【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【テニス・・・超久々にテニスの話を。錦織圭が負傷でお休み、大坂なおみの妊娠お休みが長く続いて、日本のテニス界の盛り上がりがイマイチなのだけど。
最近、ダニエル太郎が頑張ってる。(^^)昨年10月に母親を亡くし、かなりショックを受けていたそうなのだが。デ杯でもエースとして活躍。メキシコOPでは(500)で予選突破し、2回戦で4位のルード(ノルウェー)に勝利してベスト8に。さらに、BNBバリパOP(1000)も予選、1回戦を突破。2回戦で12位のノーリーにもう少しで勝つところまで迫っていた。
太郎ちゃんもふと気づけば、もう30歳。でも、今、一番攻守のバランスがとれたプレーができているように思うので、103位に落ちたランキングをどんどん上げて、楽に本選出場できるようになって欲しい。5月には全仏があるので、楽しみだ。ガンバ。o(^-^)o】
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そろそろ礒崎関連文書に出て来る高市早苗氏に関する話は終わりにして、もっと本質的な問題について考えたいのだけど。、
高市っちゃんが、次々とネタを提供してくれるので、ついついここで取り上げてしまう。^^;
昨日、『安倍の後ろ盾を失って、高市らが嘆く?+総務省の「高市レクあり」に、抵抗する高市・・・』という記事を書いたのだが。
あの西村ひろゆき氏が、高市早苗氏に関して、こんなツイートをしていた。(・・)
『ひろゆき@hirox246 3月7日
高市早苗経済安保相「捏造でなければ辞職」と威勢よくタンカを切ったものの、松本総務相が「すべて総務省の行政文書であることが確認できた」とハシゴを外される。
権力者が強弁すると官僚が行政文書を揉み消してくれる時代がもう終わった事に気づいてなかったのかな?』
要は、そういうことですよね~。(@@)
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ただ、高市氏は、ここに来て、ようやく自分の身を守るには、自分が動くしかないと気づいたようで、ジタバタし始めている。(~_~;)
礒崎関連文書によれば、「高市レク」は大臣室で14年2月17日の15:45~16:00に行われたことになっているのだが。当時の記録を調べると、高市氏はその時間に総務大臣の大臣室にいた可能性があると指摘され、かなり困っている様子。
当日に「レクはあり得た」が「放送法のレクはなかった」とか、「礒崎氏の影響はないという問題の本質を示すため、総務省とのメールを公開する」などと言い出した。
<高市氏は、そもそも問題の本質を勘違いしているかも。いや、高市氏にとっては、そこが本質なのかな?(~_~;)>
高市氏は、総務省から2月に「レクを受けたはずがない」と主張していたのだが。昨日になって、少し表現を変えた。
『高市早苗 経済安保担当大臣「レクっていうのはあり得たんではないかと思います。あくまでも内容については明確に否定をいたします」
大臣になって初めてのNHK予算などを抱えていたことから、テーマは別として、レク自体は受けていた可能性に言及しました。(TBS23年3月14日)』
高市氏は、何とか高市レクがなかったということを示すために証拠を見つけようなのだけど・・・。
『高市早苗経済安保担当大臣「当時の大臣日程が残っていたら出してほしいという問い合わせを(総務省に)いたしましたが、1年で廃棄されるものであるので、 向こうの方で記録がないということでございましたし、議員会館にも確認をいたしましたけれども、さすがにこれ8年前というと残っていない」(TBS23年3月14日)』という。
<日本の政府や政治家って、肝心なことに関する記録が残っていないのね。(-"-)>
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そして、急にこんなことを言い出したのだ。(・o・)
『高市経済安保相「問題の本質は、私の平成27年(2015年)5月12日の参議院総務委員会での(総務相としての)答弁が、礒崎元総理補佐官(当時)の影響を受けたものか否か。そうでないことを証明するため、委員会前夜の私と大臣室の答弁案に関するやりとりのメールや資料につきまして、お求めをいただけましたら、本院に提出をさせていただきたく存じます」(FNN23年3月14日)』
いや、違うよ、高市っちゃん。問題の本質は、そこじゃない!(**)
今回の問題の本質は、高市大臣や礒崎補佐官も含め、安倍内閣、安倍官邸が自分の気に入らない番組、メディアを抑制するために、こそっと放送法4条の解釈を変更して(補充して?)、メディアに圧力がけをしたり、それを支配しようとしたりしたことにあるのだ。(++)
そもそもメディアは、主権者たる国民のために、政治権力を監視して、問題点も含め国民に政治の情報を伝えるために「表現の自由」(「報道の自由」含む)が強く認められているのだけど。
安倍官邸は、自分の批判をする不都合な番組を、いざとなれば規制できるようにしようと考えたわけで。民主主義、表現の自由にトンデモ反することを行おうとしたところに、問題の本質があるのだ。(-"-)
昨日の記事でも触れたが、実はこの件は、礒崎補佐官が自ら総務省に話を持ち掛け、補佐官が主導する形で進めたものであって。高市氏は解釈変更の案を検討をしている間は、ずっとカヤの外に置かれていた。_(。。)_
実のところ、2月に「高市レク」がなくてもいいのだが。仮にレクがあったとしても。解釈の変更(補充)の中身について、高市氏の意見は求められておらず。
それゆえ、高市氏としては、自分が礒崎補佐官が主導した裏のやりとりに関与していないということを示せば、礒崎関連文書の件について責任をとらなくていい、議員辞職もしなくていいと考えたのかも知れない。
まあ、ある意味では、高市氏個人にとっては、そこが問題の本質だろう。(~_~;)
でも、忘れてはいけない。高市大臣は、安倍内閣の一員なのだ。もし高市氏が総務大臣として安倍内閣が決めたことに従い、それを実行に移したとしたら、高市大臣にも責任が生じるのである。(-"-)
* * *
礒崎関連文書には、このような記述がある。
『15年1月29日付の文書によると、総務省側との打ち合わせの席で礒崎氏は「いつ誰が質問するかは慎重に決めたい。(補佐官は質問に立てないので)質問は補佐官がきちんとコントロールできる議員にさせる」と発言。さらに後日、礒崎氏は「この件は俺と総理が2人で決める話」だと発言し、「官邸の構造論を分かっておくように」とも述べたと記されている。(朝日新聞23年3月8日)』
この辺りは改めて書きたいのだが。本来は、放送法4条の解釈変更(or補充)をするとなれば、高市総務大臣が中心になって、首相・官邸や総務省、時に自民党と交渉しながら話を決めて行くものなのだが。
独裁支配性が強い安倍政権では、重要なことは、あくまでも安倍官邸が主導して行なっていたのだ。<これが、「官邸の構造論を分かっておくように」ってことね。^^;>
で、礒崎関連文書の「3月5日 総理レク」中には、『総理より、①タイミングとして「今すぐ」やる必要はない、② 国会答弁をする場合は、予算委員会ではなく総務委員会とし、総務大臣に答弁してもらえばいいのではないか、とご発言』との一文がある。
安倍首相は、3月にすぐというのではなく、少ししたら(予算委員会が落ち着いたら)タイミングを見計らって、総務委員会の方で、(自民党)議員の質問に対して総務大臣が答弁する形で、解釈変更を公表することを指示したのである。
そして、高市文科大臣は、官邸の指示を実行に移した。15年5月12日、参院総務委員会で自民党の藤川政人氏の質問に答える形で、「一つの番組のみでも国論を二分するような政治課題について・・・」と解釈変更(補充)を行なったのだ。
この答弁内容は、まさに礒崎補佐官が総務省側と決めた解釈と一致している。(-"-)
それゆえ、高市大臣にもこの解釈変更(補充)の責任はあるし。いくらメールを出して来ても、その責任は変わらないと思うmewなのである。(`´)
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