【フィギュアNHK杯フリー・・・ペアは三浦璃来・木原龍一組がSPに続きフリーでも1位をとり、合計で自己ベストの216.16ををマーク、大会初優勝を果たした。(*^^)v祝
今季は夏に三浦が肩を脱臼し、2か月の間、練習ができず。不安を抱えたまま秋のシーズンに突入したのだが。既に基本的な形ができている上、世界銀の自信もあってか、多少の取りこぼしはあったものの、見事にGP2連続優勝。昨年はファイナル進出を決めながら、コロナのため大会が中止になり残念な思いをしたのだが。今年はここから細かい点もしっかり詰めて、ファイナルでも上位に行って欲しい。o(^-^)o
女子は、SP1位だったキム・イェリム(韓国)がフリーではジャンプで転倒し2位だったものの、逃げ切りで優勝。(*^^)v祝 SP2位の坂本花織はフリーで1位になるも、最後の3Fがパンクした分、残念ながら優勝に点数が届かなかった。
3位には住吉りをんが。4Tに失敗したもの、他のジャンプはきれいに決めてたし、何より近時の日本人選手では、手腕の動きが最も美しいかも。3Aに挑戦して成功した渡辺倫果はフリーで3位になり、SP9位から5位に浮上した。
キムも坂本もファイナル進出が決定。坂本には是非、ファイナルで挽回して欲しい。(・・)】
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ところで、18日に衆院の定数格差を是正するための「10増10減」法案が、国会で成立した。(・・)
<法案が成立しても格差が1.99倍あるので、またすぐ2倍以上に格差が広がって問題が出そう。^^;>
同法では、人口比を重視して定数を配分する「アダムズ方式」を初めて導入。定数は宮城、福島、新潟、滋賀、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、長崎の10県で各1減少。一方、東京都で5増、神奈川県で2増、埼玉、千葉、愛知各県が1増える。
定数が減る選挙区は、自民党の現職議員が当選していたところゆえ、次期衆院選の候補者の調整が大変になる。特に山口県と和歌山県は、かなりもめそうな感じだ。^^;
山口県は4つの選挙区が3つに減るのだが。地理的に、安倍元首相と岸信夫氏の2人がそれぞれ当選していた選挙区が1つになることから、安倍家が選挙区を手放すのかどうかが注目されている。
和歌山県は3つの選挙区が2つに減るのだが。二階元幹事長は息子に選挙区を譲りたい様子。しかし、ただでさえ選挙区が減るというのに、世耕参院幹事長が衆院への鞍替えを狙って、選挙区での出馬を模索していることから、両者の間で激しい争いが起きそうなのだ。(・・)
<すご~く正直を言えば、個人的には、日本全体の発展を考えると、1票の平等も大事だけど、都市部の議員数が増えて、各地方の議員数がどんどん減るのはいかがなものかと思う部分がある。特に参院は島根と鳥取の2県で1人選出するという状態。衆参とも比例当選の数を減らすなどして(本当は比例は全部なくしてもいいと思う部分も)、地方議員の数を確保できないものかと思ったりもする。(++)
『「1票の格差」を是正するため、衆院小選挙区を「10増10減」する改正公職選挙法が18日の参院本会議で、与党と立憲民主党などの賛成多数で可決、成立した。定数が変わらない道府県も含め、25都道府県の計140選挙区で区割りが見直される。公布から1カ月の周知期間を経て施行され、新たな区割りはその後の総選挙から適用される。成立を受け、各党は候補者調整を本格化させる。
同法では、人口比を重視して定数を配分する「アダムズ方式」を初めて導入。定数は宮城、福島、新潟、滋賀、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、長崎の10県で各1減少。一方、東京都で5増、神奈川県で2増、埼玉、千葉、愛知各県が1増える。「1票の格差」は現行の最大2.096倍から1.999倍に縮小する。
比例代表の定数「3増3減」も併せて行われ、東京が2増、南関東が1増、東北、北陸信越、中国が各1減となる。
自民党は選挙区が減る10県で多くの現職議員を抱え、その処遇が焦点。公明党は都市部で増えた選挙区で新たに候補者を擁立したい考えで、与党内の調整も課題となる。(時事通信22年11月18日)』
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『「10増10減」思惑入り乱れ、難航必至 与野党、候補者調整本格化 衆院区割り
衆院小選挙区を「10増10減」する改正公職選挙法が成立し、与野党は候補者調整を本格化させる。
ただ、選挙区が減る10県に現職がひしめく自民党内の公認争いは着地点が見えず、都市部で新規擁立を狙う公明党とは摩擦が生じる可能性もある。野党側は、立憲民主党や日本維新の会が候補一本化を進められるかが課題だが、与野党の思惑は入り乱れており、ともに調整は難航必至だ。
自民党の森山裕選対委員長は18日、党東京都連会長の萩生田光一政調会長と党本部で会談し、5増となる東京を巡り対応を協議。茂木敏充幹事長は記者団に「調整はまさにこれから。党内の意見を丁寧に聞きながら進めたい」と語った。
自民党にとっては早期決着が至上命令だ。「調整中だと岸田文雄首相の衆院解散権が事実上縛られる」(党幹部)とみられるからだ。茂木氏ら幹部は来週、今後のスケジュールを確認。その後、「10増10減」の対象である15都県連代表者を12月初旬にも党本部に集め、地方組織内で検討を急ぐよう指示する見通しだ。
自民党内で調整が困難視されるのは、「10減」で各1減となる対象県。特に、議席を独占する滋賀、岡山、山口、愛媛と、世耕弘成参院幹事長がくら替えを狙う和歌山は「解答」が見えない。さらに山口と和歌山は来年4月にも補欠選挙が想定され、作業は複雑さを増している。
党内では、選挙区と比例代表の候補が選挙のたびに入れ替わる「コスタリカ方式」や比例上位優遇の活用が早くも取り沙汰される。(時事通信22年11月19日)』
山口県は、まさに保守王国で、1区では高村正大氏(高村副総裁の息子)、2区で岸信夫氏(安倍実弟、前防相)、3区で林芳正氏(現外相)、4区で安倍晋三氏(元首相)が当選している。
安倍氏が亡くなったことから、来春、4区で補選を行なう予定なのだが、安倍陣営はいまだに後継者が決められない状況。しかも、高村氏、林氏が出馬を譲らないことは明らかなので、選挙区が1減となった場合、安倍・岸陣営で一つにまとまるのか、林氏の選挙区で出馬を争うのか、ビミョ~な情勢になっている。(~_~;)
『山口 選挙区が4から3に減る保守王国・山口県。党県連は、安倍晋三・元首相の死去に伴う難題に頭を抱えている。
安倍氏を凶弾が襲った7月8日までは、有力者ばかりの現職のすみ分けをどう図るかが問題だった。県連幹部は「(選挙区と比例選に交互で出馬する)『コスタリカ方式』を採用するなど、候補者調整の道筋ができていた」と説明する。
ところが、安倍氏の死去で補欠選挙が実施される見込みとなり、後継者を当選させた後、改めて候補を3人に絞り込む二重の作業を行う必要が生じた。
現職の3人は、高村正彦・前党副総裁の長男・正大氏(52)、岸信夫・前防衛相(63)、林外相(61)で、いずれも強固な地盤を持つ。
補選の当選者は3人と同格には扱えず、次期衆院選で比例選に回されるか、引退を余儀なくされる可能性が高く、「ワンポイントリリーフのような損な役回り」(県連幹部)という。待望論が高まった安倍昭恵夫人も固辞し、立ち消えになった。
補選で選挙区にこだわる人物を擁立すれば「新たな党内対立の火種となりかねない」と危惧する声もあり、調整は難航している。(読売新聞22年11月19日)』
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和歌山県は、1区で国民党の岸本周平氏、2区で自民党の石田真敏氏(元総務相)、3区で二階俊博氏(元幹事長)が当選しているのだが。
二階氏は既に87歳と高齢ゆえ、できれば、次の衆院選では息子に選挙区を譲りたいと考えているという。しかし、和歌山県の選挙区が一つ減ることに。しかも、参院の和歌山選挙区で5回(24年)も当選を重ね、知名度抜群の世耕弘成氏が、首相を目指すため、衆院に鞍替えをする予定であるため、旧3区を含む地域の選挙区で出馬の準備を進めているため、激しくもめそうなのである。(~_~;)
『自民党の世耕弘成参院幹事長(和歌山選挙区)は20日放送のBSテレ東番組で、将来的に衆院にくら替えし、首相を目指す考えを示した。「政治家になった以上はチャンスがあれば国のかじ取りをするトップの立場をやってみたい」と述べた。(共同通信22年3月20日)』
『次期衆院選の選挙区定数は、和歌山では1減の2となり、二階氏が地盤とする県南部の和歌山3区は県北部の2区と統合される見通し。同じ県南部が地盤の世耕氏は次期衆院選に向け、すでに二階氏の出身地・御坊市などに新たに事務所を構え、直接対決の可能性もささやかれている。(産経新聞22年11月10日)』
この他にも、調整が難しくなっている選挙区がいくつかある。党内の選挙の調整は、主に茂木幹事長と森山選対委員長が担当することになるのだが。党内のアチコチでプチ対立が起きると、岸田首相(総裁)の政権運営にも影響が生じるおそれがあるわけで。今後の動きをしっかりウォッチしておきたいと思うmewなのだった。(@_@。
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