【こちらも遅ればせながら・・・ドリフターズの仲本工事氏(81)が、19日交通事故で他界した。心からご冥福をお祈りしたい。
少し前に週刊誌に、あまり芳しくない記事が出ていたので周辺と心配していた(but本人は11月からの舞台を楽しみにしていた)ところに、急に訃報が届いたこともあって、しばらくショックを引きずっていた。(-"-)
他界後にTVで昔の映像を見て、小さいころ「ドリフで誰が一番好きか」と問われると「仲本工事」と答えていたな~と思い出した。<敢えて愛着をこめて、敬称略で書くが・・・)mewは小さいころから体操競技も好きだったこともあり、白の体操競技のユニフォームでビシッと跳び箱やマットをこなす仲本工事がかっこよかった。<高校時代、体操部だったとか。今回、初めて知ったことに都立青山→学習院だったのね。>また、ちょっと知的で品がいい感じがするのも好みだったかも知れない。加藤茶や志村けんがいたずらな坊主やはっちゃけた主婦、会社員の役をやる時に、ブーちゃんがちょっとぼけた役、仲本工事がしっかりした役をやるので、全体としてバランスがとれていた&加藤、志村が際立ったわけで。ドリフの中でも、本当に貴重な存在だったと、改めて思った。
自分が歳をとったこともあるけど。小さいころから馴染みのある有名人が、次々と亡くなるのは本当に哀しく、寂しいことだ。(ノ_-。)】
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ところで、自民党は、党として組織的に旧統一教会と関与したことはない、教団に関与しているのは、あくまで議員個人だと強調して来たのであるが・・・。、
鹿児島市議会の自民党市議団が、20、21年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の政治団体「国際勝共連合」の機関誌を会派として購読し、費用を政務活動費(政活費)で支払ったことがわかったという。(・o・)
地方議員が個人で「世界日報」を購読していた例はあるが。市議団なる組織が政務活動費で購入していた例は初めて出た。(-"-)
『鹿児島市議会の自民党市議団(20人)が2020年と21年、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の政治団体「国際勝共連合」の機関誌を会派として購読し、費用を政務活動費(政活費)で支払ったことが27日、分かった。同市議団は「問題ない」とするが、霊感商法などが社会問題化した教団の関連団体に税金が支出された形で、識者は「うかつだ」と指摘している。
同市議団の政活費収支報告書によると、20年10月と21年4月に計1万6200円を支出し、政活費を「資料購入費」名目で充てた。
同市議団の仮屋秀一団長によると、所属市議が購読を提案。「議会活動につながる」と許可した。「旧統一教会と関係があるとの意識はなかった。今は購読をやめている」と話した。
佐賀大の畑山敏夫名誉教授(政治学)は「旧統一教会の被害はずっと前から知られており、注意する必要があった。税金を原資とする政活費で、特定の政治団体の機関誌を購読することにも慎重であるべきだ」と語った。(西日本新聞22年10月27日)』
このブログでも何回か書いているのだが。自民党では国会議員よりも地方議員の方が、旧統一教会と関与のある議員が多い様子。<もしかしたら鹿児島市議団のほかにも、地方議員団、支部レベルで組織的に関与しているところが他にあるかも。^^;>
地方議員は、選挙資金に恵まれない人も多いため、ボランティアで選挙支援する人が来るのは有難いことだし。地域によっては、最後の10票、100漂単位で当落が決まることがあるため、各地の支援団体の票は貴重なのである。(-"-)
<国会議員の中には、地元の地方議員に頼まれて、旧統一教会のイベントや会合に出ている人も少なからずいたように思う。>
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しかし、来年4月には全国で地方統一選が行われる。
地方選を控えた自民党の議員、候補の中には、「できれば、こそっと教団からの支援を確保しておきたい」という人もいるかも知れない。
また、逆に「全く旧統一教会と関係がないので、下手に関係があると疑われたくない。クリーンな状態を作って欲しい」と考えている人もいるだろうし。<地方選では、怪文書が出回るので、「あの人は教団と関係がある」とウワサやデマが飛ぶのも困ると。>
27日の「水脈、国会で逃げの答弁。政務官として知識も不足+維新市議がライバル攻撃のため偽ビラ配布」の後半部分にも書いたのだが。実際、もう教団関与の偽ビラで、ライバルを貶めようとした市議が出ているのだ。(-"-)
<維新の広島市議(女性)が、来春の市議選に元自民党衆議院が参政党から出馬することを知り、同氏がライバルになると懸念。早めにその候補にダメージを与えようと画策。参政党候補者の男性になりすまして「「新開ゆうじです! 旧統一教会の式典で元衆議院議員として偉大なる韓鶴子(ハン・ハクチャ)様に韓日トンネルへの賛意と、祝辞を述べさせていただきました!」などと記した写真付きのビラを勝手に作成し、市議自らが地域のポストに投函していたことが発覚した。(~_~;)
・・・新開議員は、自民党時代は教団イベントに参加していたが、今は関係がないという。>
そう言えば、8月の沖縄知事選の時も、候補者が教団のイベントに出ていたというビラがずいぶん出回ったとの話が。<実際、イベントに参加していたのだけど。得票減につながったようだ。>
何かこんな話をきくと、次の地方選では、全国各地で候補者と旧統一教会との関与の疑惑でいっぱい出ることになるかも知れず。住民たちが、疑心暗鬼になってしまうおそれが大きい。(-"-)
それを避けるためにも、自民党+αの政党は、早い段階で、きちんとけじめをつけておく必要があるだろう。(・・)
自民党は、国会議員だけでなく地方議員も含め、党全体で旧統一教会との関与を一切断絶するように求めるという。
『自民、統一地方選候補に「旧統一教会と関係持たない」指針の順守要求へ
来春の統一地方選に向け、自民党は「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との関係断絶を打ち出すため候補者に新たな党のガバナンスコード(統治指針)の順守を求める方向だ。地方議員は1万人以上おり、全候補者に徹底できるかどうかが課題となりそうだ。
自民の茂木幹事長は21日の党改革実行本部総会で「今後、旧統一教会と一切の関係をもたない。(ガバナンスコードを)地方組織にも周知し、順守を徹底していきたい」と強調した。
ガバナンスコードでは、旧統一教会を念頭に、「組織・団体との責任ある関係の確保」との項目を設け、「不当な政治的影響力を受け、その活動を助長すると誤解されるような行動を厳に慎む」と明記した。
旧統一教会を巡っては、地方議員との接点も相次ぎ判明し、統一地方選に向けた「最大の懸念事項」(党幹部)となっている。公認や推薦決定後に、接点が判明すれば選挙戦への大きなダメージとなりかねない。森山裕選挙対策委員長は21日、東京都内での講演で、地方組織へのガバナンスコードの徹底について「県議選、市議選などの(候補者公認の)参考にしてもらえるよう、できれば今月中に通知したい」と述べた。
ただ、具体的な取り組みは地方組織に委ねる形となり、実効性に疑問の声も漏れる。
党関係者によると、地方議員の中には「信者の議員もいる」とされる。地方組織からは、憲法が保障する「信教の自由」の趣旨から、「信者かどうか尋ねることは難しい」と困惑の声も上がる。
党本部に先駆け、神奈川県連は今月、旧統一教会との関係見直しを指示した8月の党本部通達に関し、統一地方選の公認・推薦候補に通達順守の誓約書への署名を求めることを決めた。署名できなければ、公認・推薦の取り消しもあり得るという。ある県議は「誓約書によって『清廉潔白』をアピールできる。選挙戦にプラスになる」と歓迎する。
茨城県連は県議選(12月2日告示、同11日投開票)に向け、既に公認・推薦候補を決定している。県連幹部は「関係が指摘されたら対応するが、告示が目前に迫る中で調査なんてできっこない」と吐露する。
もっとも、地方組織ごとに対応が異なれば、混乱に拍車がかかる恐れもある。石破茂・元幹事長は「47都道府県連でバラバラな対応というのはいかがなものか。党の見解を示すべきだ」と苦言を呈している。(読売新聞22年10月24日)』
もし自民党の党本部が「関係断絶」を唱えても、地方支部や議員がその気にならなければ仕方がないわけで。どうか全国各地の住民の皆さんには、自分の地域の渋谷、議員や候補が教団と関与しているのかどうか、できるだけ確かめて欲しいと思うmewなのである。(@_@。
THANKS