【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【パンダ・・・上野動物園のジャイアント・パンダのシャンシャン(5牝)が昨日21日、中国に帰ってしまった。(ノ_-。) 前にも書いたが、私は小さい頃「パンダ幼稚園(実在)の先生」になることが夢の一つだったぐらいパンダが好きで、よく様々な写真や動画を見ているのだが。たぶんシャンシャンが今まで日本にいた中で、顔や表情も、しぐさも最もかわいかったのではないかと思っている。(周囲に同意者が結構いる。)コロナで上野動物園に行けず、直接見られなくて残念。
和歌山のアドベンチャーワールドにいたスーパー・パパ(16頭の父になった)の永明(30牡)と双子の桜浜と桃浜(8牝)も、22日に中国に返還されるとのこと。特に永明には、本当におつかれさま、ゆっくりしてねと伝えたい。(・・)】
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昨日、悪夢のような記事が日刊ゲンダイで目にしてしまった。何とあの安倍側近の萩生田光一氏が、安倍派の会長になるかも知れないというのだ。(゚Д゚)
萩生田氏は、我こそが安倍晋三氏の後継者にふさわしいと考えているようなのだが。安倍派の幹部の中では下の方だし、議員からの信用もイマイチらしい。
しかも、昨年夏、旧統一教会との深いつながりがオモテに出たため、すぐに安倍派の会長とか総理候補になるのは難しいかと思ってた(喜んでた?)のだけど。
ただ、実は、敢えてスル~していたのだが。最近、イヤ~な話がアチコチにチラホラと出ていたのだ。^^;
菅義偉元首相は、以前から河野太郎氏を時期総理に担ぐことを考えていたのだが。河野氏は党内の支持が少ないため、2番手として萩生田光一氏を推すことも考えてるとか。
萩生田氏が、安倍派の会長の名乗りをあげようとしているとか。(~_~;)
『自民党の萩生田光一政調会長が、同党最大派閥安倍派(96人)幹部の1人として、安倍晋三元首相の「一周忌」をメドに新会長を選出すべきだとの考えを示したことが、党内に複雑な波紋を広げている。
萩生田氏は1月31日のインターネット番組で、安倍派の今後について「(安倍氏の)一周忌をめどに、しかるべきリーダーを立て、足らざるところがあれば支えていく体制でやっていきたい。私で役立つことがあると皆さんが言ってくれるのであれば、どういう立場でも頑張るつもりだ」と語った。』
『萩生田発言はすぐに党内を駆けめぐり、「いよいよ萩生田氏が動き出した」とのうわさが飛び交う状況に。萩生田氏周辺は「そんな意図はまったくない」とあわてて打ち消したが、萩生田氏を支持する議員は「ポスト安倍への準備が整ったということだ」(安倍派若手)と勢いづいた。
さらに、官房長官として安倍氏を支え続けた菅義偉前首相も、2月3日のネット番組で将来の総裁候補の1人に萩生田氏を挙げ、「度胸がある」と評価。これを受け、党内では「ポスト安倍はポスト岸田につながる」(菅氏周辺)との声も出ている。(東洋経済OL23年2月21日)』
そんな中、日刊ゲンダイ(2月21日)が、このような記事を載せたのだ。(-"-)
森元首相は、本人の後も小泉、安倍、福田と3人の首相を出し、清和会(現安倍派)の隆盛期を築いた人。今も清和会の後見役、相談役として存在感を維持し、派閥への発言力も強いと言われている。(~_~;)
『「安倍派」次期会長本命は萩生田光一氏? 森喜朗元首相が地元紙で“後継指名"の大放談
20日の「北國新聞」に掲載された森喜朗元首相のインタビューが永田町で話題になっている。
安倍元首相の急死から空席になったままの清和政策研究会(安倍派)の会長候補について語っているのだが、これが「事実上の後継指名ではないか」とみられているのだ。
森元首相は、松野官房長官、世耕参院幹事長、高木国対委員長、西村経産相、萩生田政調会長の5人の名前を挙げ、それぞれ論評。松野氏については<今は自分のことで精いっぱいでしょう。まずは官房長官としてしっかり存在感を示してほしい>と注文をつけ、高木氏は<5人組の一人だが、総理総裁を狙っているわけではない>と素っ気ない。言いたい放題だ。
世耕氏に対しては<頭がいいし、弁も立つ。近畿大の理事長で、資金力まである(笑)>と持ち上げつつ、<参院のドンと言われた「第二の青木幹雄(元官房長官)」になれ>と、参院に専念するよう暗に促した。
残る西村氏と萩生田氏だが、森元首相は<一番自信を持っているのは西村さんでしょう>と能力を認めながらも、<秘書がよく辞めるが、元経産省の能吏だけに指示が細かいんでしょう>と苦言。
一方で萩生田氏は<力を付けてきた。大したもんです。総合力は最も高い>とべた褒めだ。当選回数は西村氏が7回、萩生田氏は6回という関係性だが、森元首相は<次の衆院選が終われば1回ぐらいの当選回数の差は気にならなくなる>とアシストしている。
「安倍派の次期会長は派閥内の話し合いでは決まらず、場合によっては派閥分裂の危機もあり得る。皆が納得するには、実質オーナーの森さんが“天の声”で指名するしかないだろう。森さんの本命は萩生田ということだ。タイミングとしては、今夏の安倍さんの一周忌に合わせて新会長の顔見せがあり、新体制に本格移行するのではないか。そうなった時に岸田首相との距離感はどうなるか。党内バランスが変われば一気に政局になりかねません」(自民党べテラン議員)
萩生田氏自身、1月末にネット番組で「一周忌をメドにしかるべきリーダーを立てたい」「私で役立つことがあると皆さんが言ってくれるなら、どういう立場でも頑張る」と発言し、会長就任を視野に入れた決意表明とみられている。北國新聞の放談は、萩生田会長で派閥内が丸くおさまるよう、森元首相が地ならしを始めたということなのか。
岸田首相との関係については、森元首相は<2、3日に一度連絡があります>と蜜月をアピール。<自民党総裁を2期くらいやっていただければいい><うちの派は岸田総理をしっかり支えて力を蓄えていけばいい>と語っている。
最後は<おだぶつになるまであと5年くらいでしょうか。若い人たちを育て、派の幹部たちとも話し合いながら、この国のためにできることをやっていきたい>と締めくくり、まだしばらくはキングメーカーとして君臨する気のようだ。』
安倍派では昨年、塩谷立会長代理を会長にするという案が出たのだが。塩谷氏の力を評価していない若手から反対する者が出たため、しばらくの間、集団指導体制をとることになった。
安倍派には、次期会長、総理を目指している議員が多いだけに、下手に派閥内で会長争いをすることになれば、派閥が分裂するおそれがあったからだ。(-"-)
『そもそも同派内には、萩生田氏以外に次期会長を狙う有力議員として、会長代理の塩谷、下村博文(元文科相)両氏を筆頭に、松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、高木毅国対委員長、世耕弘成参院幹事長の6氏が存在。「それぞれの立場で虎視眈々と将来をうかがっている」(安倍派若手)とみられている。
ただ、党内では「今のところ衆目の一致する突出した後継候補は存在しない。どんぐりの背比べだ」(自民長老)との見方が支配的。だからこそ同派としては、「集団指導体制を維持することで、会長候補同士の主導権争いによる派の分裂を回避してきた」(安倍派長老)のが実態だ。
それだけに、今回の萩生田発言は「ライバルたちを刺激」(安倍派中堅)している。総裁選出馬経験者の西村氏は、すぐさま2月1日の国会答弁で、萩生田氏に党内調整が委ねられている児童手当の所得制限撤廃について、「限られた財源で高所得者に配るより、厳しい状況の人を支援すべきだ」とあえて閣内から反対姿勢をアピールした。
一方、参院を仕切る世耕氏は、昨年末の台湾訪問で蔡英文総統と会談し、安全保障分野での連携強化を確認。蔡総統の安倍氏死去への弔意に対し、世耕氏は「偉大な政治家の思いをしっかり引き継ぎ、今後も日本と台湾の関係の深化のために努力したい」と応じるなど、安倍氏の後継者然と振る舞った。
また、安倍政権下で要職をこなしてきた下村氏も、萩生田発言を意識したように2月2日の同派会合で、「党が掲げる憲法改正4項目の条文イメージの見直し」を提起。これを受け、同派は16日にプロジェクトチーム(PT)の会合を党本部で開催し、自民が提示している改憲4項目の「たたき台素案」のうち、憲法9条や「1票の格差」問題について検討を進める。
このPTの座長を務めるのが安倍派の稲田朋美衆院議員。同氏は安倍氏の寵愛を受けて安倍政権時代に党政調会長や防衛相を歴任した。そのころ安倍氏が「初の女性首相候補の1人」と評価していたこともあり、現在も派内の総裁候補への意欲を失っていない。(東洋経済OL23年2月21日)』
正直、mew的には、岸田首相が粘っている間に、安倍派内で対立が起きて、分裂してくれるのが一番いいのだけど。<そして安倍派からは誰も総理になれず、というのがね。>
安倍派の中でも、日本会議系超保守派の萩生田光一氏や下村博文氏、稲田朋美氏が首相になるのだけは、何とか阻止したいと。強く強く願っているmewなのである。(@_@。
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