【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【世界体操・・・今年の世界体操は、女子も頑張った。(^^)
今年は村上真衣や寺田明日ら長い間、女子体操をけん引して来た選手がみんな引退し、代表メンバーはみんな初選出。しかし、最終的に7位に終わったものの、予選でも決勝途中も3位になって、近い将来、表彰台に上がれるかもという期待を抱かせた。
また、個人総合にも2人が出場。エース格の宮田笙子(18)が8位入賞を果たした。(山田千遥(19)は14位。)
さらに、女子種目別の平均台では、渡部葉月(18)が金メダルを獲得。また、宮田笙子が銅メダルを獲得し、高3生の2人が表彰台に上がった。(*^^)v祝 <平均台は、前回21年北九州大会で芦川うららが優勝しており、2大会連続で日本が金メダルをゲット。>
渡部は、今年の全日本、NHK杯ともに4位で、当初は補欠だったのだが。大会前笠原有彩が左ひざ前十字靱帯を損傷し、繰り上げ出場することに。有力選手が次々と落下する中、安定した演技を披露し、ラッキー・クイーンとなった。(^^)
宮田は、平均台のほか、跳馬(5位)、床(8位)にも出場。近年、女子で3種目も出場できた選手はいないかも。(記憶は定かでない。)
宮田と並ぶエース格の笠松が1日も早く回復するよう祈ると共に、今後の女子体操の活躍を楽しみにしている。o(^-^)o】
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日本国内では、ついに新型コロナウィルス第8波が始まった感じがあるのだが。自民党にも、その波が来ている様子。
5日に二階元幹事長が陽性の診断を受けて療養することになったため、二階派の研修会が中止になったという報道があったのだが。7日には甘利明氏、伊東良孝氏、岩屋毅氏、国定勇人氏の4氏も感染が判明したという。
そろそろ政府与党も、コロナ第8波の開始を認めて、その対策を講じた方がいいのではないだろうか。(・・)
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ところで、7日に毎日新聞が『旧統一教会教祖の発言録が流出 「安倍派を中心に」浮かぶ政界工作」というスクープ記事を掲載した。(・・)
『世界平和統一家庭連合(旧統一教会)創始者の文鮮明(ムン・ソンミョン)氏が1989(平成元)年に韓国で行った説教で、自民党の安倍晋太郎元外相が当時会長を務めていた保守系派閥「安倍派」(清和会)を中心に国会議員との関係強化を図るよう信者に語っていた。約53年分にわたり韓国語で記された文氏の発言録615巻の中から毎日新聞が当該部分の記述を翻訳・確認し、判明した。【田中裕之、ソウル坂口裕彦、渋江千春】(毎日新聞22年11月7日)』
ただ、これは有料記事だったため、文鮮明氏が具体的にどのような発言をしていたのかわからなかったのだが。8日になって、他のメディアもこの件を扱ったため、ようやく発言内容が把握できた。(++)
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まずは、毎日新聞の記事を・・・。
『韓国語版のみ全615巻の発言録
晋太郎氏の息子で、今年7月の銃撃事件で凶弾に倒れた安倍晋三元首相がいつ、どのように教団と深い関わりを持ったかについてはなお謎が多い。晋太郎氏の義父・岸信介元首相と文氏との間で築かれた関係が源流にあるとされるが、その後を継いだ晋太郎氏を足掛かりにした教団の政界工作が、教祖の肝いりで模索されていた可能性が浮かんだ。
発言録は、韓国の教団系出版社「成和出版社(現・天苑社)」が信者向けに発行した「文鮮明先生マルスム(御言<みこと>)選集」。
文氏が56年から2009年に信者に向けて説教した言葉が韓国語で記され、各巻は約300~400ページに及ぶ。文氏が死去した12年まで615巻が発行されたが、既に絶版となっており入手は困難。日本語版はない。
毎日新聞は、全615巻と同内容とみられる文書を掲載し、全巻のPDFを公開しているウェブサイトの存在を把握。日本の教団広報部に対し、「文鮮明先生マルスム(御言)選集」と同一のものか確認を求めた。
同広報部は取材に対し「サイトに上がっている内容は成和出版社が発行した文鮮明教祖の御言選集であることは確か」とメールで認めた。ただ、このサイトは教団と関係がなく、不法転載によって著作権を侵害しているとして、韓国の教団がサイト側に対し、法にのっとった措置を促しているという。
そのうえで、この発言録の性質について「文氏が韓国で語った説教をまとめた書物で、信者の拝読用に使用される」と説明。「信者の行動指針として特別に使われることはない」とした。だが、歴代首相の氏名や日本の地名など発言は詳細で、日韓関係や天皇など敏感な話題にも具体的に触れている。
元信者で教団関連の「世界日報」記者だった金沢大の仲正昌樹教授(政治思想史)は「文氏が韓国で語っていた内容をまとめて目にしたのは初めて。日本人の信者向けの発言集に比べると過激な印象だ」と話す。(毎日新聞22年11月7日)』
この「文鮮明先生マルスム選集」というのは、会員からは「神の言葉」として受け止められており、大事な指針となっているものだという。(・・)
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で、その中身に関するANNの記事を・・・。
『政治と旧統一教会の関係を巡って新たな情報です。創始者である文鮮明(ムン・ソンミョン)氏が1989年に自民党の当時の安倍派を中心に関係を強化するよう信者に説いていたことが明らかになりました。
文氏が韓国で信者を前に説教した発言の記録によりますと、文氏は1989年に「まず日本の国会議員との関係強化です。そうして国会内に教会を作るんです」と発言しました。
さらに「2番目は秘書です。国会議員の秘書を輩出するんです。3つ目は国会内に組織体制を形成することです。それで、自民党の安倍派などを中心にして、数を徐々に増やしていかなければなりません。分かりましたか」と語りました。
現在、日本の政界と教団の関係が相次いで明らかになっていますが、当時、この発言がどう影響していたのか分かっていません。
また、文氏は「日本の中央の国会議員だけでなく、地方もそうです。地方にも、皆さんがいますよね」と地方政界への働き掛けにも言及しました。
文氏は2007年の説教では「私は岸総理大臣の時から関与を始めました」と振り返っています。(ANN22年11月8日)』
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当ブログでも何回も書いているように、旧統一教会の創設者である文鮮明氏は日本で教団を拡大するために、同じ反共産主義&伝統を重視する保守主義だった岸信介元首相に接近。その後、両者は協力関係を築き、それが息子の安倍晋太郎元外相、孫の安倍晋三元首相、そして自民党の保守派の議員に引き継がれて行った。(・・)
1989年と言えば、安倍晋太郎氏が清和会の会長を務め、同派閥が安倍派と呼ばれていた時期。今回、自民党が行なった調査でも、旧統一教会と関与している議員は、安倍派が一番多かったのだが。それは何十年もの間、安倍派と同教団が協力関係にあったからにほかならない。(**)
しかも、旧統一教会は日本の国会に教会を作ることを目標に、同教団に関与する議員を増やそうと。そのために、国会議員の秘書を増やそうとしていたわけで。自民党議員の選対スタッフに(もしかしたら通常のスタッフや秘書にも?)同教団が入り込んでいたことに、「なるほど」と思える部分があった。(・・)
さらに、同教団は自民党の地方政界への働きかけも重視。実際、今、全国の地方自治体の首長や議員の中に、旧統一教会の支援を受けている人、教団と共に活動している人が次々と明らかになっている。
そして、改めて多くの国民に旧統一教会と安倍派の関係を認識して欲しいと。また、来春の統一地方選では、候補者と教団の関係をしっかりチェックして欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。
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