【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【フィギュア、英国GP・・・女子では、SP1位だった三原舞依(23)が、フリーでもほぼノーミスの演技を見せて、涙の初優勝を果たした。(*^^)v祝
三原のことは、時々このコーナーでも取り上げるのだが。これまで体調不良で1年休養するなどコンディション調整が苦しみ、なかなか実力が出せず。四大陸選手権では2回優勝しているものの、GP優勝はなく、五輪代表もかなわなかった。しかし、ここに来て体調もジャンプも安定。もともと演技力の評価は高く(可憐な感じ)、今回は合計217.43と高得点をゲット。やっと努力が報われて、こちらもすごく嬉しかった。今後の活躍が楽しみだ。(・・)
男子がジュニア時代から活躍している若手3人が出場。3位に佐藤俊(18)、4位に島田高志郎(21)、5位に壺井達也(19)がはいった。得点が250点に届かないので(宇野らは300点ぐらい出す)まだまだこれからという感じなのだが。今後に期待したい。<島田を見るたびに「顔がめっちゃ小さい」って思っちゃう。(@@)>】
* * * * *
最近、気になった自民党議員の発言を2つ。
まずは、甘利明氏のツイートを。
『甘利 明@Akira_Amari 11月4日
マイナンバーカードに関する「国民の意見に従う」と「政治家が判断する」の論争は正直悩ましいところです。前者には正当性がありますが「アンケート政治」に陥れば意思決定者の責任が曖昧になります。→
→「歴史の評価に耐え得る」判断はその時点では評価されない事が多々あります。政治家には洞察力と説得力が必要です。私にも一層の努力が必要です。』
甘利明氏は、安倍内閣で新自由主義派の閣僚として活動した人。(TPP参加とかもね。>2015年には社会保障・税一体改革担当大臣を務め、16年に始まったマイナンバー精度の準備を行なっていたことがある。
<会見で「私以外、私じゃないの。当たり前だけどね。だ〜か〜らマイナンバーカード! 」とゲスの極み乙女。の替え歌を歌って、ヒンシュクを買ったことが。^^;>
政府としては、マイナンバー制度、マイナンバーカードを通じて、国民の重要な情報を一元化し、管理したいところなのだが。<要は国民総背番号制だよね。(-"-)>
しかし、マイナカードはなかなか普及せず。<まだ50%前後かな。>
マイナカードに保険証や運転免許証を強制的に一元化する政府の方針に関しては、国民の間で賛成反対がまだ五分五分の状況にある。^^;
そのような状況に業を煮やしてか、先月、平井前デジタル大臣が、「マイナンバーカードの活用の是非をいちいち国民に聞いて進めるものではない。次の世代への責任としてやり切る。反対があってもやり切ることが重要だ」と発言して、大批判を浴びたのだが。<11月1日『平井、国民無視のマイナカード推進を提唱+保険証の別発行・岸田と河野とくい違う』>
甘利明氏も「国民の意見に従う」と「政治家が判断する」の論争は正直悩ましいと。そして、国民の意見に従うことを「アンケート政治」と揶揄。「歴史の評価に耐え得る判断はその時点では評価されない事が多々ある」として、平井氏同様、国民が反対
でも政治家の判断で決めることを評価するような書き方をしている。(-"-)
残念ながら、自民党の議員(それも閣僚経験者や幹部クラスは特に)の中には、日本が国民主権の国だということを忘れている人が多いように感じる。
彼らは「自分たちが国を作るのだ」との意欲(野心?)を抱き、「自分たちの考えが正しい。国民はそれに従うべきだ」という奢った発想を持っているのである。(>_<)
でも、日本の政治の最終的なあり方を決める主権者は、国民なのである。その代わり、国民は自分たちの判断で決めたことが誤っていた場合、その報いは自分たちが負う、つまりは自分たちで責任をとることになるのだ。(**)
* * *
俳優の梅沢富美男氏(71)が7日にTOKYO MXの「バラいろダンディ」という番組に出演し、山際前経済再生大臣の問題や政府の施策に関して、こんな発言をしていたのだが・・・。心から、その通りだと思う!(**)
『山際氏への怒りの矛先は、辞任の4日後に党の新型コロナウイルス等感染症対策本部長に任命した自民党にも向いた。
「バカにしてるんだよ、国民のことを。バカだと思ってるんだよ、こいつら。国民を全部、日本の国民を全部。てめえたちが一番頭いいと思ってるんだ。だからこんなこと平気でできるんだよ。こんな問題起こしたやつが、何ですぐ本部長になれるの?おかしいじゃん?俺がこんなこと言わなかったって、日本中の人がおかしいと思ってるんだよ。それを平気でやるということは、国民はバカだと思ってるんだよ、こいつら」。荒々しい言葉で、今回の党内人事を批判した』
『梅沢は「国民をバカにしてるのよ。バカだと思ってるから。上から目線でお殿様だから」と、国民感情逆なでな政府の方針に半ばあきれ気味。一方で、「ただ言わせてもらうと、しょうがねえんだ。国民の責任でもあるんだ。自民党が勝っているから。解散総選挙したら、また自民党が勝つんだ。誰かが票を入れるんだよ。自民党に。勝っちゃうんだ」と、自民勝ちっぱなしを招いた選挙結果にも言及した。
政府がやりたい放題な現状も、野党の弱さが一因とも指摘した。「野党もいいのがいねえから。こっちから“今の自民党はダメなんだ。何とかして国を変えてもらおう”という人が1人もいない。だからこんなことを平気でやれるんだよ。普通やれるかい?」。内閣支持率低下が止まらない中での増税方針に、梅沢は「支持率がどうのこうの言ってるんでしょう?おっかなくてできないよ、次の選挙のこと考えたら。でしょう?でも次の選挙やって勝つって分かってるからやるんじゃないの?国民を無視して」と、政府のもくろみを推測。「だから怒らなきゃダメだよと言ってるんだよ。国民がもっともっと」と声高に訴えていた。(スポニチ22年11月7日)』
もう一つ、気になったというより驚いたのが、民主党幹事長を務めていたにもかかわらず、いまや自民党に所属している細野豪志氏の発言。
細野氏は、旧統一教会などの被害者救済法案に反対の立場であるのだが。その理由がズゴイのだ。
「テロリストの思惑を端緒に立法を行うことは、正しいのか。加害者を『成功したテロリスト』にしてはならない」と言うのだ。^^;
安倍晋三氏を銃撃した山上容疑者は、母親が旧統一教会に多額の献金を行なったため、家族が貧困に陥り、自分は大学進学をあきらめるて生活に苦労し、病気の兄は自死するなどしたため、同教団に恨みを抱くことに。そして、安倍氏が同教団に関与していたことから、犯行に至ったと供述している。
その事件を機に、いわゆる宗教2世を含め、同教団+αから被害を受けている人や家族を救済すべきだという声が上がり、現在、その救済法案作りが協議されているのだが・・・。
『今国会の焦点である世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に向けた法整備をめぐり、自民党の細野豪志元環境相は新法制定に懐疑的な見方を示してきた。8日、細野氏にその真意について聞いた。
――新法制定を疑問視する理由は
「安倍晋三元首相の銃撃事件はまぎれもないテロだ。参院選の街頭演説で政治家が撃たれ、選挙という民主主義のプロセスが破壊された。にもかかわらず、加害者の恨みを社会や政治が晴らしているような風潮には懸念を持つ。私は旧統一教会と関係はないが、テロリストの思惑を端緒に立法を行うことは、正しいのか。加害者を『成功したテロリスト』にしてはならない」
――被害者救済にどう対応すべき
『「気の毒な状況にある元信者らの救済のため政府や多くの国会議員が努力していることは理解する。だが、まずは現行法で対応すべきだろう。宗教を隠れみのに子供に絶食を強い、暴力を用いるのは明確な児童虐待。現行法で対応できることがやれなかったことは反省すべきだ」』
また『凶弾に倒れた安倍氏が旧統一教会と関係があったという情報をもとに半ば加害者のように言われ、加害者が半ば被害者のように言われる状況は倒錯だ』『不幸な状況の解決手段としてテロを利用することは二度とあってはならない。いかなる理由でも暴力による問題解決は認めないとの社会的コンセンサスをもう一度作る必要がある』とも言っていた。(産経新聞22年11月8日)』
まあ、短絡な人は「安倍氏を銃撃した犯人は、テロリストなのだ」「被害者救済法案を作ったら、テロリストを被害者扱いし、犯人の思うツボになってしまう」と思うのだろうけど・・・。
もちろん犯人が銃撃事件を行なったことは責められるべきだが。その犯行を機に、今まで政治家や国民が気付いていなかった宗教団体による被害者がいることがわかったなら、犯行とは別に、被害者を救うことを考えるのは自然なことだと思うし。「被害者を救済すればテロを助長するから、救済しない」という考え方は、かなり歪んでいるのではないかと思ったmewなのである。(-"-)
THANKS
【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】
↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"