【サッカー天皇杯・・・16日、サッカー天皇杯の決勝が行われ、J2ヴァンフォーレ甲府がJ1広島を1-1からのPK戦を5-4で制し、初優勝を飾った。J2クラブの天皇杯制覇は2011年度大会のFC東京以来、2チーム目。(*^^)v祝
ファンの方々、本当におめでとうございます。m(__)m
ヴァンフォーレ甲府は、現在J2でも18位と低迷しているのだが。今大会ではJ1の札幌、鳥栖、福岡、鹿島、広島と次々に撃破し、見事に優勝。試合自体は見ていないのだが。日々、試合結果のニュースを観ていて、知人と「何か漫画の世界みたい」「こうなったら優勝して欲しいね~」と応援していたので、嬉しかった。(^^♪
<1-1での延長116分で、チーム在籍20年、ベテラン42歳の山本英臣が痛恨のハンド。しかし、GK河田晃兵がPKを奇跡のセーブ。さらにラストのPK戦でもワンセーブしてチームを優勝にもたらしたというのも、まさに漫画みたいなスゴイ展開だった。ファンの方々はさぞハラハラ・ワ~イだったと察する。(・・)>
何か天皇杯=お正月というイメージなのだけど。今年はWCなどがあるので、10月にやったのですね。最後にサッカー観に行ったのは、フリューゲルズが優勝した天皇杯決勝だったから、何年前なんだろ~?(その頃から、Jリーグも含め、応援がすごくてゆっくり観戦するのが難しくなったので(耳の異常でハウリングしちゃうし)、もっぱらTV観戦になっている。バレーボールもしかり。あの応援棒がダメで。^^;>
でも、もうすぐWCが始まるので、ワクワク・ドキドキのサッカー好きmewなのだ。o(^-^)o】
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ところで、昨夜、自民党の石井準一氏(64・参議院運営委員長)が、トンデモ発言を行ない、物議をかもしている。
石井氏は17日夜、東京都内で岸田首相らと会食した後、報道陣にどんな話をしたのかときかれ、カメラの前で「瀬戸際大臣の首とるのに(午後)5時1分で終わって首とれるのか。野党がだらしないねって話」などと発言したからだ。(@@)
『石井準一 参院・議院運営委員長「どんな話って。(午後)5時1分で衆の予算委員会が終わるなんて、緊張感がないねって。野党側に」
石井氏は17日夜、東京都内で岸田総理らと会食した後、取材に応じ、この日の国会質疑がほぼ定刻に終わったことをめぐり、野党側に緊張感がないと会食で話題になったと述べました。そのうえで、旧統一教会との接点が次々と判明している山際大臣に触れ、こう述べました。
石井準一 参院・議院運営委員長「だって瀬戸際大臣の首とるのに(午後)5時1分で終わって首とれるのか。野党がだらしないねって話」
議院運営委員長には党派を超えた中立性が求められていて、公然と野党批判の言葉を口にするのは異例です。(TBS22年10月17日)』
石井準一氏は、07年当選の参院3期(千葉)。大学中退後、あの浜田幸一衆議院議員の自宅に11年間住み込んで秘書をした後、千葉県議を5期20年務めていたとのことで、「なるほど~」という感じ。
そう言えば、少し前まで参院予算委員長をやってて「上から議事進行をしていたな~」と思い出したのだけど。今年10月から議院運営委員長に就任したようだ。(・・)
そもそも自民党の幹部クラスが、自党の山際大志郎議員のことを「瀬戸際大臣」って呼んでいたのにも、笑ってしまう&呆れてしまうのだが・・・。(~_~;)
石井準一氏が果たして酔っ払ってこのような失言をしてしまったのか、それとも国会や野党をナメ切っていて、敢えてこのような発言をしたのかわからないけど。
岸田首相らとの会食した直後なので、首相も一緒にそのような話をしていたと思われることになりかねないので、岸田内閣&自民党にとって大きなマイナスだし。
しかも、衆参の議院運営委員会というのは、国会における枢要な委員会で、法案の審議を各委員会に振り分けたり、本会議の日程、議題、発言者、時間、採決方法など本会議の運営に関する協議を行ったりする、いわば国会のコントロールルームの役割を果たしているとこと。(wikipedia参照)
それゆえ、上の記事にもあるように与野党の中立性も求められるし。議事がきちんと運営されるように(もちろん、できるだけ定刻に開始、終了するように)導くのがお仕事なわけで。
それが、「野党は緊張がない」とか、5時1分に議事終了することを「だらしない」と批判ような発言を行なうのは、かなり問題なのである。(-_-)
<今日18日の国会で、最後の質問に立った維新の大石あき子氏が、委員長に17時に「時間です」と言われたのに対して「17時1分に終わると、野党がだらしないって言われるので」みたいに言い返していたのだが。
ホント、こうなったら、毎日、紛糾してもめにもめて、18時、19時まで審議しちゃうよ!!(`´)>
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当然にして、野党第一党の立民党逢の坂誠二代表代行は18日の予算委員会の冒頭で、「野党を冒涜し、言語道断だ。強く抗議する」と主張。
岡田克也幹事長も、記者会見で「論外の発言で全く理解できない。けじめをつけてほしい」と批判した。(・・)
岸田首相はこのようにフォローしていたという。^^;
『首相は「そういった話が出たことは全くない」と否定した。そのうえで「17日の予算委質疑を振り返っても大変緊張感のある中、有意義な議論ができた。引き続き丁寧な議論に努めたい」と理解を求めた。』(産経新聞22年10月18日)』
もちろん、自民党の参院幹部もお怒りで・・・。
『自民党の関口昌一参院議員会長は、石井準一参院議院運営委員長に対して注意した。18日の党役員連絡会で世耕弘成参院幹事長が報告した。関口氏は「(石井氏)本人も反省している」と語ったという。(同上)』
で、石井氏は18日に、プチ会見を開き、前夜の発言を撤回し、謝罪したのだが。正直なところ、ほとんど反省しているようには見えなかった。(-"-)
『自民党の石井準一参議院・議院運営委員長が、野党について「だらしない」などとした発言を撤回し、謝罪しました。
自民党 石井準一参院議運委員長「各党の皆様方を冒涜するような発言であったというような指摘もあります。申し訳ございませんでした」(略)
石井氏は一連の発言を撤回し、謝罪した上で、「自分のなかで、政府も含めて緊張感がないという思いから発言が出てしまった」と釈明しました。
また「総理との会食のなかで野党がだらしないという話題は出ていない」と強調しました。(TBS22年10月18日)』
<昨夜は「・・・って話」って言ってたじゃない? なのに、話題に出なかったのかな?・・・それに、「政府も緊張感がない」って、今度は政権批判?(・o・)>
『そのうえで自民党の関口参議院議員会長と世耕参議院幹事長から厳重注意を受けたと説明し「私自身も参議院を取りまとめる議院運営委員会の要職にあるので、院の独自性をかんがみても、衆議院の委員会運営に対し口を挟み論評したということは誠に申し訳なく反省している」と述べました。
一方、記者団が「『瀬戸際大臣』とは誰のことか」と質問したのに対し、石井氏は「そのように私が発したならば、皆さんがご承知の大臣だと認識している」と述べ、さらに「山際大臣ということか」と問われると「そのように理解しているならそうだ」と述べました。(NHK22年10月18日)』
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緊張感がないと言われた野党の国会対策委員長もお怒りだ。<維国も含め、野党がみんな集まって、与党に対抗するような体制ができつつあるのはいいかも。>
『石井氏の発言を受けて、立憲民主党、日本維新の会、共産党、国民民主党の衆参両院の国会対策委員長らが、18日午後、国会内で対応を協議しました。
この中では、発言は国会を愚弄するもので容認できないなどとして、石井氏に対し、国会での謝罪を求める方針を確認しました。
立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し「予算委員会の初日に酒を飲んで、そういうコメントをする人こそ緊張感がないのではないか。野党側は真剣にやっており、失礼極まりない。質疑の中身も見ず、『大臣の首を取る、取らない』と言っていたが、『自分で取れよ』という話だ」と述べました。(同上)』
個人的には「首を・・・」という表現は好まないのだが。石井氏も山際大臣は問題のある瀬戸際大臣だとわかっているようだし。本来なら、自民党が自浄作用を働かせて、閣僚を辞任させるように運ぶべきだろう。そして、折角、ご進言いただけたのだから、野党側も全力で、たとえ審議を紛糾させてでも、山際大臣を辞任に追い込んで欲しいと改めて強く思うmewなのだった。(@_@。
THANKS