【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【来年3月、埼玉で行われるフィギュアの世界選手権の代表は次のように決まった。
男子・・・宇野昌磨、山本草太、友野一希(補欠・佐藤駿、島田高志郎、三浦佳生)
女子・・・坂本花織、三原舞依、渡辺倫果(補欠・吉田陽菜、千葉百音、河辺愛菜)
ペア・・・三浦璃来 / 木原龍一
アイスダンス・・・村元哉中 / 高橋大輔(補欠:小松原美里 / 小松原尊)
来年2月に米国で行われる四大陸選手権の代表は・・・
男子・・・島田高志郎、佐藤駿、三浦佳生(補欠:友野一希、山本草太、壺井達也)
女子・・・渡辺倫果、吉田陽菜、千葉百音(補欠:河辺愛菜、住吉りをん、紀平梨花)
ペア・・・三浦璃来 / 木原龍一
アイスダンス・・・村元哉中 / 高橋大輔、小松原美里 / 小松原尊
世界ジュニアの代表は*1に。
で、世界選手権の代表選考の仕方がチョット問題になっているのだ。とりわけ男子代表でで、宇野の同門でもある全日本選手権の2位島田が(4位佐藤も)が代表から外れたのを見て、宇野が会見で「この選考基準というのは、どういったものか僕にはよく分からないけれど。あまりうれしく思えない部分もありますけれど、僕は頑張りたいと思います」と発言し不満を示した&一部関係者も疑問を呈したことから、メディアでも色々と取り上げられ、物議をかもしている。(~_~;)(つづきは後日)】
* * * * * ☆
岸田首相はついに開き直ったようで、今年の厄払い(?)をし、来年こそ自分のペースで国政運営をできるように準備を始めている。(・・)
25日の『岸田に期待する理由。総裁選で「脱アベ」政策を表明&高市、河野では「脱アベ」はできない』にも書いたのだが・・・。
岸田首相は、昨年&今年、衆参院選を勝利したことから、自分で解散さえ行なわなければ、次の参院選まで3年間、選挙を行なわず、岸田主導で国政を行なう「黄金の3年間」を手にしたはずだった。
しかし、昨年7月、参院選中に安倍元首相が銃撃されたことから、安倍氏の国葬の問題や旧統一教会と自民党議員(閣僚含む)が関与していた問題が浮上。また、失言も含め、閣僚が3人も辞任したこともあって、内閣支持率が20~30%台に低迷し、「岸田おろし」の話がどんどん出るようになっている。(~_~;)
岸田首相は12月にはいり、実際は安倍ー菅政権の頃から方針が決まっていた「安保3文書3改定」「原発推進政策」などをやや強引に決定した。<これをもなさずには、党内や支持団体のサポートを得ることができない。>
これで岸田政権に残された宿題を済ませたことから、来年からは自分が提唱する政策を進めやすくなる。(++)
さらに、来年の通常国会でスムーズな審議をおkなうために、秋の臨時国会で野党から「政治とカネ」の問題で攻撃を受けていた秋葉賢也復興大臣(茂木派)、「差別発言」を問題視されていた杉田水脈総務政務官(安倍派)を退任させる(事実上の更迭をする)ことを決めたという。^^;
<今まで更迭した閣僚は、岸田派か麻生派。今回、麻生氏ほどは近くない茂木派や敵対している安倍派の議員の更迭を決めたことに、開き直り&覚悟を感じる。>
来年5月、岸田首相の地元である広島で、G7首脳会合(サミット)が開かれることから、よほどのことがない限り、それまでは首相を続投できるのではないかと見られている。
ただ、もし4月の統一地方選で自民党が大きく議席を減らすようなことがあれば、サミット終了後、既に準備が始まっている「岸田おろし」の動きがぐ~んと加速することになるだろう。(~_~;)
そこで岸田首相は、今年のうちに安倍ー菅政権からの宿題に道筋をつけると共に、夏以降に発覚、発生した諸問題の幕引きをはかってしまおうと。そして、来年1月から、「新しい資本主義」「子育て重視の政策」など自分が提唱した政策を全面的にアピールし、それに基づいて国会対応や国政運営を進めた上で、統一地方選で勝負をしたいと考えたのではないかと察する。(・・)
* * *
読売新聞(12月18日)が、「岸田首相「おかげで年を越せそうだ」…政権奪還10年、安倍1強時代の宿題に道筋」という記事を載せていたのを、週末に見つけた。かなり見解が合う部分が多いので、ここに引用させてもらう。
『■宿題
「皆さんのおかげで年を越せそうだ。これからもしっかり頑張ります」
首相は16日夜、都内のホテルで開かれた「奪還の会」に駆けつけ、笑顔であいさつした。自民が下野した09年衆院選の落選組が政権奪還を期して作った会で、首相はすき焼きと福島産の日本酒に舌鼓を打ち、出席者からねぎらいを受けた。
この日、政府は「反撃能力」保有を明記した国家安全保障戦略など3文書を閣議決定した。安保政策は、安倍政権下の集団的自衛権行使の限定容認や安保関連法などで飛躍的に発展したが、反撃能力の保有は積み残しの「宿題」だった。首相は16日の記者会見後、周囲に「大きな転換点になった。気を引き締めていく」と満足そうに語った。』
『■警戒感
首相は来年以降、看板政策の「新しい資本主義」の具体化を通じて経済政策を打ち出したい考えだ。周辺は「安倍氏から引き継いだ安保分野の課題には道筋がついた。来年は本格的にやりたいことをやる年にしたい」と意気込む。
ただ、安倍派を中心にアベノミクスの修正への警戒感は強い。来年4月には、アベノミクスの中核である金融緩和策を推し進めた日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁が任期満了を迎える。黒田氏の後任人事を含め、首相は引き続き、独自色を発揮しつつ党内を統治する手腕が試されることになる。』
4月には安倍元首相とタッグを組んで、アベノミクスの一環である「異次元の金融緩和」を進めていた日銀の黒田総裁が任期満了で退任する。そして4月の統一地方選にもそこそこ勝てば、「新しい資本主義」政策が進めやすくなる。(++)
<個人的には、自民党の国会・地方議員に「政治とカネ」や「旧統一教会との関係」を反省させるために、安易に勝たせたくはないんだけどね。(・・)>
ただ、アンチ岸田勢力、とりわけ安倍仲間は、岸田首相が安倍元首相の提言する「防衛費増額は国債で賄う」という施策を否定し、公の場でも「税金で賄う」と断言していることから、その点ではまだもめそうな感じがある。
『■公然と批判
防衛力強化に伴う増税議論では、党内や閣内から公然と首相への批判が起きた。増税反対派の会合では「内閣不信任に値する」との声が飛び出し、増税に慎重な高市経済安全保障相は「罷免(ひめん)されても仕方がない」と言い放った。党幹部は「にらみが利いていた安倍政権下とは様変わりした」と嘆息する。
安倍政権下では、党内で表立って異を唱える議員はごく一部で、そうした議員は「後ろから鉄砲を撃つな」と非難されることもしばしばだった。岸田派は党内第5派閥にすぎず、100人近い最大派閥を後ろ盾とした安倍氏に比べ、首相の党内基盤が格段に弱いことも変化の背景にある。
もっとも、最終的には首相の方針通り増税の方向性が整ったことから、党内には「侃々諤々(かんかんがくがく)の議論の末にまとまり、むしろ自民らしさを取り戻した」(ベテラン)との指摘もある。遠藤総務会長は16日の記者会見で「多様な意見があるのが自民だ」と述べた。』
特に4月の統一地方選を考えると、それまでは自民党全体として「まだ税金で賄う、増税すると決まったわけではない」ということにしておきたいところ。
本当は「安定財源として税金の方がいい」と考えているものの、「順序が違う」とか言って、もめている感を出しておいた方がいいと思っている議員もいるように見える。^^;
* * *
先日、自民党政権が続くことを前提にするなら、岸田首相を応援すると書いた。
何より脱・安倍ー菅政権を願うmewとしては、超保守タカ派的な安倍派or安倍仲間の首相候補であるの下村、萩生田、稲田、高市氏らや、竹中氏の影響を受ける新自由主義的な菅仲間である河野太郎、甘利明氏(タカビー茂木氏もイヤ!>などは絶対に支持できないし。<下手すると戦争にkまで発展しかねないもの。(ノ_-。)>
立民党を中心とした真の野党勢力(維新、国民は除く)が自民党政権を倒す力をつけるまで、上述したような議員が力を持つのを抑えておいて欲しいところ。<野党については、年末年始に書きたいと考えている。>
特に岸田氏が総裁選の時に提唱していた「新しい資本主義」「新自由主義(アベノミクス)からの脱却」の政策は、まるで民主党の政策と同じような感じで、かなり考えが合うし。国民の生活を立て直すために、是非、実現して欲しい&自民党のあり方を変えて欲しいと願っている。
とりあえず、来年、岸田首相が安倍ー菅政権の呪縛を振り切って、本来、目指している「新しい資本主義」や幅広い平和外交を少しでも実現してみせて欲しいと。そして、安倍-菅勢力や二階氏剛腕を防いで、もう少し穏健な自民党に作り直して欲しいと思っているmewなのだった。(@_@。
THANKS
【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】
↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"