【☆がCSで負けた時点で、今年の野球シーズンは終わったと。周辺では日本シリーズを「秋季オープン戦」と呼んだりもしていたのだが。その日本シリーズ「ヤクルトーオリックス」戦がワクワク・ハラハラ・ドキドキの連続で、しびれるプレーも多く、ついつい見てしまっている。<帰宅が少し遅くても、試合も遅くまでしっかりやってるし。(~_~;)>
特別にどちらのファンでもない分、本当の意味で試合が楽しめる感じも。ヤクルトももちろん素晴らしいのだけど。ふだん、なかなか見られないオリックスの2戦目の近藤、3戦目の宇田川、5戦目でリベンジした阿部などの気合のはいった投球を見てると、ゾクゾクッとしたりして。5戦めで勝利のHRを打った吉田もさすがだけど、その前に必死でバットを球に当てに行って1塁に頭からすべり込んだ&悪送球を誘った西野の意気込みも胸に来るものがあったりして。
最初はヤクルト優勢ムードだったものの、オリが京セラ・ドームで2-2のタイに持ち込み、神宮球場の決戦へ。土日もワクワク・ハラハラしちゃいそうだ。みんな、ガンバ!o(^-^)o】
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岸田首相が、旧統一教会との関与があった山際経済再生大臣をなかなか辞任させようとしなかった大きな理由の一つに、辞任ドミノによる内閣法改を恐れていたことがあった。(・・)
もし山際大臣が辞めても、岸田内閣には、寺田総務大臣、秋葉復興担当大臣、また何人かの副大臣、政務官などなど、問題がある人が少なからずいるからだ。(@@)
実際、山際大臣が辞任した直後から、野党は寺田攻撃にシフト・チェンジ。昨日、立民党の長妻政調会長は、はっきりと寺田総務大臣の辞任を要求した。<旧統一教会の推薦確認書に署名していたた大串正樹内閣府副大臣の辞任も要求。^^;>
寺田稔氏は、様々な意味で岸田氏との関係が深い。『元財務官僚の寺田氏は、岸田文雄首相率いる宏池会の創設者である池田勇人元首相の孫娘と結婚。同じ広島県選出で、岸田派本流に連なることから、岸田首相の右腕として、重要閣僚である総務大臣に起用された。(文春オンライン10.19)』
その寺田氏に関して、週刊文春が、妻が代表の政治団体「以正会」が報酬支払で不正を働いていたと報道。
さらに、寺田氏の後援会が、亡くなった人物の名で、政治資金収支報告書を作成していたことを指摘した。(・o・)
総務省は、政治資金をチェックすることが重要な仕事だ。そのTOPである寺田氏に政治資金の問題があっては、政府に対する信用を失いかねない。
そこで、野党は寺田氏の責任追及に力を入れているのである。(~_~;)
『立憲民主党・長妻昭政調会長:「政治資金を所管する日本で唯一の責任者ですよね。やっぱり大臣の職を辞すということがその信頼性、政治資金、公職選挙法等々の選挙実務に対する一つのケジメなんじゃないかと思います」(ANN22年10月27日)』
『「週刊文春」は 10月6日発売号 で、寺田氏の妻が代表の政治団体「以正会」が長年にわたって、地元秘書らへの報酬支払いを巡って、必要な手続きをせず、源泉徴収を怠っていた疑惑を報じた。
これに対し、寺田氏は10月7日の閣議後会見で、人件費の支払先は、地元秘書ではなく、「お手伝いの方」と説明。あくまで「請負契約に基づく報酬」だったとし、「源泉徴収の必要はない」などと主張し、10月17日の衆院予算委員会では、野党議員から「第五支部(自由民主党広島県第五選挙区支部)から給料をもらう秘書らに、請負の報酬を上乗せして払った実態は?」などと問われると、寺田氏はこう答弁した。
「そうした実態は全くございません。常勤の支部職員とは全く別の人に対して支払ったものでございます」(文春オンライン22年10月19日)』
しかし、「以正会」の事務担当者、迫田誠・大臣秘書官は10月3日、「週刊文春」の取材に対し、2021年は6人に対し、計457万5890円を「寸志」として支払ったなどと説明。その「支払い先」を具体的に尋ねたところ、『迫田秘書官によれば、中坂氏は昨年10月の衆院選後、公設秘書に就任。A氏は地方選出馬に向け、昨年12月に退職した。「以正会」から中坂氏に対しては、昨年2月と3月、5月~10月の8回で計35万円を「寸志」として支払ったという。(略)
「以正会」から「寸志」を受け取っていたのは、寺田氏が主張するような「お手伝いの方」ではなく、支部職員として「給与」が支払われている中坂氏やA氏だった』という。(『 』内は同上)
・・・とすれば、寺田氏は国会で虚偽答弁をしたことになる。(-"-)
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さらに、週刊文春は今週号で、寺田氏の後援会が故人を会計責任者に政治資金の収支報告を行っていたと報じ、有印私文書偽造の疑いがあると指摘した。
20年、21年に提出した収支報告書の会計責任者として、19年に既に亡くなった人物の記名、押印がなされているというのだ。(・o・)、
『問題の政治団体は、「寺田稔竹原後援会」だ。
「竹原市は、池田勇人元首相の出身地で、呉市に次ぐ票田。寺田稔竹原後援会は毎年、新年互礼会を開いています」(支援者)
同団体は、広島県選挙管理委員会にも寺田氏の国会議員関係政治団体として届け出がなされている。収支報告書によれば、2012年以降の収入は毎年600万~900万円台で、大半は、寺田氏が代表を務める「自由民主党広島県第五選挙区支部」からの寄附。「寺田稔竹原後援会」の代表は池田勇人氏の娘婿・池田行彦元外相の元秘書で、2人の事務担当者のうち1人は「以正会」から人件費を受け取る女性事務員、もう1人は昨年の衆院選で、寺田氏の「選挙運動費用収支報告書」の事務担当者を務めていた。
この「寺田稔竹原後援会」で会計責任者として登録されているのが、X氏である。
「X氏もまた、池田行彦元外相の秘書だった人物で、2008年から『寺田稔竹原後援会』の会計責任者を務めています」(同前)
政治資金規正法では、収支報告書の提出義務を負うのは会計責任者と定められている。実際、2019年と2020年分の収支報告書にはX氏の実名が記され、捺印もされた「宣誓書」が添付されていた。X氏は〈政治資金規正法に従って作成したものであって、真実に相違ありません〉と宣誓しており、日付は2020年5月29日(2019年分)と2021年5月25日(2020年分)となっている。
だが、X氏の妻はこう証言する。「夫は2019年10月19日に78歳で亡くなりました。池田先生の秘書を8年間務めた後、石材を扱う会社を経営していた。その後も支援者として長年、寺田先生の選挙を手伝ってきました。亡くなったことは寺田先生もご存じです」(「週刊文春」編集部 2022/10/25)』
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この件に関して、寺田大臣は会計責任者が既に他界していたことや、名前を偽造していれば法違反になることは認めたのだが。これはあくまで「事務的ミス」だと。また自分が直接関わっている団体ではないとして、責任を認めようとしなかった。
『立憲民主党・後藤祐一衆院議員:「一般論としてお聞きしますが、宣誓書にこの世に存在しない方の氏名を記載・捺印した場合、故意または重過失の場合は、政治資金規正法第25条違反になるか」
寺田総務大臣:「その理解で正しいと思います」
この後援会は、寺田大臣に関係する政治団体として活動していますが…。
寺田総務大臣:「私が管理をしている団体でもなく、役員等にも一切連ねていません。一体誰が会計責任者であるか、実は知りませんでした。きのう夜に質問通告を受けたので調べ中です。現時点でまだ事務処理者は確認できていません」
立憲民主党・後藤祐一衆院議員:「関係政治団体の収支報告書の虚偽記載について、当該国会議員は何の責任もないということでいいか」
寺田総務大臣:「ミスが生じたことについては、おわびをしなければならない」(ANN22年10月26日)』
だが、27日になってから寺田氏は、答弁を翻した。
『寺田稔総務大臣:「宣誓書については罰則対象になっていない。きのうの答弁は訂正させていただきます」
「偽造しても罰則の対象にならないのはおかしい」と、さらに追及が続くと、こう反論しました。
寺田稔総務大臣:「“偽造”と言われたが、偽造かどうかもまだわからない。本人がはんこを押し、『これでやってくれ』と託していた可能性もある」
立憲民主党・奥野総一郎議員:「本人が亡くなる前に未来永劫にわたってということか。これは、びっくりしましたね。そんなことしますか。見てもいないものの真実性を担保するんですよ」(ANN22年10月27日)』
そうか~。故人が霊界から収支報告書をチェックしているのか~・・・なんて、納得するわけないっしょ。(-"-)
それにしても、最近の閣僚や議員はよくもまあ、妙な屁理屈を思いつくもので・・・。てか、そんな妙な答弁をすること自体、ひとりの政治家として、人間として恥ずかしくないのかと、呆れるばかりのmewなのだった。(@_@。
THANKS