【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【テニス・・・西岡良仁は、全豪の前哨戦のアデレード大会で準決勝まで進んでいたのだが。2セットめにはいったところで、臀部に違和感を覚えたため、大事をとって棄権した。でも、9日発表のランキングでは33位と自己ベストを更新。ダニエル太郎と共に、全豪OPの本選出場が決まっている。<あとは何人、予選を勝ち上がれるか。>
一方、19、21年に全豪制覇した大坂なおみが、全豪に出場しないことがわかった。大坂は昨年秋の東レに出場したものの、体調不良で途中から欠場したのを最後に、全く試合に出ていない。
ここ2~3年、精神的なダメージもあって、大会出場をちょこちょこ休むことに。スポンサーがらみもあってか、ファッション系の撮影や有名人の集まるイベントには参加したり、ラッパーのBFとの旅行したりしているようだが。今はコーチも解雇し、練習する姿も見られていない。それもあってか、もう引退するのではないかという記事まで出ていたりする。
大坂は、十代の頃は姉妹で日本に来て、若手の育成をするナショナルトレーニングセンターで練習をしており、いずれ日本国籍をとって五輪に出るのが夢だと話していたのが懐かしい。しかし、20歳ぐらいから世界ツアーでも実力を発揮し始め、18年に全米OPで優勝。続く全豪でも優勝して、同年、ランキング1位にと一気にTOPに上り詰めて世界中から大注目を浴びたのだが。本人は、まだTOP選手としてやって行くための心の準備or成長ができておらず。自分の中で乖離するものがあったのかも知れない。
ただ、これまで応援してくれた関係者やファンもいるし、スポンサーの問題もあるので、一度、きちんと会見するか、せめてコメントを出す必要があるのではないかな~と思う。(・・)】
* * *
今年にはいってからも相変わらず、自民党の幹部が好き勝手なことを言って、世間や党内外の反感を買っている。(@@)
中でも一番、問題視されているのは、毎度お騒がせの麻生副総裁の発言かも知れない。(~_~;)
麻生副総裁は、地元・福岡の会合で、防衛増税に関して「多くの国民の方々の理解を得た」「もっと反対が出て来るると覚悟した」「政府の姿勢を評価してもらえた」などと言いやが・・・もとい、言ったというのだ。(゚Д゚)
『■自民党の麻生太郎・副総裁(発言録) 冷戦は終わり、新しく米中冷戦が始まるかも知れないというなか、防衛費をGDP比2%にするという案を自民党、公明党の連立内閣で考えた。もっと「反対」との反応が出てくる可能性を覚悟して臨んだが、多くの国民の理解を得て「少なくとも防衛費を増強せねばならない。それに伴ってある程度増税がありうるかもしれない」ということも含めて、私どもはこの問題に真剣に取り組んでいるという姿勢を評価していただいている。そう思って私どもは今、その方向で進めつつある。
自分の国は自分で守らなければならないという現実を、ロシアによるウクライナ侵攻によって多くの方々に自覚をしていただきつつある。(福岡県直方市で開いた自身の国政報告会で)(朝日新聞23年1月9日)』
まあ、地元の福岡での国政報告会の場ゆえ、政府や自民党をよく思わせるような&自画自賛的なことをアピールしなければならないんだろうけど。
それにしても、どうしたら「多くの国民の理解を得た」「もっと反対が出ると覚悟した」という見方ができるのか・・・呆れや怒りを通り越して、空しくさえなって来る。_(。。)_
<共産党の小池幹事長が「麻生さん、どこ見てんのかなという話」「国民は増税含めて評価している? 国民というは国民民主党のことですかね?」などと揶揄していたとのこと。座布団1枚!( ・・)_口>
麻生くん。8~9日に行なわれたJNNの調査では、防衛費増額に関して「賛成」が39%、「反対」が48%。さらに、防衛費増額の財源として、増税をすることには「賛成」が22%、「反対」が71%だったんだよ。(JNN1.9)
<先月の読売新聞の調査では、防衛費増額は、賛成51%、反対42%だったけど。賛成の人に財源をきいたところ、国債の発行が38%、社会保障費など他の予算の削減が30%で、増税は27%にしか過ぎなかったようだし。(読売12.5)>
* * *
さすがに、この麻生発言には疑問や批判の声が次々と出ている様子。
防衛費増額に関しては「よ党」の維新の会顧問の松井一郎大阪市長も、10日のツイッターで「麻生御大、増税の理解って、いくらなんでも無理筋ですよ」とツッコミ。「先ずは国会議員の経費ルールを納税者の同様に見直す事から始めましょう」と批判的な意見をつぶやいていたという。(スポニチ1.10)
また、『この発言をめぐって、立憲民主党の小沢一郎衆院議員は10日、自身のツイッターで「直近の世論調査でも大多数が反対なのに、なぜか『多くの国民の理解を得た』ことになってしまう国。国民を無視して政権が好き勝手やる国。こういう国を独裁国家と言う。いい加減に政治を変えないと、結局国民が苦しむことになる」と批判した。
作家の門田隆将氏も10日までに自身のツイッターで「地元の講演で自民党の麻生太郎副総裁が防衛増税に対して『もっと反対の反応が出てくる可能性もあると覚悟して臨んだが、多くの国民の方々の理解を得た。真剣に取り組んでいる政府の姿勢を評価して頂いている』と。え?あれだけ反対されて『多くの国民の理解得た』?唖然(あぜん)…」と麻生氏の発言にあきれ声をあげている。(スポニチ23年1月10日)』
この十数年、mewはずっと麻生太郎のことを「失言大魔王」と呼んで、その問題発言を批判し続けているのだが。
しつこく言うように、いくら発言を問題視され、大きな批判を浴びても、選挙の時に有権者が当選させてしまったら、本人は何の反省もなく、また同じことを繰り返すことになるわけで。
もし地元の候補者に優れた政治家になって欲しいなら、(昔風に言うと)有権者自ら「お灸をすえる」ことも考えて欲しいと思うmewなのである。(・・)
先週は、自民党の甘利前幹事長(現・党の税制調査会長・麻生派)が、子育て予算増額の財源として、消費税増税の話を持ち出し、大ヒンシュクを買った。(>_<)
『自民党税制調査会の幹部、甘利明前幹事長は6日、取材に「いずれ安定的に少子化対策をしていくという時に、消費税論議は必ずある」と述べ、財源として消費税率引き上げが検討対象になるとの認識を示した。(共同通信23年1月6日)』
『甘利氏は、「岸田首相は、当面は消費増税をまったく考えていない」とも述べた』『松野官房長官「消費税については、当面触れることは考えていない」』と、政府の考えではないことを主張したのだが。
世間では「『防衛増税』の次は『子育て増税』か」という反発や不満の声が出て、党内からも批判の声が出たという。^^;
『大阪・吉村洋文知事「少子化対策のために消費税増税? 勘弁してよ。いったい、わが国の国家運営はどうなっているんだ?」(FNN1.6)』
『立憲民主党の泉健太代表は6日、「庶民の生活を分かっていない」「物価高で大変な中での増税になる。高圧的な政治では理解は得られない」と批判した。(夕刊フジ1.10)』
『自民党の世耕弘成参院幹事長は7日の民放ラジオ番組で、少子化対策の財源を賄うための消費税増税に慎重姿勢を示した。甘利明前幹事長の発言を念頭に「党の一部に『消費税で』という話もあったが、ちょっと拙速だ」と述べた。財源として予算の使い残しで生じる決算剰余金を挙げたほか「保険料という形で薄く広く集めていく考え方もある」と指摘した。(共同通信23年1月7日)』
<え?保険料を国民から薄く広く徴収するのは、消費税を上げるのと似たようなものじゃない?(・・)>
公明党の山口代表も「内容や順序をしっかり議論して、国民の理解を得るのが先。財源の増税論が先行するのは避けるべきだ」と述べ』ていた。(TBS1.10)
* * *
そんな中、チョット違和感を覚えたのは、菅義偉元首相が、消費税増税の考えを否定したというニュースだった。
『政府が進める「異次元の少子化対策」の財源をめぐり、菅前総理は訪問先のベトナムで記者団に対し“消費税の増税は全く考えていない”と話し、財源を消費税の増税で賄うことに否定的な認識を示しました。
菅義偉前総理「消費税を増税してそこ(少子化対策)をやるという、そういうことは私自身全く考えていません」(TBS23年1月10日)』
菅元首相は今、岸田政権の方針に携わる立場にはないのだ。とはいえ、個人的な意見を言うのは自由なのだろうけど。何故、ここで菅元首相に「私自身の」消費税増税に対する考えをきいて、それをわざわざ報じるのか、引っかかってしまうところがあった。(-"-)
それにしても、主権者たる国民にとって最も重要な増税の話を、好き勝手に&気軽に話てしまう自民党幹部には、本当に呆れる&腹が立つし。自民党支持者に、早くこのような議員は退場させることを考えて欲しいと強く進言したい気分のmewなのだった。(@_@。
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