【ホッカイドウ競馬のエースだった五十嵐冬樹騎手(47)が調教師試験に合格。騎手生活を終えることになった。93年にデビューし、通算11度のリーディングを獲得し、今年8月には現役最多の2500勝を達成した。<勝負服が赤地・白星散らしで的場文男と似ている。的場は袖に☆がない。>
また、JRAに転向したコスモバルクの主戦騎手としても活躍。JRA重賞で3勝を上げたほか、シンガポール航空国際C(国際GI)を勝ったこともある。(*^^)v<
10日には、何とラストレースとなった重賞・道営記念で勝利。まだまだ乗れそうだけど、来年には調教師として厩舎開業をするという。ガンバ。o(^-^)o
また、五十嵐騎手の次女・五十嵐ひな(14)が、JRA騎手学校に一発合格したとのこと。ひなさんが無事に騎手になって、活躍する姿を楽しみにしたい。(・・)・・・今日からフィギュアNHK杯で忙しいmew。"^_^"】
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先日、知人が「もし安倍がいたら、今頃『早く憲法改正の実現を』『もっと軍事増強を』って、めっちゃアピールしているんだろうな~」と言っていたのだけど。<確かに!(・・)>
ここに来て、自民党内でも少しずつ色々な動きが出始めたようだ。(@@)
まず、安倍派では憲法改正の作業チームを作ることを決めたという。
『「憲法改正」など作業チーム設置へ 自民安倍派 元首相重視の3政策
自民党の最大派閥・安倍派が、今週中にも、安倍元首相が重視してきた「憲法改正」など3つの政策に関する作業チームを立ち上げる方向で調整していることがわかった。
複数の安倍派関係者によると、安倍氏が生前に提唱していた「憲法改正」、「安全保障の強化」、「積極財政」の3つの政策テーマについて、今週中にも派閥内に作業チームを立ち上げる方向。
また、それぞれのチームに座長を置き、「憲法」は稲田元防衛相、「安全保障」は大塚元財務副大臣、「財政」は西田政調会長代理が務め、これらを統括するポストには松島元法相を充てる方向で調整が進んでいる。
安倍派は新たな会長選びが難航しているが、中堅議員が議論をリードする形で安倍氏が取り組んだ政策を促進することにより、安倍氏の遺志を継ぐ姿勢を打ち出しつつ、派閥の結束を固める狙いがあるとみられる。(FNN22年11月7日)』
上の記事にもあるように、安倍派は次期会長が決まらず。下手すれば分裂するおそれもあることから、安倍氏の遺志を継ぐということを前面に出して改憲活動をすることで、派閥をまとめようとしているのだろう。(-"-)
また安倍派の幹部でもある萩生田政調会長は、自民党の地方組織の政策責任者を集め、憲法改正の議論を進めるように要請した。(-_-)
『地方での改憲議論を要請 萩生田・自民政調会長
自民党の萩生田光一政調会長は13日、地方組織の政策責任者を集めた会議を党本部で開き、憲法改正に向けて「都道府県連でも地方議員と連携しながら細かく議論を進めてほしい」と要請した。海外進出した製造業について、円安を機に国内回帰
を促すため、地域でニーズを掘り起こすよう求めた。
改憲を巡っては、岸田文雄首相(党総裁)が今年3月の全国幹事長会議で「地方において国民的な議論を盛り上げていくことが必要だ」と協力を求めた経緯がある。
出席者からは、物価・エネルギー高騰対策や、防災力を強化する国土強靱化のさらなる推進が必要との意見が出た。(共同通信22年11月13日)』
自民党では、早期の憲法改正に向けて、全国の都道府県で改憲運動を展開し、国民の改憲への理解を深めることを計画。次の統一地方選でも、改憲の方針も織り込む形で、アピールして行きたいところなのだが。
景気低迷、円安、コロナ禍で疲弊する各地方では、改憲云々より、まずは経済対策をという声が強い様子。改憲派の国会議員は、忸怩たる思いでおることだろう。(~_~;)
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尚、安倍首相の超側近だった萩生田氏は、自分こそが安倍氏の遺志を継ぐにふさわしいと考え、次期首相の座を目指しているようなのだが。派閥内での立場や信奉がそこまで強くないため、安倍派の会長になるのも難しい状況。
また、旧統一教会とズブズブの関係にあることが暴露されたことから、自民党もそのような議員をすぐに首相にしようとは思わないだろう。
さらに、萩生田氏は、あの旧統一教会との関与の問題で、「記憶にない」と連発して粘った末、ようやく閣僚を辞任した(事実上、更迭された)山際大志郎氏を救済。党のコロナ対策本部長に起用したことでも反感、不信感を抱かれている。
『萩生田氏 山際氏のコロナ本部長起用は「私の判断」
世界平和統一家庭連合=旧統一教会との接点が相次いで判明したものの、あいまいな説明を繰り返し、先月24日に事実上更迭された山際大志郎前大臣。
その4日後に、自民党のコロナ対策のトップに就任し、野党からは「理解に苦しむ人事だ」といった批判の声が相次いだほか、自民党内からも懸念の声が上がっていました。
こうした声に対し、党の政策責任者である萩生田光一政調会長は8日、山際氏が閣僚としてコロナ対応も担っていたことを挙げ、「問題はない」という認識を示しました。
萩生田政調会長:「コロナ対策での失政があったわけではないので。今までの知見をしっかり生かして、仕事をしてもらおうということで。私の判断で指名をした。『辞任後、間もない』というんですが、過去の事例も確認すると、辞任した大臣が党に戻ってきて、党の仕事をすることは、そんなに特別なことではない」(ANN22年11月9日)』
安倍氏が顧問を務めていた(永久顧問に決定)「保守団結の会」も、軍事増強に関するアピールを行ない始めた。(**)
党内には、稲田朋美氏が率いていた「伝統と創造の会」という超保守派の大規模な勉強会があったのだが。稲田氏が夫婦別姓など女性の権利に理解を示すような発言をしたことなどから、もっと伝統を重視すべきだとする中核的な議員が離脱。高鳥修一氏、城内実氏、赤池誠章氏が代表世話人になって、新たにこの「保守団結の会」を結成した。
そこに高市早苗氏が参加したことから、ちょっと「稲田G」「高市G」みたいになっている。(@@)<安倍氏が初の女性総理にと期待した安倍っ娘の2人ね。>
『高市氏、保守団結の会で中露北「3正面」の脅威訴え
自民党の有志グループ「保守団結の会」は8日、党本部で会合を開き、中国、ロシア、北朝鮮による「3正面」に対する外交・防衛・情報力の根本的な強化を求める決議文の大枠を固めた。
中国、ロシア、北朝鮮の3正面を「脅威」とすることや、反撃能力を明確に位置付けるよう求める。防衛予算については、防衛省が見積もった経費約48兆円を5年以内に達成することや、海上保安庁の予算などを含まないよう主張する。サイバー攻撃への対処や情報収集力強化なども盛り込む。
会合に出席した高市早苗経済安全保障担当相は「日本は中国、ロシア、北朝鮮という、それぞれ核兵器を持つ専制主義国家に隣接している。世界でもまれにみる核の最前線に国土を構えている。日本はそこから逃げられない。防衛力の強化は当然だ」と訴えた。(産経新聞22年11月8日)』
『自民党の有志グループ「保守団結の会」は15日、同党の小野寺五典安全保障調査会長と国会内で面会し、外交・防衛・情報力の根本的な強化を求める決議文を手渡した。
決議文は、国家安保戦略など安保3文書で中国、ロシア、北朝鮮の3正面を「脅威」と位置づけ、敵のミサイル発射拠点などを攻撃する「反撃能力」を明記することを求めた。防衛費の財源は「ただちに増税する環境にはなく、当面国債を活用する」とした。
また、サイバー攻撃への対処や、情報力の強化のために内閣情報調査室の「内閣情報調査局」への格上げ、経済安全保障の強化、国家公務員に情報漏洩(ろうえい)を働きかける工作員への罰則強化などを訴えた。
防衛力強化をめぐり公明党との間の与党協議に臨んでいる小野寺氏は「しっかりとした提言をいただいた。後ろから突き付けられている強い力だという思いで交渉に当たっていきたい」と述べた。(産経新聞22年11月15日)』
昨日の記事にも書いたように、政府&自民党内では年末の安保3文書改定に向けて軍事増強に関する議論が進んでいるのだが、政府もメディアも国民の関心や理解を得ようとしていないのか、TVのニュース・ワイド・ショーでもほぼ全く取り上げておらず。国民の関心が薄いまま(気づかないまま)防衛方針が大きく変わってしまうことを強く懸念しているmewなのである。(ーー)
THANKS