う~ん、困ったな~。・・・毎日、大きなため息が漏れてしまう。(~_~;)
mewとしては、自民党政権が続く間は、できるだけ岸田文雄氏やそれに準ずる平和・リベラル志向の人に首相であって欲しいのだ。
間違っても、超保守タカ派の高市早苗氏や萩生田光一氏、超新自由主義の菅義偉氏や河野太郎氏などには、首相になって欲しくない。(-"-)
でも、岸田内閣の支持率は、どんどん落ちて行く。岸田首相には、一番ウリであったはずの新資本主義(ほぼ民主党政権に近い、下支えで中流層を増やす方策)を進めて、コロナ禍でさらに大変な思いをしている困窮世帯を救ってほしいのだけど。
安倍政権が遺した円安&物価高、旧統一教会の問題などの対策に追われて、なかなか自分の政策ができず。しかも、残念ながら岸田首相の判断も後手後手で、ますます信用を失っている。_(。。)_
世間では、早くとも、来年6月に岸田氏の地元・広島で開催されるG7首脳会議までは、岸田政権が存続するのではないかと見られているのだが。
ただ、もしこのまま低支持率が続くと、自民党内、特に地方支部から「これでは4月の統一地方選が戦えない」という苦情が出て、「岸田おろし」につながるおそれがあるという。(-_-;)
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しかも、ここに来て、旧統一教会との関係(&不遜な態度?)のために、山際経済再生大臣が辞任することに。
寺田総務大臣や秋葉復興大臣も、政治とカネの問題で、野党から追及を受けている。^^;
さらに、困ったことが起きた。旧統一教会の推薦認定書への署名が問題になっている中、今度は岸田首相のサポート役である木原官房副長官が、旧統一教会の関連団体から推薦状をもらっていることが発覚したのだ。(・o・)
『木原誠二官房副長官は28日の衆院内閣委員会で、昨年10月の衆院選の際、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体である世界平和連合から推薦状を受け取っていたと明らかにした。「推薦状を受け取っていたことについては私やスタッフも含めて当時の認識が不足していた。深く反省し、おわびしたい」と述べた。共産党の塩川鉄也氏への答弁。
木原氏は、世界平和連合が実現を目指す政策について文書で確認する「推薦確認書」への署名は否定。「政策要望を受けたことはない」とも述べた。
木原氏によると、過去4回の衆院選で受け取った約1000件の推薦状を確認したところ判明したという。「(世界平和連合が)自主的にお持ちいただいたものだと理解している」とした。【村尾哲】(毎日新聞22年10月28日)』
これは推薦認定書と異なり、署名は必要がないものの、旧統一教会から支援を受けていたであろうことを示す材料にはなる。(-"-)
木原氏(52)は東大→財務省から衆院議員になったのだが。<実兄は、みずほフィナンシャルグループ社長の木原正裕氏なんだって。>
オモテ向きはバリバリの超保守派ではないものの、もともと安倍晋三氏周辺と親しく、日本会議、創生日本にもはいっているし。稲田朋美氏が会長を務める「伝統と創造の会」の副幹事長も務めている。
それゆえ、何で岸田派に所属しているのか、また岸田氏があえて腹心の部下を配置することが多い官房副長官に選んだのか、ずっと不思議に思っていたりして。<経済政策で、方向性が合うのかな。^^;>
木原氏は、9月8日に自民党が発表した旧統一教会との関係ある議員121人の中には名まえがはいっていなかったのだが。12日になって、2016年に教団関連のパネル討論に出席したことを公表した。<&この時のセリフが、山際くんに準じるものだった。(-_-)>
『9月12日、パネルディスカッションに出席したことを外部から指摘を受け、同日、党に報告。翌13日、会見を開き「記憶を呼び覚ますと、確かに出席をしていた」「党の方へあらためて昨日、追加の報告をした」と述べた。』(wikipediaより)』
また昨日28日の国会でも質問されていたのだが。本人は否定しているものの、教団が木原氏の後援会を作っているという話もある。
『016年夏、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「平和大使協議会」のメンバーが木原の支援団体「誠世会」を発足させた。木原は同団体が開く勉強会に講師として参加し、世界情勢について話をした』『2019年9月29日、東久留米市の成美教育文化会館で開かれたシンポジウム「緊迫する東アジア情勢と日本の進路」に参加した。同シンポジウムは「誠世会」が主催し、「西東京平和大使協議会」と「アジアと日本の平和と安全を守る東京都フォーラム」が後援した』(wikipediaより)
もしかしたら、今後、まだまだ新たな情報が出て来る可能性もあるのだけど。木志田首相としては、自派閥から選んだ官房副長官を辞任させると、かなり苦しい状況に陥ると思われ・・・。
木原氏の問題が、今後の岸田内閣に大きな影響を与えるおそれがある。_(。。)_
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さらに、岸田内閣では、副大臣、政務官の旧統一教会との関係(+αの事項)も問題になっており、今後、次々と野党に追及される可能性がある。
『なかでも「更迭候補」として急浮上しているのが、大串正樹デジタル副大臣だ。26日の衆院厚生労働委員会での答弁には、野党議員も虚を突かれていた。
立憲民主党の早稲田夕季議員が、昨年の衆院選の際、旧統一教会の関連団体が自民党議員に提示した事実上の「政策協定」である「推薦確認書」について質問。政務三役全員に確認書への「署名の有無」について確認すると、委員会に招致されていた大串氏が「取り交わしたことを確認しています」とアッサリ認めたのだ。昨年の衆院解散前の10月3日に署名したという。予想外の大串氏の発言に委員会室はシーンと静まり返り、困惑した早稲田氏の「うん?」という声だけが響いていた。
大串氏は、自民党が公表した旧統一教会との「接点調査結果」にも名前がなかったから、野党もノーマークだった。それだけに、なおさら驚きが広がったようだ。(日刊ゲンダイ22年10月28日)』
『「大串さんは過去、統一教会の関連団体にパーティー券を購入してもらっていたことも分かっています。なのに、少額なため自民党の接点調査の『要公開』対象から外れ、調査結果には名前がなかった。国会でウソをつくわけにいかず、正直に話すしかなかったのでしょう」(永田町関係者)
26日の委員会では思わず本音もこぼしている。野党議員に「なぜパー券購入を公開しなかったのか」と問われると、「正直言いますと、一つ公開しだすとドンドンみんな公開しなくてはならなくなる可能性があると思いますので」と発言。他にも多くのパー券購入があることをにおわせた。
「推薦確認書」を巡っては、井出庸生文科副大臣も教団側から署名を求められ、断っていたことが判明している。本田顕子厚労政務官の地元後援会の筆頭最高幹部が、教団の関連団体の議長だった人物であることも分かっている。
教団関連以外でも、問題を抱える政務三役がいる。寺田総務相と秋葉復興相は「政治とカネ」の問題で大揺れ。岡田地方創生相は、地元選挙区に「掲示板維持管理料」名目で“買収まがい”のカネを配っていたことが、日刊ゲンダイの報道で分かっている。
「推薦確認書への署名を巡っては、教団側が数十人規模の議員に署名を求めたといわれています。選挙に弱い人ほど署名を求められ、応じている可能性がある。まだ芋づる式に出てくるのでは、とみられています。心配なのは、ほぼノーマークだった大串さんのように新たな接点がこれから発覚するケースが出てくることです。寺田総務相や秋葉復興相にしても、まさか『政治とカネ』が問題になるとは想像していませんでしたからね」(官邸事情通)(同上)』
『山田副大臣はコメントを発表し、去年9月に「世界平和連合」から推薦確認書を提示され、署名していたとしました。(略)
山田副大臣は会合で国政について話した後、「推薦するので文書にサインしてくれ」と言われて書いたと説明しています。
「内容をよく確認せず署名したことは軽率だったと反省している」としたうえで「署名による政治活動への影響は一切ない」と強調しました。(ANN22年10月28日)』
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今回は、ここまでにするが。まだまだ副大臣、政務官の中に旧統一教会との関係、その他の問題が発覚する人が出るかも知れず・・・。<メディアも野党も、目を皿のようにして、情報収集をしているだろうし。元信者を含め、旧統一教会側から情報がリークされる可能性もあるし。>
彼らが旧統一教会と関係を持っていたことは、決して岸田首相の責任ではないのだが。年内にもバシッと、教団と関係のある者を内閣から切り離すなどの策を講じないと、ずっとこの問題を引きずるのではないかと思うmewなのだった。(@_@。
p.s.こういう時に、立民党が政権を脅かすような存在になっていないのが残念。(ノ_-。)
THANKS