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玉川徹への大批判に政治的意図を感じる&降板は不要+実際、電通は安倍、自民とズブズブ


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】 


 テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」のレギュラー・コメンテーターを務める玉川徹氏(59)の発言が、大問題になっている。(@@)
 
 玉川氏は9月28日の番組内で、安倍元首相の国葬の演出に電通が関わっていると発言。これが事実とは異なることから、翌日には発言を訂正し、謝罪を行なった。
 
 しかし、一部の芸能人や保守系識者が玉川氏の大批判を展開。さらに複数の自民党の保守系議員までもが怒りを示し始めた。
 
 玉川氏は結局、テレビ朝日社員として会社から10日間の出社停止処分を受けることに。番組も19日までお休みにすることになったのだが。
 もともと玉川氏の発言を快く思っていなかった保守系の識者や政治家、ネット市民などは、玉川氏が責任をとって、番組降板や退社すべきだと主張。一部団体が、BPO(放送倫理・番組向上機構)に申し入れを行なう準備をしているという。(-"-)
 
* * *

 正直なところ、最初にこのニュースの記事を見た時、(福田達夫くんじゃないけど)何が問題なのか、さっぱりわからなかった。^^;
 
 mew周辺では、何かにつけて、半分冗談、半分本気で「電通が絡んでいるんじゃない?」という言葉がよくきかれるからだ。^^;
<それぐらい電通は大きな会社で、多岐にわたる事業を行なっており、よくも悪くも、国家レベルから小さな町のイベントまで関わっていることが多いということ。(・・)>

 しかも、電通は自民党、特に安倍政権とはズブズブの関係だったので、つい「電通が絡んでるんじゃない?」と揶揄したくなったとしても、不思議はないし。仮に事実と違ったとしても、そんなに目くじらを立てるほどの発言ではないと感じたのである。(~_~;)<電通がそれだけイベントの演出が上手いってことを評価した発言とも受け取れるしね。> 
 
 自民党は電通に党広報や選挙活動の諸事を依頼しており、選挙のある年は1年に10億円以上も支払いを行なっている。特に安倍政権は電通と付き合いが深く、第二次安倍政権になってからは、業界2位の博報堂とはほとんと取引を行なっておらず。内閣広報室にも12年からずっと電通の職員を受け入れていた。

 コロナの持続化給付金事業で、電通がトンネル会社から電通640億円で再委託を受け中抜きしていたとか。東京五輪に絡む収賄事件で逮捕された高橋治之元組織委理事が、電通OBとして強権をふるっていたとかいう話も出てたりして。国の事業のアチコチに電通が関わっているのである。
 逆に電通は、安倍政権下の12~18年だけで、自民党の資金団体に計3600万円の献金を行なっている。(~_~;)
 
 ただ、玉川氏はテレビ朝日の正社員だ。電通側がテレ朝に抗議したかどうかはわからないが。おそらくテレ朝には、保守系の支持者から多数の批判が寄せられただろうし、ネットでもかなり批判が広がっていた様子。そうなると、テレビ局としては、いまや大事なスポンサー集めをしてくれる電通さまを批判しているかのような社員を放置しておくことは難しかったのかも知れない。
 
 でも、mewが一番問題だと思ったのは、そこにここぞとばかりに政治家たちが絡んで来たことだ。こうなると、ある種の政治的意図や配慮(or忖度)が働いてしまうことになる。(**)
 
 安倍元首相の超保守仲間だった自民党の和田政宗氏や西田昌司氏がツイッターなどで玉川氏を強く批判。笑ったことに、昨年、やっと自民党に入れてもらった細野豪志氏までが、玉川氏の降板を求めるようなツイートをしていたのである。(-_-;)
 
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 mewは改めて、玉川氏の番組内での発言の書き起こしを読んでみた。(・・)
 
<関連部分の書き起こしは*1に。周辺部分の書き起こしを含む記事はhttps://news.yahoo.co.jp/byline/yanaihitofumi/20221009-00318834に。> 

 多くの記事では、玉川氏は「菅元首相の挨拶に電通が関わっていた」と発言したと。中には、玉川氏が「電通が挨拶を作った」かのように発言したと伝えているものもあるのだが。少し違う。
 
 玉川氏は、菅元首相の挨拶には「国葬の政治的意図がある」と発言。そして、他の出演者が「国葬というものが政治利用される可能性があると玉川さんが指摘するのは非常に健全なことだと思うのでいいと思う一方で、このスピーチ自体が多くの人に対して響いたのは政治的意図を超えたもので、個人としての感情として彼がお話になったのがよかったんじゃないかと思いましたけどね。」と語ったのに対して、こう言ったのだ。

「僕は演出側の人間ですからね。テレビのディレクターをやってきましたから。それはそういう風に作りますよ、当然ながら。政治的意図がにおわないように、それは制作者としては考えますよ。当然これ電通が入ってますからね。」

「いや、菅さん自身は自然にしゃべっているんですよ。でもそういうふうな、届くような人を人選として考えているということだと思うんですよ。」

* * * 
 
 ただ、今回の国葬の企画、演出は、都内のイベント会社「ムラヤマ」が担当した。
 「ムラヤマ」は安倍政権下で5年間、「桜を見る会」の会場設営を担当したことがある会社。今回、政府はとりあえず競争入札を行なったのだが、「ムラヤマ」1社しか入札に参加しなかったため、同社が落札したという。
<実は他の会社は応募しにくい条件が設けられていたとの話があるのだが。今回は、横に置いておこう。^^;

 その事実を指摘されたことから、玉川氏は翌日に「昨日のパネルコーナーの中で、私が安倍元総理の国葬に電通が関与しているとコメントしたんですけども、この発言はですね、事実ではありませんでした」「さらに電通はですね、全く関わっていないということがわかりました。関係者の皆様、それから、視聴者の皆様、訂正して謝罪いたします。申し訳ありませんでした」と謝罪し、頭を下げたという。_(。。)_
 
* * * 
  
 ちなみに、玉川氏は「僕は演出側の人間」と言ったのは、同氏が京大大学院農学研究科修士修了後、テレビ朝日に入社して「内田忠男モーニングショー」のAD、「スーパーモーニング」のディレクターなどを歴任して来たからだ。その後、ディレクターながら、一部コーナーでリポーターとしてTVに出演するようになり、「羽鳥慎一モーニングショー」ではレギュラー・コメンテーターを務めている。
 制作局の社員がコメンテーターとして番組出演するのは稀だと思うが。玉川氏は「玉ちゃん」として視聴者に親しまれていた上、歯に衣を着せぬコメントの評判がよくて、同番組の視聴率にもおおいに貢献していると言われている。(・・)

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 ただ、玉川氏はハト派リベラル志向なので、自民党政権の特に保守タカ派的な政策、新自由主義的な政策にはやや厳しい意見を言うことが多いので、自民党議員の中には快く思っていなかった人が少なからずいたと思われる。(-"-)
<ネットでも、以前から玉川氏の発言への批判コメントが見られた。^^;>

 で、今回も早速、ネトウヨが玉川批判を展開。ツイッターでは「#玉川徹の降板を求めます」がトレンド入りしたとのこと。
 しかも、何とここぞとばかりに自民党の議員が、玉川批判を行ない始めたのである。(-"-)
 
『自民党・細野豪志衆議院議員はツイッターに「テレビ朝日が玉川徹氏を謹慎処分にするという。『再発防止にむけて徹底する』と社長が発言しているが、私が玉川徹氏の発言で気になるのは時に極端なバイアスがかかっていると感じること」と記した。「マスコミで働く人の中で自らが『権力者』だと自覚している人は多くない。世論への影響力という意味では政治家の比ではない。ましてや玉川徹氏のようにテレビに出演し続ける人はなおさらだ」ともつづっている。

 また自民党・和田政宗参院議員はツイッターで「テレ朝『モーニングショー』玉川徹氏の嘘発言問題」と切り出し、「玉川氏は出勤停止10日間に。社員である玉川氏が取材もせず嘘の発言をし、『電通』という具体名を挙げた。嘘発言は株価にも影響を与えかねない」と記した。「会長、社長は責任を取らないのか。玉川氏は謹慎明けに普通に出演させるのか」ともつづっている。(デイリー22年10月4日)』
 
『自民党の西田昌司参院議員(安倍派)が9月30日に自身のユーチューブチャンネルを更新し、「テレビ朝日の玉川という局の社員だそうですが、菅氏の弔辞を完全に腐す無礼千万なコメントをしていた。報道の自由はありますが、事実に基づかないで社員が腐す発言をするというのは報道の自由を超えた政治的な発言です」などと批判。
 続けて、「お詫びで済む話じゃない。テレビ朝日としての責任を取ってもらいたい。厳正な処分をしないといけない」と処分の必要性を訴えていた(日刊ゲンダイ22年10月14日)』
 
<日刊ゲンダイは、安倍元首相の「虚偽答弁118回」はお咎めなしなのに、何故、玉川氏の責任を追及するのかと皮肉っていた。mewもそう思う。(・・)> 
   
* * *

 確かに、玉川氏が事実かどうか確認せずに「電通」の名を出したことは、問題だと思うし。事実と異なるのであれば、発言の訂正や撤回、謝罪を行なうべきだとも思う。
 
 でも、この玉川氏の発言には、これらの議員が強く批判し、怒りを示すほどの問題や過ちがあるとは・・・少なくとも私には、そうは思えない。(-"-)

 本当はテレ朝が10日も出席停止処分にするのもどうかと思っているぐらいで。これで、責任をとって番組を降板するとか、退社するとかいうことになったら、これは政治的な圧力があったからだと思われても仕方ないし。逆に、テレ朝は、そういう圧力にすぐに屈するメディアなのだと蔑視、非難されるおそれもあるだろう。(・・)
 
 ・・・というわけで、今回の玉川氏への対応には政治的意図を感じざるを得ないし。今は、ともかく玉川氏は番組降板しないことを願うばかりのmewなのである。(@_@。
 
<あくまで東スポ・ネタだが。玉川氏が「朝ナマ」の司会として田原総一郎氏の後任に名が挙がっているとか。それはそれで面白いかも?(・・)>
 
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*1

羽鳥「何人か弔辞、スピーチもありまして、やはり菅さんが一番刺さったかなという感じがありますけど、玉川さんいかがですか。」

玉川「これこそが国葬の政治的意図だと思うんですよね。当然これだけの規模の葬儀ですから、儀式ですから、荘厳でもあるし、個人的な付き合いのあった人は当然悲しい思いをもってその心情を吐露したのを見れば、同じ人間として、胸に刺さる部分はあると思うんですよ。

 しかし、それは例えばこれが国葬じゃなくて、自民党内閣葬だった場合、テレビでこれだけ取り上げたり、この番組でもこうやってパネルで取り上げたりさっきのVTRで流したりするかというと、なってないですよね。国葬にしたからこそ、そういった部分を我々は見る、見る形になる、僕も仕事上見ざるを得ない状況になる。

 それって例えばですね、自分では足を運びたくないと思っていた映画があったとしても、なかば連れられて映画を見に行ったらなかなかよかったよと。そりゃそうですよ、映画を作っている方は、意図があって楽しんでもらえるように、それから胸に響くように作るんです。

 だからこういう風なものも、我々がこういう形で見ればですね、胸に響く部分はあるんです。それはそういう形として国民の心に残るんですね。国葬というのはありました、あのときにああいうふうな胸に刺さる言葉がありました。いうふうに既成事実として残るんですね。これこそが国葬の意図なんですね。

 だから僕は、国葬自体が、やっぱりない方がこの国にはいいんじゃないか。これが国葬の政治的意図だと思うから。」

羽鳥「そっか、なるほどね(筆者注:少し沈黙)。私はここの部分だけちょっと違う感じがしたなと思いますけど。安部さんはいかがですか。」

安部「そうですね、玉川さんのおっしゃているような政治的意図が出てくる可能性がやっぱりあるなと思うので、その点は留保しなきゃいけないなと思うのですけど。

 僕がすごく思うのは、菅さんのスピーチは私自身も読んだり見たりしてすごく感動したんですけど、多分いまの現代の生きている日本の国民の多くの人は、これ政治利用だな、と思うものに対してけっこう鼻がきくようになっていると思うんですよね。

 鼻がきくようになっているなということ自体も菅さんとか政権にいる人たちも理解していて、だからそういうことを出してもどうせうまくいかないからやりたくないと。菅さん、例えばですね、私ガースーですって言ってめちゃくちゃすべったりしてですね、大失敗して人気が下がったという話もあったわけですけど、そういう意味である程度いまの政権にいる人たちは意図的にやったことが見透かされてしまう時代に生きていると。

 多分これは見透かされる可能性があるとか関係なく、菅さん自身が思ったことを言ったからこそ響いていると思っていて。

 そういう意味で、国葬というものが政治利用される可能性があると玉川さんが指摘するのは非常に健全なことだと思うのでいいと思う一方で、このスピーチ自体が多くの人に対して響いたのは政治的意図を超えたもので、個人としての感情として彼がお話になったのがよかったんじゃないかと思いましたけどね。」

玉川「僕は演出側の人間ですからね。テレビのディレクターをやってきましたから。それはそういう風に作りますよ、当然ながら。政治的意図がにおわないように、それは制作者としては考えますよ。当然これ電通が入ってますからね。

安部「これはわからないですよ…」

羽鳥「いや、そこまでの見方をするのか、それともここは本当に自然に言葉が出たのか、見方はいろいろ…」

玉川「いや、菅さん自身は自然にしゃべっているんですよ。でもそういうふうな、届くような人を人選として考えているということだと思うんですよ。」

安部「玉川さんがこれ言っているのが面白いと思うんですよね、僕はね。テレビっていうある意味そういう仕組みじゃないですか。」

玉川「そうそう…」

安部「テレビっていうのは番組をみてそのコンテンツの間に広告をはさんでビジネスが成り立っているわけですから、広告の話っていうのは、ある種国葬的な政治利用の観点に近いような構造があったりするんだと思うんですけど、その上でたぶん、そこのところは多くの人が鼻がきくようになっているんじゃないかというのが僕の考え方なわけですよ。どうですか、それは。」

玉川「まあ、それは演出家の考え方でね。」

安部「なるほどね…」





*1

テレビ朝日 玉川徹氏国葬「電通」発言全文 何を語り、何を謝罪したのか 一部報道の文字起こしは不正確
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanaihitofumi/20221009-00318834

楊井人文弁護士
10/9(日) 17:10 より

羽鳥「何人か弔辞、スピーチもありまして、やはり菅さんが一番刺さったかなという感じがありますけど、玉川さんいかがですか。」

玉川「これこそが国葬の政治的意図だと思うんですよね。当然これだけの規模の葬儀ですから、儀式ですから、荘厳でもあるし、個人的な付き合いのあった人は当然悲しい思いをもってその心情を吐露したのを見れば、同じ人間として、胸に刺さる部分はあると思うんですよ。

 しかし、それは例えばこれが国葬じゃなくて、自民党内閣葬だった場合、テレビでこれだけ取り上げたり、この番組でもこうやってパネルで取り上げたりさっきのVTRで流したりするかというと、なってないですよね。国葬にしたからこそ、そういった部分を我々は見る、見る形になる、僕も仕事上見ざるを得ない状況になる。

 それって例えばですね、自分では足を運びたくないと思っていた映画があったとしても、なかば連れられて映画を見に行ったらなかなかよかったよと。そりゃそうですよ、映画を作っている方は、意図があって楽しんでもらえるように、それから胸に響くように作るんです。

 だからこういう風なものも、我々がこういう形で見ればですね、胸に響く部分はあるんです。それはそういう形として国民の心に残るんですね。国葬というのはありました、あのときにああいうふうな胸に刺さる言葉がありました。いうふうに既成事実として残るんですね。これこそが国葬の意図なんですね。

 だから僕は、国葬自体が、やっぱりない方がこの国にはいいんじゃないか。これが国葬の政治的意図だと思うから。」

羽鳥「そっか、なるほどね(筆者注:少し沈黙)。私はここの部分だけちょっと違う感じがしたなと思いますけど。安部さんはいかがですか。」

安部「そうですね、玉川さんのおっしゃているような政治的意図が出てくる可能性がやっぱりあるなと思うので、その点は留保しなきゃいけないなと思うのですけど。

 僕がすごく思うのは、菅さんのスピーチは私自身も読んだり見たりしてすごく感動したんですけど、多分いまの現代の生きている日本の国民の多くの人は、これ政治利用だな、と思うものに対してけっこう鼻がきくようになっていると思うんですよね。

 鼻がきくようになっているなということ自体も菅さんとか政権にいる人たちも理解していて、だからそういうことを出してもどうせうまくいかないからやりたくないと。菅さん、例えばですね、私ガースーですって言ってめちゃくちゃすべったりしてですね、大失敗して人気が下がったという話もあったわけですけど、そういう意味である程度いまの政権にいる人たちは意図的にやったことが見透かされてしまう時代に生きていると。

 多分これは見透かされる可能性があるとか関係なく、菅さん自身が思ったことを言ったからこそ響いていると思っていて。

 そういう意味で、国葬というものが政治利用される可能性があると玉川さんが指摘するのは非常に健全なことだと思うのでいいと思う一方で、このスピーチ自体が多くの人に対して響いたのは政治的意図を超えたもので、個人としての感情として彼がお話になったのがよかったんじゃないかと思いましたけどね。」

玉川「僕は演出側の人間ですからね。テレビのディレクターをやってきましたから。それはそういう風に作りますよ、当然ながら。政治的意図がにおわないように、それは制作者としては考えますよ。当然これ電通が入ってますからね。」

安部「これはわからないですよ…」

羽鳥「いや、そこまでの見方をするのか、それともここは本当に自然に言葉が出たのか、見方はいろいろ…」

玉川「いや、菅さん自身は自然にしゃべっているんですよ。でもそういうふうな、届くような人を人選として考えているということだと思うんですよ。」

安部「玉川さんがこれ言っているのが面白いと思うんですよね、僕はね。テレビっていうある意味そういう仕組みじゃないですか。」

玉川「そうそう…」

安部「テレビっていうのは番組をみてそのコンテンツの間に広告をはさんでビジネスが成り立っているわけですから、広告の話っていうのは、ある種国葬的な政治利用の観点に近いような構造があったりするんだと思うんですけど、その上でたぶん、そこのところは多くの人が鼻がきくようになっているんじゃないかというのが僕の考え方なわけですよ。どうですか、それは。」

玉川「まあ、それは演出家の考え方でね。」

安部「なるほどね…」


by mew-run7 | 2022-10-16 03:40 | 政治・社会一般

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