教団の会合に出席して、幹部や信者に対していい顔をしていたくせに」「信者たちから無償で様々な選挙支援を受けていたくせに」、いざという時には、「私は全く関与していません」と知らん顔をすることに、立腹している教団支部や信徒が多いのではないかと察する。(・・)
 
* * *

 これは、あくまでも個人の邪推であるが。特に安倍側近でバリバリの超保守派だった下村博文氏と山谷えり子氏が全く教団に関与していなかったはずはないと思っている。(・・) 
 
 2人とも古くからの安倍氏の超保守仲間で、とりわけ安倍氏が熱心だった「教育再生」の政治活動を共に行なっていたからだ。<むしろ下村氏は超保守思想を指導した部分があるかも。元・塾講師だし。^^;>
 しかも、この戦前志向の教育政策(愛国教育、個の否定、ジェンダー否定)は、旧統一教会の教義と重なる部分が大きいのである。(~_~;)
 
 今回は、下村氏の選挙支援について書きたい。

 このブログでも何回か扱ったように、下村氏は2015年、文科大臣を務めていた時に、教団の名称変更に関与したのではないかと疑われている。(・・)
 さらに、その後も「教会から推薦を得て選挙支援を受けていた」とか「教会の要望を政策に取り入れることを約束していた」などの話が次々と出ている。(~_~;)
 
『ジャーナリストの鈴木エイト氏によると、下村氏は旧統一教会系のシンクタンク「世界戦略総合研究所」の定例会で2012年4月26日に講演している。関連団体主催でも、本人が講演した場合は名前が公開される。下村氏は報告していないのだろう。

 選挙支援については、下村氏が関連団体からの支援を受け入れた「動かぬ証拠」がある。昨年の衆院選直前の21年10月9日、板橋区立グリーンホールで開かれた「国政報告会」で、下村氏が旧統一教会関連団体からの推薦状をニコニコしながら見せる写真の存在が明らかになっている。(日刊ゲンダイ22年9月13日)』
 


 自民党の教団に関与した議員に関する資料(アンケート結果)には、下村氏の名前が登場するのは「寄付もしくはパーティー収入有り」の項目のみ。「講演」と「選挙支援」が報告されていない。(-"-)
 
 下村氏が推薦状を手に、信徒たちと写った写真があるのだが。<写真・・・https://www.nikkan-gendai.com/articles/image/life/311219/196110>
 下村氏は、地元議員に事情がわからないままに連れて行かれた場所に、垂れ幕が用意されていて、推薦状が渡されたと説明。選挙支援を受けたことを強く否定している。(>_<)

* * * 

 週刊文春(9月29日号)には、自民党が窮地に追い込まれていた09年の衆院選で、武蔵野の教会の信徒の信者Xさんらが下村氏の選挙支援を行なった話が出ていた。(全文はhttps://bunshun.jp/articles/-/57625に>
 
 教団信徒のXさんは、幹部から「今度の衆院選で有田(芳生)さんが東京11区から出馬する。落とすために対抗馬の下村さんを応援してください」と指示を受ける。

『指示を受け、Xさんは、同じ教会の3~4人の仲間と板橋区内にある下村氏の選挙事務所に向かった。「そこには、近隣の教会から来たと思われる信者が、他にも10人ほど集まっていました。事務所には有田さんを中傷するビラが用意されていた。それをポスティングするのが役目でした」(Xさん) 

 有田氏は1980年代後半からジャーナリストとして霊感商法などの統一教会問題を追及。有田氏が国会議員になるのは、教団としては最も避けたい事態だった。
 Xさんが続ける。「教団内では有田さんは悪の権化。潰すために下村さんの選挙を支援しようと」・・・「下村さんは自分たちが信者だとわかっている様子でした。交通費は教会で精算した。』
 
 教団関連の天宙平和連合(UPF)の付設機関である西北東京平和大使協議会のN事務局長も、下村氏に関して「(世界平和連合)から頼まれてやったことはある」と証言。『過去にも、また昨年の衆院選でも、推薦状を出した世界平和連合の要請で選挙支援をしたと認め』ており、組織的支援があったことが伺える。(-"-)
 
* * *

 下村氏は安倍第二次政権で、12~15年まで文科大臣(教育再生担当なども)を務めて、首相や超保守仲間と協力して教育改悪を進めていたのだが。<詳しくはまたいずれ)
 学習塾関係者などが作った支援団体から、不正な献金を受けていたことが発覚。しかも、本人が国会の場を含め、いくつも嫌疑に関して否定していたのだが。説明が虚偽であったことが次々と発覚したため、文科大臣を実質的に退任せざるを得なくなった。<それで尚更に、今回の全ての関与を否定する発言をしても、信用されないのよね。^^;> 
 
 下村氏は自分こそが安倍氏の後継者にふさわしいと自負しており、次の総裁選に立候補する意向を示していたのだけど。<もし今後、党総裁&首相になることがあったら、自民党や日本の国政は狂っていると言わざるを得まい。>
 もう総裁になることは不可能だと、しっかりと自民党にも、安倍派にも、本人にも自覚させる必要があると思うmewなのだった。(@_@。 

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by mew-run7 | 2022-09-24 05:55 | 自民党について

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