【東京ローカルな話を・・・2日、新宿の小田急デパート(小田急百貨店)が閉館し、55年の歴史に幕を閉じた。(-"-) <4日からすぐ近くの小田急ハルクのビルに一部の売り場を移す形で、営業を継続するらしい。でも、ハルクは2~6Fがビックカメラなんだよね。^^;>
おそらく全国的には無名のデパートだと思うのだけど。mewは、新宿が最寄りの繁華街だった&中高大と新宿乗り換えだったので、小さい頃から小田急デパートと隣の京王デパートが最も馴染みのあるデパートで。<駅の真上にあるしね。伊勢丹、三越は駅からちょっと遠い&いい物や贈答品を買いに行くところ、というイメージ。>しかも小田急デパートには、少し前まで11階に三省堂という大型書店があったので、大部分の参考書や本はここで買っていたし。三省堂でアレコレの本を見て1~2時間(2~3時間?)過ごすことも稀ではなかった。2<で、時に隣の喫茶店でお茶するとか。あと最上階のレストラン街、地下の食料品売り場もよく行ったな~。>
残念ながら、コロナ禍が始まってから、一切デパートには行っておらず。最後にも行けず、残念。(ノ_-。)・・・小田急デパートには有難う。本当にお世話になりました。m(__)m
何かデパートもどんどん各メーカーの店舗貸しみたいになっちゃってるし。<昔はセーター売り場とかブラウス売り場とかあって、色々なメーカーのセーターorブラウスがそこに行けば買えたのよね。大バーゲンも魅力だった。>
今は通信販売も便利になったし。価格も安かったりするし。<他のデパートに勤務している人いわく、デパートで現品をチェックして、通販で買う人も多いとか。^^;>今回は駅ビルの老朽化対策&再開発もあるみたいだけど。だんだん、昭和的な百貨店はなくなっちゃうんだろうな~と、ちょっと百貨店ロスになっているmewなのである。_(。。)_】
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4日、岸田首相が、総理大臣に就任して1周年を迎えたという。
『岸田総理「まさに数十年に一度と言っていい大きな事態が次々と起こり、そしてそれに向き合ってきた1年であったと思います」
きのう夜、総理官邸で記者団の取材に応じた岸田総理は、▽新型コロナ対応、▽ロシアによるウクライナ侵略、▽物価高騰、▽安倍元総理の銃撃を例にあげ、「日本も世界も歴史的な大きな転換点にあるのではないかと感じている」と、1年を振り返りました。
その上で、「国民の信頼と共感をいただきながら、こうした事態に立ち向かい未来を切り開いていく」と決意を語りました。(TBS22年10月4日)』
10月にはいって行われた各社の世論調査で出た内閣支持率は、朝日新聞が支持率50%、不支持率40%、JNNがJ支持率は42.7%、不支持率が53.9%、読売・NNNで支持率45%、不支持率46%とすべて不支持率が支持率を上回っており、早くも窮地に立たされている。_(。。)_
岸田氏が首相に就任してから1年。確かに、首相や政府の責任とは言えないような問題が次々と起きて、その対応に追われていた感じがある。(~_~;)
個人的には、ハト派リベラル志向&民主主義を重んじる岸田文雄氏は、他の首相候補よりはずっと考えが近い(ほとんど立民党の考えに近い)ので、何とか頑張って安倍ー菅政権で生じた社会や国民生活の歪みや国のアブナさを少しでも修正して欲しかったし。
参院選で勝てば、ゆとりの3年間が得られるので、やっと岸田首相の目指す国政ができるかと期待していたのだが。
安倍元首相の銃撃事件に端を発した国葬、自民党と旧統一教会との関わりの問題が出て、「あれ~?」という感じに。しかも、7月以降の安倍元首相の国葬決定と旧統一教会問題の対応は、岸田首相の判断ミスもあったのではないかと思う。(-"-)
ここは仕切り直しで「いざとなれば解散も」という話まで出るようになっている。
『自民党内の一部に「出直し解散」を求める声もあるが、「自滅するだけで、現実にはありえない」(官邸筋)との見方が支配的。このため与野党は、それぞれ来年の統一地方選をにらんでの攻防に力点を置くことになるが、「国民不在の低レベルの闘いで、政治不信を加速させるだけ」(自民長老)との危惧も拭えない。(東洋経済オンライン22年10月5日)』
内閣支持率が下がっているのだが。何故か、自民党の支持率はあまり下がっていない&野党の支持率が上がっていないので、もし国会でトンデモ行き詰ったり、党内の「岸田おろし」の動きが激しくなるようであれば、「エイヤッ」と解散総選挙を行なうという可能性もゼロではないかも知れない。<政治で簡単に「エイヤッ」するのは困るんだけどね。to Indeed CM>
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しかも、昨日は岸田首相が長男を首相補佐官にしたというニュースが流れ、これが早くも批判の対象になっているようだ。^^;
『岸田文雄首相は4日付で、自らの首相秘書官に長男、翔太郎氏を起用する人事を正式に発令した。嶋田隆・首席首相秘書官とともに政務を担当する。前任の山本高義氏は辞職し、岸田首相の事務所に復帰する。翔太郎氏は31歳。慶応大、大手商社勤務を経て令和2年3月から岸田事務所で公設秘書を務めていた。(産経新聞22年10月5日)』
『31歳の若さで翔太郎氏が務めることになる首相秘書官室は、いわば“官邸の心臓部”にあたり、岸田首相を朝から晩まで付きっきりで支えるポストだ。福田政権では2008年、息子の達夫氏が起用されたことでも知られている。
岸田首相による今回の大抜てき人事。翔太郎氏の給与はまだ決まっていないということだが、過去には1000万円を超えることもあったという。(略)
政府関係者からは「支持率が下がっている。この時期にあえてやる必要があるのかな。あえてやるメリットが全くわからない」との声も。
野党からも「一歩間違うと、公私混同と言われかねない微妙な人事」と疑問の声が上がっている。(FNN22年10月4日)』
『周辺は「人事の硬直化回避が狙い」と説明するが、政府内では「世襲をにらんだ布石」との見方がもっぱら。野党は「身びいき」と批判し、自民党内では「政権への逆風が強まりかねない」と戸惑いが広がる。(略)
永田町には波紋が広がった。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「首相秘書官は閣僚以上の力を持つ。若い子息がなぜ必要か」と疑問視。共産党の井上哲士参院議員はツイッターで「政治の私物化」と指摘し、国民民主党の玉木雄一郎代表は会見で「まさに身内びいき」と切り捨てた。
自民党内では「首相が最も信頼する方が秘書官(を務めればいい)」(石破茂元幹事長)と理解を示す声も出ている。しかし、現在は首相自身が所信表明演説で「国難」と評するほど、物価高騰や新型コロナウイルス禍に国民が苦しんでいるさなか。「国民感覚とずれている」(ベテラン)と疑問視する声が目立つ。(時事通信22年10月4日)』
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mewは、このニュースをきいて、「あ、岸田首相はかなり精神的に行き詰って、周囲の人間への不信感が増しているのかもな~」と思った。(・・)
<つい麻生太郎氏が首相時代、「(首相には)どす黒いまでの孤独に耐えきれるだけの体力、精神力がいる」と語っていたのを思い出したりして。^^;>
岸田氏にはもちろん、折角の機会なので自分の後を継ぐであろう長男に国政運営の現場を見せておきたい、勉強させたいという思いもあるだろうけど。
たぶん、今、支持率が低下している時に、長男を重用したらよくは思われないことぐらいは、わかっているはず。<早期辞任もあり得るから、早く秘書体験をってことはないよね。^^;>
でも、ここまでやることなすこと上手く行かないと、周囲のスタッフへの不信感も増すし。愚痴も含めて、言いたいことを言える身内に近くにいて欲しいと思ったとしても不思議はない。
また、首相は自らアチコチに直接電話をするなどの連絡がとりにくい立場にある(&時間もない)ので、秘書官が面会などのアポとりやメッセージ伝言を行なったり、スケジュール調整を行ったりするケース多いとのこと。それらも信頼できる人間でないと任せられないところがあるように思う。(~_~;)
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上の記事にもあるように、福田康夫首相も長男を秘書官にしていたし。首相ではないが、菅義偉氏は総務大臣時代に長男を秘書官に起用していたし。<例の官僚に不正な高額接待を繰り返していたことが問題になった長男ね。>ぱっと具体例が出て来ないが、首相や閣僚が、身内を秘書官に起用するのは、決して異例なことではないだろう。
ただ、ここまで支持率が下がって、ネガティブな見方をされてしまうと、何でも批判の材料になってしまうところがあるんだろうな~とも思う。。^^;
正直なところ、岸田首相の政権運営や言動にイラつく部分がどんどん出て来てはいるのだが。
でも、このあと菅元首相がバックについて、河野太郎氏辺りが首相になることを考えると、「う~ん。岸田くんの方が1万倍マシかな~」と。<安倍派の首相候補は論外。残念ながら、立民党にはまだとても政権交代をする力はないし。(ノ_-。)>
ブツブツぼやきながらため息をつく機会が増えているmewなのだった。_(。。)_
THANKS