【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【全豪テニスが16日から始まる。男子は33位の西岡良仁が錦織圭以来のシード選手に(第31Sだけど。^^;錦織を除けば、スゴ~イと感動すべき位置)1回戦で世界ランク77位のイメル(スウェーデン)と対戦する。
95位のダニエル太郎は予選勝者で310位のエスコベド(米)と、予選突破でGS初出場の138位綿貫陽介は、45位のリンデルクネシュ(仏)と1回戦で顔を合わせる。
女子は大坂なおみが妊娠のため欠場。他の日本選手がみんな負傷、不振などでランクが下がっているため、誰も出場できないかと気をもんだのだが。(一時は3~5人は出ていたのに。)幸い118位の内島萌夏がワイルドカード(主催者推薦)で出場できることに。1回戦は45位のベラ(米)と対戦するのだが。この機会をしっかり活かして欲しい。みんな、ガンバ!o(^-^)o】
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ゼロコロナ政策の転換に踏み切った中国では、新型ウィルスの感染者が急速に拡大。中国政府は当初、コロナの死者は1日1~5人と発表していたのだけど。WHOや他国が疑念を示したことから、14日になって昨年12月8日~今月12日に医療機関で亡くなった新型コロナウイルスに関連する死者数が5万9938人だったと明らかにした。(・・)
まあ、この数が実態を反映しているのはわからないし。これから春節にはいって国民の大移動が起きれば、さらに感染が拡大し、死者も増える可能性が十分にあるのだが・・・。
でも、「月に6万人も?」と驚いてはいられない。月に6万人ということは、1日平均2千人でしょ?・・・日本は、今、1日に4~500人の死者数が出ているわけで。中国は人口が日本の10倍いるので、換算すれば1日に4~5千人と中国の倍ぐらい死者が出ていることになるのだから。(-"-)
先日、米国では感染拡大しているオミクロンの新たな変異株BB1.5が既に日本に流入。東京都は、先月の時点で、既にBB1.1型の感染が15件判明していると発表した。<さらに拡大しているおそれが大きい。^^;>
しかも、BB.1.15は免疫回避能力が高いため、既にコロナにかかった人やワクチンを打った人もかかる可能性があるため、みんな、注意が必要なのだ。(**)
専門家の中には、コロナに感染する回数が多いほど、症状が重くなる&後遺症も出やすくなると言っている人が少なくない。<知人の大学生も1回めは軽症だったが、2回めは症状が重く、長引いた上、少しして後遺症が出て困っている。>
このような状況にもかかわらず、残念ながら政府や国民の中には、「2類→5類」「ノーマスク化」などを求める声が増えている様子。
「PCRは意味がない、コロナは風邪だ、マスク不要、5類で全て解決、ワクチンは意味がない。全てデマで、あと何がしたいのかわかりませんが、感染症には早い段階で速やかに検査をして悪くなる前に治療する一択ですので、惑わされないようにしましょう。3年以上コロナ診療に携わった医師の考えです」
TVなどに出演して、コロナ感染の実態を伝えている宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長は、ツイッターでこのように訴えていたのだが。
このような良識ある声が、どうすれば政府や全国の国民に届くのだろう?_(。。)_
ところで、岸田首相が、昨日15日夜、欧米5カ国の外遊から帰って来た。(++)
1週間で地球を1周する強行日程で、フランス、イタリア、イギリス、カナダ、アメリカを訪問。
広島G7サミットを控え、ロシアのウクライナ侵攻、中国の覇権主義的言動、経済安保などで連携する土台を築くため、それぞれの国で首脳会談を行なった。
『アメリカ・ワシントンを訪れている岸田総理大臣は記者会見を行い、今回の欧米訪問について、「G7が連携していくことを確認できた」と評価しました。
岸田総理は今回、欧米5か国を訪問し、各国の首脳と会談した結果、「G7が結束して法の支配に基づく国際秩序を守り抜いていくため、連携していくことを改めて確認することができた」と評価しました。
また、こうした点について5月のG7広島サミットで、「強い意志を示すべきだとの認識で一致した」と強調しました。そして、広島サミットでは次のようなメッセージを発信したいと訴えました。(NNN23年1月15日)』
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自民党の麻生副総裁が15日、福岡県内で行なった講演で、「今おかれている現実は、岸田という『あまり頼りがない』と言われた人のもとで1年半、間違いなく日本は世界の中で、その地位を高めつつある。はっきりしています」とアピールしていたとか。(「 」内はTBS1.15より)
まあ、岸田首相は人当たりがよく、英語も流暢なので、コミュニケーション能力はそこそこありそうだし。今回はG7の連携が主な課題なので、どの国とも大体、話の方向性は決まっており、さほどもめるようなことはなくて。
何かニュースを見る限りでは、各国首脳がフレンドリーな感じで歓迎してくれ、スムーズに話がまとまっていたようだ。(・・)
今回は周辺の状況から見て、どうしても、どの国とも安保軍事の強化や連携の話をせざるを得ない状況にあったのだが。ビックリするような想定外の話は出ず、ほぼ安保3文書の改定内容に沿った説明や協議を行なっていた。<米国以外の国と安易にどんどん軍事的に連携したり、協定を結んだりするのは、mew的にはイヤなんだけどね~。欧米主体の世界大戦に引きずり込まれるリスクがあるので。(~_~;)>
米国のバイデン大統領の会談も、スムーズに進んだ様子。岸田氏が外相の時にも当時副大統領だったバイデン氏と会う機会があり、気が合っていたらしい。(・・)
『13日午前(日本時間14日未明)から始まった日米首脳会談の少人数会合の冒頭、バイデン氏は「どうすればもっと緊密に協力できるかを考えるよりも、どう意見が違うかを考える方が難しい。あなたは真のリーダーであり、真の友人だ」と手放しでたたえた。
首相は防衛力強化と防衛費拡充の方針を伝え、「様々な重要な課題についてジョーと率直な意見交換を楽しみにしている」と述べた。
米側は今回、首相を手厚く遇した。首脳会談に先立ち、ハリス副大統領が首相を副大統領公邸に招き、朝食を共にしながら約1時間、意見交換した。首相がホワイトハウスの玄関前に到着するとバイデン氏が自ら出迎え、首相の肩に手を置いて親しげに言葉を交わした。
日本政府によると、バイデン政権では各国首脳は儀典長が出迎えるのが通例で、バイデン氏自ら出迎えるのは異例だという。バイデン氏が食事付きで会談するのも珍しく、昼食会ではコース料理を振る舞った。
両首脳の共同声明は、昨年5月に出したばかりだ。包括的な内容の共同声明を短期間で繰り返して発表するのは異例で、日本政府高官は「日米があらゆるレベルで緊密に連携できている証左だ」と語る。(読売新聞23年1月15日)』
<ただし、バイデン大統領が「機密文書のお持ち帰り疑惑」で騒がれていて、記者の質問を受けたくないためか、共同記者会見は行われなかった。^^;>
* * *
麻生氏は『防衛関連の予算をGDP(国内総生産)比2%に増額する方針を決めたことについて、「安倍晋三元総理が夢にまで見た数字をさっと決定した。リーダーシップがないという理由はどこにあるのか」』とも言っていたそうだが。
もし平和&リベラル志向だったはずの岸田首相にリーダーシップがあったなら、公明党や自民党のハト派と協力して、安易に防衛費を増額しようとする流れを抑えて欲しかったんだけどな~。・・・でも、ロシア、中国の情勢変化もあって、安倍元首相もなし得なかった防衛費増額を、みんなが認めざるを得ない感じになったというのが、実情だろう。(~_~;)
<まあ、安倍元首相が主張していた2倍増から1.5倍増には抑えた&国債を防衛費財源にするのに反対したことは、ちょこっと評価。>
岸田首相は、外遊最終日に米国で行なった記者会見で、サミットに向けて、G7諸国との協議、連携がうまく行ったことを報告。
さらに、「広島と長崎に原爆が投下されてから77年間、核兵器が使用されていない歴史をないがしろにすることは、人類の生存のために決して許されないことだ。被爆地広島から、こうしたメッセージを力強く、歴史の重みをもって世界に発信したい」と述べた。(「 }内はTBS1.15より)
日米首脳会談後の共同声明にも、「ロシアによるウクライナでのいかなる核兵器の使用も、人類に対する敵対行為であり、決して正当化され得ないことを明確に述べる」と記されたという。
これにはロシアから反発の声が出ているようだが。岸田首相には、(せめて?)、核兵器の不使用、廃絶の実現に関して、リーダーシップをとって欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
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