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【JRA・・・春のGI第一弾、トロットスターも優勝した高松宮記念(芝12)が26日に行われ、何と12番人気のファストフォース(7牡)with団野大成が優勝した。西村調教師も、5年めの団野騎手も初めてのGI勝利だった。(*^^)v祝
この日はズブズブの不良馬場で、「これは荒れるな」という感じだったのだけど。案の定、人気上位のスピード馬は自分の力が発揮できず。<何分にも優勝タイムが1分11秒台だもん。^^;>
2着には2番人気のナムラフレア(4牝)、3着に13番人気のトゥラヴェスーラ(8牡)がはいって、三連単66万円の荒れ荒れだった。<かろうじて13-15のWをゲット。12Rで増やすも、佐賀、高知最終でやられる。(ノ_-。)>
海外GIにはあまり興味がないので、ドバイは観戦すらせず。パンサラッサを応援していたので、シーマクラシックの映像だけ見たけど。パンサは得意の逃げパターンに持ち込めず10着に。イクイノックス(4牡)がすごく強~い勝ち方をしたのには驚いた。<大阪杯のタイトルホルダーも59kg背負ってたのに強かったですね~。(@@)>ドバイでは、ウシュバテソーロ(6牡)がワールドCを勝利。デルマソトガケ(3牡)がUAEダービーを制したようだ。(*^^)v祝】
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今回は、統一地方選絡みの話を・・・。
地方の首長や議員の選挙でも、女性の働き方(政治参画含む)やLGBT(Q)、同性婚をどう考えるかという点は、重要な争点になる&すべきだと考えている。
国政とは別に、それぞれの自治体でも独自に女性に関する施策を行なっているし。 LGBTに理解を示し、同性カップルを認証するシステムを作ったりしているところもある。(・・)
<たとえば、東京の渋谷区、世田谷区は条例によって、2015年11月から同性カップルを対象に「パートナーシップ証明書」を発行しているし。東京都も昨年11月から「パートナーシップ宣誓制度」を導入。これにより、同性カップルも、住宅や医療、福祉の面で、結婚しているカップルと同等に扱われることになる。>
もちろん本当は、国レベルでもっと女性活用の施策が設けられたり、同性婚を認める法律が作られたりすることが望ましいのだけど。自民党の超保守派の抵抗が強く、LGBT差別を禁止する法案さえ、なかなか作ることができないのが実情だ。
そんな中、有権者の声が直には寧されやすい地方行政、地方議会でそれらを認めて行くことには大きな意義があると思うし。
個人の感想だが・・・女性やLGBTのことを真剣に考えたり、差別的な発想をしない国や自治体、首長や議員は、住民みんなの人権や生活などを大切にしようとする姿勢があるように思える。(++)
ちなみに、維新の馬場代表は、女性の政治参画について、こんな話をしたという。(-"-)
<この馬場代表の発言は、議員候補者の一定数を女性と定めるクオーター制度のことを念頭に置いたものだと思われる。>
『「24時間選挙のことを考え、実行できる女性少ない」 維新・馬場氏
■日本維新の会・馬場伸幸代表(発言録)(選挙における女性候補の擁立について)選挙は非常に厳しい戦いだ。女性の優先枠を設けることは、国政でも地方議会でも我が党としては全く考えていない。衆院選でも、選挙区でたった1人が当選するという厳しい選挙の中では、私自身も1年365日24時間、寝ているときとお風呂に入っているとき以外、常に選挙を考えて政治活動をしている。それを受け入れて実行できる女性はかなり少ないと思う。
女性が政界に進出するのはウェルカムだが、今の選挙制度が続く限り、女性枠を設けてもなかなか女性が一定数、国会や地方議会に定着することは難しいと思う。選挙制度、定数削減とともに考えていく。(記者会見で)(朝日新聞23年3月28日)』
<「風呂にはいっている時には、何を考えてんだ?」「入浴中こそ、落ち着いて選挙について考えられるのではないか」とかツッコミたくなるmew&周辺。・・・馬場代表は、今度の地方選で当選者が600人出せなければ代表を辞任するそうなので、尚更に選挙のことでアタマがいっぱいなのかも。^^;>
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まず、そもそも政治家たる者、ましてや政党代表たる者が、1年365日24時間、選挙のことばかり考えているようでは問題だろう。(-"-) <党代表は国の政策&党の施策や、党運営について考えてくれないと。^^;>
しかも、「常に選挙を考えた政治活動を実行できる女性はかなり少ない」というのは、女性に対する偏見があるのではないだろうか?(**)
これは国会議員の話だが。日本では女性議員は、衆院が463名(欠員2名)中46名で9.9%、参院は248名中64名で25.8%。総計では713名中110名で15.4%しかいない。(2022年9月現在)
世界各国の女性議員の率(二院制の場合、下院・衆院の率)を国際比較した調査では、日本は約200カ国中165位。OECD諸国の中で最下位だ。(~_~;)
それを受けて、昨年7月の参院選では、与野党ともできるだけ女性の候補者を増やそうとする動きが見られ、女性議員の数が過去最高の25.8%に達したのだが。当選者に占める女性割合は、立憲で52.9%、共産で50.0%に達したものの、自民は20.6%、公明は15.4%、維新は25%で、全体の足を引っ張る形になった。(-_-;)
自民や公明、維新は、そもそも候補者の数が30%以下しかおらず。このような状況を改善するために、10年以上前から国会や政府の男女参画局では、国会・地方議員の選挙などで、候補者の一定数を女性と定めるクオーター制度を導入することが検討されているのだが、自民党が消極的ゆえ、なかなか話が進まないという。(~_~;)
維新の会は、オモテ向きは「改革」を唱えて新しい政治を目指しているように見えるのだが。元代表の松井一郎氏も、現代表の馬場伸幸氏も戦前志向の日本会議系の超保守派。もしかしたら、女性に関しても、いまだにかなり古いor保守的な考えを持っているのかも知れず。(-_-;)
各地の有権者の方々には、投票する前に、その辺りのことも考えて欲しいと願っている。(**)
もう一つ、有権者に重視して欲しいのが各政党や候補者が、LGBT(Q)や同性婚にどれぐらい理解を示しているかということだ。(++)
日本は、今年5月に開かれるG7広島サミットの議長国。しかし、日本はG7で唯一、LGBTの差別を禁止したり、同性婚を認めたりする法律が全くない国なのだ。(ノ_-。)
6月には栃木県日光市で、ジェンダーやセクシュアリティ(性自認、性的志向など)なども対象にした「G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合」も開かれるだけに、岸田首相や閣僚、自民党幹部の一部は、何とかそれまでに「LGBT法案」を成立させたいと考えているのだが、自民党内で同法案を担当している稲田朋美氏は、党内が非協力的であることにアタマを悩ましている。
『LGBTQ理解に批判4000件、サミット目前に動けぬ自民・進まぬ議論
(ブルームバーグ): 自民党の稲田朋美議員の選挙区で落選運動が展開されたのは2年前。LGBTQなど性的少数者への理解を深める法案作成に奔走した後のことだ。主要7カ国(G7)広島サミットを前に国内外から改めて同法案の成立を求める声が上がる中、稲田氏が受けたバッシングの数々は同党内での議論を停滞させている。
「1ミリも進んでいないんです」ー。2021年に超党派の議員連盟で性的少数者に対する「理解増進法」作成の自民党責任者を務めた稲田氏は23日のインタビューで、膠着(こうちゃく)している党内議論にいら立ちを見せた。今年新たに組織した議員連盟は2月15日に総会を開いたが、次回の開催見通しすら立っていない。
同法案は、21年に与野党の責任者が合意し、野党は党内手続きも済ませた。しかし、自民党の総務会では党三役の預かりとなり宙に浮いたままだ。表向きの理由は「国会日程の調整」だが、一部保守派は法案の「差別は許されない」という表現に強く反発をしていた。
党政調会長も務めた稲田氏はSNSで理解を呼びかけたが、寄せられたのは4000件余の批判コメントだった。「非常識極まりない」「左翼の餌食」など心ない言葉が並び、同年秋の衆院選では「国民の敵」「絶対投票しないでください」などと書かれたチラシまで配られた。
稲田氏は、LGBTQについて表立った議論ができないのは、「バッシングの事実が、抑止力になってしまった」ためだと感じている。4月9日には道府県と政令指定都市で、23日には市区町村でそれぞれ首長と議員の選挙と衆参の補選も予定されている。性的少数者への意見を明らかにすると投票行動に影響する可能性があり、党内議論は立ち往生が続く見込みだ。
共同通信社が2月11ー13日に行った世論調査では、同性婚を認める方がよいとの回答は64.0%で、認めない方がよいの24.9%を大きく上回っている。年代別調査では、30代以下で81.3%が賛成したのに対し、60代以上の賛成は51.4%にとどまった。(ブルームバーグ23年3月29日)』
もし地方選で、LGBT差別禁止や同性婚に積極的な首長や候補者が当選すれば、自治体での対応も変わるし、政府与党にも圧力をかけることができるわけで。
是非、有権者の方々には、それも考慮して投票して欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
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