【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
え?今日から2月なの?・・・何かつい先週、新年を迎えたばかりって感覚なのに。^^; <2月は中盤からちょっと忙しいんだよな~。(ノ_-。)>
それにしても今年の冬は、北日本&日本海側は寒波&雪が大変だし。南関東は雪が降らないものの、寒暖差は激しくてmew周辺では体調を崩す人が続出しているです。どうかみんな、体に気を付けて、無理し過ぎない程度に、今月もガンバです。o(^-^)o
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さて、これは1月27日の『岸田の育児手当は、安倍が大批判した民主党と類似・・・』の続報になるのだが・・・。
昨日、TVの国会中継をつけてみたら、ちょうど立民党の長妻昭政調会長が質問席に立っていた。(++)
<今、立民党の中で最も支持している。個人的には、長妻氏に代表になって欲しいんだけどな~。(・・)>
岸田首相は「次元の異なる子ども政策」を看板に掲げている。そして、自民党の茂木幹事長はそれを受けて、「児童手当の所得制限をなくす」ことを提言した。(・o・)
これに噛みついたのが、立民党だ。2010年、それこそ長妻氏が民主党政権下で厚生労働大臣を務めていた頃、政府与党は、所得制限なしで「子供手当て」を支給する法案を国会で審議して可決したのであるが。この時、野党だった自民党の抵抗がものスゴかったからだ。(-"-)
長妻氏は31日の衆院予算委員会で、岸田首相に「とんでもない罵詈(ばり)雑言をかけられ、本当にえげつない話をたくさん言われた」と当時の国会での自民党議員の主張を述懐。
さらに「自民党から採決の時も罵詈(ばり)雑言と言いますか、自民党のある参議院議員、女性参議院議員が『愚か者めが。このくだらん選択をした馬鹿者どもを絶対に許しません」と。「あげくの果てに、これは私もびっくりしたが、『この愚か者めが』と書いたTシャツを自民党の公式グッズで1500円で発売していた」として、自民党の方針転換に疑問を呈したのである。
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『「子ども手当を創設するときに私たちが『子供の育ちを社会全体で応援する』と主張したら、自民党からは『(カンボジアの)ポル・ポト政権か』という発言があった。自民の理念が転換したのか疑問がある」
立民の長妻昭政調会長は、この日の審議で少子化対策を最重要政策に位置付けた岸田政権の本気度についてこう問いただした。長妻氏が問題視したのは子ども手当創設時の当時の自民の激しい反発だ。石原伸晃幹事長(当時)が「子供を社会でつくろうというポル・ポト派と一緒の考えに与(くみ)するわけにはいかない」と批判し、平成22年に民主党政権が子ども手当法案の採決を強行した際には、丸川珠代元五輪相が「愚か者めが!」と激しいやじを飛ばし、注目を浴びた。
(産経新聞23年1月31日)』
当時、野党だった自民党は、それこそ「ともかく何でも反対」「ひらすら批判」で、その批判も本当ににえげつない表現のものが多かった。(~_~;)
29日のNHK討論会でも、その点で自民党の茂木幹事長と立民党の岡田幹事長が激突。岡田氏も、茂木氏を含む野党時代の自民党の言動を取り上げ、コロっと方針転換したことへの姿勢を問うていた。
10年の国会では、茂木氏も民主党を強く攻撃している。(@@)
『当時、野党だった自民党は「バラマキだ」などと猛批判。茂木氏は、2011年8月2日の衆院財務金融委員会で、当時の大塚耕平・厚生労働副大臣に対し、こう痛烈に批判している。
「子育ての支援策、財源がいくらでもあれば、私もやることについては反対じゃありませんけれど、これだけ厳しい財政状況のなかで見直しは必要だ、こんなふうに考えておりまして、我々はやはりかなりなレベルの所得制限が必要だと思っております。
従来の児童手当に戻す、こういうことをやりますと、補正後の2.7兆円からでも国庫負担は1.6兆円減額ができるわけであります。小学校修了時までを中学校修了時にしましても、月額1万円で、所得制限780万、サラリーマン世帯で860万を設けましても9000億近い削減ができる」
と、所得制限を強く主張。結局、2011年に旧民主、自民、公明の3党合意により子ども手当の廃止が決定』したのである。<結局、所得制限つきになった。>
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もし茂木氏の主張に沿うなら、今、全く財源の見込みが立っていない中、児童手当の支給、ましてや所得制限のない手当支給など提言してはならないはずなのだ。(-"-) <財源が足りないから、防衛費の増額分も少し削った方がいいかも?^^;>
茂木氏は、岡田氏から批判を受け「反省して下さい」と言われ、すぐに「反省します」と態度を変え、「時代の変化に応じて必要な政策の見直しを躊躇なくおこなう。よい方向に変える。一緒にやりましょう」と態度を豹変させた(発言部分はSmartFLASH1.30より)
しかも、翌30日には『党都連の会合であいさつし、自身が児童手当の所得制限撤廃を提起したことに「反省」を求めた野党を皮肉った。「過去にこだわって何も前に進めることのできない政党か、未来志向で前に進めていく自民党がいいのかが問われる」と語った』とのこと。(時事通信23年1月30日)
そっか。自民党は未来志向なんですね。(・・)
じゃあ、もう過去の安倍ー菅政権にはとらわれずに「脱アベ・スガ」をとらえてもいいのかな?(++)
これは27日の記事にも書いたけど・・・。過去にとらわれるという意味では、戦前志向の安倍氏らの超保守派は、子育ては「家族」が担うものだと主張。<あの人たちは、子供は「家」「家族」のものだと思ってるからね。>
民主党の子育て政策について、「子供を社会でつくろうというポル・ポト派と一緒の考えに与(くみ)するわけにはいかない」とか「ソ連のスターリン政権と同じ考えだ」などと残虐な独裁政治家と同視するような批判をしていたのである。(-"-)
<杉田水脈氏の保育園洗脳論はこの延長戦上にある。『杉田氏は議員落選中の2016年、保育所の待機児童問題などを巡り、「子どもを家庭から引き離し、保育所などの施設で洗脳教育をするという旧ソ連が共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデルを日本で実践しようとしている。コミンテルンは息を吹き返しつつある」などと投稿していた。(読売 22.11.22)>
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で、極めつけが、自民党入りしてからどんどん超保守化していた丸川珠代氏の、あの野次だ。<昨日、ニュースで何度も当時の映像が流れたとか。^^;>
2010年3月、参院厚生労働委員会で子ども手当法案が強行採決された際、丸川氏は急に甲高い声で叫んだのである。
「この愚か者めが!」「このくだらん選択をしたバカ者どもを絶対忘れん!」
<丸川氏は、当時の鳩山首相のことを「ルーピー」とヤジったりもしてた。テレ朝にいた時は、リベラルぽかったし、そう印象が悪くなかったのにな~。
丸川氏は07年、安倍総裁(当時)の人柄に触れ、参院選出馬を決めたようなのだが。自民党にはいると多くの女性議員が、それこそまるで洗脳されたかのように、超保守化して行くのは何故なんだろう。(~_~;)>
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ちなみに、岸田首相は、長妻氏の質問に対して「その議論を行う際の態度、発言等において節度を超えていたのではないか、こういったご指摘については謙虚に受け止め、反省すべきものは反省しなければならないと思います」と答弁。
丸川氏本人も記者に対して「当時は我が党でも私の発言を取りあげて、Tシャツを作る、販売するというようなこともあった。私も含めて我が党が反省すべきは反省すべきだと考えている」と語ったという。(NNN1.31)
ということは、岸田首相らは、当時の自民党、またその後の安倍・菅政権の主張や子育て施策は愚かだったと(それが、この10年の間に少子化に拍車がかかる一因になってしまったと)認めるのだろうか?(・・)
何分にも、岸田首相の考えはかなり旧民主党に近いので、ちょっと「のれんに腕押し」のような感じになって、攻撃しにくい部分もあるのだけど。
野党には、安倍-菅政権時代の問題点をどんどんアピールしてもらって、MY目標の「脱アベ」化を促して欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
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