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平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓リンク1~5は無効

安倍っ子の杉田政務官、偏った思想を変えられず、国会で追及続く+東京地裁、同性婚に理解


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】 


 LGBTQに対する理解、同性婚にへの関心が高まっている中、先週、同性婚について画期的な判決文が出された。"^_^"
 
 東京地裁は、同性婚を認めていない法律の条文は現憲法に反するものではないという判決を下した。しかし、池原桃子裁判長は判決文の中で、「個人の尊厳に照らして合理的な理由があるとは言えず、違憲状態にある」という見解を示したのである。(**)(*1)
 
 今後、日本でも同性のカップルがどんどん増えると見られる。しかし、法的に婚姻が認められないことによって、婚姻がカップルが得る差別感、相手の扶養、看護や介護、相続の問題、実子や養子の戸籍の問題など様々な課題が生じている。
 
<ちなみに東京都は同性カップルが住居や入院などの手続きをしやすくなるように、11月から同性パートナーシップの宣誓制度を始めた。都内16の自治体が同様な制度を設けている。ただ、これでは上述のような根本的な問題が解決できない。>
 
 これからは人権保護、個人の尊重に関する意識も高まり、様々な場所で、LGBTQに限らず、男女や民族などの差別解消に努めることが望まれている。(・・)
 
* * * * * 
 
 ところが、残念ながら、自民党をはじめとする保守系の国会議員、地方議員の中には、性別や家族観、民族などに関する戦前の価値観を重視して、上記のような差別解消の考えを認めない人たちがいるのだ。(-"-)
 
 特に安倍晋三氏が率いていた超保守勢力は、その傾向が強い。(@@)
<この勢力のバックには、同じような考えを持つ、日本会議、神道議員連盟、旧統一教会系などの団体がついている。>
 
自民党内で、LGBT法案や夫婦別姓選択制度案が認められないのも、アイヌを先住民族と認める法案の成立が遅れてしまったのも、超保守勢力がそれらに強く反対しているからである。(ーー)
その超保守系の代表格と言える議員のひとりが、あぼ「LGBTには生産性がない」の発言で有名になった杉田水脈氏(55・衆院3期)だ。(・・)
杉田氏は、鳥取大学農学部卒業後、積水ハウス→西宮市役所で勤務。その後、政治家を目指し、みんなの党→日本維新の会(12-14年まで衆院議員)→次世代の党→日本のこころを大切にする党→日本のこころを経て、17年に安倍晋三氏によるのスカウトで自民党(安倍派)に入党。17年に衆院議員(中国比例)に復活し、今に至っている。(-_-)
<wikiprdiaによれば、桜井よしこは自身のインターネット番組で「安倍さんが杉田さんって素晴らしいというので、萩生田さんとかが一生懸命になってお誘いして」と公認をいち早く公表したというエピソードを語っているという。
 安倍氏は、超保守的な思想を女性がアピールすることで、より多くの国民が受け入れてくれると思っていた様子。稲田朋美氏、高市早苗氏などにも同様の役割を期待していた。^^;>
 
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 杉田氏は、ひとりの国会議員として、これまでもその発言が度々問題視され、強い批判を受けることもあったのだが。安倍氏の下で擁護され、国会で取り上げられたり、、ニュースで大きく報じられたりすることはなかった。(~_~;)
 
 杉田氏の問題発言はあまりにも多くて、ここに載せきれないのだが。<関心のある人はwikipediaを参照していただきたい。>
 
 あの有名な「LGBTには生産性がない」という発言のほかに、「女性が差別されたことはない」と主張していたことも。
 また、アイヌ民族に関して「小汚い格好に加えチマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。同じ空気を吸っているだけでも 気分が悪くなる」という投稿。さらに、保育園に関して「ソ連崩壊後、コミンテルンが息を吹き返して、子どもを家庭から引き離し、保育所などの施設で洗脳教育をしようとしている」と発言したこともあった。(゚Д゚)
 
 要は、超保守は万世一系の天皇中心の国家を作るべきだと考えているので、そのために男系男子の優遇、男女の区別を認めたり、伝統的な家制度、戦前の家族、家庭のあり方を重視するし。国家繁栄のために「富国強兵」や「産めよ増やせよ」策を奨励。また、彼らは日本は単一民族(大和民族)の国だと主張しているため、他の民族が先住していたことや日本の民族であることを認めようとしないのだ。(-"-)
 
*  *  * 

 このようの差別意識や極端な考え(mewはイッチャった系保守思想と呼んでいる)を持った人が、国会議員になっていること自体、キョーイ(驚異&脅威)だと思うのだけど。 
 
 しかし、岸田首相は今年7月の内閣改造の際、一体、何を思ってか(安倍派の推しがあったのか?)、その杉田水脈氏を総務政務官に起用したのである。
 内閣の一員となれば、野党は国会で、過去の発言についても追及することが可能になる。(・・)
 
 しかも、今年11月、杉田氏が性被害を受けたジャーナリスト・伊藤詩織氏をツイッターで中傷する多数のコメントに「いいね」を押して、ツイートを拡散したことに対し、東京高裁が不法行為だと認めたことが、さらに野党の追及を勢いづけることになった。(++)
 
 国会では11月、野党が杉田氏の過去の発言に対し、撤回や謝罪を求める機会が何回もあったのだが。杉田氏は「不用意な発言だった」「傷ついて人がいたとしたら、申し訳なく思う」とはいうものの、同じ答弁原稿を何度も繰り返して書いたり、「今は答えられない」などと言ったりして、のらりくらりと野党の追及を交わし続け、撤回や謝罪をせずにいた。(-_-)
 
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 NHKが詳しく杉田氏とやりとりを報じていたので、その記事を*2にアップするが。
<実際は、様々な質問に対して繰り返し同じ原稿を読んだり、正面から答えなかったりしたため、何度も質疑が中断し、委員長から注意をされるなどして、イライラさせられる時間があった。(-_-)>

 杉田氏は過去の発言について、一部で反省や撤回する姿勢を見せたが、多くの見解について、「国会議員でない時or他の政党にいた時の発言だ」「今は政府の一員として方針に従う」と答弁。しかし、ほとんどの発言について、「考えを変えたのか」ときいても答えようとしなかった。(ーー)
 
『杉田政務官は、平成26年の衆議院内閣委員会で、「女子差別撤廃条約」をめぐって、「女性差別は存在していないと思う」と発言したことについて、「日本には命に関わるひどい女性差別は存在しないという趣旨だ」と釈明しました。

そのうえで、「当時は別の政党に所属していたが、現在は政府の一員として、性別を問わず暮らしやすい社会の実現に尽力したい」と述べました。

さらに、平成28年に、みずからのブログで、国連の会議に参加した時のことについて「小汚い格好に加えチマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。同じ空気を吸っているだけでも 気分が悪くなる」などと投稿したことについて「人権感覚は大丈夫か」と問われました。

これに対して、杉田政務官は「まだ国会議員ではなく一般人であり、100人ぐらいの方々が私を取り囲んで罵声を浴びせた。このような感想を持つのはしかたがなかったと思っている」と答弁しました。(NHK22年11月30日)』
 
* * *

 岸田首相はもともと超保守的な思想は持っていないので、不快に感じていただろうし。杉田氏の国会でのやりとりを見て、党内外から問題視する声が出た様子。
 
 杉田政務官は、上司の松本総務大臣に、発言を撤回、謝罪されるように指示され、そrを受け入れたのだが。根本的に考えを変える気はないらしい。(-_-;)
 
『杉田氏は、松本剛明総務相から過去の差別発言について謝罪と取り消しをするよう指示があったと説明。「内閣の一員としてそれに従い、傷つかれた方々に謝罪し、そうした表現を取り消す」と述べた。

 撤回したのは、月刊誌で子どもをつくらない同性カップルは「生産性がない」と評したことと、ブログに書き込んだ「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」との表現。性被害を訴えたジャーナリストの伊藤詩織氏について「落ち度があった」と言及したことや「女性はいくらでもウソをつける」などの他の発言については「精査して対応する」と述べ、撤回しなかった。(朝日新聞22年12月2日)』
 
* * *

 政務官の過去の発言の追及は、国会の質疑の無駄だという声もあるが。<杉田氏がちゃんと答えれば、もっと短くて済むんだけどね。>
 でも、杉田氏の件を機に、このような考えを持つ議員が自民党の中に少なからずいることを多くの国民に知って欲しいし。極端な考えを持つ超保守派の議員が、日本の首相や要職につくべきではないという思いを共有して欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。
 
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*1

同性婚認める法制度ないのは「違憲状態」 東京地裁判決

11/30(水) 14:49配信 毎日新聞


 同性婚を認めていない現行制度は憲法に反するとして、同性同士の婚姻届が受理されなかった男女9人が国に1人当たり100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は30日、現行制度は個人の尊厳に立脚した法制度の制定を求める憲法24条2項に違反する状態と判断した。池原桃子裁判長は「どのような制度にするかは立法府に裁量がある」とし、直ちに違憲とはしなかった。国会が立法措置を怠ったとする原告側の主張も退け、賠償請求は棄却した。原告側は控訴する方針。


 全国5地裁に起こされた同種訴訟で3件目の地裁判決。2021年3月の札幌地裁判決は「違憲」、今年6月の大阪地裁判決は「合憲」としており、「違憲状態」とする司法判断は初めて。

 原告は東京都や沖縄県などに住む30~60代。9人のうち1人は提訴(19年2月)後に亡くなったため、パートナーの男性が訴訟を引き継いでいる。

 憲法24条1項は「婚姻の自由」を保障し、同2項は婚姻や相続など家族に関する法律について「個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない」と定めている。原告側は訴訟で、同性婚を認めない民法と戸籍法の規定は24条の両項に違反するとともに、「法の下の平等」を定めた憲法14条にも反すると主張した。

 判決は、同性婚に反対する人の割合は減少傾向にあるとしつつも、24条1項の「婚姻」は異性間を想定したもので、同性婚を認めないことが同項に反するとはいえないと指摘。ただし、パートナーと家族を形成することは人生に充実をもたらす極めて重要な意義があるとした。また、こうした個人の尊厳に関わる人格的利益は異性愛者も同性愛者も変わらないとし、同性愛者にパートナーと家族になる法制度がないことは「人格的生存に対する重大な脅威、障害」で、24条2項に反する状態だと言及した。

 一方、婚姻が異性間に限られている背景には「夫婦となった男女が子を産み育て、次世代につなぐという古くからの人間の営みがある」とし、こうした価値観を一方的に排斥するのは困難とも指摘。同性愛者は婚姻で生じる法的効果を受けられない不利益があるとしつつ、民法と戸籍法の規定は性的指向に基づく差別とは言えず、14条には違反しないと結論付けた。【遠藤浩二】

 ◇東京地裁判決の骨子

・憲法24条の「婚姻」は異性間の婚姻を指し、同性婚を含むと解することはできない

・同性婚を認めない民法・戸籍法の規定は、性的指向に基づく差別に当たるとして「法の下の平等」を定めた憲法14条に違反するとはいえない

・同性婚を認める法制度が存在しないことは、個人の尊厳に立脚した法制度の制定を求めた憲法24条2項に違反する状態

・法制度の構築は立法裁量に委ねられており、違憲と断じることはできない

*2

杉田総務政務官 “保育所などで洗脳教育" 投稿撤回の考え示す
2022年11月30日 13時52分 NHK

杉田水脈総務政務官は、午前の参議院予算委員会で、保育所の問題と共産主義者の組織を結び付けた過去のニュースサイトへの投稿について「事実を確認できなかった」として、撤回する考えを示しました。

杉田総務政務官は自民党から立候補する前の平成28年、保育所の待機児童問題などに関してインターネットのニュースサイトに、「旧ソ連崩壊後、コミンテルンは息を吹き返しつつある。子どもを家庭から引き離し、保育所などの施設で洗脳教育をするという旧ソ連が共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデルを日本で実践しようとしている」などと投稿しました。

30日の参議院予算委員会で、立憲民主党の塩村文夏氏は、「陰謀論を流しており、撤回して記事を削除すべきだ」とただしました。

これに対して杉田政務官は、「日本の保育事業とコミンテルンを結び付けて言及したことは事実を確認できず不用意な発言だった。つたない表現によって関係者に不快な思いをさせ大変反省している」と述べ、撤回する考えを示しました。

また杉田政務官は、平成26年の衆議院内閣委員会で、「女子差別撤廃条約」をめぐって、「女性差別は存在していないと思う」と発言したことについて、「日本には命に関わるひどい女性差別は存在しないという趣旨だ」と釈明しました。

そのうえで、「当時は別の政党に所属していたが、現在は政府の一員として、性別を問わず暮らしやすい社会の実現に尽力したい」と述べました。

さらに、平成28年に、みずからのブログで、国連の会議に参加した時のことについて「小汚い格好に加えチマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。同じ空気を吸っているだけでも 気分が悪くなる」などと投稿したことについて「人権感覚は大丈夫か」と問われました。

これに対して、杉田政務官は「まだ国会議員ではなく一般人であり、100人ぐらいの方々が私を取り囲んで罵声を浴びせた。このような感想を持つのはしかたがなかったと思っている」と答弁しました。

by mew-run7 | 2022-12-04 03:24 | 自民党について

by mew-run7