【プロ野球・・・WBC1次リーグ2戦め。日本は序盤で韓国に0-3とリードされることに。「うっ、まさかダルが3点とられるなんて。マズイ!」と思ったものの、すぐに4-3と逆転。その後は、☆今永を含め、投手陣がしっかり押さえ&打撃陣が頑張って点を取り、終わってみれば13-4の大勝だった。
昨日は仕事が遅くまであって、じっくりとは観戦できなかったのだが。昨日の大谷もダルも直前の練習試合で投げていなかったので、調整が難しかったかも。ただ2人とも、準々決勝以降に期待しえて早めに先発させたと思うので、次戦以降の投球に期待したい。打撃は上位から下位まで満遍なく打って、いい感じ。たっくんも攻守走に大活躍だったしね。あとは村上様待ちかな。奇しくも3.11の夜に先発予定の、哀しい震災被害を経験した佐々木朗希に、いい投球をして欲しい。ガンバ!o(^-^)o】
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さて、2011年3月11日に東日本大震災が起きてから、12年が経った。(・・)
改めて亡くなられた方々を慰霊すると共に、様々な形で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げたい。<
先日、中学生と話していて、彼らが震災の記憶がないことを知って驚いたのだが。中3生でも、まだ2~3歳だったのね。小学生は生まれていない。^^;>
地元でも、震災の事実、記憶が年々、風化しつつあることを懸念しているようだ。(-"-)
<今、この震災の記事を書く前に、ネット・ニュースを見ていた5時13分頃、突然グラッと来て(震度2とはいえ)ドキッとしたのだけど。5時12分には北海道で震度4(日高)の地震が起きていたと知ってビツクリ(・o・)
「震災を忘れるな」という警告だったように感じたりもして。(~_~;)>
震災の被害にあわれた方々にはつらい気持ちを思い出させて申し訳ないとは思うが。私は、TVや若者が見るSNSなども含め、震災や津波のすさまじい被害を映像で見せて欲しいと。同じ日本でつい12年前にこんな震災が起きたことをしっかり頭にすり込んでおくべきだと考えている。<戦争の被害もしかり。>
日本は全国、いつどこで大震災が起きるかわからないだから。それこそ近い将来、南海トラフの大地震や津波、首都直下地震などが起きる可能性が大きいと言われているのだから。(++)
昨日、ミサイルが飛んで来た時の避難場所について書いたのだが。今、日本各地では、南海トラフや関東近辺の地震によって、大きな津波が来た時の避難場所を決めたり、作ったりする活動が行われている。
各地域の自治体や一部の住民は懸命に動いているのだが。残念ながら、「あんな百年に1度と言われるような大きな津波が来るとは、現実的に思えない」「そんな大げさに準備する必要があるのか」「海から何キロもあるから、大丈夫だろう」などと言って、意識してくれない人、非協力的な人も少なからずいるらしい。(~_~;)
<各地域(プレートの各部、断層)に100年に1度、何百年に1度が訪れる可能性があるんですよ~。(-"-)東京ふだって、東京湾に近い地域はアブナイんですよ~。(@@)>
自分への戒めも込めで・・・。この週末は、は避難用の品々、飲食品の点検、家族らと避難先の確認を致しましょう!(**)
3.11東日本震災の被害と共に、福島第一原発の事故の被害も決して忘れてはなるまい。(++)
福島第一原発は、本当に幸運なことに、多くの市民が死傷するような大事故には至らずに済んだのだけど。一つ間違えれば、チェルノブイリ原発の事故のようになった可能性が十分にあるのだ。<それこそ東北や関東など広範囲に放射能の被害が出て、東日本は首都も含め、ほとんどの機能を失うおそれもあったのだから。(-"-)。
<今週も、ウクライナのサビリッジャ原発がロシアの攻撃で電源を喪失し、ギク~ッとさせられたばかりだ。>
民放はなかなか難しいようなのだが。NHKを中心に心あるTV・ネット関連の制作者は是非是非、原発事故が起きた場合の恐怖について、多くの市民に伝えて欲しいと願っている。(**)
というのも、近時、原発の問題や被害に関しても、政治家や国民の警戒心や意識がどんどん薄れているからだ。(-"-)
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昨年12月23日の『政府が年末にトンデモ原発政策を発表。国民はせめて使用延長&新増設に反対を』や、今年2月15日の『岸田内閣が、原発運転期間の延長などを閣議決定&規制委員会が、異例の多数決で決定・・・』などにも書いたのだが・・・。
11年の福島原発事故を受け、民主党政権の菅直人首相(当時)は、原発再稼働の禁止して、脱原発を進める方針を決めたのだが。原発利権に関わる政官財(&米国?)から大きな反発を受け、潰されてしまった。(~_~;)
<以前も少し書いたが。(また書く機会もあるかも知れないが)11年5月に与野党の歴代の首相などが集まった会合(地下式原発推進議連)で、菅首相を退陣に追いやることが決まった。そして、民主党内や経済界も含め、菅おろしが進んだのだが。同じことは、今も起きる可能性が大きい。立憲民主党が、脱原発を唱える限りは、政権をとらせないように、経済界や一部メディアその他(米国も?)の力が強く働くと言われている。(-"-)>
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そして、12年に安倍自民党が政権を奪還した後には、改めて原発を推進して行く方針をとることになった。(-"-)
ただ、この当時はまだ、国民の間でも脱原発に賛成、原発再稼働に反対する人の方が多かったのだ。それゆえ、さすがの安倍ー菅政権も原発の再稼働決定にも時間がかかっていたし、原発推進策の計画は行なっていたものの、原発の運転期間の延長とか新増設とかなどは言い出せる状況にはなかった。(-_-;)
ところが、昨年にはいって、ウクライナ侵攻などの影響もあって、燃料が不足し、電気料金がどんどん上がって行くことに。
それもあってか、昨年辺りから、世論調査で原発の再稼働や新増設に理解を示す国民が増えて来て、ついには原発再稼働に「賛成」が「反対」を上回るようになった。(ノ_-。)
『読売新聞社と早稲田大学先端社会科学研究所は全国の有権者3000人を対象に世論調査(郵送方式。回答率69%)を共同実施し(略)・・・規制基準を満たした原子力発電所の運転再開については、「賛成」58%が「反対」39%を上回り、同じ質問を始めた2017年以降、計5回の調査で初めて賛否が逆転した。(読売新聞22年8月24日)』
『朝日新聞社は18、19の両日、全国世論調査(電話)を実施した。停止中の原子力発電所の運転再開について「賛成」が51%で、東京電力福島第一原発の事故後、初めて過半数になった。「反対」は42%だった。(朝日新聞23年2月21日)』
『経済産業省が、従来の方針を転換し原子力発電所の運転期間の実質的な延長や、次世代型の原子力発電所の開発や建設を進める行動指針を示したことについて、NHKの世論調査で尋ねたところ「賛成」が45%、「反対」が37%でした。(NHK22年12月13日)』
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おそらく政府も、昨年来、種々の調査の結果を見て、この国民の意識の変化をとらえていたのだろう。
もともと「脱炭素」に熱心だった岸田首相は、経産省のプッシュもあって、さらに原発利用を推進する政策を発表したのである。(-"-)
まあ、確かに「脱炭素」「燃料への依存の低減」だけを考えれば、火力発電をなくして、原子力による発電を増やした方がいいのだろうし。その方が電力供給の安定、料金の低下につながるという話もあるのだが・・・。
日本は大地震や津波が数多く発生するか可能性がある国だし。戦争が起きた場合に、原発が狙われたり、事故が起きたりする可能性も大いにあると思うし。<面積が狭いので、国民が生活する地域に大きな損害、影響を与える可能性が大きいし。>
何でわずか10年ちょっとのうちに、「脱原発すべき」だと思っていた人たちの考えが変わってしまうのか・・・。mewには、ただ「残念だ」と嘆くしかない。(ノ_-。)<チョット呆れてもいるけど。^^;>
今、国会では、自然災害や戦争のような有事が起きた際に、緊急の対応が必要だとして「憲法改正によって緊急事態条項をつくるべし」ということで、自公維国が主導して条文づくりを行われようとしているのだが。<まずは国民がとっつきやすいように、そこからはいろうとしているらしい。>
どうか国民は、これが「本当に必要なのか」「国民に役立つものなのか」と。また、「本当に原発政策を推進してもいいのか」ということも、冷静になって、よ~く考えて欲しいと・・・3.11に思うmewなのだった。(@_@。
THANKS