【JRA・・・遅ればせながら、秋のGIシリーズがスタート。2日にはスプリンターズSが行われ、8番人気の荻野極ジャンダルム(牡7)with荻野極が優勝した。馬も騎手も初GI制覇。(*^^)v祝ジャンダルムはママ・ビリーヴとスプリンターズS母子制覇。"^_^"
ジャンダルムは2番手につけて、直線前で抜け出し、そのままゴールに粘り込み。前半ややハイペースで、前にいる馬がほぼ脱落したことを考えると、この馬には底力があるかも。ただ後半ペースが落ちたせいか追い込み馬も末脚を発揮できず。中2週で走る気が起きなかった(?)1番人気のメイケイエールほか1~4番人気が上位に来られず。タイムも1分7秒8と1~2勝レベルで、全体的にグダグダした感じもして。終わってみて、何だかな~と思うようなレースだった。<馬券がとれなかったことも大きいんだろうけどね。^^;土日連敗でへこんでる。(ノ_-。)>】
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まずは、今年のノーベル平和賞の話を・・・。
ノーベル平和賞は、その時々の重大な政治・社会的な問題に相対している人や団体に賞を与えることで、世界にメッセージを送るような面があるのだが。
今年の授賞は、極めて国際政治的に対する財団の意向あらわれているように思う。
『【ロンドン時事】ノルウェー・ノーベル賞委員会は7日、今年のノーベル平和賞を、ベラルーシの人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏(60)と、ロシアの人権団体「メモリアル」、ウクライナの人権団体「市民自由センター(CCL)」の旧ソ連3カ国1個人2団体に授与すると発表した。授賞理由として「市民の基本的人権の擁護と権力を批判する権利の促進」に努め、「平和と民主主義のための市民社会の重要性を示した」ことを挙げた。(時事通信22年10月8日)』
『(ベラルーシの)ビャリャツキ氏は人権団体「ビャスナ(春)」の創設者として知られ、現在も拘束中。メモリアルは旧ソ連末期に誕生し、スターリン時代の人権弾圧と向き合うことから活動を開始し、ロシアの「良心」として人権擁護の柱となってきた。CCLは2007年に創設され、ロシアによるウクライナ侵攻開始後、人権侵害の極みである「戦争犯罪」に対する調査活動が期待されている。
ノーベル賞委は21年、政権批判も辞さない報道を続けてきたロシアの独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」(休刊中)のドミトリー・ムラトフ編集長らに平和賞を授与した。今回の発表は「プーチン氏に向けたものでも、誕生日(10月7日)に合わせたものでもない」と説明されたが、プーチン政権に対する国際社会の厳しい目が背景にあるのは明らかだ。(同上)』
ちなみに、奇しくもノーベル賞を受賞したのと同じ日(プーチンの誕生日でもある)、『ロシア・モスクワの地区裁判所は7日、今年のノーベル平和賞に決まった人権団体「メモリアル」傘下の人権擁護センターが建物を使用するのを認めない判断を下した』という。
mewは、右翼か左翼かではなく、国家主義か本当に自由&民主主義かを重視している。
ロシアのように、表向きは参政権を保証された民主主義、経済的自由権を含め基本的人権の保障規定のある自由主義の国でも、政府の批判をするメディアや市民が抑圧されている国は多々あるわけで。
日本がそのようなアブナイ国にならないように、と切に願っている。(**)
7日、衆院本会議で行われる安倍晋三衆院議員&元首相の追悼演説を、立民党の野田佳彦元首相が行なうことが決まった。(・・)
国会では、在職中の国会議員が死亡した場合、故人が所属した議院の本会議場で、追悼演説を行なう慣習がある。そして、故人が所属していなかった他の政党の議員が行なうというのが慣例になっている。<自党だけでなく、国会の総意として弔意をあらわすため。>
また通常、追悼演説は、議員が亡くなって、直近に開かれる国会で行わわれる。それゆえ、7月に他界した安倍氏の追悼演説は、8月初めの臨時国会で行なう予定でいたのだが。演説を誰に依頼するかでもめたため、結局、8月に行なえず。ついには10月まで延期されてしまった。(-_-;)
というのも、安倍氏周辺から、盟友だった甘利明氏に追悼演説をさせたいという意見が出たからだ。<それが「遺族の意向」だという記事もあった。>
『自民党は28日、8月の臨時国会で予定していた安倍晋三元首相の追悼演説を秋の臨時国会へ先送りする方向で調整を始めた。元首相の国葬実施や演説者に同じ党の甘利明前幹事長(衆院比例南関東)を検討していることへ反発や異論が相次いでいることに配慮した。(略)
甘利氏の登壇を巡っては、野党側に安倍氏と懇意の議員が少ないことや遺族の意向もあって浮上した。内閣府特命相などを務め菅義偉前首相、麻生太郎前財務相とともに安倍政権を支えた背景から自民は押し切る構えだったが「野党の代表が演説し国会の総意として故人をしのぶ慣例に反する」として、立憲民主党などから反発が強まっていた。(カナロコ22年7月28日)』<カナロコは神奈川新聞のネット版)
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安倍氏も、日本会議などの超保守系の集まりで他党の議員と交流する機会はあったとは思うのだが。懇意と言える人はいなかったかも。<それも寂しい話だ。^^;>
甘利氏の名が挙がったのは、おそらくNASAの会と呼ばれるグループの意向or同Gの議員への配慮があったからだろう。
NASAの会とは、安倍氏と若手の頃から親しく、2006年~7年にに首相を目指した時&首相だった時も、2012年に首相復活を目指し、政権奪還した後もずっと安倍氏を近くで支えていた議員グループのことだ。<NASAは故・中川昭一、麻生太郎、菅義偉、甘利明氏の頭文字)
そして、7月頃の記事を思い返しつつ邪推をすると・・・。どうも安倍氏が亡くなって間もなく、安倍氏の弔辞はNASAの会のメンバーが担うのがいいと。そこで、本葬(家族葬)の弔辞は麻生太郎氏が、国葬の友人代表の挨拶は菅義偉氏が、国会での追悼演説は甘利明氏が行なうのがいいという話が出来上がっていたようなのである。(そこに安倍側近や遺族の意向も含まれていたかは不明。ただ、遺族は全てに関して「お任せします」と言ったという記事を見たことはある。>
しかし、甘利明氏の名が出たところで、野党は「何故、慣例を破るのか」と反発。 またm実は与党内からも、慣例を破ることへの疑問や、「甘利氏はURL不正口利き疑惑で閣僚を辞任しているので、ふさわしくないのではないか」となどの声も出たため、政府自民党は甘利氏に決めきれず。ここまで延び延びになってしまったのだ。(~_~;)
立民党にしてみれば、「何を今さら」と断ってもいいところなのだが。そこは大人の対応で、引き受けることに決めたようだ。<野田元首相は、安倍氏の国葬にも出席しているしね。>
要は岸田首相や党幹部などが、国葬の件も含めて、安倍氏の他界に関わる事柄については、主導権を持てず。ついつい麻生副総裁や安倍派の側近の意見を尊重してしまうため、バタバタしてしまったように思うのだが。
ひとりの国民として、ちょっと「みっともないな」と思うし。「岸田くん、しっかりしないと。おろされちゃうよ」と言いたくなったmewなのである。(@_@。
THANKS