【競馬・・・18日に2歳GIの朝日杯FSが行われ、1番人気ドルチェモア(牡3)wuith坂井が優勝。(*^^)v祝 <桜花賞の時に応援してた&勝ったアユサンの子。おでこと鼻の白い位置がほぼ一緒。>2着に2番人気のダノンタッチダウン(川田)、3着が3番人気のレイべリング(武史)と硬~い決着に終わった。
<馬券は安い3連複。1,2,3番トリオという形は、過去にほとんど来ていないので三連単はあえて3着に5、3,7,11をつけたら5~7着だった。(>_<)1の4にはビツクリ。>
ドルチェモアは、馬も勝ち気そうな感じだったけど。スタートよく飛び出したのを、坂井がうまく2~3番手で折り合わせて、最後にしっかり足を残したのは勝因かな。(騎手もうまい&馬も賢かった。)2,3着馬も力はあるけど、距離を含めて、今後次第かな。むしろ5.3.7.11今後に期待してみたい。(重賞の1~3着内候補あたりで?)。中央ファンは今年ラスト開催、頑張って下さい!・・・私は31日の大井、船橋まで頑張ります!o(^-^)o】
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岸田首相は、相変わらず支持率が低下or低く横バイの状態が続いていて、何だかな~という感じなんだけど。
mew周辺では、もしかしたら「岸田首相がここで開き直って、脱アベをはかり、自分の政策を押し通そうとするかも」という観測が出ている。(・・)
17日にも、ちょっとビツクリするようなニュースが出たのだ。
それは「岸田首相が日銀の黒田総裁と共同声明を出す」というスクープっぽい記事だった。(゚Д゚)
ついに岸田首相は、安倍・黒田が行なって来たアベノミクス的な金融財政政策を転換するのか?・・・企業や投資等に関わっている人たちは、大きな関心を持って、このニュースを見ていた。(@@)
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『2%物価上昇目標の見直し検討 政府日銀、初の共同声明改定へ
岸田政権が、安定的な経済成長を実現するための政府と日銀の役割を定めた共同声明を初めて改定する方針を固めたことが17日、複数の政府関係者への取材で分かった。「できるだけ早期に実現する」としている2%の物価上昇目標の達成時期を見直すなどして金融政策の幅を広げる方向で検討する。岸田文雄首相が来年4月9日に就任する次期日銀総裁と協議して決める。黒田東彦総裁が目標達成を目指して10年近く進めてきた大規模な金融緩和の修正につながる可能性がある。
共同声明は安倍晋三元首相が主導し2013年公表。安倍政権の経済政策の柱である大規模な金融緩和を日銀が実行する根拠となった。(共同通信22年12月17日)』
欧米各国は、戦争不景気&為替不安定&物価高が続く中、どんどん利上げその他の金融財政政策を行なっているのだが。安倍元首相とアベノミクス施策を行なって来た日本の日銀の黒田総裁は、全く動こうとせず。それが日本の円安、物価高などを助長させている。
安倍元首相は「日銀は政府の子会社」だといい、政府主導の強引な帰入財政政策を行なって来たのだが。ここまで円安、物価高、利なし&賃金上げも一部という状況が続くと、日本の景気はさらに悪化するおそれがある。(-"-)
どうやら、この情報には、国内外の関心がど~んと集まったようで、早速、為替が円高方向に動き始めたりして。
アチコチから問い合わせがあったのか、松野官房長官は週明け19日の会見で、上の記事の内容を否定したほどだった。
『「その事実はない」 松野官房長官、政府・日銀共同声明見直し否定
松野博一官房長官は19日午前の記者会見で、消費者物価の安定的な2%の上昇を目指し政府と日銀が2013年1月に発表した共同声明について、岸田政権が見直す方針を固めたとの一部報道を否定した。「そのような方針を固めた事実はない」と述べた。
その上で、「政府としては共同声明に沿って、物価安定のもとでの持続的経済成長に向けて、引き続き日銀と連携しながら取り組んでまいりたい。日銀においては政府との連携のもと、物価安定目標の持続的安定的な実現に向けて努力されることを期待する」と語った。【村尾哲】(共同新聞22年12月19日)』
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結局、岸田ー黒田の共同声明は出されなかったのだが。しかし、この日、日銀総裁が定例会見で何らかの施策を示すのではないかということで、午後から為替、株式相場が動き出すことに。
そして、午後3時半過ぎ、日銀の黒田総裁は定例会見で、ついに金利変動幅を0.25から0.5%に上げると発表するに至った。(゚Д゚)
日銀の黒田総裁にしては、屈辱的な発表だったかも。本人は「利上げ、金融緩和ではない」と語ったものの、これが「事実上の利上げ」につながることは間違いないし。
ついに「アベノミクスは破れたり」で、その修正せざるを得なくなったのである。(・・) <円相場も先週140円台、20日朝は136円、会見後は132円まで上がった。>
『日本銀行は20日の金融政策決定会合で、長期金利を0%程度とする金利政策の変動幅を従来のプラスマイナス「0・25%」から「0・5%」に修正した。大規模な金融緩和そのものは維持し、黒田東彦(はるひこ)総裁は記者会見で「利上げではない」と説明した。金融市場では発表後、長期金利が急騰し、事実上の利上げとの受け止めが広がった。(読売新聞22年12月20日)』
『金融市場は、日銀が金利上昇を容認したとして、金融緩和策の修正とみなした。発表直後、長期金利は従来の上限である0・25%程度から一時0・460%まで上昇した。金利上昇は企業や家計の利払い増加につながる。今後、住宅ローン金利などに影響が及ぶ可能性がある。
黒田氏は9月の大阪市内での記者会見で、変動幅拡大は金融引き締めにつながり、「金融緩和の効果を阻害する」と話していた。20日の記者会見では、市場機能の改善によって「金融緩和の効果をより安定的に発揮でき、賃上げがより行いやすくなる」と説明し、立場を修正した。(同上)』
日銀の黒田氏は、安倍元首相とパイプがある間は、政権が菅、岸田と代わっても強引に「アベノミクス」方式を通して来たのだが・・・。
安倍氏がなくなって、岸田首相をはじめ、他のメンバーや識者も意見を言いやすくなったのか、「このままじゃ日本経済、国民のためにならない」と黒田氏に対して意見を言い出しているという話も出ている。
『日銀内で“反アベノミクスの乱"! 異次元緩和の根拠となる政府との「共同声明」改定へ
日銀は19日と20日、今年最後の金融政策決定会合を開く。会合直前に、異次元緩和の根拠となる政府・日銀の「共同声明(アコード)」が改定されると報じられた。いよいよ、アベノミクスの終焉が近づいてきた。
共同通信は17日、複数の政府関係者の取材に基づき、岸田政権が「共同声明」を初めて改定する方針を固めたと伝えた。
政府と日銀の役割を定めた共同声明は2013年1月に締結された。第2次安倍政権が発足した直後のことだ。
共同声明の締結後、「2%物価目標」を掲げ「金融緩和」の推進を担わされた日銀は、株式を爆買いし、大量の国債を引き受けてきた。現在、日銀の国債保有額は500兆円を超え、国債残高の約半分を占める。13年3月から5倍近くに膨れ上がっている
「共同声明に基づき、日銀は長い間、粛々と大量の国債を引き受けてきました。インフレが進み、各国の中央銀行が利上げに踏み切る中、日銀だけが利上げできないのは、大量に保有する国債価格が暴落するのを恐れている面があります」(金融関係者)
日銀の雨宮正佳副総裁は日銀が保有する国債の評価損について、1%の金利の上昇で28.6兆円、2%で52.7兆円、5%で108.1兆円、11%上昇で178.8兆円発生すると明かしている。1%で国民1人当たり20万円の“ロス”である。
岸田首相は11月28日の衆院予算委員会で共同声明について「見直しは考えていない」と明言していた。なぜ突然、見直すことになったのか。共同声明を見直すと、日銀は国債の大量買いという“義務”から解放されることになる。(略)
岸田首相が防衛費増額の財源を増税にこだわり、国債発行を避けたのも、国債を引き受けたくない日銀に配慮したとの見方もある。
共同声明の改定は、日銀がフツーの中央銀行へと正常化するきっかけになりそうだが、一気に進めると反動も大きいという。
「共同声明の改定は、金融緩和からの脱却と受け取られ、金利急上昇、国債暴落、急速な円高などを招く恐れがあります。市場の混乱を避けるために、数年かけて徐々に正常化していくしかないでしょう。ここまでツケをためた黒田総裁の責任は極めて重たい」(森岡英樹氏)(日刊ゲンダイ22年12月20日)』
このブログでは、安倍2次政権スタート当初から「アベノミクス」はダメ、アブナイと批判し続けて来たので、ここでようやく修正がはいって、ほっと一息ではあるのだが。<今後、続きを書きたい。>
岸田首相は支持率挽回のためにも、ここで一般国民にプラスになるような&国民にわかりやすい施策を進めて欲しいと願うmewなのである。(@_@。
THANKS