【コロナ・・・立民党の小沢一郎氏がコロナ感染し、病院で経過観察しているとか。<持病があるので心配。お大事に。>
先週、医療関係者の人たちが「何かコロナの感染者数が下げ止まっている」「卒業式などもあったし、春休み中の観光、イベントなど人が密集する場所が増えているし。下手すると、もう底を迎えてリバウンドしちゃうのかも」と言ってたので、mewの仕事場ではマスク&アクリル板外しを見送ったのだけど。<感染者数が300人になったら、全面解禁しようかって言ってたんだけどな~。>
案の定、昨日の東京の感染者数は今月1日以来、1000人を超えることに。23日(木)から6日連続で感染者が増加し、1週間平均も100%増を超えた。北海道なども同様の傾向にあるようで、全国の感染者数もやや上り気味だ。<しかも、春休み中ゆえ、具合が悪くても感染検査をしない人が増えているので、もっと感染者がいるだろうし。マスクを外す人、混んだところに行く人が増えているし。海外から変異株がはいっているというし。う~ん。>
もう政府も日本全国も、脱コロナ状態になっているので、この流れが止まらないのだろうけど。高齢者、基礎疾患などがある人、コロナ感染にナーバスな人は、油断せぬよう。ちょっと気を付けた方がよさそうですよ!(・・)
あと東京はインフルもまだ流行っている(mew周辺でも、先週、複数名がかかっていた)ので、気をつけましょう。(++)】
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ところで、昨日28日、2023年度の予算はが参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決され、成立した。<今年は立民、共産などの野党のほか、維新、国民などのゆよ党も反対に回った。>
一般会計総額は114兆3812億円と11年連続で過去最大を更新した。
<11年連続で過去最大ということは、安倍第二次政権が始まってから、ず~っと右肩上がりだということですよね!(・・)>
『23年度予算は、防衛費が22年度当初比26%増の6兆8219億円に急増した。高齢化の進展に伴い社会保障費も36兆8889億円と過去最高を更新。歳入不足を補うための新規国債発行額は35兆6230億円で、歳出の約3分の1を借金に依存する構図が続く。(時事通信23年3月28日)』
『岸田文雄首相は予算成立を受け、首相官邸で記者団に対し「予算の早期執行に向け取り組みたい」と表明。同日に22年度の予備費から物価高対策で2兆2226億円の支出を決定したことにも触れ、「引き続き国民生活と事業活動を守り抜くため、切れ目なく対応していく」と語った。(同上)』
今回の国会で、防衛予算や防衛政策の問題が国会でさほど取り上げられなかった&国会で取り上げてもニュースにしてもらえなかったのは残念なところ。<国民の関心も意外に薄いのよね。(-"-)>
大企業は次々と今春からの賃上げを発表しているのだけど。日本国民の9割は中小企業勤務か自営業で、すぐに収入アップするのは難しい状況ゆえ、当面は、しっかりと物価高対策を&少子化対策して欲しいと思う。(・・)
衆参予算委員会で今年度予算の議論が終わると、大きな審議はそこで一段落することになる。来月には、統一地方選が行われるので、多くの議員は選挙モードにはいってしまうことだろう。
礒崎関連文書に関する質疑を行なえる機会も減ることから、政府自民党はこのまま国民の関心が減じることを期待し、幕引きをはかろうとしているように見える。(-"-)
本当は、もっと「政府、特に安倍ー菅政権のメディア介入」の問題について、国会でもメディアでも議論されるべきだったのだが。<mewは、まだまだ続けるけどね!(++)>
当時、総務大臣を務めていた高市早苗氏(現・経済安保大臣)が、同氏に関して書かれた文書4枚分は「捏造だ」と主張。「もし捏造でなければ、閣僚辞任、議員辞職するか」の問いに「結構ですよ」と答えたことから、高市氏の発言の方に注目が移ってしまい、本論があまり議論されなかったのは残念だ。(-_-;)
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しかも、高市氏は結局、最後まで「捏造だ」という主張を曲げず。参院予算委員会で、総務省の官僚が犯罪を犯したかのような言い方までして、閣僚辞任を否定したいたのには驚いた。(・o・)
『高市早苗経済安全保障担当相が27日の参院予算委員会で、衝撃発言を炸裂(さくれつ)させた。放送法の「政治的公平」の解釈に関する総務省「行政文書」が流出した問題で、「複数の職員に確認をした結果、この文書が〝差し込まれた〟ことについて、その事情は理解した」「公訴時効は過ぎている」などと語ったのだ。(略)
注目の答弁は、立憲民主党の石橋通宏参院議員の質問時間に飛び出した。石橋氏は、総務省情報流通行政局職員の証言を引き合いに「(高市氏への)レクや報告がなかったのはあり得ない」などと迫っていた。
これに対し、高市氏は「(石橋氏の指摘は)情報流通行政局にいた方だけの証言を抜粋した。大臣室側、私へのヒアリングが出てこない」などと、切り取りを批判した。
さらに、流出文書について、同党の小西洋之参院議員から3月1日に質問通告を受けた経緯を振り返り、「『正確性を確認するべきだ』として、拝見した結果、この時期に、こういったもの(文書)で、私や安倍(晋三)総理の名前が(文書に)使われた経緯がどういうことだったのか、瞬時に理解した」と答えたのち、冒頭の「差し込み」発言を放ったのだ。
高市氏に関する4文書はすべて「作成目的」が不明で、うち3つは「作成者」「配布先」がともに不明だ。
これを踏まえて、高市氏は「1枚は記録者が入っている。(文書に)入っている方々について『法的問題はない』『既に公訴時効も過ぎている』といったこともしっかり確認したうえで答弁した」と述べた。
「差し込み」「公訴時効」という発言は、官僚側による違法行為を示唆しているように聞こえる。(ZAKZAK23年3月27日)』
『高市早苗経済安全保障担当相は28日の参院予算委員会で、立憲民主党の杉尾秀哉氏から放送法に関する総務省の行政文書を巡る問題で引責辞任するよう求められ、「杉尾氏に言われ、何らやましいこともないのに閣僚の職を辞するということはない」と否定した。
高市氏は自らが登場する4枚の文書に関し「作成者も配布先も目的も不明だ。いわば怪文書の類だ」と指摘。高市氏はこれまで文書を「捏造(ねつぞう)」と述べてきたが、「偽造でもなく、変造でもなく、捏造だとかなり配慮して申し上げた」と語った。(産経新聞23年3月28日)』
『「『偽造』とか『変造』というきつい言葉、要は法にかかる言葉はあえて使っていない。そこはよくよく私なりに、今も総務省に愛情を持っている。どなたかを罪に問うような意図はなかった」とも述べた。(略)
高市氏の「捏造」発言に対し、総務省は「捏造があったとは考えていない」として、高市氏の主張とは異なる立場をとっている。(日刊スポーツ23年3月28日)』
最後は、「本当は違法行為をしたとわかってるけど、愛情をもって、言わないでおいてあげるわよ」と言ってるかのような感じさえしてしまう。(~_~;)
高市氏は14~17年、19~20年と安倍内閣で4年間も総務大臣を務めていた。
今回、高市氏が奈良知事選に擁立した候補も、高市氏の総務大臣秘書を務めていた元総務省の官僚で、総務省と全面対立しているとは思えない。<秘書筋からの情報があるのかな。>
ただ、高市氏は3日の参院予算委員会で、「悪意を持って捏造されたものだ」「受信料引き下げなどでNHKに対して厳しい姿勢をとっていた。私の態度が気にくわなかったんだろう」などと述べていたことから、総務省の特定勢力との確執があり、彼らの仕業だと思ったのかも知れない。(「」内は朝日3.2)
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今回の高市氏の「捏造」や「辞職」発言に対して、野党は結局、グダグダと攻めあぐねた上、逃げ切りされてしまう可能性がある。(~_~;)
『野党の国対幹部も「本来の追及ポイントは所管外の首相補佐官が口をはさんで放送法の解釈をねじまげたことなのだが、高市さんからけんかを売られて焦点がずれた」と認める。「言った言わないの繰り返しは与党のみならず、『何度も同じことを聞くな』という野党への不信も招いてしまった」と歯ぎしりだ。(神奈川新聞23年3月29日)』
捏造だったかどうか白黒つけるのは容易ではないものの、今回の言動で、高市氏の党内の立場や世間からのイメージが低下した可能性が大きいので、野党の追及もそれなりに効果があったとは思うし。正直なところ、もう高市氏の発言問題に振り回されたくはないと思う部分もあるのだけど。
でも、もし高市氏の言うように、高市氏に関する文書が「捏造」であって、官僚が違法行為を行なっていたのであれば、たとえ公訴時効が過ぎて罪に問われなかったとしても、それこそマジで国会で問題にすべきことなのではないかと思ったりもする。(**)
また今回のことで、安倍ー菅政権では、モリカケ桜の件も含め、官邸と各省庁との間で、これまでにないような取引や決めごとが行われ、自分たちの好き勝手に国政運営が行われていたんだな~と改めて思ったし。そのことを国民にもっと知ってもらいたいと思うmewなのである。(@_@。
THANKS