この記事では、今井瑠々の移籍会見(?)の話を。<2パートで短めの記事>
<関連記事・10日『節操ない自民、立民の衆院候補を取り込み、県議選出馬へ&立民、怒る』、12日『野田聖子も取り込みに関与か。今井瑠々には後援者も失望』>
昨日13日、あの立民→自民への移籍騒動(?)で注目を浴びている今井瑠々が野田聖子らと共に記者会見を行なった。(・・)
<会見の映像は、https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/185390に。>
会見の映像を見たのだが。何と2人のバックには自民党(演説会?)のポスターと野田聖子と今井瑠々の顔がアップになったピンクのポスターが20枚以上並べて貼られていたのにビツクリ。(゚Д゚)
<しかも、立民党の小西くんいわく、今井のポスターの写真は、立民党で作ったポスターの写真の使い回しだったようで。(~_~;)>
今井は髪を肩上まで切り、見た目も発言もさっぱりとしていて、全く悪びれていない感じで、岐阜県議選に自民党推薦で出馬することを発表。「地域の女性や子供たちを助ける政策を実現するためには、自民党の力が必要だと思った」「立民党は支持されにくい」などと説明した。
<野田聖子は自らが称していた「マザー、保護者」の役割を担うべく、ひたすら今井の行為を正当化し、擁護していたのだが。TVのニュースで、先月、今井に「自民党にいた方がいい。野田聖子の娘になりますとか言って」と語る場面が流れて呆れた。(後述。)
今井はこの何日かで、質問への答え方を練習した(させられた)のか、50分の間、ほぼ同じようなセリフ、言い回しを繰り返すことが多かったのだが。おそらく、特に立民党を離党する点に関しては、「裏切った感」を出さず、堂々と対応するようにと言われたのだろう。
今井は立民党の岐阜県連副代表、岐阜第5支部長で、次の衆院選を目指して活動をしていたはず&月50万円の支援金を受け取っていたのだが・・・。
支持者に対して「説明が遅れ、手順の点で迷惑や心配をおかけした点はしっかりとおわびしていきたい」と軽く頭は下げたものの、立民党に対する正式な謝罪の言葉はなかった。
また、立民党の岐阜県連から、衆院選後に1年間、計600万円送った支援金の返却をさせるべきだという声が出ていることに対しても、「12月末までは立民党のために活動をやって来た。政治資金規正法に乗っ取って対応する」と返した。(~_~;)
mewの知る限り、今井が立民党本部に出向いて、何か説明や謝罪を行なったという報道もない。<もしそうしていたなら、指摘して下さい。>
ちなみに今井の立民党への離党届はまだ受理されておらず<会議後に除名にする予定。>、まだ自民党の党員にもなっていないのだが。自民県連の選挙対策委員会は13日、全会一致で今井氏への推薦を決め、今回の会見を開いてしまったわけで。
今井瑠々だけでなく、野田聖子、古屋圭司その他自民党の関係者も、本当に無節操、無責任、モラルのない(仁義にもとる)ヤツラ・・・もとい、人々だな~としみじみ思うし。<まあ、今時の若者には義理、人情は「???」なんだろうし。それがいい方に作用することもあるのだけど。^^;>
何か日本の政治ってこんなもんなんだな~と、、ちょっと情けなく、嘆かわしくも感じた。(ノ_-。)
『立憲民主党岐阜県連副代表だった今井瑠々氏(26)=多治見市=が13日、岐阜市内で会見し、自民党の推薦を受けて、今春の統一地方選で行われる県議選の多治見市選挙区(定数2)に無所属で立候補することを正式表明した。今井氏は「(立民所属での政治)活動に限界を感じた。地域を動かすには、より多くの支援者と共に活動する必要があり、チームで政治を動かす自民党に可能性を感じた」と移籍の理由を語った。
自民県連の選挙対策委員会は同日、全会一致で今井氏への推薦を決めた。
今井氏は野田聖子衆院議員(岐阜1区)と共に会見に臨み、支持者に対し「説明が遅れ、手順の点で迷惑や心配をおかけした点はしっかりとおわびしていきたい」と述べる一方、「待ったなしの課題である女性や若者の課題解決のため決断した」と説明。子育てと若者の支援に取り組む姿勢を示した。また、野田氏は「(移籍への)賛否はあって当たり前。それを超越するだけの発信と結果を出していけばいい。今井さんが岐阜県で頑張ってもらえるよう支えていく」と擁護した。(岐阜新聞23年1月23日)』
『落選後も立憲の岐阜5区総支部長として、次期衆院選に向けた活動を続けていた中での「転身」となるが、「参院選後に立憲の支持率が伸び悩んだとか、有権者からの支持はあまり得られていないのかなという感触はあった」と述べた。(略)
今井氏は今月7日に立憲に離党届を送ったが、立憲は受理せず、17日の常任幹事会で除籍処分とすることを決める見通しだ。立憲県連は12日、「過去に類を見ない悪質な反党行為」として、衆院選後の21年12月から22年12月まで、今井氏に活動資金として交付した計650万円の返還などを求める上申書を党本部に提出した。朝日新聞23年1月13日)』
『自民党推薦・無所属、今井瑠々氏:「私も12月までしっかりと立憲の皆様、そして支援して頂いている皆様のために、ためにというのもおこがましいですが、私なりに活動をしてきました。私の中では政治資金規正法にのっとって対応していく」(ANN23年1月13日)
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12日の記事に、先月行われた女性政治家の会合で、野田が今井に会った際、「無理して野党にいなくていいから・・・合理的に与党の方が頂いた仕事を叶えられる。多少、嫌なおじさんたちがいても自民党の方が夢を叶えられる」などと自民党入りを勧めていたという話を書いたのだが。<映像が流れていた。>
昨日のニュースでは、こんな映像も・・・。
『今井氏:「同じ党だけど、考え方も(岐阜)5区の先生方と違いますし」
野田氏:「そういう意味であなたらしさが出しにくいかもしれないね。だったら自民党にいた方がいいかもしれない。野田聖子の娘になりますとか言って。どうせ、私もそろそろ上がるし。色んな選択肢を考えれば、若いんだし」(ANN23年1月23日)』
<え?どうせ私も上がるし、娘になると言って・・・ってことは、野田は自分が引退した後、選挙区を今井に譲ることも示唆しているのだろうか?・・・それも釣り文句の一つだったのだろうか?(・・)>
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でも、敢えて自虐的かつインモラルな表現をするなら・・・まだ若く未熟な政治家候補に(まだ政治家でもない、ただの素人)に足蹴にされて、「立民党は支持率も伸びず、指示されにくい」と後脚で砂をかけられて移籍されてしまったのも、要は立民党に議席数という力、そして政党としての魅力が乏しいからなわけで・・・。(ノ_-。)
まあ、この件は「目先のエサに釣られるようなご都合主義の小娘が、立民党の国会議員にならなくてよかった」と思うことにして。同時に「こんなことを言われないように、早く立民党らしさをアピールできる方針を示せるようにしないと!」とハッパをかけたい気分のmewなのだった。(@_@。
THANKS